ヴィッラ「君が、死ぬまで、殺すのを、止めないッ!!(物理)」
ジャクリーヌ「や、やろうぶっころっしゃーッ(震え声)」
No.56「さあ貴様の罪を数えろ」
ヴィッラ「ミ゛(死)」
たぶんだいたいあってる( ゚Д゚)
◇482◇
いよいよ争いは激しくなり、辺りの様子は当初と比べるまでもなく散々であった。
ヴィルヘルミナとジャクリーヌ。
この2人の嵐のような交わりの決着は未だつかない。
その嵐の中で、ジョーゼットは動けずにいた。
ジョーゼットは弱者である。
そんな彼女は嵐のおさまりを待つしかない。だから部屋の隅に逃れている。
もちろんジョーゼットは拳銃を握っている、戦える武器を持っている。握る拳銃のグリップが汗ばんでいるのはずっとぎゅっと握っていたからだ。
しかし彼女は武器を全く使わずにいた。いや、使えずにいた。
最初こそ、隙あらばヴィルヘルミナを助けようと構えていた拳銃。
しかし、今や銃口は地に向けられていた。
それは彼女にまったく助ける機会が無かったわけではない。
ましてや怠慢に更けていたわけではない。
そう、そんなことすら、いまの彼女には分からなくなっていたのだ。
「まったく、君は底なしか」
息絶え絶えに、そう吐き出すのはジャクリーヌ。
争いの小休止に、彼女は人間であるが故に息を吐くことを思い出す。
ずっと水中にでもいたかのように止めてた息をぷはっと吐き出すのだ。
それほどに、ヴィルヘルミナの攻撃は
あたりにはナイフが散乱していた。
今彼女の持つ両の手のナイフもまた刃こぼれをしていた。
そんな彼女はジョーゼットを背にするように陣取っていた。
対するヴィルヘルミナは身を屈めている。ジャクリーヌを睨んでケモノのような唸り声をあげていた。
……いや。
いやいや。
ジャクリーヌは首を振る。
「ような」、などではないのだ。
彼女は………アレは、正しくケモノだ。
ジャクリーヌは――――ジョーゼットもまた、そう評した。
牙を剥き。
尾を逆立て。
唸る口もとからは滴る涎。
足らぬはずの魔力は可視化できるほどにわんわんと垂れ流し。
そんな力で以て、
これをケモノと言わずして何か。
「ぎざまはぁ、ごろズッ」
ようやく感情を発した彼女は、濁った声をしていたもので。
魔力の暴風にあてられたのかもしれないが。
それよりも。なによりも。
誰もかれも。この世すら。
ただただ憎悪する
それは、ジョーゼットの知らない誰かのようで。
それは、人を乗っ取る悪い悪魔のようで。
けれど、それはヴィルヘルミナの代わりに怒っている様子で。
「まじょの、てさぎッ!!」
「………はっ」
しかしジャクリーヌは、そんな姿のヴィルヘルミナを笑い、構える。
それはせめて態度くらいは余裕を保つなんて、そんな安い強がりではなくて。
「かかってこいよ、ワンコロめ」
挑発するのだ。
ジョーゼットには測れない、不明で知りえぬものであるけれど。
確固たる信念を持ってジャクリーヌは挑んでいる。
ジョーゼットにはそう見えるのだ。
眼前の、嵐はまだ止みそうにない。
◇
そんな彼女たちの争いを見続ける者がいた。
灯りの消えた血だまりの部屋で、ブラウン管のテレビ越しに見ている者がいた。
『No.56』
ヴィルヘルミナを
嗤うのだ。
ブラウン管の中の彼女たち。そいつらが無能だから。
無策だから、無様だから。
さらに言えば茶番で、滑稽だったから。
高みの見物に興じるNo.56は、彼女たちを傲慢にも断じるのだ。
自らの心と身体をすり減らしてきた。それでも数多を守るためにと働いた阿呆は死んだ。
自分を疎かにして、自分の心に住み着いた亡霊に食い尽くされたのだ。
