魔法少女リリカルなのは!?「幻の残業局員」   作:ヘルカイザー

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荒れ果てた荒野、そのとある丘の上。そこに……ピンク髪の少女は佇んでいた。

まるで何かに絶望したように遠くを見据え、何かを諦め、決意したようにニヤリと狂った笑みを浮かべる。光がなく、どこを見ているわけでもないその瞳は瞬間、殺意に染まった。

「ウメ! やっと……見つけた」

「なんかよう? お姉ちゃん」
「何言ってるの! 急に飛び出して、心配するに決まってるでしょ! ……帰ろう? さぁ」

青みがかった髪のポニーテールをした少女。その少女は姉と呼ばれ、未だに自分の方を見ないピンク髪の少女を説得するように言葉をかける。周りは乾いた風が冷たく通り過ぎ、それが少女の不安を煽る

だが少女は歩みをピンク髪の少女へと進ませた。彼女の事が大切だったから。何よりもかけがえのない妹であったから。

「私に近寄るな!!! 」
「つっ!? ウメ……なんで…………」

突如として彼女を襲った抉るような手の痛み。彼女は手を妹によって弾かれ、その手からは血が噴き出した。肉体的な苦痛よりも、妹に拒絶された。それが何よりも彼女を傷つける。

動き出し、溢れ出した狂気は生半可な事では抑えられず、どこまでも拡大し、大きくなる。止まらないその少女の決意と共に。


「ふふ、あふふ。お姉ちゃん、私わかったんだぁ〜。私が悪いんだ。パパもママも私の為に喧嘩してる。2人はあんなに幸せだったはずなのに。私が産まれたから幸せじゃなくなった」

「ち、違う!? それはウメの所為じゃ」

「綺麗事なんて聞きたくない! 私の存在が、私なんかいるから2人は喧嘩するんだ!!! だったら…………」

「ウ、ウメ? ねぇ……何を……考えて」

姉を見つめる、光を失った瞳は狂気と殺意で輝き出す。手を前に出し、彼女は戦闘態勢に入った。自分の意地通す為に姉にその拳を向ける。

「ウメ!? やめなさい!? ウメ!! 」

「だったら!! 私は私の存在を抹消する!!! 過去で私が産まれる要因を全て無かったことにしてやる! だから、邪魔するな!!! 《愛殺気竜流し……》」

「あかっ!? ウ……メ…………」

「愛情殺……無限流波。……ごめんね、お姉ちゃん。大好きだったよ」

無念の中、妹の前になすすべもなく膝を折った姉はその場で果てた。妹を救うことも出来ずに妹が去っていくのをただただ見ているしかできずに。

故に……現在・過去・未来では歯車が外れ崩れ落ちていく。どっちへ回る事も出来ずに、行き場のなくなった運命はまるで彼らを憎むかのように牙を剥く。

それが……この物語のあらすじ。



そのはじまり…………












え〜遅くなって申し訳ありません。ちょい、忙しかったもので。


あ! 大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

今更ですが今年もよろしくです!

では本編です!よろしくお願いします!



第4章《2人の陸飛》
第71話《神域を侵す技》


いつの間にか意識を堕としていたであろうこの闇の中、私……キャロ・ル・ルシエは不思議な暖かさとお腹の痛みで目を覚ました。ただ、そこは普通の部屋で、私はベットの上だった。そして、ここで不思議なことが1つ。

 

身動きが取れない。感じとしては両手を頭の上で縛られ、足も開かせる感じでベットの両端にバインドで繋がれていた。しかしこれだけならいい。これだけならよかった。一番問題なのが私の格好。

 

 

つまりは…………

 

 

「ここ……は? なんかスースーする……って!? と言うかなんで私裸なの!? 」

「う〜ん……へへぇ〜お姉しゃまぁ〜」

 

「へ……コ、コロナ!? え、え? ちょっ!? なんでコロナも裸なの!? なんで私を抱き枕にして寝てるの!? 一体何がどうなってるのぉぉぉぉおおおおおおおお!? ……っ!? あ、貴方は…………」

 

「ふふ、おはようママ。いい夢見れた? って……その顔は見れてるわけないね。あの後どうなったっけって顔してる。いいよ? 教えてあげる。それでママの気がすむなら」

 

いつの間にか部屋の隅で私達を眺めるように見ていた、あのウメと名乗る少女。彼女は私の顔で全てを察し、あの後の事を語り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後の経緯はこうだった。

 

 

「落ち着いて、落ち着いてください陸飛さん! 」

 

「なんて事なんだ……」

「だ、大丈夫です! あの子の言うことは何かの間違いですから、だから! 」

 

「ふふ、スキありだよ? ママ、パパ! えいっ! ……っ!? 」

 

