変えた携帯の操作性すげぇ悪いせいでおくれました。
すみません
「くらえ!スキデスカ・水付「河童のポロロッカ」!」
「なにッ!?疑心暗鬼の焔がッ!」
みるみるうちにウールソーの焔は蝋燭の蝋のように消えていった。
それを見たさとりは目を星のように輝かせながら言う。
「魔理沙さん!その機械いいですね」
「私よりも精密に技を表現できてて、素晴らしいです!」
その言葉に。少量の汗をかき、笑いながら魔理沙は、
「へへ、使うか?」
「くれるんですか!ありがとうございます」
そしてその後何とかウールソーを倒し、倒れてしまったら布都を連れ神霊廟をでようとする。すると布都の目が突然夢から醒めたように開く。
「はっ、ここはどこかのう...」
「布都、起きましたか。心配したんですよ。」
涙ぐみながら神子が言う。
「た、太子殿、何故泣いておられるのですか?」
「べ、別に泣いてるわけじゃあありません!埃っぽいせいで目に埃が入っただけです!」
「な、なんだこのボロ屋敷は?」
屠自古はにやけながら、
「布都、コレはお前がやったんだぞ。ニヒ」
「な!そんな筈はない!我はさっき、花に水をあげてたはず、はず?なんだが、その先が思い出せんのう...」
黒石は白石と目を合わせつつ布都に話しかける。
「なんだ、布都だったかな?君は水を上げている時に悪霊に乗っ取られたんじゃあないか?」
「乗っ取る?我は水を上げている時には、特に重さとかは感じなかったがな、ところでだが、お主は誰だ?」
「乗っ取るってそういう意味じゃありませんから。そして私は 「カクカクシカジカ」なんですよ、そしてこの方は「 マルマルウマウマ 」でして」
「なるほど、白石と黒石か、お主らはつまり悪霊なる謎の物体を追ってるわけか。」
「えぇ、しかし、貴方は悪霊に乗っ取られたんですよ」
布都はその言葉を聞いた途端、顔が真っ青になり、顔を下に伏せる。ときせつ横に首を曲げ、神子の様子を見ている。恐らく許してもらえるか心配になったのだろう。しかし、屠自古が自分がやったと決めつけた可能性も考えた。だが、その悪霊というものに乗っ取られたということを聞いた瞬間、じぶんがやったと確信してしまったのだろう。
「えぇと、太子様!申し訳ございませんでした!」
「うーん、しかし、あなたがやったという結果は同じであるのですが、過程が全く違うので、貴女がやったということは。なしにしましょう。ここは」
「ちぇ。残念だ、布都が怒られてる姿見たかったな」
「ただし布都。一つ償いとしてしてもらうことがあります。」
さっきの眼とは違う眼で布都に迫りながらことを言う神子。
「ええと、なんでしょうか?」
「それは、」
「この方々の手助けをすることです。」
布都は少しの間もなく返答した。
「それくらいなら我におまかせを!」
「そうか布都、頑張れー」
「いえいえ屠自古、貴方も行ってもらいます。」
「え、マジですか!」
「私は嘘はつきませんよ」
こうして布都と屠自古がこの悪霊の旅を助けてくれることになった。
しかしまずはこのボロ屋敷、ではなく神霊廟を出なくてはならない。瓦礫が多すぎて大変だ。こいしの無意識の選択で良い道を選んでいく。するとあっという間に夢殿大祀廟に出た。そしたらその次はこの長い道を通り、命蓮寺の墓にでなくてはならない。
「悪霊とはなんなのだ?」
「悪いことをしてるやつだぜ、しかし、魅魔様も悪霊だが、類が違うのかな...」
「あぁ魅魔ね、悪霊って言うけどさ、今回の悪霊は別の言い方があるのかもしれないわね」
「その悪霊はやはり人の意思を乗っ取れるのか!?」
「いやいや悪霊と言ってる時点で当たり前だろ、常識的に考えて。」
と話していると一つの輝きが見えた。きっと命蓮寺の墓場に繋がっているところだろう。
それで少し歩き、その輝きを登る。まわりは墓場だが、いい天気だった。それで命蓮寺辺りに行こうとした瞬間...
