IS×GARO《牙狼》~闇を照らす者~   作:ジュンチェ

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誓~Promise~

 

 

 

……今でも、思う。

 

これは悪い夢だったんじゃないかと……

 

また寝て起きれば学園の自室で目覚め、昼は学園生活を謳歌して……夜は魔戒法師として戦う。そんな傍らで姿を消してしまった『アイツ』のことを考えながら1日が終わっていく……

 

……はずなのに

 

 

 

現実はあまりに非情。『アイツ』は死より最悪な再会……ホラーになって現れた。そして、私達に残した傷痕は…まるで、揺れる心を嘲笑うように疼く……

 

 

 

……私は、どうしたら…

 

 

 

 

 

 

 

 

EP『誓~Promise~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザザ……と押し寄せては引いていく波。まだ登りはじめの太陽の下の浜辺を歩く箒…。確か、この先に流牙が居たはずだ。

千冬の言葉のまま、捜しに来たが未だにどうすれば良いか解らない。何を問えば良い…?何を見つければ良い…?

 

「……私は、どうしたら良い?」

 

そんな時であった……

 

「……箒?」

 

「あ……」

 

…いた。少し盛り上がった雑草雑じりの砂丘の上で道外流牙は自分を見ている。心の準備もまだ……頭の中も整理出来ていない。どうする…?

 

「ど、道外……」

 

「丁度よかった。これくらいの石……集めてくれない?」

 

「え……?」

 

不意な頼みだった。あまりの唐突さに面食らった箒…。彼は片手に自らの拳くらいの石ころを持っており、見れば砂丘の一番高い場所に積み上げている最中…一体、何をしているのかは見当もつかない。

取り敢えず、成り行きで手伝うことになり…暫くして出来たのは膝くらいに盛り上がった小山。これに、流木の枝で作られた十字架を刺して、布をはじめとした装飾でドリームキャストのように仕上げる。この時になってはじめて気がついた。

 

「流牙……これは…………」

 

 

 

…墓……なのか…?

 

 

大理石を切り出した立派なものでもないし、そこへ眠る者の名も刻まれていない簡素なものだが間違いないと風に吹かれる流牙の横顔が静かに語っていた……。ここは、大事な人に祈りを捧げる場所なのだと…

すると、少し寂しさを帯びた笑顔で彼は答える。

 

「…母さんの墓なんだ。別にここに母さんがいるわけじゃないけどね。」

 

「…」

 

母の墓……それだけで解ることがある。タケルがかつて身内が存命する者は幸せだと言っていた。守りし者の力と技術は血を巡り、親から子へ託されていくもので即ち、親も騎士や法師であることが常。そして、戦いの中でホラーによって命を奪われることも決して珍しいことではないと…

最初、何故にこんなことにあえて口にするのかと思ったが……

 

つまり、流牙に母はいない。

 

あの時、タケルは流牙を気遣っていたのだろう。

 

「旅をしていた時は行く先々で作ってたんだ。IS学園はさすがに無理だったから、ここに作れて良かった。ここなら海が綺麗だし…」

 

「…」

 

流牙は笑っていた…。自分も心身共に辛いはずなのに……

それなのに、自分は……

 

「……流牙………お前は一夏を斬るのか?」

 

どうしてこうも弱いのだろう。未だに心が荒んで波をたてている……未だに、非情な今を受け入れまいともがいている……

変わらないと解っているのに、割りきれない胸の中。そんな惑いに向かって流牙は鋭く言い放つ…

 

「斬る。」

 

例え、仲間の想い人であろうと容赦はしないと。

 

「…迷いは無いのか?」

 

「無い。」

 

「………私がお前を許さない、と言ってもか?」

 

「ああ。」

 

道外流牙は決してぶれない。魔戒騎士として、未熟でありながらもあるべき道を突き進む…………例え、強大な敵を前にしても…胸の奥の眼が曇ることはない。そんな様子に箒は…自分自身に溜息をつく。

 

「私はお前のようにはなれない。苻礼法師<父>とは解りあえず、束<姉>は裏切り者となり…当の私も守りし者の道を一度は逃げ出した。挙げ句の果てには想い人すらホラーになる始末。なあ、道外…私はどうしたら良い?」

 

弱さと情けなさに…沈み、溺れてしまいそうだった。もう心の拠り所無き今、自分の歩む一寸先すら見えぬほど闇………されど、彼は向き合い笑う。

 

「その答はきっと箒の『ココ』にある。」

 

そして、親指で指したのは己の胸……即ち、…心。

 

「考えても変わらないなら、自分の想いに身を任せてみれば良い。きっと、もがいてみれば掴めるものもあるさ。」

 

「……でも、私は…………お前とは違うんだ。誰もがお前のように強いわけではない。」

 

