それはそうとこの前のの話でちょうどお気に入り登録数が300人を超えました!!やったぜ!!そりゃもう飛び上がりましたよw
だって当初の目標数の2倍ですからねw
ここまで来れたのも本当皆さんのおかげです!!ありがとうございます!!
数多に存在せしインゴットの内より、彼女は目的に沿ったモノを選び取る。とは言っても、目的に沿ったインゴットを選択したからといって、その望んだとおりの代物が出来るわけでもない。あくまでここで彼女に出来ることといえば、武器のカテゴライズ…………片手直剣か細剣、はたまた片手斧などなどを固定化させることと、大まかな特性を細分化させるだけ。あとはそれを鍛える者のレベルに応じてそれ相応の平均的につりあいの取れたものが出来る。詰まるとこ、実際に鍛えてみなければ判らないのだ。全てはこのSAOを統べるシステムのさじ加減。上質なインゴットを大量に用いて何の変哲もない武器が出来上がるのも、チープなインゴットのみで作った武器がとんでもないスペックを誇ろうが、全てはシステムの気まぐれである。まぁ、そうは言っても中々諦めのつかないところが人間でもあるが。
選んだインゴットを灼熱に熱される炉にくべて、暫く待機する。程なくすると、くべられたインゴットが赤く熱し始められ徐々に形をゆがめていく。ころあいを見て彼女は炉から取り出すと、金床にそれをゆっくりと置く。そのまま膝をかがめて、愛用のハンマーを取り出す。ポップアップウィンドウから操作対象を指定すると、ハンマーをゆっくりと振り上げる。ここからが、武器を鍛える中で一番重要な工程だといっても過言ではない。とは言うが、別段何かしらのテクニックが必要とされるわけでもなく、数回ほど熱せられたモノを叩くだけで事は足りる。
ぶっちゃけてしまえば、いくら丹精を込めて叩き上げようが適当に叩こうが生まれるものに差異は生じない。それでも、少女の考えは違った。この世界に於いて、武器とはプレイヤーの生命線といってもいい。文字通り命を預ける存在なのだ。そんな大切なものを鍛える道を選んだからには、作った武器が何時しか誰かの命を乗せるのだ。であるのに、ぞんざいな扱いなどいったい誰が出来ようか。少なくとも、少女は自分の仕事に誇りを持っている以上、それは決して出来ない。さて、と気を引き締めてからハンマーを振り上げ、叩き始めようとしたところで…………
「おーいシェリー!いるかー?」
突如響いたその声に、少女――シェリー――は思わずずっこけそうになった。
***
なんて――ツイてない。
レンは思わず天を仰ぎたくなった。最近、何かしらため息をつきたくなるばかりのように思えるのも彼の気のせいという訳でもあるまい。相棒であるキリト、親友であるクラインやエギルなどが今の彼を見れば、きっと腹を抱えて笑いこけているに違いない。現に、彼と一緒についてきた情報屋は、人目をはばかることすらせずゲラゲラと笑いこけている。それを横目で見てから、レンはほんの数十分前の自分を殴り飛ばしてやりたい衝動に駆られていた。
「ちょっと、聞いてる?」
「ああ…………」
「絶対聞いてない!!」
「Я проклят?(俺呪われてるのかな)」
「Shut up !! Close your mouth and look at me !!(黙って私の話を聞く!!)」
「Ползание(はいはい)」
「Remember , No Russian ! Ok ?(ロシア語はナシ!!)」
「Roger that(了解) 」
せめてもの抵抗のつもりだったのだが、それもあえなく失敗に終わった。ライトマシンガンを手にフルオートでブッパしそうな光景が幻視できてしまえるほど、シェリーの目は笑っていなかった。下手に刺激してしまえば、三枚卸ならぬ蜂の巣ミンチにされてしまうかもしれない。今、レンが置かれている状況とは床に正座しながらシェリーに怒られているところだった。詳しくは知らないが、どうやら作業の邪魔をされたことに対して怒っているようだ。ハリウッド女優も真っ青な抜群のプロポーションも気にすることなく両手を腰に当てて片頬を膨らませながら怒る彼女には普段大人びた雰囲気が在るのも手伝ってとても可愛らしいものがあったが、正直今のレンにはそれどころではなかった。反省の意を込めさせるためなのか、正座しなければならないのもキツかったし、こう頭越しから怒鳴られるのもどうかとは思う。が、当のシェリーにはそんなことお構いなしのようだった。