それによって突如消えてしまった主の代わりを演じているケモノは激怒した。
結果、敵どころか主の守ろうとした者にすら害を及ぼさんとしている。
身の程も知らない驕り者。彼女の心は揺らいでいた。
ケモノが演じる偽物の姿に、動揺している疑っている。
歯向かう魔女の手先がいるけれど、うん、さほどの問題ではないと考えていた。
彼女がそんな評価を下すのは、主の代わりを演じるケモノが優れているからだった。
ソレ自体の思考は愚かだ。けれども、主の記憶を頼りにケモノはよくよく主の技術を模倣していた。
No.56は知っているのだ。それこそ身を以て知っているのだ。
自分を殺した「久瀬」であった彼は、最も国家の守護者であったと。
なればこそ、誰よりも強者でなければならなかったと。
国家の守護者。つまりそれは国家の暴力装置であって。
国にそうあれかしと願われて、忌むべき外道の試験管の中で生まれて育てられ。
そして彼自身も外道らの手から離れた後ですら、無意識にもそうあれかしと育ってきた。
そんな彼が培ってきたものだ。たとえそれを模倣したものだとしても、憎むべき魔女――――その手先が多少のズルをしたところで打破できるほどヤワではない。
No.56は確信していた。業腹ではあったが、それは信頼しているとも言ってもいい。
あと少し、もう少ししたら、ケモノ以外に立つ者はいなくなるだろうと。
そしたら次に来るのは、彼女の信奉者。狂信者共だ。
きっと探しに来るだろう。特に、ルクレール中尉とか呼ばれている髭の男は。
その時、信仰していた彼女が自分らに牙を向く姿を見て、またどんな反応を見せてくれるだろう?
きっと。
そうきっと、酷い事になるだろう。
嗚呼、楽しみだなぁと手を叩く。
ケラケラと嗤う。
「久瀬」の顛末に相応しいと胸のすく思いで、彼女は居座るのだ。
彼女たちが壊れてしまうその一瞬を、ポップコーンでも頬張りながら、唯管に待つのであった。
「あらあら、大変ね」
そんな彼女の目の前を、暢気な何某が遮った。
しげしげと物珍しそうにブラウン管を覗くのは、女。
誰だ?
邪魔だ。
映る画面が見えないと、No.56はしっしと払おうとして………はてな?
彼女は首を傾げて、女の存在を確認する。
まて。
待て。
誰だこいつ。
「なんだお前ぇ!?」
「………?」
「いや、後ろに誰かいるの? じゃないよっ!!」
No.56は驚くのだ。
彼女の認知しない全くの他人。
そんなものが存在する訳がないと。
ここは他人の踏み込めぬ、こころの世界なのだ。
「久瀬優一」だけの精神世界なのだ。
誰一人、
そんな世界に当然のように平然に、きょとんと居座っているなんて――――「おかしい?」
「………」
心を見通しているかのように先回りして言い当ててて、まるで嗤うように笑う女。
No.56にとって、そいつはなんと言ったものか。
……あっ、そうだ。
「不愉快」。
ソレの名は、不愉快だ。
ならばどうする。
決まってる。
「殺せ」
処す。
いつものように。
とうぜんのように。
「疾く殺せ。疾く」
命じるNo.56に足元の影が伸びる。
朱色の水面が揺れる、ゆれる。
彼女の
ヴィルヘルミナのこころを食い尽くした、久瀬のこころに住み着いていた亡者どもだった。
そいつらは伸びた血よりも濃い真っ赤な水面より、ぬらりどろりと這い出ててきて、ゆっくりと女を囲う。
逃げ場はない。逃がさない。
「あらあら」
そのはずなのに。
困ったかのような仕草を見せる女だが、けれども逃げる素振りはまったく見せなかった。
不思議なことに、女は囲まれてもなお余裕があった。
虚勢とは思えず、それが猶更不愉快で仕方がないが、そこまでだ。
「死んでしまえよ」
