異世界戦記   作:日本武尊

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設定:兵器編

 

 

 

 史実に作られた兵器に扶桑独自の改造を施している、もしくは扶桑独自の兵器のみを記載。

 

 

 

 小銃

 

 

 試製四式自動小銃

 扶桑陸軍が開発した初のセミオート式小銃。四式自動小銃の試作品で、史実の四式自動小銃と異なりコピー元である『M1ガーランド』の機構を多く用いて装弾方式もM1ガーランド同様『エンブロック・クリップ装弾方式』を採用し、10発の実包を装填できる。

 性能は従来の小銃を上回るもので試験も良好だったが、M1ガーランド同様最後まで撃たないとクリップの変更ができない上に途中で弾を追加することができず、最後の一発を撃つと甲高い音を立ててクリップが排出されるなどの欠点を持ち、正式量産型は10発の実包を装填できる着脱式マガジンに設計変更されている。少数生産されたその内の一丁を西条弘樹が愛用し、正式量産型が流通された後改良が施され、手動で未使用の実包を排出できるようになり、途中で実包の追加ができるようになった。

 

 

 五式自動小銃

 扶桑海軍が開発した陸軍の四式自動小銃と正式採用を争った試作自動小銃で、陸海軍共に四式自動小銃が正式採用されたが、本小銃は極少数で生産されてそのうちの一丁を品川愛美が愛用している。

 四式と違いナチスドイツ第三帝國の『ワルサーGew43半自動小銃』を基に着脱式マガジンからエンブロック・クリップ装弾方式を採用しており、実包は四式と同じ10発装填できて連射性能が四式より高いが、四式よりコストが高い上にエンブロック・クリップ装弾方式なので撃ち終えるとクリップが甲高い音とともに排出され、途中から実包の追加ができない欠点がある。

 

 

 

 重機関銃

 

 

 九二式重機関銃改

 扶桑陸軍で旧式化している九二式重機関銃の一部のパーツを交換して給弾方式を保弾板方式から弾帯方式に変更し、射撃持続時間と連射速度が向上している。

 

 

 一式重機関銃改

 九二式重機関銃改と同様の改造が施されたもので、元々が九二式重機関銃の軽量型とあって現在も使用され続けられている。

 

 

 三式重機関銃改

 扶桑陸軍主力の重機関銃。扶桑海軍が開発した『三式十三粍固定機銃』をコピー元の『ブローニングM2重機関銃』と同様の仕様に再設計した重機関銃。口径は13mm。安定した弾道や連射性能、信頼性のある品質とあって、陸海軍で様々な用途で使用されている。

 

 

 

 対戦車兵器。

 

 五式九糎噴進砲

 試製四式七糎噴進砲の実働データから更に強化発展させた試製五式九糎噴進砲の正式量産型。問題視されていた極度の弾道の不安定が解消された上に破壊力が向上している。形状はナチスドイツ第三帝國の『パンツァーシュレック』に似ている。

 

 

 

 戦闘装甲車輌

 

 

 五式中戦車

 扶桑陸軍が開発した中戦車。重戦車並みの火力と装甲を持つコンセプトを持つ中戦車として開発され、九九式八糎高射砲を長砲身化し半自動装填装置を搭載した『試製八糎戦車砲(長)』を搭載し、重戦車並みの装甲を持ちながら中戦車に劣らない機動力を有している。次世代主力戦車の先駆けとして様々な新鋭技術が用いられている。

 

 

 ティーガーⅠ

 扶桑陸軍が使用する唯一の重戦車であり、海外製の兵器を国内生産したもの。元々は西条弘樹がやっていた『Another World War』内でナチスドイツ第三帝國がモデルとなっている仮想国家の重戦車ティーガーⅠを戦車研究のために数輌輸入し、その後ライセンスを取得して扶桑国内での運用を想定して一部仕様を変更して量産した。

 主な仕様変更点は重量削減のため一部装甲を削減し、足回りを扶桑独自の物に変更して頑丈になっている他に同軸機銃と車載機銃が九二式重機関銃改に置き換えられている。オリジナルと比べると装甲が薄くなって足回りがティーガーらしくなくなっているが、砲性能はそのままでオリジナルで問題だった足回りの壊れやすさが砲塔及び車体の軽量化と足回りの変更による頑丈さ向上で減少している。

 

 

 一式対空戦車

 扶桑陸軍が開発した対空戦車。史実では大日本帝国陸軍で『試製対空戦車 タハ』として計画されたもので、その案を元に一式中戦車 チヘの車体を改造して『九六式二十五粍高角連装機銃』を搭載している。

