あるH×H二次でやってたネタに感銘を受けて、小生もやってみました。
頭空っぽにしてご覧ください。
1.
弾「一夏が手の甲に『牛乳・卵・食パン・九十九、殴る』って書いてたから、九十九は謝るか逃げろ」
2.
本音「ネットの中でだけ気が大きくなる人のこと、なんて言ったっけ〜?」
シャル(ネット弁慶の事かな?)
本音「あ、思い出した〜。デジタルゴリラ!」
シャル「待って本音。それは思い出せてないよ!?」
3.
一夏「椅子で寝てたからか?箒が妙な勘違いして駆け寄ってきて『一夏!死ぬな!嫌だ!私はまだ何も言えてない!』って、ドラマチックに仮眠の邪魔された。あと、起きたら起きたで何でかキレて殴られた」
九十九「一夏。それはお前が怒って良い」
4.
シャル「電車に乗ってた時、九十九の携帯が鳴ったの。九十九は携帯に出て『一夏か?今電話の中だから、電車は後でかけ直す』って通話を切ってから、一言呟いたんだ。『……逆だった』って」
5.
本音「購買で買った5kgのお米を赤ちゃんみたいに抱いて運んでたら〜、なんか愛おしくなっちゃって『早く帰ってご飯食べようね〜』とか話しかけてたんだけど……ご飯……この子だ」
九十九「君は何に母性本能発揮させてるんだ?」
6.
弾「すれ違いざまに『さっきの人かっこよかったね!』ってJKに言われたぜ!」
九十九「すれ違いざまに『さっきの人』ならば、それはお前の事ではないな」
7.
一夏「のほほんさんが言った『7月でこの暑さなら、12月はどうなっちゃうのかな〜?』がジワってる」
8.
鈴「弾。あんた彼女とか作んないの?」
弾「お前は俺と付き合いたいとか思ってくれんのかよ?」
鈴「なるほど!」
弾「なるほど、じゃねえよ!」
9.
九十九「子供の頃、近所のスーパーで『ごはんですよ』を探していたんだが、何をどう間違えたのか『おかあさんといっしょってどこですか?』と訊いてしまった事がある。……しばらくその店には行けなかったよ」
シャル・本音((か、可愛い!))
10.
九十九「暇を持て余して、戯れに昼寝中の本音の口に甘栗を入れてみたんだが『え?なに?なに?な……に……』と言いながらまた寝てしまったので諦めて本を読んでいたら、5分程してから小さくベッドから『あ、栗だ〜』と聞こえた。可愛すぎる」
11.
シャル「今日の本音の寝言『あ~、それなら800ピヨンもあればだいじょうぶだよ〜』……何の単位だろう?」
12.
一夏「風邪で寝込んだ九十九に『食欲はあるか?』って訊いたら、『おかずによる』って返したから大丈夫だって確信した」
13.
清香「村雲くん、窓から下を見た女性が傘をさしてました。傘は何色ですか?」
九十九「ふむ……上から見て性別が分かるという事は透明な傘をさしていたに違いない。つまり、透明なビニール傘だ」
清香「……論理的に答えてくれた所悪いんだけど、これ『恋人に着て欲しい水着の色』っていう心理テストなんだよね……」
九十九「なんだ。なら合っているよ」
清香「え?」
九十九「え?」
14.
鈴「メールアカウントのパスワードを忘れたから、秘密のパスワードを入力しようとヒントを見たら『胸』だったのよ。見間違い?いや、何度見ても『胸』よね。『胸』って何よ?意味分かんない。って思いながら『絶壁』って入れたら、合ってた」
15.
弾「あれ、何つったっけ?ほら、人魚みてーに下半身が馬で……」
一夏(ケンタウルスの事か?)
弾「上半身は馬のやつ」
一夏「全部馬じゃねえか」
16.
ラウラ「うたた寝している嫁を起こしたら、何やら目を細めて『……虫かと思ったらゴミか』と言って私の服を払ってくれた。一瞬、私の事かと思った」
17.
