パルプンテは最後までとっておく   作:葉虎

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お久しぶりです。

マジ恋、恋姫、オリジナルでネタが浮かんだのでそっちで色々妄想してて、投稿が遅れました。

いや、正確にはこの話は結構前にできてたんだけど、その次がね……。

フェイトとの絡みがね難しいんだ。

想定してたプロットでフェイトをどうやって原作とあまり差異なくできるか。

それを考えているうちに現実逃避してました。

では、つたない文章ですがどうぞ~


第17話

 

さて……どうするか。

 

アスターズ結成の翌日。俺は授業中に頭を悩ませていた。

 

シアのお母さん、プレシアさんが何処に居るかを俺は知っている。

 

問題はどうやってそこに行くかだ。

 

最終的に時の庭園から動かないプレシアさんと接触するには此方から赴く必要がある。

 

物語の序盤で時の庭園の座標を知っているのはフェイトとアルフの二人。

 

出来れば、管理局が出張ってくる前……。ゴタゴタする前に接触を図ってしまいたい。

 

一度でも時の庭園に行くことが出来れば、以降ルーラで行けるようになる。

 

ルーラ。瞬間移動呪文。

 

一度行ったことがある場所に一瞬で移動する呪文だ。

 

まぁ、俺が欲したドラクエ呪文が使えるようになりたいと思えるきっかけとなった呪文だ。

 

だが、一つの疑問点があった。

 

ルーラ。果たして別の世界にも行くことが出来るのかどうかだ。

 

ダイの大冒険だとルーラで普通に空を飛んでいるような描写が見られた。

 

だが、あれは仮に和名を付けるなら瞬間移動呪文ではなく、高速飛行呪文だ。

 

俺が使えるルーラはどうなのだろうと…。

 

アリサとドクター達の協力により、俺はルーラがどんな現象で移動しているのかを調べた。

 

結論から言えば、ルーラは時空間移動なのではないか?という結論が出た…。

 

その理由はルーラを唱えた瞬間、ある一定の速度に達すると完全に俺の姿が消え。

 

同時間に別の場所へと現れた事から、移動に一切時間が掛っていないのでそういう結論になった。

 

ボソンジャンプに近いかもしれない。まぁ、過去や未来には飛べず。同時間に別の場所へ移動する。

 

正に瞬間移動なわけだ。

 

ある一定の速度……時速88マイルに達した時に時空間移動が始まるので助走距離が必要。

 

開けた場所でしか使用できず、屋内で使用した場合はゲームの描写の通り頭をぶつける。

 

……やってないよ?頭ぶつけるんだよ?死んじゃうもん。

 

時速88マイルと聞いたときにはどこぞのデロリアンかよ……。と思わずツッコミを入れてしまったが。

 

とにかくそんな原理なので、別の管理外世界にある破邪の迷宮にもルーラで行ける訳なのだ。最初はドクターの知り合いに送って貰ったのだが。

 

 

こほん、思考を元に戻そう。

 

つまり俺が時の庭園に行くには現時点ではフェイト達のエスコートが必要になるのだ。

 

でもなぁ……。

 

正直、フェイト達にはあまり関わり合いたくない。

 

そりゃ、将来金髪巨乳美女ですよ?此処でフラグを立てとけばって気もちょっとはするよ?

 

でもなぁ。

 

仮にフェイトに事情を話し、まぁ信じてくれなくてもシアの名前を書いた手紙か何かをプレシアさんに渡して貰えば、次からは向こうから此処に連れてきなさい的な接触があるだろう。

 

でもなぁ、そうなるとシアとフェイトの対面が先になるんだよ。

 

まぁ、シアの姿がフェイトに見えるかどうかは分かんねーけど。

 

……駄目だ。シアがどういう反応するか想像つかん。

 

つか、他家の事情に首を突っ込みたくないんだよ。

 

唯でさえ、訳あり家庭なのに。

 

……ふむ、親戚?って事で通るかな……。もしくは妹とか。

 

シアが死んでからプレシアさんが産んだ子供だよ。見たいな……。

 

…駄目だな。どう説明しようとなんで俺が知ってるんだ?みたいな話になりそうだ。

 

まぁ、割とアホの子だからシア相手なら誤魔化せそうな気もするが。

 

 

シアとフェイトの接触は避けつつ、プレシアさんに会わせる方法か……。

 

ん?待てよ。つか、俺は馬鹿か?