 ちなみに本車輌にはバリエーションが存在して、九六式二十五粍高角連装機銃を搭載したものを一型と呼び、三式重機関銃改を改造して4門搭載したものを二型、五式四十粍高射機関砲を2門搭載したものを三型と呼ぶ。

 

 

 五式十五糎砲戦車

 扶桑陸軍が開発した自走砲。史実では大日本帝国陸軍で『試製五式十五糎自走砲』と呼ばれた自走砲の設計を改めて一式中戦車 チヘの車体を改造して『九六式十五糎榴弾砲』を改造した物を搭載して開発されている。

 

 

 

 

 航空機

 

 

 連山改

 

 扶桑軍主力の重爆撃機。史実では大日本帝国海軍で開発された重爆撃機で、その設計を更に拡大強化させたもの。史実の連山より大きく防弾性能の向上と防空機銃の増設を行ったので、全長とスペックはアメリカ空軍の重爆撃機B-29に匹敵する。通常の爆撃機としての他に三種類のバリエーションが存在する。

 

   防空迎撃型

   爆弾倉を撤去して防空機銃を多く増設した防衛型連山改。その弾幕は航空機から放たれるものとは思えない濃さと言われている。

 

   地上支援型

   その名の通り、地上部隊を支援するために、爆弾倉を撤去して代わりに機体左側に九二式十糎加農砲と五式四十粍高射機関砲を2門ずつ搭載した連山改。コンセプトはガンシップと呼ばれるアメリカ空軍の対地専用攻撃機『AC-130』に通ずるところがある

 

   地上殲滅型

   その名の通り地上の敵戦力を殲滅するために爆弾倉に四式二十糎噴進砲を詰められるだけ詰め込んでおり、三号爆弾の設計を取り入れた専用の噴進弾を搭載する。

 

 

 富嶽

 扶桑軍が開発した超重爆撃機。史実では大日本帝国が米国本土へ爆撃を行うために計画したが技術面と資材面から開発を中止した超重爆撃機で、扶桑軍では最大規模の航空機である。実験的な機構が多く、コストが高いとあって連山改のような様々なバリエーションで試験をするために限定した数で生産している。

 

 

 晴嵐改

 扶桑海軍内では存在が秘匿されている幻影艦隊の伊-400型潜水艦が搭載する専用の艦載機として開発された水上攻撃機。史実のより機体が大型化しており、燃料タンクの大きくなっているので航続距離の大幅な延長、発動機は史実のより二段階近く強力な物になっており、速度が増してパワーが向上したので爆装量が増加しており、最大でも80番爆弾(800kg)を二発搭載できる。更に翼内に20mm機銃を二挺追加しているので、自衛戦闘を可能としている。

 フロートは収納式になっており、着水時にフロートを下ろして展開するようになっている。

 

 

 烈風

 扶桑海軍が開発した零式艦上戦闘機に次ぐ艦上戦闘機。装甲、パワー、運動性能など、全てにおいて零式艦上戦闘機を上回る性能を持ち、純粋な戦闘機の他に戦闘爆撃機として運用される。カラーリングは零戦に準じたカウル部分だけ黒く緑と白で塗装されている。

 

 

 橘花

 扶桑軍で開発され、初めて実用化したジェット戦闘機。史実のものより設計を改め、機体サイズが元となったと言えるかは別として、ナチスドイツ第三帝國が開発した世界初の実用ジェット戦闘機『Me262』と同じ大きさとなり、搭載しているジェットエンジン『ネ20』は史実のよりスピードと航続距離、燃費などの性能が向上した物を搭載している。機首には新型の『25mm機関砲』を4門搭載して、翼の下には噴進弾を6本搭載できる懸架装置が搭載されている。

 ジェット戦闘機として設計開発されているので、軽くなら格闘戦闘を可能としているが、その際に速度が減少する面は史実のMe262と同じだ。陸海軍共有で運用される予定。

 

 

 火龍

 扶桑軍で開発された、橘花と同時期に開発されたジェット攻撃機。橘花より機体サイズが一回り大きく、搭載しているジェットエンジン『ネ21』はネ20よりパワーが上で速度が僅かに下がっているものの、燃費は目立つほど悪くなっていない。機首には30mm機関砲を2門持ち、翼の下には噴進弾を8本搭載する懸架装置を搭載し、胴体下には50番を二つ、80番を一つ搭載する懸架装置を選択して装備できる。攻撃機として開発されているので、装備を変えれば雷撃機として運用できる。

