【習作】黒子のバスケ、神速のインパルスを持つ男。   作:真昼

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第5Q

 桐皇学園は怪我をした若松を一度下げて、代わりに諏佐を投入する。

 諏佐は本来SFの選手だが、身長は190㎝あるので十分センターの仕事も熟す事が出来る。しかし、本職とは言えないのでオフェンスリバウンドを取れる可能性は先ほどまでよりさらに低くなる。

 怪我をした若松を桃井と一年生何人かが付き添って医務室へと連れて行く。その姿をコートから見つめる桐皇学園の選手たち。

 

 

「あらら、大丈夫かな!?」

 

 若松がコートの外へ連れ出されるのを見ながら花宮が言う。まるで周りに聞かせるかのようにわざとらしく、普通の感性を持っている人ならば気に障るような言い方だ。勿論、これも挑発の類いだろう。事実桐皇学園のベンチメンバーたちは顔を真っ赤にして怒りを顕わにしている。

 

 

「はぁ、どうするかな」

 

 花宮の独り言を聞いて、克樹はそう小さく呟く。念の為に周りの様子を伺った。

 案の定、花宮の嫌味な独り言に一々付き合う選手は桐皇学園には居なかった。今吉キャプテンは花宮の嫌らしさは分かっている上に、そもそも心理戦に長けている。桜井は元々の性格もあり3Pシューター以外に突っかかることはしない。青峰に至っては相変わらずコスい手使ってんなぁぐらいの感想だろう。克樹も膨大な経験から表情に出したりはせずにポーカーフェイスを貫く。

 

 克樹もラフプレイに対して思う事が無いとは言わない。ただ、前世でアメリカに居た時はもっとひどいプレイも沢山あった。弱いチームが策を練るのは当然だ。ずる賢さやルールの裏をつくのも一つの戦い方とも言えるだろう。克樹としてもそういう行為があるのは知っているし、仕方がないと思う部分もある。

 

 ただし、怒りが沸くか沸かないかは別問題だが。

 

 

「諏佐、なるべくコッチでシュート決めてくさかい。無理はすんなや」

 

「元々、本職じゃねえからな。とりあえずは第二クォーター終了まで後一分、頑張るとするか」

 

「そうやな。休憩挟んで若松の容態次第やからな。諏佐、きばりや」

 

「おう!」

 

 今吉が諏佐に対し激を飛ばす。

 

 諏佐がゴール下に入りきる前に克樹から鋭いパスを貰った桜井が3Pシュートを決めた。ゴール下で準備をさせなければラフプレイも何もない。

 桜井も表情にこそ出していないが内心で怒りが渦巻いているのだろう。普段なら強い3Pシューターとの張り合う時にしか出さない筈の雰囲気を醸し出している。

 クイック・シューターのように見える桜井だが、本質は相手が強ければ強くなるほどシュート精度が上がっていくクラッチ・シューターだ。霧崎第一のあまりにも酷いラフプレイを眼前にしてスイッチが入ったようだ。

 

 その後は桐皇学園側は全ての3Pを決める事でさらに、点数を重ねていき霧崎第一との点差は更に開いた。しかし、まだ後半が丸々残っているのだ。普通のチームならリバウンドを取れなくなるのはある意味致命的に近い。

 

 

 

「これであいつ等天才組もゴール下に来るしか無くなる。ソイツらを潰せば桐皇は終わりだ」

 

「相変わらず花宮はエゲツねぇなぁ」

 

「まぁ気合入っているようなチームじゃないのは残念といえば残念か」

 

 そう笑いながら控え室へ戻る霧崎第一のメンバー達。

 

 

 

 その笑っている姿を見て緑間と黄瀬はあからさまに嫌な顔をする。全中三年連続覇者としてのプライドは持っている。それが一見鼻持ちならない態度に現れる事もある。しかし、二人ともバスケというスポーツに真摯に向き合っているのだ。その二人から見れば霧崎第一のプレイは顔をしかめるには十分なものだった。

 

「相変わらず嫌な戦い方するッスねぇ。まぁこんな感じに試合は進んでるんスけど、緑間っち的には改めてどう思うッスか?」

 

「普通のチームならセンターが負傷すると攻守のリバウンドが取れなくなって致命的なのだよ。普通ならばな」

 

「どっこい、桐皇は普通のチームじゃないッスもんねぇ」

 

「結論は変わらない。最終的には桐皇が勝つのだよ。そもそもあの二人がまったく本気を出していない」

 

 黄瀬も一応聞いてみたという程度だ。黄瀬自身も桐皇学園が負けるとはまったく思っていない。何しろ、過去に練習とはいえ一度も勝てなかった男と試合で一度も抜けなかった男が揃っているのだ。緑間の言う本気を出していないという意味もわかる。

 

 黄瀬から見て青峰に至ってはヤル気のかけらも見せてはいない。青峰に誰よりも挑んでいるのは自分だと言える自信が黄瀬にはある。そして卒業する最後の最後まで勝てなかった。そもそもあの青峰がボール回しに徹するところは非常に希少な光景とも言えるのだ。