シャル「部屋にGが出て、ラウラが雑誌で叩き潰そうとしてたから『これ使って!』って殺虫スプレーを手渡したら『すまん!』って言いながらスプレー缶でGを叩き潰したから、そのスプレー缶は捨てたよ」
九十九「らしいと言えばらしいな」
18.
九十九「本音と服を買いに行った時の事だ。服を試着した本音と店員さんのこんな会話が聞こえてきたんだ」
店員『苦しい所ございませんか?』
本音『う〜ん……値段ですかね〜』
九十九「いや本音、そこじゃないぞ。と思いつつ、上手い事言うなあと感心してしまったよ」
19.
セシリア「鈴さんと簪さんが日本の泳げたい○きくんのメロディで『無い乳無い乳寄せてもペッタンコ』と歌ってましたわ」
九十九「自虐のクセがすごい」
20.
千冬「代表候補生時代、部屋にスズメバチが入って来て、情けないがパニックになっていたら、真耶が『大丈夫です先輩!私の後ろで待っててください!』と満面の笑顔でチャッカマンに火を着けてスプレー缶を噴射。即席の火炎放射器で焼き払った。という事があった。あの時はスズメバチより真耶の方が余程怖かった」
21.
九十九「父さん、どうしたんだ?そんな深刻そうな顔をして」
槍真「あー、ちょっと悩んでいる事があるんだけど……出来れば放っておいてくれないか?」
九十九「ああ、分かった。所で話は変わるんだが……父さん、少し髪薄くなってないか?」
槍真「うん、話変わってないね!」
22.
弾「携帯の機種変更の時、5万位で携帯屋のお姉さんの番号とメアドを入れてくれるオプションとかねえかな?」
九十九「例え本物の番号とメアドを入手できたとしてどうする?そこからどうかなると思うのか?どうかなるのか?どうかできる人なら、5万出さずとも番号とメアドを入手できるだろうに」
一夏「九十九、もうやめてやれ!そんなわかりきった事でも、弾には鋭い言葉のナイフになんだぞ!それ以上言ったらもうお前は鬼だ!人の皮を被った鬼畜だ!親が泣くぞ!」
弾「一夏の言う通りだけどよ、むしろお前の方が心抉ってるわ‼」
23.
箒「九十九は年下、と言うより子供に比較的甘い奴だと思っていたが、以前ファミレスで騒いで走り回る子供の肩に優しく手を置いて引き寄せ、目を合わせた上で『少年。顔も普通、頭も良くない、才能もないとした場合、せめて行儀は良くしておかないと……死んだ方が価値の有る生き物になるぞ』と満面の笑みで言い放ったのを見てから、考えを改めた」
24.
シャル「メールの着信音を猫の鳴き声にしてみたんだ。これだと、スパムが来てもイラッとしない。むしろスパムでもいいからもっと鳴らないかなって思っちゃう」
九十九「君はいいかも知れないが……実はそれ、結構迷惑だ。さっき電車の中で『ニャアン』って言わせて、『猫が乗ってるのか!?どこだ!』といらん期待をしてしまったし。がっかりさせないでくれ」
シャル「わ、なんか九十九が色々と可愛い!」
25.
一夏「セシリアが初めてコタツに入った時『……悪魔が人間を堕落させる為に作ったに違いありませんわ!』って言ったから、深く同意しといた」
26.
シャル「ラウラが寝言で『これは……ミイラだな。……湯を……』って言った。戻すつもりかな?気になって聞き耳を立ててたら『……フタをして……』ってまた呟いた。……戻すつもりだ、お湯で」
27.
鈴「小学生の時の話なんだけどさ。一夏と弾がお互いに『ビタミンC!』『コレステロール!』って叫びながら喧嘩してんの。九十九が『喧嘩になったら必殺技っぽい感じの単語をひたすら叫べ。楽しくなって喧嘩を忘れるか、疲れ果てて喧嘩の原因なんてどうでもよくなるから』って言ってたのを、実行してたみたい」
九十九「適当に言っただけなのに、まさか実行していたとは……」
28.
