流星のロックマン Arrange The Original 2 作:悲傷
お礼もあとがきも見たくねえよという方は、どうぞ飛ばしてください。
「流星のロックマン Arrange The Original 2」をご愛読いただき、ありがとうございました。
気づけば、苦節二年というとんでもない時間がかかっていました。
本編に納得がいかず、勢い勇んでIF編に挑戦したため、これだけの時間がかかったみたいですね。
いやあ、疲れるわけだわ。
実は、連載中に自信を喪失することが多々ありました。それでも「読んでくれる人がいる」「こんな作品でも待ってくれてる人がいる」というのが私の数少ない励みでした。
もし、皆さんが居なければ途中で放り出していたと思います。完結できたのは、皆さんの応援があったからこそです。
長い間、ご愛読くださった皆様、感想をくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
・IF編について
IF編は本編連載終了間際に思いついた内容です。
「ソロを思ったより描けなかったな。スバルと関わらせられなかったな。まあ、ソロが他人と深く干渉しようとしないキャラだから、仕方ないんだけれど……」と考えたときに、ふと思いついたんです。
なら、社交的なソロってどうだろう。IF編で、そんなソロと友情を育むストーリーとかどうだろう?
そこからはあっという間に話の大筋が出来上がりました。
次にアポロン・フレイムになった闇落ちスバルを思いつきました。敵となって出てくるツカサ達とも関連付けれますし、ソロが使ってくる電波障壁と、アポロン・フレイムの炎の盾が似た性能を持っていることもネタにできました。
途中の細かい所は流石に時間がかかりましたが、まあ形にはなったんじゃないでしょうか。
最後の方がマンネリ気味になってしまったのは失敗でしたが。
ちなみに、最終回の最後のシーン……ソロの「そっちの世界……」からの部分は「三月のパンタシア」さんの曲、「はじまりの速度」をイメージしています。知る人ぞ知る神アニメ「キズナイーバー」のED曲ですね。連載中にこのアニメと出会い、ED曲を聞いてびっくりしました。この作品にピッタリの曲じゃないか……と。
そういう意味では幸せな経験もできたかな。
・振り返ってみて
この二年間の挑戦を振り返って思った事ですが……やっぱり不完全燃焼です。
本編もIF編も思ったより面白くできなかったため、悔しい思いでいっぱいです。
振り返ってみて、「ここはこうしたらよかった」「あ、この設定いらなかったかな」「ここはどうすりゃ面白くできたんだろ? 不自然なくできただろう?」と、反省点だらけです。
でも、こういう挑戦と失敗と反省が大事なんですよね。
私は失敗が怖くて中々挑戦できない臆病者なので、いい経験になったのではないかと思っています。
・これからの活動について
さて、永く続けてきたアレオリシリーズも、残りは最終作品の「3」を残すのみとなりました。
ですが……申し訳ありません。
アレオリシリーズは、ここでいったん休止とさせていただきます。
理由としましては……疲れちゃったんです。
なんで疲れたのかは、正直自分でもよく分かっていません。
流ロク二次小説ばかり書き過ぎたのか、小説を書くのが辛くなったのか、
単に自信喪失してるだけなの……自分でもごちゃごちゃして分からない状態です。
でも、「3」や「一次創作に挑戦したい」という気はあるので、執筆が嫌いになったわけではないようです。
何はともあれ、いちどアレオリシリーズから離れてみようと思います。
そして、自分と執筆という趣味との距離を測り直してみようと思います。
期待してくださっていた皆さまには、本当にごめんなさい。
・代わりに
さっき執筆から距離を置くと言いましたが、息抜きとして気が向いたときにでも二次創作を書いてみようと思っています。
描くのは以下の項目です。
アレオリ1や2でやりたかったシーン
病む終えずカットした原作シーン
原作やシリアスシーンをぶっ壊してでもやりたかったギャグシーン
なんかを書いてみたいと思います。
まあ、本当に気が向いたときですけれど。
・最後に
「3」はぜひとも、ぜひともやりたいことがたくさん詰まっています。
シドウ、ジャック、クインティア、ジョーカー、彼らを描きたい。
ヨイリー博士、長官、キング、ハートレス……そしてあの人。
皆をちゃんと描きたいんです。
だから、必ず書きます!
必ず戻ってきます。
でも、まずは一から出直してみます。
長文となってしまいましたね。
そろそろこの辺りでお別れしたいと思います。
と言っても、活動報告やら、上に書いた息抜き作品を投稿するので、長いものではないでしょうが。
気が向いたときにでも、また私のページを覗きに来てやってください。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!