足掻いても、手を振りかざしてみても…何も掴めないかもしれない。踏み出す勇気も勢いも無いと箒。すると、流牙は少し考えたような素振りのあと……ゆっくりと口を開く。

 

「そういえば、話して無かったよね?俺の過去の話……」

 

え?と箒は唐突な話に戸惑った。いきなりどうしたと思う彼女を見据え彼は語る……

 

「俺がどうして苻礼法師たちと知り合ったのか…どうやって俺は牙狼になったのか………箒にもちゃんと知って貰いたいんだ。俺がどんな人間なのか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★ ☆★ ☆★

 

 

 

 

・Side 流牙

 

もうそれは…何年間も昔の話。俺が母さんと牙狼になる約束をしてから俺は苻礼法師と出逢い、修行をつけてもらっていた。

 

【流牙……貴方は鎧を受け継ぎなさい。私は牙狼にもう一度黄金の耀きを取り戻してみせるから。】

 

その約束だけを胸に、俺は人里から離れた孤島で鍛練を積んでいた……『仲間』たちと共に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・Side 三人称

 

「…っ」

 

どれくらい前だったろう…まだ黒の魔法衣は無く、白の衣に身に纏うのは今より僅かに幼き日の流牙。荒波打ちつける崖の上に立ち……遥か彼方へ想いを馳せる……

 

(母さん……)

 

「おい、流牙!ま~~た、ホームシックか?はははは!!」

 

「…」

 

が……やっぱり、こんな時に邪魔をしにくるいつものふたり。全く空気を読んで欲しいと振り向けば……

 

「タケル、弾…!」

 

こちらも幼い日のタケルと弾…流牙と同じ服装で片手には何やらボロボロなった雑誌らしきものがある。まあ、何かは大体想像はつく……

 

「無人島生活も悪くねぇだろ…なんたってこんな『お宝』が手に入る事だってあるんだからな?」

 

「何がお宝だよ、ただのエロ本じゃないか。苻礼法師に見つかったらどうすんだよ?」

 

彼が手にしているのはボロボロのポルノ雑誌だ。恐らくは風なり海なりから飛ばされたり流されたりしてきたのだろう。全く、魔戒騎士の見習いだというのにこの2名はいささか煩悩が強すぎると流牙は溜息をついた……が、そんな彼に弾は問う。

 

「貴様、それでも男か?テメェの股間には金タマぶらさがってねぇーのかよ?」

 

「お前なぁ……」

 

何かもう呆れて声も出ない。もう良い…傍らに刺していたソウルメタルの剣を引き抜いて黙々と素振りをすることにした。つれない奴とか言われても構うもんか…自分には修行を積み1日でも早く黄金騎士にならなくてはならない。それに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…何をしている貴様ら?」

 

 

 

 

 

「「げぇっ!?苻礼法師!!?」」

 

 

そろそろ来る頃だと思っていた。ぬぅ…と煩悩に満ちていた少年たちの合間に顔を出した自分らの師…魔戒法師・苻礼。完全に予想外だった少年たちは拍子でお宝を落としてしまい、これを苻礼は厳めしい顔のまま拾いあげると隣で待機していた羅号にポイッと投げ渡し……

 

「羅号、それを始末しろ!」

 

一言かけられば、獣の口は『ガゥッ!』と一声したあとにバリバリと紙片を噛み砕き腹の中へとおさめてしまった。お宝の主の悲鳴が響くが元々が見えていた結末なので流牙は笑いも何もしないし…苻礼法師ももっと大事な用があるので気にも留めない。その背後には流牙たちと歳は変わらないがまた苻礼法師並みの仏頂面の少年がひとり。

「ゼオン、良いな?」

 

「はっ!」

 

……彼…『柊谷ゼオン』もまた騎士見習いの服。小降りの剣を取り出すと流牙に突きつけ高らかに叫ぶ!

 

「道外流牙!!此度、我等『黒の団』において筆頭候補を決めることにあいなった!いざ、尋常に勝負をしろ!」

筆頭候補。即ち、誰が黄金の鎧を継承する可能性が高いか見極めるということだろう…確か、他に自分たち以外にも修行を積んでいる『紫の団』『白の団』とかいたような……

 

「相変わらず、硬い……というか、今日は何時にも増して硬いなゼオン。」

 

まあ、良い。

空を舞っていた刃が止まる。流牙は見据えた……どうやら、彼とまともに戦わないといけないらしい。数秒後…互いに身構え、鋭く猛禽のような視線が交錯すると開始の合図も無く激しい剣の打ち合いがはじまる…

 

 

「はああっ…!!」

 

「うぉォォォォォ!!!!!!!!」

 

 

……全ては金色を受け継ぐために。

 

 

 

 

 