指差しする。
それを令にして、忠実な僕である亡者どもは、雄叫びをあげて女に襲い掛かる。
さあ亡者ども。
醜い在奴らは、あのむかつく女の頭を綺麗に食いちぎってしまえと。
No.56は期待するのだ。
そして。そして。
No.56の目の前にあるのは食い尽くされた女の残骸。
………ではなくて。
在るのは今からお茶会でもできそうな、場違いにも綺麗で見事なティーセットと、焼き菓子。
亡者どもに投げるNo.56の鋭い視線は、亡者どもの言い訳を聞く。
発する言葉はないけれど、No.56の胸中で渦巻く思いは嵐よりも雄弁で。
それを察するべき裏切った亡者たちは、けれども説明に窮したかのようにまたは困り果てたように、「あー」とか、「うー」とか、しょぼくれながら唸ってばかり。
「日本語喋れよ」
弁明のつもりか。
「さて、と」
一方で。
亡者に椅子を当然のように引かせて座り、暢気に紅茶に口付ける女。
そいつは「どうぞ」と、No.56に席を勧める。
さも当然であるかのように。
ここが自らのテーブルであることを宣言するように。
ギッと歯ぎしり。そしてNo.56は、そこではじめて
そして、驚くのだ。
そいつは確かに死人であった。
だがそいつは、
ならば、どうしてお前がいるか?
マリー・フォンク・ルドルファー
呼ばれた彼女は、ニコニコとして答えない。
◆
「………ふんっ」
この場は不利だ。
そう悟ったNo.56はひとまず子供らしい不遜な態度で、引かれた椅子にどかりと座る。
繰り返すがここはヴィルヘルミナ――――「久瀬優一」の精神世界。
それを「久瀬優一」を殺すことで乗っ取ったNo.56だが、その支配権がどういう訳かあちらに渡りつつあった。No.56が健在であるのにだ。
それは亡者どもの態度を見れば明らかだった。
原理は分らぬ。
けれども完全に支配を失ってしまえば、亡者どもどころか自身の生殺与奪の権利すらマリー・フォンク・ルドルファーのモノになってしまう。そうなればNo.56の処理は考えるまでもない。
娘を殺したのだ。
仇である自身なんぞ、瞬く間に排除されるに決まっている。
しかしそんな結末はごめんだ。
だから探らなくてはならないのである。
そして何らかの手段によってソレを解決しなければならないのである。己の生存戦略の為に。
そのためには、裸の王様になってしまった今は、彼女の誘いに乗るしかなかった。
同じ土俵に何喰わぬ顔をして上がるしかないのだ。
皿に盛られたクッキーを鷲掴み、No.56はもぐもぐと、リスのようにクッキーを頬張った。
そしてNo.56は思考を続ける。
では、さて。
マリー・フォンク・ルドルファーが正に敵か?
No.56は、問う。そして、断じる。
否だと。
死してなおも確固たる意志を持って他人の心に侵入することなんぞ、目の前の女ごときができる芸当ではないのだ。ましてや、今ここに至るまで静かに潜むことなぞ、なおさらだ。
彼女は、唯の人なのだ。正しく人なのだ。
たとえ英雄の娘として生まれても、たとえどれほど才能にあふれていても、たとえ優れたウィッチであったとしても――――彼女は人だ。人なのだ。
人は人である故に、人の理を超えられない。
奇跡など、ありはしないのだ。
であるからに、考えるべきは誰かの手引き?
誰の?
それは当然、彼女をここに招き入れることができる能力を持つ者であって、………?
クグロンをフォークで切り崩しながら、そこまで思考したNo.56はふと一つの解答に至る。
そしてプツッと突沸でも起こしたかのように内心で激怒するのだ。憤慨するのだ。
彼女に似つかわしくない正義感を以て。
あのクソったれの魔女めがっ!!