「で?あの人は誰??」
「知らないのか?アルゴだよ。俺の友……」
「レー坊の彼女だョ」
「「ええ?/はい?」」
アルゴの全く予想だにしなかったその返答に、シェリーのみならずレンまで素っ頓狂な声を上げていた。シェリーからしてみれば、まさかこの朴念神に彼女が出来るなど全く思っていなかったのだ。もとい、そもそもレンはアルゴと恋人と呼ばれる間柄になった事実などなく、彼にとってもこのアルゴの発言には驚くことしか出来なかった。しかし、そんなレンの内心などいざ知らず、爆弾を投下したアルゴは心なしか嬉しそうな、満足そうな表情を浮かべていた。
「なっ……なななな…………」
「おいアルゴ!!いつからそんなっ!!」
「ナーんダ、照れているのかイ?」
口をパクパクさせながら此方を指差しているシェリーを尻目に、アルゴはレンの声をさえぎると、あろうことか彼の腕に自身のを絡め、気持ちよさそうに目を細めている。それがなんだか飼い主に懐いてくる子猫のようで…………とても彼女に似合った可愛さがあり、どうしてもレンは強く言えなくなっていた。が、そんな彼の態度がよりアルゴの信憑性を増させ、シェリーはついに火蓋を切った。
「何よ!!私とキス(間接)までしたくせに!!」
「んナ!?レー坊?それは本当かィ?もしそーならオネーサン赦さないヨ!」
「いや、だから…………」
「レンは黙ってなさい!!」
「そーだヨ!」
「はぁ…………」
お互いが互いに譲らず、それどころか白熱してゆく女子二人の会話に、男たるレンはとっくの昔に蚊帳の外のようだ。そも、この言い合いも全てレンの存在が起因しているにもかかわらず当の本人がそれを全く理解出来ていないのが悪いのである。自業自得、とはよく言ったものだ。双方譲ることなく、最早彼女たちの距離は互いの鼻の先が触れ合うほどまでに近い。アルゴはフードをかぶったままなのでその表情はうかがい知ることは出来ないが、シェリーはいかにも不満げといった感じだった。日本人離れした綺麗な髪を揺らしながら、肩を潜ませてアルゴをにらんでいる。恐らくだが、アルゴも似たような表情なのだろう。
「レンは!?」
「どっちなんだイ?」
「もう勘弁してくれよ…………」
このままでは埒が明かないと思ったのか、レンのほうにズイッと顔を寄せてくる二人に、レンは大きなため息を以って返した。最早彼に残された気力などなく、出来るのならこの場から逃げ出したいと心の中で現実逃避するしかなかった。
***
「……んで?漸く落ち着いたか?」
「ええ………………」
「レー坊……怒ってる?」
「まぁな」
あの後、このまま何時までも言い合いを続けていそうな勢いの二人にレンが痺れを切らし、若干凄みを含めながら彼女たちを静めたのだ。具体的には言わないが、今の自分はさぞかし笑顔が引きつっているだろうとレンは感じた。そこに、まるで有無を言わせない無言の圧力が渦巻いているように二人は感じた。
「そ、それで?私に用って何?」
「二つあるかな。一つ目は……」
レンは左手を振りかざすと、現れたメニューウィンドウからスクロールさせてゆき、アルアイテムをダブルタップさせて実体化させる。程なくしてレンの左手に握られていたのは、洋紙を赤い糸で括られて丸め、その結び目に朱印が押されたなにやら王よりの勅旨状とでも表現できるような手紙だった。そのまま、レンはソレをシェリーへと投げ渡す。いきなりのことで驚いていたシェリーだったが、それを危なげなく受け取ると、手紙をしげしげと観察しながら首をかしげた。
「これは?」
「まっ、開いてみろよ」