 元々橘花と火龍はそれぞれ陸海軍で分けて運用する予定だったが、いっそのことそれぞれ専用の役割を持たせて開発し、陸海軍共有で運用しようということになっており、陸軍では基本形態に近く、海軍では機体下部前後にフックを搭載するなどの相違がある。

 

 

 景雲

 扶桑軍で開発された、橘花と火龍と同時期に開発されたジェット爆撃機。他の2機と違い、ジェットエンジンを翼の下ではなく機体に内蔵し、吸口部が機首にあるなど特徴的な姿をしている。搭載しているジェットエンジン『ネ330』は火龍のネ21よりパワーが倍近く上で更にスピードもそこそこあるが、燃費が悪くなってしまい、機体サイズがかなりずんぐりとした見た目になって、爆弾を搭載する懸架装置を二基排除して増倉を搭載する懸架装置を搭載している。機首には30mm機関砲を4門持ち、ジェットエンジンが胴体に移動したので翼下には噴進弾を12発搭載できるようになり、50番爆弾を4つ搭載できる懸架装置を持つ。

 

 

 神龍

 扶桑軍で開発されたロケット戦闘機。元々は連合国軍によってロケット戦闘機秋水の改良発展型と計画されたものを伝えられるもので、その計画を基に開発が行われた。形状はデルタ翼とカナードを持ち、武装は20mm機関砲4門と噴進弾6本を搭載している。同じロケット戦闘機秋水の飛べる5分30秒より若干長い6分40秒の航続距離を持つ。

 

 

 

 軍艦

 

 史実とは異なる軍艦と扶桑独自の軍艦のみ

 

 

 駆逐艦

 

 

 秋月型防空駆逐艦

 扶桑海軍が建造した最新鋭駆逐艦。史実では計画のみだった『改秋月型駆逐艦』の設計を基に建造されており、史実より船体が大型化し、大型駆逐艦という艦種に分けられることもある。他に機関出力の増強、敵艦との交戦を考慮して雷装の強化などがある。高性能な高射装置と性能の高い電探と連動する機能を持つので、防空性能が扶桑海軍の中でトップクラスに入る。

 同型艦でも船体や武装、電子機器などの仕様が若干異なるので三つに分けられている。

 

  秋月型

 

   1番艦『秋月』

 

   2番艦『照月』

 

   3番艦『涼月』

 

   4番艦『初月』

 

   5番艦『新月』

 

   6番艦『若月』

 

   7番艦『霜月』

 

  冬月型

 

   1番艦『冬月』

 

   2番艦『春月』

 

   3番艦『宵月』

 

   4番艦『夏月』

 

  満月型

 

   1番艦『満月』

 

   2番艦『花月』

 

 

 巡洋艦

 

 

 阿賀野型軽巡洋艦

 扶桑海軍が建造した新鋭軽巡洋艦で、史実では『改阿賀野型軽巡洋艦』として計画された設計を基にしているので、史実より船体が一回り大きく、機関出力が上がっているので速力が向上しており、扶桑海軍最速の駆逐艦島風に匹敵する速力を持つ。

 

   1番艦『阿賀野』

   

   2番艦『能代』

 

   3番艦『矢矧』

 

   4番艦『酒匂』

 

 

 

 最上型航空重巡洋艦

 扶桑海軍が建造した小規模ながら航空戦力を扱う珍しい重巡洋艦。史実では航空巡洋艦として戦時中に改造されて、扶桑海軍内では最初から航空巡洋艦改め『航空重巡洋艦』として建造されている。

 5番艦と6番艦のみは基本はそのままで機銃や噴進砲、対空電探の増設などで防空性能を向上させた『防空巡洋艦』として建造されており、秋月型防空駆逐艦に匹敵する防空性能を持つ。

 

   1番艦『最上』

   

   2番艦『三隈』

 

   3番艦『鈴谷』

 

   4番艦『熊野』

 

   5番艦『伊吹』

 

   6番艦『鞍馬』

 

 

 利根型航空重巡洋艦

 扶桑海軍が建造した最上型同様で二艦種しかない航空重巡洋艦。史実では原設計で航空機運用を想定したが甲板が二段になっていたとあって十分に生かせない欠点があったが、扶桑では最初から最上型と同様に航空巡洋艦として設計している。

 

   1番艦『利根』

 

   2番艦『筑摩』

 

 

 航空母艦

 

 