ふわりと私の横を風が通り、私達の後ろに気配が現れる。速い。私は最初にそう思った。私はともかく、陸飛さんが気配に気づけないのだから生半可なスピードではないだろう。しかし無駄だ。私にとって、物理攻撃などしていないのと同じ。だが、そう思ったのは私の油断だったのかもしれない。

 

「スキ? そんなものないよ。貴方の拳なんて私には届かない」

「えへへ、流石ママ。でもね? 『この時代の』ママ〜……私には遠く及ばないよ? 愛殺……気竜流し! 」

 

「え……ゴフッ!?……そ、そん……な…………(今の私の技……違う、私のじゃない。じゃあ誰の) 」

 

私は殴りかかってきたウメという子の不意打ちを何でもなく無効化し、その拳を掴んだ。だが私の手で押さえ込んだはずのこの子の手はまるで幽霊のように私の手を透過し、直後……私のみぞにとてつもない衝撃が走る。

 

「キャロ!? クソ! ……なっ、どふっ!? 」

「くふ! パパぁ〜弱いね? 『愛・殺・拳』……」

 

私がお腹を抱え怯んだ瞬間、陸飛さんは私のフォローにはいる。当然、これでウメちゃんは引くものだと一瞬考えた。でもそれは彼女の実力を知らない私の幻想。

 

何故なら次の瞬間、彼女の構えは誰かさんの拳を放つ構えと重なり、気づいた時には陸飛さんの胸にウメちゃんの拳がめり込む。陸飛さんが、初見とはいえこうまであっさりと直撃を受けた事に私は驚きを隠せない。ましてや、そのまま吹っ飛ばされて悶えてる陸飛さんを見ては……なおさら。

 

「愛情殺・心肺……停止拳。ふふ、すご〜い。パパ頑丈だね。これ受けたら普通〜身体の機能止まるのに。まだ生きてるんだ? 」

 

「かっ!? ……ごほっ、ごほっ!? なん……だぁ……今の」

 

「り、陸飛……さん」

 

「2人とも抵抗なんて無駄だからやめときなよ〜。私には勝てないんだからさぁ〜。それとも一回殺さなきゃ伝わらない? うふふ」

 

立ち上がれない。たった一撃。たった一撃しか受けていない。にも関わらず、私はもう意識が朦朧としてきていた。でもそんな中、少し離れたところでは陸飛さんが必死に立ち上がろうと頑張っているのが見える。

 

強い。私は素直に思う。こう言っては何だが場違いなバグキャラだ。勿論陸飛さんもその部類に入るだろうが、目の前のこの子はその陸飛さんすら相手になっていない。

あれだけの理不尽な出来事を超えたばかりの私にとって、これはもうどうしようもない絶望でしかなかった。途方も無い時間を何度も何度も超え、その先に手に入れた力と技がこんなにも脆い。蓋を開けてみれば何も変わっていないのだ。

 

私はまだ弱い。大事な人1人。自分の身1つ守れないのだから。

 

 

「パパぁ〜? 次で終わりにするけどぉ〜いいかな? 大人しくするなら、これ以上痛くしないよ? どうする? 」

 

「ダメ……です。陸飛……さん。逃げて……逃げて……くださ……ぁ」

 

「ふふ。ママ分かってるね。でもだぁ〜め! 逃さないよ。そうだ! ねぇ〜パパぁ? 冥土の土産に面白いもの見せてあげようか? この時代のママの技……愛気竜流し。その進化系、後に『神域』を侵す事になるミッド最強の柔の流派。その……奥義を……

 

 

『愛殺・気竜流し……逆流血・語り愛』

 

 

 

……本来、これは人に使っちゃいけないんだけどぉ……パパなら死なないでしょ? んふふ」

 

姿勢を低く取り、前に出した右足に左手の甲を添える奇妙な構え。そして、陸飛さんがフラフラと立ち上がったのを確認し、彼女はその場から消えるように移動し、陸飛さんの目の前に現れると陸飛さんの心臓に決してはやくない掌底を叩き込んだ。彼女の動きに軌道と気配がないため、それは吸い込まれるようにそこへ直撃する。例え来るのがわかっていたとしても。

 

「……キャ……ロ…………」

 

「ごめんねパパぁ〜。でもパパぁ〜さっさとやらないと一番厄介だし。ちょっと血を逆流させたけどかろうじて生きてるでしょ? 」

 

一瞬陸飛さんの動きが止まり、大きく目を見開く。一体何をしたのかは朦朧としていた私にはわからなかったが、それで決着がついたのは……糸が切れたようにその場に崩れた陸飛さんを見てわかった。

 