「??」
若干ニヤつきながらそう言うレンに、シェリーは尚更疑問を重ねつつも言われたとおりに紐を解き、手紙を開く。
「これは…………」
目に飛び込んできたのは、いつもの見慣れた無機質なフォントではなく、しゃれた英文の筆記体書かれた文章。はて、しかし何故英文体なのだろうか?基本的に、SAO内で使用、或いは表記されるフォントの全てがほぼ例外なく日本語かカタカナ表記である。なのに英文とはこれいかに。まぁアメリカ系クオーターのシェリーにとって英文は苦でもなんでもないので、どこか久しぶりに感じる英文へと目をさらっと通してゆく。
「えっ………………」
やがて読み進めていくうちに、シェリーから驚きの声が漏れる。
「……これ……ホントなの?」
「ああ、大マジさ」
まさかと思い顔を上げたシェリーへと、レンがゆっくりと肯定する。
「マッ、オレッちからすればやっとかってとこだけどネ」
「フフッ……そうね」
思わず、シェリーの表情が柔らかいものへと変わる。その手紙の内容とは、キリトとレナ、アインクラッド内でも有名かつお似合いカップルである両名が結婚するという報告と、それに伴って開かれる結婚式への招待状だった。これが意味するところはつまり、シェリーはその結婚式に御呼ばれしたというわけだ。
「そっか……やっとあの二人が……」
「来てくれるよな?」
「勿論!行かない訳にはいかないわ」
「よしっ!!」
パチッとレンが指を鳴らす。そこで、シェリーはあることを思い出した。先程のレンによれば、彼女に対して二つの用件があるのだという。一つ目がこの手紙だとすると、二つ目は何なんだろうか。
「あれ?二つ目の用件ってのは?」
「まぁ、これに関連した話なんだけど。結婚記念品としてレナ用に短剣でもプレゼントしようかなと思ってさ」
「レナの?キリトへはいいの?」
「アイツ、最近魔剣クラスの直権がドロップしたみたいでな。ならワンオフ品の短剣をレナに、と思ってさ」
成る程、とシェリーは小さく頷いた。確かにプレゼント品としてはナイスアイデアだといえよう。加えて、NPCの鍛冶屋にワンオフ品を頼むよりも、プレイヤーブラックスミスの作るワンオフ品のほうが高性能な武器を練成できる可能性が高い。そこで、レンは知り合いかつウデのいいブラックスミスたるシェリーを尋ねてきたということだろう。
「判った、私に任せて!!」
「おう、頼んだぜ」
そうと決まれば話は早い。シェリーはやる気に満ちた右手をぎゅっと握ると、頭の中で二人の姿を思い浮かべる。《黒の剣士》キリトと《舞姫》レナ。二人は付き合い始めて一年とちょっとが経つ有名カップルだ。しかも、二人はリアルでも恋人同士ではなかろうかと錯覚してしまえるほどそのコンビネーションはバッチリだった。たまに、シェリーは二人の戦闘を目にすることがある。その姿は、正に長年連れ添ってきた夫婦そのもの。極AGI振りというレナがモンスターの群をかき乱すように駆け回り、出来た隙を片っ端からキリトが屠ってゆく。それは綺麗で、可憐で、力強くも繊細そのものだ。そんな彼女へと、自分が結婚記念品としての武器を練成する。これ以上の喜びと誉れが何処にあろうか。そう思うと、なんだか誇らしい気持ちとこの職業を続けてきてよかったという気持ちが、ほっこりとシェリーの胸の内を暖めてゆく気がした。
「じゃあ、早速作りましょう。ついてきて」
シェリーは手招きをしながら、カウンターの奥にある工房へとつながるドアを押した。
***
本来、この工房にプレイヤーを招き入れることは殆どない。この工房は、いわば彼女にとっての戦場も同じ戦いの場所である。武器の錬鉄は自身との戦いに他ならない。事故の精神を静かに、ひたすらに打ち込んでゆく。何度も何度も。そこに近道など存在するはずもなく、まして手を抜くなど言語道断。だから、練成時は一人の世界に篭って集中する為にプレイヤーを立ち入れることはしない。
「カテゴリーは短剣にしても、特性はどうするの?」
「特性ねぇ……どうするっかな」