 赤城型航空母艦

 扶桑海軍が建造した天城型巡洋戦艦の1番艦天城と2番艦赤城を航空母艦に改装したもの。基本設計は史実同様で、甲板に識別文字は両方とも頭文字が同じなので天城は『アマ』、赤城は『アカ』と書かれている。

 1番艦赤城はバーラット帝国によるトラック泊地襲撃の迎撃の際、転送魔法で送られた竜騎士の爆撃を受けて爆弾や魚雷の換装作業中だった艦載機と置かれていた爆弾や魚雷が次々と爆発して大破炎上し、その後駆逐艦によって雷撃処分された。

 

   1番艦『赤城』

 

   2番艦『天城』

 

 

 加賀型航空母艦

 扶桑海軍が建造した加賀型戦艦1番艦加賀と2番艦土佐を航空母艦に改装したもの。基本設計は史実同様。

 1番艦加賀は赤城同様に竜騎士の爆撃を受け燃料貯蔵庫が大爆発を起こし、横転転覆して沈没した。

 

   1番艦『加賀』

 

   2番艦『土佐』

 

 

 大鳳型装甲航空母艦

 扶桑海軍が建造した初の装甲空母。史実では『改大鳳型航空母艦』として計画された設計を基にしており、史実より船体が一回り大きく艦載機の搭載数が多くなり、装甲化した飛行甲板は350kg爆弾の直撃を受けても耐えられるようになっている。その他にも様々な問題点を解消している。更に史実では存在しない2番艦が建造されている。

 現在は2隻共最新鋭技術を投入しジェット機の運用を想定した近代化改修が施されている。

 

   1番艦『大鳳』

 

   2番艦『大峰』

 

 

 雲龍型航空母艦

 扶桑海軍が建造した正規空母。史実では未完成に終わった3隻も完成させて簡易的だが飛行甲板には装甲が施されている。扶桑海軍の空母の中で一番姉妹艦が多い。

 

   1番艦『雲龍』

 

   2番艦『長鯨』

 

   3番艦『葛城』

 

   4番艦『笠置』

 

   5番艦『阿蘇』

 

   6番艦『生駒』

 

 

 信濃型装甲航空母艦

 扶桑海軍が建造した大和型戦艦3番艦信濃を装甲航空母艦に改装したもの。史実と違い最初から装甲空母として建造が進み、戦艦並みに船体が頑丈かつ正規空母並みの艦載機の搭載数を誇る。現在は大鳳型装甲空母同様に最新鋭技術とジェット機の運用を想定した近代化改修が施されている。

 

   1番艦『信濃』

 

 

 戦艦

 

 

 新金剛型戦艦

 旧式化しつつある金剛型戦艦に大規模な改装を施したもので、史実では金剛代艦型戦艦として『藤本案』と『平賀案』が存在し、扶桑ではその設計案二つの良い所を抜き出して再設計し、既存の金剛型に大規模な改装が施された。

 主な改装部分は船体は艦尾側に24m延長し主砲を45口径46cm連装砲に換装して機関を新型の物に換装され機関出力が強化されている。そして各機器面を最新鋭の物に交換し、艦橋上部に15m測距儀と二二号電探を搭載して煙突を大和型戦艦の煙突に酷似した形に変更している。

 

   1番艦『金剛』

  

   2番艦『比叡』

 

   3番艦『榛名』

 

   4番艦『霧島』

 

 

 扶桑型航空戦艦

 扶桑海軍が建造した扶桑型戦艦に史実では計画のみだった航空戦艦への改装を施したもので、更なる改装で飛行甲板の拡大が施された代わりに主砲は3基に減ってしまったが、火力低下を補うために45口径41cm三連装砲に換装されている。

 主な艦載機はカタパルトで発進できるように改装された彗星と流星を持ち、瑞雲の他に零式水上観測機の水上機を搭載する。

  

   1番艦『扶桑』

 

   2番艦『山城』

 

 

 伊勢型航空戦艦

 扶桑海軍が建造した伊勢型航空戦艦の飛行甲板を拡大させその際に主砲1基を撤去したので火力低下を補うために45口径41cm三連装砲に換装されている。搭載機は扶桑型航空戦艦とほぼ同じ。

 

   1番艦『伊勢』

 

   2番艦『日向』

 

 