私と同じぐらいの歳の子1人に。私達は負けた。そしてここで私の意識は途切れたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「思い出したでしょ? 」

 

「陸飛さんをどうしたの!! 」

 

「大丈夫。まだ生きてるって。今殺したって意味ないし。それにこれで死んでたら未来のパパがああなるわけない。でも本当に化け物じみたパパだよねぇ〜。ああでもしないと動けないようにできないんだもん。ま……もうすぐ終わるんだろうけど」

 

「どうして!? どうしてこんな事するの! 貴方が私達の娘ならどうして!? 」

 

「そんなの決まってんじゃん。ママ達が幸せにならないからだよ」

 

「え…………」

 

 

かすれるような声で絞りでたその言葉は私を黙らせるのに十分だった。悲しそうなウメちゃんの顔。何より、諦め、絶望したような感情の入り混じった声色。

 

その理由は、私がきかなくても勝手にウメちゃんの方から語り出した。でも到底信じられないその言葉に、私はただただ、聞き入るしかない。

 

「今から17年後。ママ達は夫婦喧嘩を始める。普段喧嘩なんて絶対にしない2人が、一歩も引かないで。歯止めの効かない喧嘩始めるの。毎日毎日……家の中で破壊音が絶えない。ママなんて……パパに向かって死ねとか普通に言ってるんだよ? だからもう耐えられない。見ていられない。いつまで続くかもわからない喧嘩なんて。……このままじゃ……殺し合いし兼ねないから………ひぐっ……だからぁ……」

 

「ウメちゃん……だ、大丈夫だよ! そうならないようにこれから生きていく。喧嘩なんてしない! しないから! だから」

「……んふ……ふふふ。あは! あははははは!!! 」

 

「ウ、ウメ……ちゃん」

 

ウメちゃんは悲しみにくれ、泣き始めた。だが直後、狂ったように笑い始める。何が彼女をこうまで壊したのか。普通ではない。もうまともな精神状態には思えなかった。

 

「そんな綺麗事……信じられると思ってるの? ママ? ふふ。それに今頃パパ衰弱してるんじゃないかなぁ〜」

 

未来の私達は娘は1人……幸せにできないのか。そう思うと未来の私を恨む。しかしそんな事は考えるだけ無駄だ。何故なら今の私達にそれを知るすべはない。例えウメちゃんが未来から来たとしても、それはあくまで未来の1つでしかない。

 

元々決まっていた運命をねじ曲げた私にはそれはよくわかっていた。抗えば、諦めなければきっと全て変えられる。でも今回は完全に手づまりだ。何故なら、私は行動を完全に封じられてしまっているのだから。

 

「私は諦めないよ! 絶対に今回も乗り越えてみせる! 」

 

「……無理だよ。ママには何もできっこない。そこで大人しくしてて。怪我させたくないから。それに……この時代に私を倒せる人間なんていない。唯一……倒せる可能性があるとすればそれは……『私の柔と対を成す剛の流派だけ』。でもその使い手は、もう押さえ込んであるし、誰も私は止められない。んふふ。じゃね〜ママ〜。コロナお姉様と楽しんで」

 

そう言ってウメちゃんは部屋から出て行く。私は諦めない。絶対にここから出て、陸飛さんを助けに行くと心に決めた。だからまず、私がやるべきことは1つ。そう考えながら、私は隣で寝ているコロナに視線を落とした。

 

これはいけないこと。コロナを傷つける最低なことだ。しかし私はそれでもやる。再び沸々と湧き上がるこの黒い感情と笑みはその証だ。

 

「ふふ……コロナ、悪いけど……ピエロになって貰うから。私と陸飛さんのために。誰に喧嘩を売ったのか、教えてあげるよ。ウメちゃん? んふふ」

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 

「はっ、はっ、 はは……はぁ……はぁ……も、もう……かんべん……して……くれ……」

「やめて!? やめてよ!? お兄さんが死んじゃう!? やめてぇぇぇえええええ!!! 」

 

私、高町ヴィヴィオは両手を鎖で拘束され、薄暗い地下室に吊り下げられていた。さらには、私の目の前ですっかり果てているお兄さんの姿。私は声をあげて叫ぶ。このままではお兄さんは死ぬ、死んでしまう。

 

 

と……いつもなら死がつきまとう危険な状況なのだろう。しかし今回はどうしてか。

 

 

 

全くと言っていいほど……今の状況と世界は優しいようだ。お兄さんからしてみればどうだかわからないが、少なくても私にとっては。今までを見てきた私にとっては優しく思えた。

 

これは私の感覚が狂ってきているせいだろうか? それとも……などと考えてはみるが、やはり違う。この状況は何なのだろうかとしか思えないのだ。

 