 そして光谷、この男の反応速度は異常ともいえるものだ。過去の試合でどうにか抜かそうとするたびに悠然と進む先に回り込まれるのは黄瀬にとって苦い思い出だ。

 キセキの世代の一人に紫原という男が居る。他者を圧倒する体格から繰り出されるディフェンスは脅威と言っても良い。反応速度も常人とは言えない。まさにゴール下の守護神と言っても良い男だ。それでも反応速度という面では光谷に軍配が上がるだろう。その反応速度から生み出される平面でのディフェンスは正に鉄壁と言える代物。青峰とあそこまで競い合う選手を他に黄瀬は見た事が無い。

 

 最初見た時は悔しかった。憧れであった青峰を光谷が止める光景を見て。次に勝ちたかった。試合で何度も止められて。

 未だにあの二人には届いていないように思える。そんな二人が揃っているからこそ、こんな手で勝とうとするチームには負けないだろうという確信が持てる。 

 

「あー、だから最初に気に食わない試合だって言ってたんスね?」

 

「ああ、人事を尽くさない試合に価値はないのだよ」

 

「緑間っちらしいッスね。でも、これでどっちかは腰を上げて本気だすんじゃないッスか。出すとしたら……、光谷っちかな」

 

「そうだろうな。青峰だったら、まずこんな相手では本気を出す筈がない。まったく気に食わん奴なのだよ」

 

 

 

 緑間と黄瀬が思っている通り、青峰は本気を出すつもりもヤル気を出すつもりもなかった。青峰からすれば克樹が一緒の学校に居る事で、日々の練習には楽しみを見出せた。その為、逆に試合での落胆ぶりは激しいものとなっていった。どの相手もまったく相手にならない。こんな相手をしているなら克樹と1ON1をやってる方が全然楽しいと感じてしまう。克樹が同じチームに居る以上、楽しめるのはキセキの世代が居るチームとの試合に限られる。その為に負ける気は無いが、わざわざヤル気を出そうとも思わない。それが今の青峰のスタンスだった。

 

 

「若松君の怪我についてですが痛みは激しいようですが捻挫でしょう。五日もすれば完治します。以後の後遺症も無いですね。ただし、今日はこれ以上試合には出す事は出来ません」

 

「皆聞いとったな。若松の怪我も大したことならんで良かったことやし。後はこの試合に勝てば無問題やな」

 

「スンマセン、キャプテン。後任せます」

 

「安静にしときや。若松が入れん以上、このまま諏佐にセンターに入ってもらう。慣れんと思うけど頼むで」

 

「あーキャプテン、一ついいですか?」

 

 ここで克樹が提案を出した。その内容に控室の全ての人間が驚く。確認もされるが、それに克樹は軽く大丈夫と言って流す。

 

「まぁ、光谷がそこまで言うんやったら別にかまへんけどな」

 

「おっし、アザッス。キャプテン」

 

 了承の返事を貰い、少しだけ気合を入れる克樹。そうして細かい打ち合わせを行い10分の休憩時間が終了間際となる。続々と控室からコートへと戻っていく。その最後尾に一年の三人は居た。

 

「光谷サン本当に大丈夫なんですか?」

 

「ん? 心配?」

 

「い、いえ。そ、その信じてないわけじゃないんです! すいません、疑うような真似してほんとすいません!」

 

「あぁウザー。けど克樹……。お前……ドMだったのか?」

 

「はぁ!?」

 

「自分から痛めつけられるような所へ行くってことは、そういう性癖があるってことじゃねえの?」

 

「違うしっ!!」

 

「あ、あのスイマセン! ほんとスイマセン!!」

 

「何で桜井くんが謝ってんの!!?」

 

「あーメンドクセー」

 

「俺のセリフだよ!!」

 

「けどまぁ……、何か色々考えがあんだろ?」

 

「当たり前だ。誰だと思ってるんだよ」

 

 克樹が控室で提案したことは非常に単純なことだった。先ほどまで若松が居た所に克樹が入る。それだけだ。克樹がセンターをやり、先ほどまでセンターに入っていた諏佐が克樹の代わりにSFのポジションに入る。元々、諏佐はSFのポジションの選手だ。即席のセンターで動くよりは問題無く動けるだろう。

 

 

「あれぇ? 今度は君が中に入るんだ。さっきの人みたいに怪我しないといいね」

 

 克樹がゴール下に着くと先ほどまでマークしていた花宮が爽やかな笑顔で肩を叩いてくる。

 

 

 

 花宮の予想では青峰と光谷を最後まで温存してくるものだと思っていた。だから怪我をしたセンターの代わりに新しく入ったセンターを潰すつもりだった。虫の手足をもぐ様にゆっくりと追い詰める予定だったのだ。そして最後に青峰と光谷というメインディッシュ、天才共を潰す。しかし、花宮の予想からずれて先に光谷を潰す事になりそうだ。