☆★ ☆★ ☆★

 

 

 

 

 

「法師は俺が産まれる前から母さんとの付き合いがあって、だから俺を託したって言ってた。」

 

……そうなのか。肉親から付き合いがあるとなれば不思議な縁があるものだ…。まさか、このような形で流牙と自分が繋がっていたとは………

 

「なら、お前は鍛練の果てに黄金騎士になれた……ということだろう。別に騎士なら普通のこと、牙狼だからといってわざわざ語るようなことでも……」

 

「…」

 

「………流牙?」

 

急に黙った流牙。何か不味いことでも言っただろうか…?箒はすぐに振り返ってみるも思い当たるようなことは無い。そんな彼女から目を反らし……打って変わって重苦しくなる語り。

 

「でも、あの日が来た……俺が牙狼を受け継いだ日…大事な『友』を失った日……」

 

 

☆★ ☆★ ☆★

 

牙狼の神殿……

 

 

真っ白な空間…そこには未だに主を待つ漆黒の牙狼が鎮座していた。台座に突き立てられた牙狼剣を挟んで相対する4人の少年たち……

「やっぱり、うちの筆頭は流牙か…!ま、妥当だな。」

 

「ありがと、タケル。」

 

嬉しそうに流牙へ抱きつくタケル……本当、スケベなところはあれどこう感情が豊かで情がある彼を流牙は悪く思わなかった。

 

「ゼオン、お前も悪くは無ぇさ。系譜が途絶えた高位の鎧は何も牙狼に限ったわけじゃねえし……お前なら大丈夫だよ!」

 

「ああ。」

 

一方で、流牙に敗退したゼオンは…何処となく気の抜けた返事で、弾が陽気に励ましていた。すると、改まって流牙に向き直るゼオンはスッと真っ直ぐな視線を向けながら口を開く…。

 

「流牙、俺たちは皆が法師の家系や騎士の家系の次男坊といった本来なら鎧を継承することは叶わない者たちの集まりだった。それが、ここまで来れた…俺は嬉しい。だから、お前には牙狼になってくれ……そして、何時かこの黒の団の皆が一人前の騎士になった時に杯を酌み交わしたい。」

 

「何だよ…急に?ああ、でもそうだな。絶対に牙狼になってみせるよ…約束だ。」

「…ああ、約束だ、違えるなよ?」

 

拳を打ちつけあって誓いの証。もうこの場で黄金の鎧に届くのは流牙のみになってしまったのである………だからこそ、彼は夢を託した。託されたそれを果たすことは誓いとなり、それは流牙の胸に炎として灯る………

 

この時は…きっと、いつか………この場にいる皆が魔戒騎士になれると信じていた。

 

 

 

 

 

 

「………流牙。」

 

 

 

そこへ、フラっと現れたのは苻礼法師だった。いつの間に…

 

「…法師?」

 

「貴様らに伝令を伝える。この島にホラーが入りこんだ…俺と共に討伐任務に同行しろ。」

 

突然、一同がざわめき出した。まさか…この島にホラーいるだと…?まだ彼等は鍛練の身で実践など経ていない……そもそも、陰我のオブジェが無いこの場所でどうして…………

 

『おい、苻礼…!そこの小僧がホラーだ…!』

 

「!」

 

その時、苻礼の手にあったザルバが声を上げた!すると、少年の1人が宙を舞い…一行から距離をとり異形の眼が光を放つ…………

 

『ちっ、魔導具か…忌々しい!』

 

それは…………たった今、誓いを交わしたはずの…ゼオン以外何者でもなかった。

 

「ゼオン、なんで…………」

 

「流牙、ボサッとすんな!」

 

苻礼の一喝が響くも流牙たちはあまりのことに頭が理解しようとしない。そうこうしているうちに、ゼオンは素体ホラーを鎧っぽくした異形『アイアンヘルム』へと変貌。鎖鎌のような尾でタケルを蹴散らすと、流牙へと迫るッ!!

 

「ゼオン!」

 

『俺は…鎧を継げなかった!俺は長男なのに…っ!技も、優れていたのに…っ!俺は…俺は…!!ああぁぁアアアアアアア!!!!!!!』

 

戦い…というよりむしろ八つ当たりであった。鋭い爪が乱暴に、駄々っ子の腕のように振るわれて間に合わせの剣で防ぐばかりの流牙。流し損なった一撃一撃が皮膚を破いていき、紅の飛沫が宙を舞う…このままでは決定的な傷を受けるのは時間の問題だった…。

 

「流牙、はやくソイツを斬れ!もうそれはお前の友ではない!!」

 

「…斬れませんッ!!!俺には…!!!!!」

 

それでも、流牙は斬れなかった…もしかしたら、まだゼオンの意識が残っているかもしれない。そんな淡い期待があった…自分たちが過ごした時間は長いから、絆があるから…と……