「やっぱりスピード系じゃないかイ?レナッちにはやっぱりスピードだヨ!!」
「だよなぁ…………」
「じゃあスピード系のインゴットね」
ウィンドウを開いて、シェリーは持ち合いのインゴットを次々と実体化させてゆく。そのどれもが、鮮やかな宝石のようでとても美しい。
「おいおい…………大盤振る舞いじゃないか?」
「いいのいいの♪せっかくの機会なんだし」
レンが知りうる限りでも、目にするインゴットの数々はスピード系でも最高級の一品だらけだった。それらを惜しみなく使っていることからも、シェリーの気合の入り様がうかがえる。それならばと、レンもあるインゴットも実体化させた。母なる大地である地球。人類史上初めて地球を目の当たりにしたボストーク一号のクルーであったガガーリンはこう表したという。
“地球は青かった”
と。
その名前を冠するそのインゴットは、レンの手のひらで神秘的な青色に透き通っている。手にしたそれを、シェリーの横から台に置く。
「これも使ってくれ」
「これ……《ブルーアース》じゃない!!今現在確認されているスピード系の中でもドロップ率0.12%+ドロップMobが判明していない超希少インゴットなのに……いったいどうしたの?」
「んー、まぁ、この前運良くドロップしてな。使い道に困ってたんだが……この際ちょうどいいと思ってさ」
「本当かナー。実はオークションにかけてコルに変えようとしてたんじゃないかイ?」
「うっさい。この口か?この口が悪いのか?」
「アデデデ、ヒェーヴぉウ、ひっふぁんないへくレー(レー坊、引っ張んないでくレー)」
「おおー、よく伸びるほっぺだなー」
「コホンッ!!」
お髭の入ったアルゴのほっぺを両手で引っ張りながら、その意外な伸縮性を驚き楽しんでいるレンを尻目に、シェリーはわざとらしく大きく咳払いをした。そして、アルゴから手を話したレンの向こう脛を、つま先で思いっきり蹴り飛ばす。伝わる激痛、流石は弁慶の泣き所。
「О, Трахайтесь!! какой ад - Вы делающий?(くそッ! 何すんだよ!!)」
「Fuck off !! Do you know what you did ? (うるさい!あなた何やったか判ってる?」
「почему Вы так безумны в? Ха?(ハァ?いきなりなんで怒ってるんだ?)」
「Think it on your crappy mind !! (その残念な頭で考えなさい!!)」
それぞれ互いの第二母語のスラングで罵り合った後、シェリーはそっぽを向いてレンから視線を外した。しかし、喋っている言語は違うのにどうやって通じてるんだろう、とそれを呑気に俯瞰していたアルゴは思った。彼からしてみれば理不尽さもいい加減にしろ!!と抗議の一つでも上げたいところではあったが、彼女が炉の前に腰をおろしたのを見て仕方なく飲み込むこととした。
「はぁ……じゃあ始めるわ。くれぐれも邪魔しないでね?」
「ああ…………」
「判っタ」
目の前にある椅子に腰掛けると、鞴に足を置いて風を送り込む。彼女が足を動かす度に、炉の中にくべられているコークスが紅い炎を上げる。頃合を見てインゴットの数々を放りこんでゆくと、更に風を送って高温の状態を保つ。SAOの製鉄方法には幾つかの種類があるが、その中からシェリーはたたら吹き製鉄方法を選択している。古来日本が編み出したこの独自の精錬方法は、和銅を生成する為に用いられたもの。特徴として、インゴット単体の純度の高い、それこそ和銅のような物が作り出せる為、日本刀さながらのしなやかさと強靭さを併せ持つ武器が作れる。これらの武器は、主にパリィイング重視のプレイヤーたちに重宝される。
「さあ、行くわよ」
ヤットコで灼熱に熱されたインゴットを取り出し、金床の上に乗せると、シェリーはハンマーを片手に小さく息を吐く。自己を小さく、精神の中へと沈ませてゆく。やがて意を決したかのようにハンマーを振り上げると、そのまま勢い良く振り下ろした。
カァン!カァン!カァン!