「ヴィヴィオ……お主あれでこの男がくたばると本気で思っておるのか? 」

 

「え? 無理だと思いますよ? あれで死んだらお兄さんニセモノですよ絶対。ただ暇だから悲劇のヒロイン『ごっこ』? してただけで……と言うか……私達はいつまで拘束されてなきゃいけないんでしょうか…………」

 

「だから言っただろ? 陸を取り戻すまでだ」

 

「はっ!? はは! あははは! 頼む!? もうやめてくれ!? もう無理!? ははは! ひっ!? あはっ、ははははははは!!! 」

 

この地下室に広がるのはお兄さんの悲鳴……もとい笑い声。そう……お兄さんはシュテルさんとレヴィさんに絶賛くすぐられ中なのだ。しかも心なしか、シュテルさんが妙に興奮しているように見える。ここに入れられてもう3日経つが、その3日前のシュテルさんはどこへ行ったのかと言いたい。

 

「ここですか? ここが弱いんですか? それともここ? んふふ、正直になれない豚が私達に可愛がって貰って喜んでいるんですか? 変態ですね? ほら、もっと責めてあげますよ? 正直に言ってください? 貴方は誰のものなのか? そして陸を出してさっさと消えてください」

 

「かはっ! やめっ!? ひはっ!? ははは!! 」

 

 

「た、楽しそうだねシュテルん……それじゃ僕もやる! それ! 」

「ちょっ!? はひっ、はーっははは! あ゛ああはぁ〜ぁ……!? も、もうやめてくれぇぇぇええええええええええええ!!! 」

 

 

時間が経つにつれ、お兄さんの抵抗が弱まる。それと同時にシュテルさんがエスカレートしているようにも思える。一体何が楽しくてお兄さんにくすぐり地獄をしているのか。目的が仮に記憶を失う前のお兄さんだとしてもこのようなやり方でいいのだろうか。私にはシュテルさんと達が楽しんでいるだけに見える。

 

しかしどうだろう。こうしてみるとやはりディアーチェさんやシュテルさんは悪い人たちではない。きっと本当はこんなことはしたくはないはずだ。

ならば元凶はやはりウメと言う子の仕業。何を吹き込まれたのか知らないが、彼女が何か言ったのだろう。今回敵ははっきりしているが強すぎて手が出せない。正直この間の紙使いのお姉さんと同じく次元がまるで違うのだ。

 

「もう帰りたい……はうっ!?? ……何今の…………」

 

「また暴れておるのかあの女…………いい加減我は恐怖すら覚えるぞ」

 

すると突然大きな破壊音と振動がこの地下室全体を揺らす。私は何事かと目を丸くしたが、デュアーチェさんはまたかと呆れてため息をついていた。

 

 

だが私はこの時まだ知らなかった。

 

 

 

この場が私達の学校で、そこに作られた地下空間。そして私達よりさらに地下に幽閉された手負いの怪獣が、怒り狂い。スキあらば獲物を狩ろうと牙を丸出しにしている事を…………

 

 

 

 

「ゴぉぉぉぉロ゛ぉぉぉぉぉナ゛ぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! どごい゛った゛ぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! 出てごい゛! ぶっゴロじてやっ、ら゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! 」

 




短編・絶望のコロナちゃん劇場


第2話 《親友》


「コロナ……ダメ。行かせない! こんなの間違ってる! それに今ならまだ間に合う、間に合うよ!! 」

「リオ……私」

事が起こってしまった日の朝。いち早くコロナの異常に気づいたリオは彼女の歩みを阻んだ。リオは知ってしまったのだ。これからコロナがしようとしている事の一端を。
だから彼女はそっと笑いかけながら手をのばす。彼女がその手を取ってくれる事を信じて。

だが……現実はあまりにも残酷だった。

コロナはその手を取り、リオはそれに安堵した。しかしその矢先。

「あ……コロナ! かはっ!? ……え…………コロ……ナ? 」

「ふふ、ごめんねリオ。私もう止まれない。でも許してくれなんて言わない。だから……消えて? 」

「コロっ!? ……ナ…………」

信じたリオはその瞬間意識を失った。コロナは無情にも無抵抗のリオに一撃をくらわせその行動力を奪う。今のコロナには何も見えてはないない。

何が正しいのか。


何が間違っているのか。


この場にいる目の前の親友でさえ。


今唯一コロナを動かしているのはキャロへの愛だけ。


「待っててくださいキャロお姉様。今私がお姉様の呪縛を解き放ってあげます! ふふ……うふふ。あはは! あはははは!! 」

そしてこの直後、St.ヒルデ魔法学院は色々な要因があった後……ウメの手に堕ちた。




to be continued…………




次回もよろしくお願いします。

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