槍真「藍作は、酔うと稀に何にでも謝る『謝罪上戸』になるんだけど、先日、酔い覚ましにと思って自販機で水を買って渡したら、『南アルプスのなぁ……折角広い土地で流れてたのに……くうっ……!人間のエゴで……こんな小さなペットボトルに詰められて……。すまん!許してくれ!』って、水に凄い謝ってた」
29
本音「結婚したら旦那さんにあれ言ってみたいな〜。お風呂でわたしとごはん食べる?って」
清香「とっても効率的だけどさ、そんな常套句は無いよ」
30.
九十九「中学時代、弾が授業中に居眠りして、先生が『眠いと思うから眠いんだ!起きろ!』と怒ったんだが、『先生!俺、モテると思ってモテた事ないです!』と言い返したのは良い思い出だ」
31.
一夏「ある曲を脳内再生してると、途中で別の曲になるって事あるよな?あの現象に名前ってあんのか?」
九十九「私はシンプルに『妖怪曲替わり』と呼んでいる」
弾「もうそれが正式名称でよくね?ってくらいピッタリだな」
32.
本音「老人ホームって、なんか失礼な呼び方だよね〜。他にいい名前ないかな〜」
九十九「ふむ……『死ぬ間際ファミリーと森のおうち』なんてどうだ?」
シャル「上手い事言ったのは認めるけど、失礼どころじゃないからね、それ」
33.
一夏「ところで、話は360度変わるんだけどさ」
弾「変わってねえよ」
34.
箒「『こいつもう我慢ならん、殴ってやると思う程腹の立つ相手がいたら、勢い任せに殴るのではなく、完全犯罪で殺害する方法を考えろ』と、真顔で九十九が言っていた。埋める場所、燃やす場所、道具まで詳細に考えて、途中で面倒になればそれでいいし、考えが纏まればいつでも殺せる安心感で気が楽になると言われた時は思わず納得したが、後でよく考えてみたら物凄く怖いぞそれ!」
35.
鈴「今朝、箒に『さっきスカートのホックが絡んだんだが……胸が邪魔でホックが見えなくてな……胸を潰しながら頑張ったんだが、大変だった。鈴、下を見てみろ。お前にはホックが見えるな?……些細な幸せに気づいただろう』って言われた時、うっさい大きな不幸に気づいたわよ!って怒鳴らなかったあたしは偉いと思う」
36.
九十九「シャルが私を夜中に叩き起こして、かなり理不尽な理由でキレだしたのだが、そのキレた理由というのが夢の中で私がシャルを庇ってシャルの目の前で死んだからで、私がいくら『大丈夫だ、落ち着け』と宥めても、泣きながら『どこの世界に一番大切な人が自分のせいで死んで大丈夫な人がいるの!?謝って!酷い夢に主演してすみませんでしたって!早く‼』と怒られた。物凄く理不尽な逆ギレのはずなんだが、文句が何も言えず、それどころか本気で申し訳なくなってきて、土下座で謝った」
37.
八雲「スーパーで売られてた化粧水の謳い文句で『全て地球由来の成分!』っていうのがあって、他の化粧水の材料は何処の星から持ってきたのかしら?って宇宙に思いを馳せてしまったわ」
38.
鈴「弾に『彼女いる?』って訊いてみたら『いる。くれ』って即答されたわ。ごめん、やれない」
39.
さゆか「お二人に『一度でいいから好きな方に着て欲しい服は?』と訊いてみたんですけど、織斑くんの『ウェディングドレスかな?』よりも、何気に村雲くんの『喪服以外なら何でも良いよ』という答えの方がイケメンでロマンチストだと思うんです」
40.
弾「小腹が空いたな……。九十九、なんか甘いもん持ってねえ?」
九十九「甘い物?……シャルと本音からのメールなら」
弾「ありがとよ、死ね」
41.
一夏「あずきバー買った時に万引きに遭遇した事があったなぁ。俺に向かってきたから足引っ掛けて転ばせて、殴りかかってきた手をひたすらあずきバーで叩き落としたら、相手が泣き出して警察に引き渡された。後で警察に『何で殴ったんだい?』って訊かれたから、『あずきバーです』って答えたら、警察も店員さんも迎えに来た千冬姉も『ブホッオ!』って吹き出してた」
42.