 

『死ネ!!!!!!死ねぇ!!!!!!!』

 

「思い出せ、ゼオン!この島で過ごした日を忘れたのか…!?」

 

無論、現実は非情である。血走る魔眼は獲物の首筋を食いちぎるべく狙いを定めた……言葉など届かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーザクッ

 

『!?』

 

 

…しかし、不意をつき投降された刃は背中の節に刺さった。

振り向くと、弾が己の愛剣をとばしてアイアンヘルムの注意を惹いていたのである。

 

「やい、この頭でっかち!!ホラーなんかになりやがって…テメェなんざ素手で充分だ!かかってきな!!」

 

『シュゥゥゥ……』

 

「!?…よせ、弾ッ!!?」

 

無茶。まさに、無茶……だが、あえて少年は賭けた。多分、苻礼法師がなんとかしてくれるだろ…と、安易な楽観視で……

流牙を蹴とばし、一気に反転して襲いかかってくるアイアンヘルムの爪をまずバック転でかわし…振り降ろされる腕を掴んで止める。……よし、時間は稼げる…

 

…………なんて、甘さは…

 

 

 

 

 

 

ーー斬!!

 

 

「……え?」

 

足許を鋭い尾で斬りはらわれてはじめて気がついた。

急に足に力が入らなくなった……いや、足が無くなったようだった。支えを無くした身体はグラリとバランスを崩して倒れ、敵の前に無様を晒す弾。

同時にボトッと流牙の前に落ちた『ナニカ』……それは……

 

 

「あ……ああ……」

 

 

……弾の斬りとばされた『右足』。

 

「ああ……ああああ…」

その時、

 

 

 

「ああああぁああアアアアアアアッ!!!!!!!!!」

 

 

流牙は自分の中で炸裂した血の激流に吼えた。訳もわからず、牙狼剣を血まみれの手で台座から抜き放ち…鎧を纏うとアイアンヘルムの甲皮に刃を叩き込み、めり込んだらそのまま強引に押し込んで胴体を引き裂いた。すると、アイアンヘルムの断末魔が響き惨劇の幕は引かれたのだ。

 

「弾…!弾!!」

 

すぐさま、牙狼は弾の元へ駆け寄る。彼は気絶しており、丸太のような傷口からは血が止まらない……

そこに、苻礼法師が歩み寄ると鎧を解除しその胸ぐらに掴みかかった。

 

「法師!何故、助けてくれなかったんです!?貴方が助けていれば、弾は…!」

 

「俺は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あえて助けてなかった。お前はゼオンを斬るのを躊躇った。だが、無用な情は死を招く…守れなければまたそれも然り。流牙、お前は守れなかった、それだけのことだ!!」

 

 

 

 

…その後、弾は一命をとりとめ足もなんとか縫合された。だが、騎士になるのは絶望的とされ…結果、苻礼法師の指導する『黒の団』での騎士になれたのはタケルと…黄金騎士・牙狼、道外流牙のみであった。

 

 

また、苻礼法師も『鬼の苻礼』の恐れられるようになる……それは、厳しい鍛練ともう1つの逸話があるからだという。

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★ ☆★ ☆★

 

 

「…」

 

…箒は一足はやくアジトに戻っていた。あれから、流牙は『決して、俺は強かったわけじゃない』と締めくくり何処へ去っていった…。箒自身も父の知らなかった過去をどうして良いか解らず無意識に彼のデスクに寄りかかっていた…。

結局、何も得られずに終わってしまった。

 

「……私は…」

 

されど、きっかけとは本当にふとした時に訪れるらしい。ふと、箒はひび割れた写真に気がつき、手をとる。まだ幼き自分と姉…若き父と見習いの騎士の少年たち。いつか、実家の神社で撮影したものだったはず…

 

「…驚いた。まだ、持っていたのか………懐かしい…」

 

そう、あの頃は一夏や見習い騎士たちと遊んだり手合わせしたり………

 

 

 

 

 

 

 

 

……?

 

 

 

「待て、確か…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……一夏の武器は『刀』だったはずだ…

 

 

 

 

To be continued…






☆次回予告

セシリア「届かない、追いつかない……焦燥にまた足がとられてしまう。その負の連鎖を悪魔が笑う!次回『技~Arts~』……でもまだ、私たちは…!」





☆★



お 待 た せ


箒編終了。まさに、物語のターニングポイントというべき場所ですねはい。気をつけて下さいね…真実に近づき過ぎると最近のバイクの人みたいにクリスマスでも容赦なしに消されてしまうかも?

次回はアグリ・セシリア編(予定)。FVAばかりで申し訳ないっすけど更新していきますんで!


では、感想お待ちしてます。

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