 

シアを連れて行かないで最初に俺だけで時の庭園に行って、その後にフェイトが居ない隙にシアを会せれば良いんじゃないか?

 

此れならスマートにシアをお母さんに会わせてやれる。

 

その後の事は、シアが会ってどうしたいのか分からないから。成り行きに任せよう。

 

当初の目的は達したことだし。

 

もし、生き返ることをシアが望んだなら……。

 

俺には望みが叶えられるかもしれない呪文がある。

 

ザオリク。死者蘇生呪文。

 

まぁ、シアの肉体の状態とか。他にも幾つか懸念事項はあるけど……。

 

いいや。選択肢はシアに委ねよう。

 

まだ、関わってから日数はあまり経っていないが…情が移りつつある。

 

あいつの声……水樹さんだったしなぁ~~。

 

暫くしてから気が付いてテンションが上がったのを覚えてる。

 

転生前の記憶を掘り起して、幾つか曲を譜面におこしてみよう。

 

転生前はギター弾けたし俺が曲を弾いてあいつに歌わせるんだ。

 

曲とか歌詞はそんな完全に覚えていないから、オリジナルとは違ったものになるけど……。

 

そんで歌が上手かったら、ゆうひさんの伝手でCSSに放り込むのも面白いかもしれない。

 

それに……

 

「俺もアスターズだしな……」

 

取りあえず、俺の行動方針は決まった。まずは手紙を書くか……。

 

女の子が良く手紙のやり取りをやってるし、すずかちゃんなら持ってるかな。

 

俺はすずかちゃんにレターセットを分けてもらう事にし、まずは自分のノートで文面を考え始めた。

 

ふむ……。

 

初対面の相手に何を書けばいいんだろう?

 

 

 

放課後、俺達アスターズは皆で示し合わせて下校していた。

 

俺の右手にはアリサの五本の指が絡まっている。

 

所謂…恋人繋ぎである。

 

理由はこうしないとシアが見えないからだそうだ。

 

アリサがアスターズに参加している動機が良く分からなかったんだが、もしかして…これか?

 

止めよ。聞いたら恥ずかしい返事が返ってきそうだ。

 

「さて、今日から本格的にシアのお母さんを探す事にしよう。その方法だが…」

 

「写真とか無いのが残念だよねぇ~。取りあえずシアちゃんに似た人を探すしかないんじゃないかなぁ~」

 

「それなのだけど……。前に彼女に…シアによく似た人を町で見たことあるわよ」

 

俺の右手を握りながら、指でつっついたりと遊んでいたアリサが目撃証言を挙げた。

 

「なっ!?本当か!?」

 

「えぇ。今思えば…似てるというか瓜二つね。シア…あなた双子の姉妹とかいる?」

 

【ううん。いないよ?あ、でもねぇ~。お母さんに誕生日プレゼントに妹が欲しいってお願いしたから…もしかしたら妹が生まれたのかもしれない……。うわぁ~。どうしよ~~。私お姉ちゃんだよ!?】

 

はしゃぐな。気が早い。まだお前の妹とは……ってか、十中八九フェイトだよなぁ~。

 

つかこの反応なら会わせても問題ないのか?でもなぁ、話がしたいとか言われそうだし、フェイトは完全にシアを知らない訳だし。

 

いいや、当初の予定通りにとりあえずはシアとプレシアさんを会わせて、後はプレシアさんに丸投げしよう。

 

「よし、それじゃぁアリサの証言を参考に町を散策するぞ。さて、何かほかに意見はあるか?」

 

「あ、いっこいいか?」

 