 大和型戦艦 

 扶桑海軍が建造したその時点では最大だった戦艦。史実と違い最初から対空戦闘を視野に入れた設計であるので1番艦大和は天一号作戦時の姿をし、2番艦武蔵はレイテ沖海戦時の姿をしており、大和より機銃の数が少ない代わりに12.8cm三十連装噴進砲を4基搭載している。4番艦美濃は後に建造される紀伊型戦艦に用いられる最新鋭の技術の試験を行うテストヘッド艦として建造され、電探と各電子機器、ボイラーにタービンも紀伊型戦艦とほぼ同じ物が搭載されている。

 5番艦と6番艦は史実では『改大和型戦艦』として計画された設計を基に建造されており、主砲は50口径の46cm三連装砲を、高角砲は秋月型防空駆逐艦に搭載されている『長10cm高角砲』と同じ物を搭載しており、後に既存の大和型戦艦の主砲は50口径の物に換装されている。

 

   1番艦『大和』

 

   2番艦『武蔵』

 

   4番艦『美濃』

 

   5番艦『近江』

 

   6番艦『駿河』

 

 

 天城型巡洋戦艦

 扶桑海軍が建造した巡洋戦艦。1番艦と2番艦が航空母艦に改造されたが、残りはそのまま戦艦として建造されている。名称は史実では『高雄』『愛宕』となる予定だったが、重巡洋艦にその名称が使われるとあって、独自の名称を与えられた。

 建造に伴いいくつか設計変更がなされ、甲板建造物は長門型に似せて、煙突は大和型戦艦に酷似した形状にしている。艦橋上部には15m測距儀と二二号電探を搭載している。

 

   3番艦『飛騨』

 

   4番艦『常陸』

 

 

 岩木型巡洋戦艦

 扶桑海軍が建造した巡洋戦艦。史実では『十三号巡洋戦艦』として計画されたもので、それを扶桑が計画時の設計を基に独自の部分を取り入れて建造している。

 船体形状は長門型戦艦に酷似しているが、煙突は大和型戦艦の物に酷似している。

 

   1番艦『岩木』

 

   2番艦『淡路』

 

   4番艦『日高』

 

   5番艦『若狭』

 

 

 紀伊型戦艦

 扶桑海軍が建造した軍艦としては最大規模を誇る超弩々級戦艦。大和型戦艦の設計を拡大強化しているとあって造形は大和型戦艦に酷似している。主砲は大和型戦艦の『46cm』を超える『51cm』を誇る。

 重要区画のみならず全周囲に渡って重装甲が施されているので、これまでの戦艦とは頑丈さの次元が違う。特に喫水下の装甲は特殊構造となっており、種類と強度の異なる鋼材を複雑に組み合わせて、空いた隙間に余す所なく特殊な衝撃吸収剤を注入し、内側に貼り付けているので、魚雷直撃時の衝撃を分散させて長く耐えられるようになっている。そのため、理論上では75本以上の魚雷の直撃を受けても浸水が発生するも無く戦闘続行に支障も起こらない。少なくとも120本以上の魚雷がなければ沈めるのは不可能とされている。

 

   1番艦『紀伊』

 

   2番艦『尾張』

 

 

 

 潜水艦

 

 

 伊-400型潜水艦

 扶桑海軍が極秘裏に建造した潜水艦。史実ではパナマ運河爆撃を行うために建造された、後に運用思想は戦略潜水艦へ受け継がれ、通常動力潜水艦としては未だに世界最大を誇る潜水艦。晴嵐改が史実と違い仕様が変更されているとあって史実より船体は一回り大きくなり、航続距離が更に延びている。

 扶桑軍内でもその存在が秘匿されている幻影艦隊の構成艦として活躍し、神出鬼没にどこからでも晴嵐改による爆撃をバーラット帝国本土に対して行っている。現在は秘密基地にて更なる改装が施されている。

 

 

   1番艦『伊-400』

 

   2番艦『伊-401』

 

   3番艦『伊-402』

 

   4番艦『伊-403』

 

   5番艦『伊-404』

 

   6番艦『伊-405』

 

   7番艦『伊-406』

 

   8番艦『伊-407』

 

   9番艦『伊-408』

 

   10番艦『伊-409』

 

 

 

 その他

 

 

 三笠型大型巡洋艦

 扶桑海軍が建造している現時点で唯一の大型巡洋艦。元々は『超甲型巡洋艦』として計画されて一時計画は保留となったが、次世代型戦闘艦の試験艦として様々な新鋭技術を惜しみなく投入して建造されることとなった。甲板上部の建造物のレイアウトは大和型戦艦に酷似している。

 ちなみに名称は退役して記念艦として余生を送っている戦艦三笠から取っている。

 

 

 

 

 

 

 




今の所見落としがなければこれで全部、なはず

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