「何を怒っているのかしら」
どの口がほざく。
と、さすがに感情を見せることはない。
感情を晒す行為が愚かであることを、No.56は身を以て知っていた。
「なにが『歓迎』よ。クグロン、ぱさぱさだし」
「もっとしっとりしていた方が好きだった?」
「………」
「あの子はそっちの方が好きだったわ」と暢気にニヘッとして語るマリーの話を半分に、No.56はもぐ、もぐ、と無言で咀嚼する。そして口の中身をごくりと飲み込んで、紅茶でもって全部ぜんぶ胃に流す。
そうして開けた口だけれども、彼女の好みはマリーに教えないことにした――――もとから教えるつもりもなかったけれど。
「お茶のおかわりは?」
「………もらう」
ポットを持った亡者が近づく。
マリーの指示に従って、空いたカップに茶を注ぎに近づくそいつが気に食わず、脛をテーブル下でドカリと蹴ければ、「あ゛ぁああ゛ぁあ゛あ゛!!?」と叫んで脛を抑えて転がりまわる亡者。
いい気味だとNo.56はそいつを見下しながらぱしゃぱしゃと、足をぷらぷらとして血だまりで遊ぶ。
そうしていると、ふと彼女は考える。
そもそもである。
あろうことかこの部屋で、血と怨嗟に満ち満ちたこの部屋に在るというのに、なお平然として娘を害した仇に茶菓子をふるまって、なんのことでもないかのように茶を啜って居座っている、このマリー・フォンク・ルドルファーの姿かたちをした女。
目の前にいるこいつは、「本当に、マリー・フォンク・ルドルファーなのか」と。
No.56は疑うのだ。そして問うのだ。
動じていないのだ。全くとして。
こんなにこの世界は狂気であふれているというのに平然とするなんて、正気とは思えなくて。
ならば、既に普通じゃないのか。
ならば、目の前のコイツは何モノかと。
「あなたは誰よ」
「………あらあら」
No.56の追及に、頬に手を当てわざとらしい困り顔をして、こちらを覗く目は半目に伸びて。
そんな彼女の口元は、バレちゃったと言わんばかりに吊り上がる。
瞬間、彼女の身体半分がどろり溶けて、異様に奇妙に肥大化して。
苛烈に揺れるそれは烈火のように、そしてそこから噴き出してきたのは何百もの虚ろな死者どもだった。
死者の集合体。
それが目の前にいる女、マリー・フォンク・ルドルファーの形をしたモノの、正体。
それはここにいる亡者どものような、久瀬を恨むが故に住み着くものとはまた異なるモノどもだ。
あの日、あの街で、あのバケモノどもに。
マリー・フォンク・ルドルファーと同様にネウロイに害された無辜の死者どもだ。
伸ばす手は、死者どもの無念と苦痛を訴えて。
伸ばす手は、助けと救済を求めている。
だが決して、助けてはならないモノだ。
その手に同情して助けようとすれば最後。
何百もの手が救いを求めて殺到し、あちらに引きずり込まれてしまうだろう。
「まあ、もとから救う気なんてないけれど」とNo.56は鬱陶しそうにぺちぺちと、その手を払う。
「魔女の手先に堕ちて、哀れね」
混じりモノめとNo.56は創造主を軽蔑するが、マリーは気にする素振りはない。
「手先だなんて、とんでもない。哀れだなんて、とんでもない。確かに私はあの子の力を借りて此処にいるけれど、私は私の意志で此処にいる」
「正気じゃない」
つまり彼女は、今の姿に自ら堕ちたと言うのだ。
猶更正気を疑うNo.56だが、マリーはそんなNo.56の指摘をさも可笑しそうに笑って答えた。
「正気?あはっ、正気?なにそれ」
手を胸に当てて、マリーは語る。
「私こそが、『正気』だ」と。
「私こそが、『マリー・フォンク』だ」と。
くすくすと笑い続けるそんな彼女は、その影から漏れ出す死者どもの悲鳴と相まって、不気味で。
その不気味さに、得体のしれないおそろしさをNo.56が覚えたのも刹那。
眼前までパッと迫る彼女の顔面。
油断はなかった。
No.56は久瀬に負けはしたものの、彼女もまた試験管の中から産まれたころから戦いを続けてきた兵士だ。