「なんだ?」

 

「とりあえず鞄置きに一旦帰らねぇ?」

 

そう提案して、とりあえず解散する。

 

シアは取りあえず、すずかちゃんの家に一旦戻ると飛んで行く。

 

それを見届け……

 

 

「んで、何だよ耕二」

 

メールでシアを除くアスターズの面々を呼び出した。

 

「シアのお母さん探しの件なんだけどさ。俺に任せてくれないか?少し心当たりがあるんだ」

 

「心当たりがあるなら先に言ってよ~」

 

「悪いな、ちょっとシアには内緒にしときたかったんだ。ちょっとクロは後で手伝ってくれ」

 

膨れるクロをあやしつつ謝る。

 

「シアに知られたらまずい事なのか?」

 

「あぁ。もっと言うとシアといきなり接触させるのが拙いと言ったところか……その理由はアリサならなんとなく分かるだろ?」

 

「なんとなくだけどね……。シアとお母さんを合わせた時に果たしてお母さんはどういう反応をするか。率直に言えば、シアだと信じて貰えるか。そういう事でしょ?あなたが気にしているのは」

 

流石はアリサ。年齢詐称疑惑のある天才少女だ。

 

まぁ本当の意図は違うのだが、そういう懸念事項も確かに存在する。

 

「なんでだ?アリサはあっさり信じたじゃないか?お母さんもシアの姿を見せれば信じてくれるんじゃ…」

 

「馬鹿ね。私と耕二は以前から親しいお付き合いを続けてきた。対して私たちとシアのお母さんは面識なし。お母さんが見ず知らずの私たちがいきなりシアの姿を見せたとしても信じない可能性の方が高いでしょう?」

 

アリサから冷静な指摘が入る。つか親しいお付き合いって……わざとか?わざとそういう風な言い回しをしているのか?それとも俺が自意識過剰で気にし過ぎているのか?

 

「ま、まぁ。そういう事だ。シアもやっとお母さんに会えたのに否定されたんじゃ……悲しんじゃうだろ?だからまず心当たりのある俺が話をしてみるよ。ある程度仲良くなるまで。それまでみんなにはシアの事を頼みたいんだ」

 

「シアの事?」

 

「あぁ。何でも今までアイツには友達らしい友達が居なかったらしいんだ。だからみんなにはあいつと遊んでやってほしい」

 

下手にフェイトと関わると色々危ないしな。ジュエルシード関連で…

 

つっても、アリサもクロも自分の身は守れるだろうし、シアはそもそも物理攻撃が効かない……。

 

あれ?問題なのはだんちょーだけ?

 

まぁいい。取りあえず了承を取った。

 

みんながシアの気を惹いているうちに俺は行動を起こす事にする。

手順としては

 

①フェイトと接触。プレシアさんに対して手紙を渡してもらえるよう頼む。

 

警戒されるだろうが手紙くらいは……大丈夫だよね?

 

②手紙にはシアを匂わせる文面を書き、プレシアの興味を引く。

 

そうすれば…向こうから接触してくる……はず。

 

③プレシアさんとのご対面。俺がシアの事を知っているという点を武器に幽霊について説明。シアとの対面の段取りを取る。

 

……いきなり雷とかは来ないよね?

 

④シアを連れ行く。アスターズの面々は連れ行かずこっそりとシアだけ。

 

後で恨まれるだろうが…一般人には危険すぎる……つか、だんちょーが。

 

概ねこんなところか?幾つか懸念事項はあるが此れで行こう。

 

となるとまずはフェイトと接触しなけりゃ話にならないんだけど……。

 

まぁそれには案がある。

 

これぞ人海戦術……。いや、人海じゃないが…。

 

 

 

 

 

あの後再び再集結したアスターズの面々はお母さんを探すという目的そっちのけで鬼ごっこをして遊ぶ事になった。

 

まぁ、俺の頼みを聞いたから強引に予定が変更となった訳だけど。

 