ザーーーザーーーゴロゴロゴロ
と天変地異が起きたかのように霹靂が落ちてきたのだ。
「ちょっと待て!雨宿りしてこう!」
「じゃあ命蓮寺にでも入りましょう皆さん」
そしてすぐそばにある命蓮寺にすぐ入っていく。命蓮寺に入るなり霊夢は
「聖ー入るわよー」
の一言を放った。
「もう入ってるぜ...」
その声が聞こえたのか、聖ではないが、緑髪の犬のような妖怪が出てくる。
「皆さん?こんなお揃いでどうかしましたか?」
「すまないわね、雨が降ってきたから雨宿りさせてもらうわよ」
その後に聖が出てくる。
「あら皆さん。こんな大人数で、どうかしました?」
「雨宿りさせてもらうぜ聖」
すると霊夢のポケットから震える音が聞こえてきた。
「ん、何かしら」
霊夢はそれを取り出す。それは、スキマのような色味やデザインをしており、天狗とかが持ってそうなイメージのある物体だった。
するとその画面らしきものににとりが映る
「やあやあ霊夢。驚いたかい?」
「そりゃ驚くわよ、いつの間にかポケットに入ってるんだもん」
「霊夢の持ってるスキマから届けたからね、ポケットに入ってて当然だよ」
「で、これはなんなのよ」
「これは天狗のはたてさんの持っている機械を、参考に作り出した、スキマフォン、またの名をスキマモニターと言うんだ」
そこから突然にとりの姿が消し飛び、ぬえが映る。
「ねぇねぇ、さっき聖の声と響子の声が聞こえたんだが聖に変わってもらってもいい?」
「いいわよ」
「聖、ぬえが呼んでるわよ」
そう言いながらスキマモニターを渡す。
「これは?」
「やあ聖ー!私わたし!ぬえ!」
「ぬえ?通りでいないと思ったら、なにをしてたんですか?」
「いやぁ、小傘と遊んでたら変な黒い靄が飛んできて小傘に入っていったんだ。それから小傘の様子が変になったから、追ってったんだ。前に聖が、人の意識を乗っ取るものは悪霊とか言っていたから悪霊かなと思ってね。」
「なるほど、それでこの方々についてってるわけですか」
「えっ、聖!おまえ悪霊を知ってるのか?」
聖は一つ咳払いをする。
「貴方達がいう悪霊ではないと思いますが、知ってます。」
「そうか。」
「今外で雷と雨が降ってますね。雲の上で取り憑かれた堀川雷鼓が暴れているのかもしれませんね」
「じゃあ空でも飛んで雲の中に入りましょう」
「駄目です。それは死ぬほど危険です。一番安全なのは雷や雨が降ってない雲から行くことですね。」
「たとえばどこだ?」
聖は考えているのか一瞬黙る。
しかし聖の持っているスキマモニターから声がする。
「いい方法があるわ。玄雲海の途中にある黒雲の道、そこから行くべきね」
「天子。そこから行けば幾らかは安全なんだね?」
「えぇ、超安全よ」
「なるほど、黒雲の道ですね」
「聖知ってるの?」
「昔、雨や雷が降った時、そこから雷雲の上に行き、原因を突き止め雨や雷を止めたと聞きます。しかし...」
「しかしなんだぜ?」
「その道には一輪の相棒の雲山のような雲の塊の入道が居り、そこを渡るものを食い止めたとも聞きます」
皆は頭で考える。すると早苗が
「雲と言えば、私と魔理沙さんで協力した技を使い、倒したような気がします」
「しかし、その番人の雲は一体しかいなかったそうで、倒したとしても再び湧いて来るそうです」
「そしてその雲は、
黒雲の道以外には出ないと言われています」
皆は気づいた。今までの例を元に、いつもと違う行動を起こす者は悪霊以外いないと。
「その顔は、悪霊の仕業だ。という顔ですね」
「では、これをあげます」
聖は首にぶら下げてある数珠をとり、
そこに力を込めた。するとその数珠は光り輝きだした。
「それは、あらゆる災いを少しでも防ぐことができます。蒲柳の質な人でも無病息災に過ごせますよ」
「これは頼もしいです。」
それで、雷雨が止んできたので外へ出た。すると紫がおり、何か小さいお椀を持っていた。そのお椀からはとても大きい針が出ていた。
第16章 八雲の雷神の雷〜infinity cloud〜〈完〉
パソコンで編集するのは難しいので正直時間かかります!