玉虫色の魔法使い   作:しゅん123

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第三話 奪われた仲間

あー

 

陽射しも風も気持ちのいい最悪の日だ

 

なぜ最悪かと言うと届いたんです

 

殺害予告が

 

こんな漫画みたいな事が有るわけ無いと思ってたけどさ

 

書いてあるんだよね

 

闇ギルドChasuer

 

追跡者と言う意味らしい

 

幾つかある闇ギルドでもゆういつdeadplayerに肩を並べれる

 

つまり

 

「俺大ピーンチ!」

 

しかし相手がチェイサーでよかった

 

deadplayerは不意討ちを主体に殺人をしチェイサーは正面から対決し殺す

 

俺なら確実に不意討ちを選ぶね

 

正面対決なんて危なすぎる

 

コンコン

 

玄関がノックされる

 

居留守をしよう

 

もしかしたらチェイサーかもしれない

 

「早く開けなさいよ!」

 

咲希か

 

「すまないな、ちょっと考え事してた」

 

「考え事って?」

 

「内緒」

 

「お邪魔します」

 

「お邪魔するぜ」

 

「いらっしゃい」

 

五木とアリスが勝手に家に入ってくるが特に気にもせず歓迎する

 

 

「その様子だと海翔にも届いたな」

 

「何が」

 

「惚けないでください、殺害予告ですよ」

 

「さすらい予行?」

 

「殺害予告ですよ」

 

「お前らにも届いたの?」

 

「そうだ」

 

「私には届かなかったわ」

 

「私もです」

 

「そういやアリスって何段?」

 

「一応五段だ」

 

こんなに集まる物なのか?

 

確か五段は全体の1%のはず

 

まぁ集まってくれたならいいか

 

「皆大変ね」

 

「取り敢えず」

「暫くクエストは止めておこう」

 

「アリスさん、俺の台詞とらないで」

 

「気にするな」

 

「集まれる間はなるべく一緒にいた方がいいですね」

 

「私は何時でもここにいれるぞ」

 

「ここ集合なんだ」

 

「それが良さそうね」

 

「人の話聞いてた?」

 

「と言うわけでお世話になるます」

 

決定なんだ

 

コンコン

 

「俺が出る」

 

ドアを開けると整った顔立ちの少年と野武士面の男がたっていた

 

「伊関様とアリス様と橘様と半田様をお迎えに上がりました」

 

「行かないよ」

 

「では仕方ありませんね」

 

「離しなさいよ!」

 

「やめてください!」

 

「二人を今すぐ離せ!」

 

中からそんな声が聞こえてくる

 

「半田様、橘様を人質にいただきました、無事返して欲しいなら西の洞窟にいらしてください」

 

「ちょっとま」

 

消えた

 

テレポートか

 

「アリス行くぞ」

 

「あいつらの居場所が分かるのか?」

 

「あぁ、だからぶち殺しに行くぞ」

 

「粉々にしてやる」

 

「アリス怖いな」

 

「お前の方が言ってることは怖いとおもぞ」

 

「俺はただチェイサーの連中を一人残らず血祭りにあげるだけだよ」

 

歩きながら言う

 

俺は別に誰が死のうと知ったこっちゃない

 

ただ仲間は例外

 

昔に一度殺られてるからな

 

まぁその時殺った奴等は今頃大地の一部たけどな

 

ただ勘違いはしないでいただきたい

 

人を殺すのは苦手だ

 

ただ時々リミッターみたいなのが外れて

 

殺っちゃうだけ

 

「ここか」

中に入ると決闘場みたいなとこに出た

 

「待ってたよぉ」

 

上からニヤニヤした顔でさっきの少年が言う

 

「五木と咲希はどこだ!?」

 

アリスが叫ぶ

 

「そんなに騒がなくても私逹に勝てたら返しますよ」

 

 

「なら早くしろ、今すぐ叩き潰す」

 

「はっはっは、威勢のいいお嬢ちゃんだな、俺が相手しよう」

 

「あっいい忘れてたけどデスマッチだから」

 

「もとよりそのつもりだ」

 

「うんでもって一人負けたら人質も一人殺すから」

 

「ふざけるな」

 

「勝てばいい話だ」

 

「そゆこと、じゃあ伊関様は退いててね。早速始めようか。第一試合アリスvs嵬、始め!」

 

 


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