唐突なだんちょーの鬼ごっこしよーぜ!の宣言に普通にシアが乗ったから凄い。

 

子供だからか?天然だからか?いずれにせよ、助かった。流石はだんちょー。

 

そして、解散したその日の夜。俺は早速動き出す。

 

 

「んぁ?なんだ二人揃って」

 

クロ伴なって訪れたのはさざなみ寮の真雪さんの部屋。

 

「ちょっと、人探しをしてて。真雪さんにある人物の絵を書いて貰いたいんだ…」

 

「あぁ?めんどくせー。あたしゃ忙し…「もちろんタダとは言いませんよ」」

 

ドンッと後ろ手に持っていた物を差し出す。その瞬間、くわっと真雪さんの目が見開いた。

 

「これは……あの名酒、褒め殺しじゃねーか!!こんなもんどっから」

 

「さっきちょっと行って買ってきました。」

 

東北の方まで。

 

ステルスで姿を消し、トベルーラで移動。モシャスで父さんに変身し買い物。そしてルーラで帰宅する。

 

以上の工程でちょっと買ってきたわけだ。

 

「……分かった。商談成立だ。んで、何を描けばいいんだ?」

 

「あ、それは……クロ。頼む」

 

「うん」

 

クロが6枚3対の白い羽のようなリアーフィンを展開する。

 

そして行うのはプロジェクション。リーディングとは逆の能力。

 

これにより、真雪さんに伝えて欲しいのはシアの情報。

 

「了~解。この娘を描けばいいんだな?」

 

ちょっと待ってろと作業を開始し。

 

流れるような作業で瞬く間に仕上げていく。しかもそのクオリティは高い。

 

流石プロ。

 

クロもほへぇ~と言った感じで驚いているようだ。

 

「ほれ、できたっと。」

 

出来上がった絵をお礼を言いながら受け取る。おぉ、フルカラー。

 

するとニヤニヤと真雪さんは嫌な笑みを浮かべ……。

 

「んでこーじ?浮気は駄目だぞ?」

 

とからかってくる。

 

「詮索は無用で。からかうのも止めてよ。それ、没収するよ」

 

絵が出来てしまえばこっちの物だもの。買ってきた酒に手を伸ばすふりをする。

 

慌ててそれを庇う真雪さんの隙を付いて早々に部屋から脱出した。

 

代わりにクロを置いてきたのでそっちを構ってくれ。

 

さて、次はっと……。

 

俺は完成した絵を持って、さざなみの破壊王こと美緒の部屋に向かうのだった。

 

 

 

 

夜も更けたさざなみ寮。

 

その裏山にてとある集会が行われていた。

 

なぁ~ご。

 

にゃ~。

 

其処に居たのは猫の群れ。

 

その数、数十匹。

 

海鳴市のあらゆる所から野良、飼い猫問わずに集う猫たち。

 

そして猫一同が見つめる視線の先に居るのはこの集会を仕切る2人と1匹。

 

海鳴市猫番格序列1位 陣内美緒

 

海鳴市…いや、噂では2つ隣までの市の猫を従えるトップである猫娘。

 

海鳴市猫番格序列2位 次郎

 

事実上純粋な猫である次郎こそが本当のトップかもしれない。

 

トップの座を美緒に譲るもその信頼は厚く……。俺でさえも尊敬に値する渋さと大人の風格を時々見せるイカス猫である。

過去、薫さんが寮生だったころからさざなみ寮に現れており、老いなどが全く見えない事から、一部では妖怪化したのでは?という疑惑すらある。

 

そして…

 

海鳴市猫番格序列3位 槙原耕二

 

何時の間にか三番手に収まってしまったのが俺である。

 

美緒と共に猫と遊んでおり、また久遠をいじめている猫に対して大人げなくも魔力なんぞを使用し、無双を誇った事から何時の間にかこの地位になっていた。

 

当初、集った猫一同が一斉に服従のポーズを見せたのはシュールな光景だったな……。

 

そんなちょっと過去の事を思い出している間になになら集会は進行している模様…。

 