ラウラ「九十九、世界で一番人を殺しているのは、やはり核ミサイルなのか?」
九十九「いや、砂糖だ」
ラウラ「えっ……では二番目は?」
九十九「煙草だ」
ラウラ「三番目は……?」
九十九「塩だ」
43.
シャル「コンビニでみりんを買ったら年齢確認された……。道理はわかるよ、確かにみりんはお酒だもの。だけど、もし仮に未成年でみりんを買って飲んでる人がいたら、最高にロックだと思うんだけど」
44.
弾「出産シーンを不妊に悩む人に配慮が足りないって言うならよぉ、健常者がTVに出てる時点で障害者に配慮が足りねぇし、美味そうに高い物食ってるシーンは貧乏人に配慮が足りねぇし、濃厚なラブシーンは俺に配慮が足りねぇよ」
45.
一夏「『もし世界中の人が全員君の敵になったとしても、僕はずっと君の味方だよ』みたいな歌詞あるよな?この手の歌詞を聞く度にそう言える彼氏格好いいなよりも、彼女は一体何したんだ?って思うのは俺だけか?」
46.
九十九「眠気覚ましにいいかと思い、初めてエナジードリンクを飲んだのだが、『ああ……布団に入って……寝たい……』が『ああっ!!布団に入って!!寝たいっ!!』になっただけだった」
47.
セシリア「まだ料理が苦手なので練習しているのですが、先程包丁を持っていたらルームメイトのクリスさんに『それは貴女が手にしていい物じゃないわ……ゆっくりこっちに渡して』と刑事ドラマみたいに言われましたわ」
48.
シャル「本音が『なんで夢にCMが挟まるんだろ〜?』って訊いてきたんだ。……え?挟まってるの?」
49.
虚「本音が全然起きてこないので『早く起きなさい!』とLINEしたら『朝日、スーパーツゥラァァァイ!』と返してきて、飲んでいた牛乳を吹きました」
九十九「勢いは秀逸ですね」
50.
槍真「結婚にあたって『笑いの絶えない家庭にしたい』と抱負を述べる人がいるけど、一既婚者としては『薬物をキメない限りほぼ不可能』という意見しか僕は出せないよ」
51.
本音「つくもん、テレビでヘルニア国物語やってるよ〜」
九十九「それはナルニアだろう」
シャル「ヘルニア国って、すごく辛そうだね」
52.
弾「一夏が言い出した『生足魅惑のマーメイドって事は上半身は魚だよな』が頭から離れねぇ」
53.
八雲「子供の頃に、九十九と一夏君がアニメみたいな技名を叫びながら相手を叩き合うって遊びをしてたの。九十九の『エクスカリバー!』とかは微笑ましく見れたんだけど、一夏君の『はああっ!エクスキューズミー!』は耐えられなかったわ」
54.
セシリア「……25秒前のわたくしに一言。『紅茶にチューブのおろしショウガを入れてジンジャーティーにしましょう』と思うのはよいのですが、チューブをよくご覧なさい。それはニンニクですわ」
55.
九十九「本音に『つくも、そこに正座して〜』と少し怒った風に言われ、何か怒られるような事をしただろうか?と思いながら正座したら、そのまま私の膝を枕にして寝始めた。完全に騙された」
56.
蘭「お兄の言い放った『甘いマスクとかメロンじゃねえか』っていう謎のツッコミのせいで、一夏さんを見る度にメロンしか浮かばないの、少しキツイです」
57.
九十九「千冬さんに『よかったらこれ、食べてください。いらなければ捨てていいです』と言うつもりが、『これ捨てるつもりだったんですけど、良かったらどうぞ』と言ってしまった事があったな。その後?殺人拳骨貰ったよ」
58.
《美味しいチャーハンの作り方》
八雲「まずは田んぼを用意します」
槍真「ちょっと待って」
59.
一夏「セシリアに飯炊くのを頼んだら、炊飯器からポップコーン作る時みたいな音してんだけど、あの中で何が起きてんだ?」
60.
弾「九十九から『形態変えたぞ』ってラスボスアピールメール来た」
61.