にもかかわらず、瞬きする間に間合いを詰められた。
それは驚愕するべき事実なのだろうが、それよりも、なによりも。
覗き込んだ彼女の瞳、ソレに飲み込まれたNo.56は気づくのだ。
こいつは、同類だと。
油断ならない同類だと。
血を知っている同類だと。
殺しを知っている同類だと。
だから平然としているのだと。
『殺人』という人類が最も忌むべき罪を繰り返すことは、人間性を破壊する自傷行為だ。それをNo.56は誰よりも知っていた。だからこそ。
彼女が何百という死者どもをその内に内包してなお、器としていてなお、彼女はマリー・フォンク・ルドルファー――――いや、ルネ・フォンクの娘であるマリー・フォンクでいられるのだ。
「返してもらうわ、私の娘を」
マリー・フォンクは帰還したのだ。
大切な人の名を捨てて、かつての狂気に身を堕とし。
その果てが人を踏破し、死を踏破し、人ならざるモノになってでも、たった一つの願い。
運命と争い、過去に苦しむ我が子を救う。それだけの為に。
マリー・フォンクはNo.56と対峙するのだ。
「………くひッ」
嗚呼、だから。
「くひひっ」
だから。
「ひぃあはははははははッ、あっはははははははははっは!!」
嘲りが、爆ぜた。
少女は女にガツッと額をかち合わせ、目を見開いて吐き捨てるのだ。
バァーカ、と。
娘を返せ?冗談じゃない。
返すも何も、ヴィルヘルミナはもういないのだ。
亡霊どもに散々喰われて無くなってしまったのだ。
今更だ。それを知らないわけでは無かろうに。
けれどもこともあろうに、この女は願うのだ。
ならば、幻想抱いだままくたばってしまえと、マリーからは見えぬ右手にナイフを持った。
密着状態。
なればこそ。
必殺は今、ここ。
マリーの首元に、No.56の唯管殺意無き無心の一線が飛ぶ。
「………ッ!」
手ごたえはあった。
返り血は盛大で、確かにNo.56の頬を濡らす。
けれども、彼女は舌打ちした。それが全てだ。
No.56は失敗したのだ。
「メッでしょ、こんな危ないもの振り回したら」
見下ろす自身のナイフが仕留めたものは、マリー・フォンクの掌だ。
彼女は自らの掌に刃を貫かせて、刃を止めたのだ。
なんて奴、なんて芸当。
こんな奴が何故ただの町医者をしていたものかと、マリー・フォンクの技術にNo.56は純粋に驚く。
「畜生離せっ!!」
「こんな危ないものは、はーいぼっしゅー」
マリーは掌に貫通する刃をそのまま握って、まるで紙でも丸めるかのように、クシャ。
「………はっ?」
メキ、メキリッ。
マリーの片手の中で金属がへし折れていく音が響き、原型すら分らぬほどにナイフは粉砕されてしまっていく様子を、うそーんとNo.56は
マリー・フォンクは、人じゃない。うん、それは間違いない。
ならば何かと問われれば、No.56は刹那に答えるだろう。
ゴリラだ。
ゴリラに違いない。
誰が見たってはっきりわかんだねと、ゴリラに捕まったNo.56は流石にゴリラの相手は諦めた。
一年ちょっとばかし旅に出ていました。社会という荒波に(カッコつけ)
投稿が滞りまして申し訳ございませんでした、いやほんと。
まさか自身が心の病を患うとは思ってもみませんでしたが、私は元気です(某学校ぐらし感)(重症)
………正直な話を致しますと、多忙な毎日を送ってついには病に陥った療養中に、「もう執筆は辞めてしまおうか」と考えたこともありました。
が、この一年間にいただいた評価欄の一言や、感想を読ませていただき、再開を決意いたしました次第でございます。
本音を言わせていただきますと「あんたらどんだけワイを泣かせれば気が済むん(ありがとうございます、ありがとうございます)」
また中々時間が確保できない毎日を過ごしておりますが、これからも細々ではありますが、このカノ飛ぶを読まれていらっしゃる皆様の少しの暇つぶしになればと存じます。
以上。