 

 

「何?ブチが?」

 

『姉御。最近うちらのシマを荒らしている新参者の野良猫にやられっちまったようで…』

 

騒然とする会場。だが…

 

『静かにしねぇか……。』

 

次郎の一括が入り、静まり返る。

 

「そ、それでブチは?」

 

『ご母堂の所に運んで診て貰いやした。命にゃ別状はありやせん。』

 

その言葉にホッとする空気が流れる。しかし…

 

『許せねぇ。よくもブチの兄貴を…』

 

『いっちょ〆ましょうや!!』

 

怒りが再燃し、またもや騒然とする集会場。それを鎮めるのもやはり…

 

『騒ぐな……。原因も分かっちゃいねぇんだ。感情的に動くんじゃねぇ…』

 

怒鳴った訳では無い…だが威圧感のある一声で場が静まる。

 

『美緒嬢。この件は預からして貰いたい……』

 

「次郎?」

 

『事の発端をきちんと調べて……。もし相手に非があるようなら……』

 

一瞬温度が下がり、体が重くなった気がする。

 

その発生源たる一匹の猫は……

 

『きっちりと…落とし前は付けるんで』

 

そう静かに告げた。

 

 

うむ、場の空気と美緒の反応から勝手に猫の台詞を付けてみたがこんなやり取りが行われているに違いない。

 

次郎かっけー。

 

ちなみに俺は当然猫の言ってることなんて分からない。にゃーとなーとか鳴いているようにしか聞こえない。

 

何時もなら特別顧問として俺の横には通訳の久遠が居てくれるので俺もある程度の発言は出来るのだが…

 

っていっても完全に人間である俺は猫の社会には殆ど首を突っ込まないようにしている。

 

「それじゃ、その件は次郎に任せる。後は耕二からみんなに頼みがあるそうなのだ。」

 

美緒が取り出したのは真雪さんにお願いした絵。

 

「この人間を見かけたら教えて欲しい。あたしと耕二は学校で居ないから…次郎これもお願いしてよい?」

 

『耕二の坊ちゃんに伝えるだけならば特に問題はない。』

 

「という事なので、見かけたら次郎に……ん?どうしたのだ?確かお前たちは…」

 

締めようとした所で絵を覗き込んでいた猫の一団が声を挙げる。

 

「耕二、月村の家の猫たちがこの人間は自分たちの家に居ると言っているのだ」

 

あ~あ~。シアの事か。あれ、君たち見えるんだ?

 

「あぁ、それ別人。そっくりだけど探しているのはまた別の奴」

 

「見分けがつかないのだ」

 

「それは大丈夫。取りあえずこの絵の人間を見かけた場所を教えてくれれば」

 

これだとシアの目撃情報も集まるだろうけど、あいつの行動は推測できる。

 

俺達かすずかちゃんと一緒に居る事が殆どだからな。

 

フェイトはジュエルシードを探してあちこち歩き回っているはず。だが、当然寝食を行っている家がある。

 

目撃情報からシアの行動範囲で見かけられたものを除き、なおかつ何日かで目撃情報が集中している場所の付近にフェイトが住んでいる可能性が高い。

 

「当然、報酬は出そう。無事、見つけられた暁には此処に居る皆すべてに…」

 

「KAL ○ANを振舞おうではないか!!」

 

高らかに宣言する。すると…キュピンっと一斉に猫の目が光った気がした。

 

猫たちの士気が上がる。おぉ、流石はカル○ン。ねこまっしぐら。

 

さて、此れで準備は整った。

 

フェイト…何処に居るのかは分からんが……直ぐに見つけ出してやる。




ぬこ登場。

リトバスに影響を受けたことは否定しない。

だが、さざなみ寮に居れば猫もいるから丁度いいや~って感じで。

ってかフェイトどうしよう。フェイト…。

なぜかフェイトとの絡みを考えているとシグナムとの絡みに関してのネタばっかり浮かんできて……。

正直、早くASが書きたいんだが……。

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