甲高い音と共にハンマーとインゴットがふれあい、周りに火花が踊り散る。
ああ、なんと幻想的な光景だろうか。あたりに走っては消える小さな火花は、まるで澄んだハンマーの音に合わせて踊っているようではないか。覗かせるシェリーの横顔には、どこか近寄りがたい、神秘性にも似た高貴さがあった。
「綺麗だな…………」
「ほんト、凄いヨ」
感嘆に満ちたレンのその呟きは、幻想的なコンチェルトによってかき消されてゆく。正直に言って、レンは見とれていたのだ。彼だけではない、その隣に立つアルゴもまた、彼と同じ様に魅せられていた。カァンと一際高い音を奏でると、不意にシェリーが手を止めた。見る見るうちにインゴットが長方形状に伸びてゆき、やがて短剣の形状を取る。すかさずヤットコでそれをつまむと、そのまま傍らに待機させておいた水桶にぶち込む。ジャアアアとすさまじい水蒸気と共に待つこと数十秒。すっかり冷やされたインゴット塊から現れたのは、淡い群青色に発光し、波紋上の模様の刀身が見事な短剣だった。シェリーはゆっくりとした動作でそれをタップすると、表示されたステータスを読み上げる。
「武器の銘は《テアーオブイージス》初耳だから、間違いなく未だない未知の短剣。どう?」
ズイッと渡されたそれを手に取り、レンはその刃に自身の指先を這わせた。まず驚いたのはその軽さ。到底剣をもっているとは思えないほどの軽さに、レンは口笛を吹いた。
「凄い……としか言い表しようが……間違いなく名刀だぞ。これ」
手のひらでくるりと回してから、レンは空中をこの短剣で切り結んでみる。一筋、二筋、三筋、四筋…………瞬く間に重なってゆく群青の軌跡を、アルゴが追えたのはそこまでだった。ソードスキルを発動しているわけではない、ただレンが振るっているだけ。なのに、美しい刀身が空気を切り裂くその度に、鋭利に切り込まれているように感ぜられた。
「それ二、とっても美しい短剣だヨ…………」
その感極まったアルゴの言葉に、シェリーもまた心から同意した。今まで彼女が鍛えてきた数多の武器の中でも、《テアーオブイージス》は最高傑作といえる自信があった。もう何筋目かも判らぬ横薙ぎの軌跡を描くと、レンは空中で短剣をくるっと回してキャッチした。
「じゃあ……代金は……」
「いらないわ。レナが使ってくれたら、私はそれでいい」
「そっか、ありがとな」
「あっ……//////」
ポンッとシェリーの頭に手を置くと、レンは優しくなでてやる。その手つきはとても暖かくて、彼同様とても優しかった。だからだろう、レンの手が頭から離れた時、シェリーは言い表しようもない名残惜しさに襲われていた。
「?顔が……」
「い、いいの!気にしないで!!」
「ムーー」
慌てて、シェリーはレンに気付かれないようにソッポを向いた。今目を合わせれば、トマトよりも顔を赤らめてしまうだろうと思ったからだ。
ってなワケで始まっているオリ編ですが、まぁー遂にやっちゃいました。まぁ最初から予定はしてたんですがね......うーんw
話変わって本文中にも出てきた
「Remember, no Russian」
での「殺せ、ロシア人だ」は結構有名ですよね。あのミッションで何度もやり直したのは私だけでは無いと信じたいwww