セシリア「一夏さん。塩ひとつまみはこれくらいでしょうか?」
一夏「それは塩ひとつかみだな」
62.
弾「一夏、九十九、知ってたか?消火栓の赤いランプのカバーは、極めてBに近いAカップだ!」
一夏・九十九「「測るな!」」
63.
九十九「朝、鏡の前でふざけて『鏡よ鏡、世界で1番格好いいのは誰だ?』と言ってみたら、後ろから本音が『つくも』と言った。本音もふざけてノッてくれたのかと思ったら、眠そうに目を擦りながら『……ちょっと邪魔〜』と言われた。寝ぼけていて私の発言を聞いていなかったのが唯一の救い」
64.
一夏「ゴキブリって屋外で見るとなんでもねーのに、室内で見るとビックリするのは何でだろうな?」
九十九「その辺の見知らぬおっさんだって、外ですれ違うだけなら怖くないが、自分の部屋にいたら怖いだろう」
65.
本音「駅のホームでポケットのゴミをポイ捨てしてる人がいて、落としましたよ〜って声をかけたけど睨みつけられたから、その人の落とし物を拾って改札口まで戻って駅員さんに渡したんだ〜。ホームに戻ったら特急が停車してて、さっきの人が駅員さんともめてたの〜。わたしは特急じゃなくて快速に乗ったからその後は分かんない。落としましたよって言ったのにね〜。ガムの包み紙と、レシートと、特急券」
66.
楯無「駅のホームに字が流れる電光掲示板ってあるわよね。今日何気にその電光掲示板見てたら−−」
電光掲示板『架空請求にご注意ください』『使った覚えの無いアダルトサイトなどから』『利用料などを請求してくる悪質な』『電車がまいります』
楯無「とか言われたわ。何それ怖い」
67.
鈴「中2の時、英語の先生がSに『昼飯を英語で何と言うか』って訊いたの。先生は多分『Lunch』って答えさせたかったんだろうけど、Sはわかんないみたい。先生は『お前がいつも食ってる奴だ。それを英語っぽく言ってみろ』ってヒントを出したげたの。十数秒後、Sの口から『
68.
弾「RPGの女キャラに『ダーリン』って呼んで欲しくて主人公の名前を『ダーリン』にしたらおっさんキャラに『よう、ダーリン』って言われて速攻セーブデータ消したわ」
69.
一夏「九十九から『死ぬ気でやるのはやめておけ、死ぬからな』と注意され、代替案が『殺す気でやれ』だった。いい台詞なんだけど、あいつの場合多分比喩じゃねえ」
70.
九十九「『冷静に考えたら面白くない』という言い分は『石焼ビビンバを冷やして食ったら不味い』と同じくらい意味が無いよな。冷まさなければいいだろうに」
71.
鈴「一夏が片手にゴーヤ持ってやって来て『なんでゴーヤ?』って思ってたんだけど、弾があたしの思った事をそのままツッコんで、そしたら『へ?……ああっ!?傘じゃねえ!』って叫んで、あたしも弾も腹筋が死んだ。後でそれを聞いた九十九の腹筋も死んだ」
72.
弾「昔、美容室でカットが終わった後にシャレで『俺、イケメンになりましたかね?』って訊いたら、美容師さんに『手は尽しました』って言われた……」
73.
シャル「九十九から待ち合わせに遅れるってLINEが来たんだ。文面は『すまん、携帯を忘れたので取りに戻る』だったんだけど……九十九、君の携帯からLINE来てるんだけど……」
74.
九十九「本音のおやつのドーナツを、シャルがうっかり踏み潰してしまい、ジュースを注いで戻って来た本音が『ド〜はドーナツのど、どうして……』と愕然とした時は、申し訳無いが笑いが止まらなかった」
75.
弾「俺んちの居間のソファで寝てた鈴が、胸触りながら寝言で『えっ?なんで!?胸がない!』って焦ってたけど、逆にいつあったのか訊きてえ」
76.
一夏「変なメールに添付されたフォルダを開いちまって、ウィルス感染して携帯が死んだ……」
弾「今時そんなもんに引っかかるバカがいたんだな」
一夏「だってよ、件名が『下駄箱が全力疾走します』だぜ?」
弾「……バカにしてすまねえ。俺もそれは思わず開けるわ」
77.
九十九「箒、とりあえず『嫌いな人間の言う事は全シャットアウト』をするのはやめろ。それは確実に大損だ。気に入らん人の発言は、使えそうな所だけ敬意を持って拾いつつ、無防備な後頭部が見えたら石を投げつけてやればいいんだ」
箒「……一応訊くが、『無防備な後頭部に石を投げつける』は比喩か?比喩だよな?」
78.
九十九「本音、見てみろ。今日はスーパームーンだぞ」
本音「うわ〜!ホントだ〜!お月さまがはっきりキレイに見える〜!クーデターまで見えるよ〜」
九十九・シャル「「お月さま大変な事になってる!?」」
79.
ラウラ「LikeとLoveの違いとは何だ?とシャルロットに訊いてみたら、『〜だから好きはLikeで、〜だけど好きがLoveだよ』と答えられて、なぜか私より九十九と本音が納得していた」
80.
九十九「クラスメイトの母親に、息子の反抗期について相談されたので『しつこく話しかけると相手を余計に苛つかせるだけです。なので、そうだな……イルカの縫いぐるみを抱えている時は絶対に話し掛けないというルールを作ってはどうですか?』と言ってみたらまさかの採用。これで不機嫌でもお互い安心だし、可愛くて最高と絶賛された」
弾「急にお袋がイルカの縫いぐるみ渡してきた原因お前かよ!」
81.
弾「『肉食系よりも草食系男子の方が好きって女が多いけど、だからって草食系装ってみても全くモテないんだよなー』って雑談で鈴に愚痴ったら、『女の子は羊みたいな可愛い草食系が好きなだけで、イモムシみたいな草食系はお呼びじゃないのよ』って虫けら扱いされて息ができねえ」
82.
シャル「本音が『う〜ん、それはフィフティーン・フィフティーンだね〜』って言ってたんだけど、残りの70はどこ?」
83.
八雲「化粧品を買いに行ったら、販売店のお姉さんが美容液的な物をつけてくれながら『この美容液はDNAに働きかけて遺伝子から変えてくれるんです』と宣ったので、得体の知れない恐怖に打ち震えているわ」
84.
一夏「小学生の時、同級生で出産時に母親が亡くなって父子家庭の女子が男子にその事を馬鹿にされて、そいつを九十九と一緒に懲らしめてやった事があるんだけど、そん時に九十九が言った『ママのおっぱい吸えたからって調子に乗るな』は、来世に残せる名言だと思う」
85.
九十九「つい先日の事なんだが−−」
本音『最近読んだ少女漫画にね〜、好きな男の子に好きって言えないから背中に指で書いて伝えるってシーンがあったんだ〜』
九十九『初々しい話だな』
本音『だよね〜。わたしもやってみたいから後ろ向いて〜!』
九十九『え!?』
九十九「−−という流れで背中に『オクラ』と書かれた。我が最愛ながら、意味が分からん」
86.
鈴「TV点けたら『マシュマロGカップ♥』とか言ってる女性タレントがいて、反射的に『板チョコAカップ』っていう地獄のようなワードが浮かんだ」
87.
箒「九十九が真っ青な顔で携帯をいじっていたと思ったら、いきなり『時間を返せ!』と叫んだから何事かと思って訊いたら見せられた、九十九と本音のLINEでのやり取りがこれだ」
本音『結婚が決まったよ〜』
九十九『相手は誰だ!?どんな奴だ!?私も知っている奴か!?』
本音『一応知ってるかな〜。優しくて、暖かい包容力があって、あと結構脚が細いよ〜』
本音『けどいつも四つん這いで、入ってるとなんでか眠たくなるし、基本夏には会えないんだ〜』
箒「……ああ、うん。それは私も知っている。というか、私も結婚したい」
88.
弾「人間関係でイライラしてたら九十九が『嫌な奴がいる場合、「世の中色んな人がいるから仕方ない」と我慢するよりは「気に入った、殺すのは最後にしてやる」と思った方が精神衛生上良いと思うぞ』と言われて、そう思う事にした」
89.
九十九「本音が忘れ物をしている事に気づいたので急いで外に出た。まだそれ程遠くに行っていなかったので大声で名前を呼ぶと、恥ずかしさと嬉しさが半々みたいな顔をして手を振りながら歩いて行った。……いや、見送りに出たんじゃないから!待ってくれ!」
90.
九十九「男女の友情が崩壊するボーダーラインは『相手に恋人ができて欲しくないと思った時』で、好きという気持ちが確かになるボーダーラインは『相手が今何をしているかが気になった時』で、『好きかどうか分からなくなった』はもう好きではないし、『好きかどうか分からないけど気になっている』はもう好きなんだと思うぞ」
一夏ラヴァーズ「「「べ、勉強になります……」」」
91.
一夏「よくナマコとかを挙げて『最初に食った奴は頭おかしい』とか言うけどさ、どう考えても最初にコンニャク食った奴の方が頭おかしいだろ!?どんな狂気染みた執念が働けば、触れば手が荒れて食べれば舌が痺れる芋を摩り下ろして草木灰を混ぜて丸一日煮込んで食うなんて方法に辿り着くんだよ!」
92.
セシリア「本国の病院でのお話です。『患者は神様だろう!』とクレームをつけてきた中年男性に『患者を神にも仏にもさせねえのが医者の仕事だボケ!』と即答で怒鳴り返した研修医さんに、ロビーにいた人全員で拍手を贈りました。あの方はお元気かしら」
93.
一夏「中学時代、クラスメイトの男子が『告白して振られたけど、まだ彼氏はいないみたいだから諦めない』って言ってたから、『彼氏もいないのに振られたって事は、付き合うくらいなら一人の方がマシって事だろ?じゃあ、絶望的じゃねえ?』って返したらメチャクチャ動揺してたんだけど……俺、何か間違った事言ったか?」
九十九「正論で殴るとはこの事か……」
94.
弾「『恋人と親友が溺れています。どちらを助けますか?』っていう選択、あれよくよく考えるとどっちを助けるかより、『何でお前ら二人が一緒にいるんだよ』って、多分気づいたらいけない疑問にぶち当たった」
95.
一夏「弾が『彼女に裸エプロンでさー、好物の唐揚げとか作って貰うの、なんかそれだけで良いんだよ俺の夢ー』なんて言ってたら、九十九から真顔で『裸エプロンで揚げ物させるとか、お前彼女に何の恨みがあるんだ?』ってツッコまれてた。確かに」
96.
九十九「掲示板サイトで1番『天才だ』と思った返信は、出版スレッドで見かけた『人からの又聞きで本書いてんじゃねーよ!』という発言に対して即座についた『聖書の悪口はよせ』だな」
97.
シャル「九十九が独り言で『猫を飼いたいがあのいらん能力がな……』と呟きながらルンバを撫でてたのが今日のハイライト」
98.
本音「今読んでる漫画に『男らしさを感じないって意味じゃなく、込み上げる愛おしさを素直に言葉にすると可愛いになっちゃう』ってあって、そうそう!って深く賛同」
99.
シャル「一番怖いのは、君に忘れ去られる事」
本音「一番悲しいのは、あなたに愛されない事」
シャル「一番寂しいのは、君に会えない事」
本音「一番くやしいのは、あなたに伝わらない事」
シャル「一番楽しいのは、君と一緒に過ごす事」
本音「一番幸せなのは、あなたに会えた事」
シャル・本音「「これからもよろしくね、九十九」」
100.
九十九「私がこの世界に来たのは多分に神の悪戯だが、そのお陰で私は今二人の恋人と共に幸せを謳歌している。そう考えると、異世界転生もそんなに悪い物ではないと思える。もしまた転生する事があれば、今度もこの二人と恋仲になる事を願う。シャル、本音。我が最愛よ、末永く宜しく頼む」
元ネタがあったとはいえ、僅か4日で書き上がった事に自分で驚いてます。
やれば出来るじゃん小生!この勢いで本編も一気に……書き上げられるといいなあ。