 

「ふはっ……、どいつもこいつも壊れたらただの木偶じゃねえか」

 

 潰した時の光谷の表情を想像すると思わず嗤いが浮かんでくる。良い子ちゃんや熱血君ではないにしろ、バスケに青春を費やしているのは十二分に今までのプレイを見てわかっていた。今まで、バスケで挫折なんざ味わったことのないだろう天才。それが潰されて無様に負けた時、どんな表情をしてくれるのか。

 これほど楽しみなのは去年の誠凛高校以来かもしれない。あの木吉を潰された時の怒り表情。その後の決勝トーナメントでボロボロになって悔しがる姿思い出す。思い出すたびに傑作だったと嗤いがこぼれる。

 

 『悪童』花宮真にとってのバスケは勝つのが目的ではく、バスケに青春をかけて歯ぎしりしながら怒りと悔しさが混ざった表情をする敗者の姿を見て楽しむのが目的だった。

 

 

 第二クォーターと同じく、桐皇学園は中に一枚置いての外からの攻撃のパターン。花宮は変わり映えしない攻撃パターンに飽きが来ていた。

 

「……そろそろいいか」

 

 ついに光谷を潰すための合図を花宮が出す。諏佐が放ったシュートは惜しくもリングに跳ね返され、ボールはゴール下へと落下する。それと同時に故意の事故を引き起こす。

 

 ゴール下に居た三人がもつれ合うように落下する。

 

 ……光谷は無事だった。そのままボールを確保しゴールを決められた。

 

「あぶねーあぶねー」

 

 どうやら運よくラフプレイの被害を免れたようだ。チッと思わず舌打ちをしてしまう。続いて潰すように指示を出す。

 

 再び、チャンスが訪れる。しかし、またも光谷は免れた。運の良い奴だ、その運が何処まで続くかな。とばかりに花宮はさらにラフプレイをけしかけさせる。

 

 ラフプレイを仕掛ける、またも躱される。何度も何度も仕掛け、何度も何度も躱される。

 

 花宮も流石におかしいと気づく。

 有り得ないという思いが浮かぶ。しかし、それしか考えられない。光谷は全てのとは言わないが致命的なラフプレイだけは全て躱し続けていると。

 

 

 

「飛ばせないっ! ……ってね」

 

 ゴール下でガムを膨らませながら原は光谷に対してボックスアウトを行いつつ、右足で光谷の左足を踏もうとし、さらに若松にも行ったように光谷の鳩尾に肘打ちをかまそうとする。しかし、右足を軸にすることで少しずらされた事で踏みに行く足は躱され、肘打ちは当たる直前で光谷の左腕にガードされた。そのまま光谷はリバウンドの為に右腕を伸ばしながら跳んだ。

 

「チッ……!」

 

 自身の上下のラフプレイが全て防がれたことに原は思わず表情を変える。どちらか一方は入れるつもりだったのだろう。しかし、原は更に追い打ちをかけるため、光谷の軸足にのしかかるべくリバウンドを取るフリをして跳ぶ。

 リバウンドの競り合いはラフプレイの対処の為に光谷が少し遅れたので霧崎第一の古橋が勝ち取った。

 

 落下する間際、原が光谷の着地の軸足めがけて足を添える。さらに同時にボールを確保した古橋がボールを持ったまま肘を光谷の頭部目掛けて振りぬく。二人掛かりによる上下同時のラフプレイだ。

 

 これは決まったと、思わず原は嗤いを浮かべる。その瞬間、光谷と目が合った。今から潰される筈の光谷もニヤリといった笑みを浮かべていた。

 

 原の足が光谷の軸足に乗った瞬間、光谷は踏んばらずに軸足の膝を抜いた。先ほどまで力強かった光谷の力が抜けていた。原と光谷のバランスが崩れる。その崩れた反動を利用して古橋の肘打ちをスウェーで躱す。

 

 原は舌打ちをして、倒れつつある自身の体を利用する。先に姿勢を崩してコート上に倒れ込む光谷に肘打ちを入れようとしたのだ。原の体重を込めた肘打ちも光谷が首を逸らすことで躱されてしまう。

 

 一連のラフプレイを躱し立ちあがった光谷は腰をはたきながら、花宮の方を見て「この程度?」とばかりに鼻で笑う。

 

 

 光谷はその後もラフプレイを躱し続け、そして第三クォーター終了のブザーが鳴る。

 

 

 ―――あの野郎ッ! フザケタ真似しやがってッ。

 

 光谷のプレイを見て花宮は怒りから周りが見えなくなっていたのだろう。不意に後ろから肩を叩かれる。後ろには爽やかな顔をした光谷が立っていた。

 

「当たったらヤバいラフプレイも、当らなかったら意味がないよな。なら躱しまくれば良いだけの話だな」

 

 笑顔で吐かれた光谷のセリフに花宮は射殺すような眼を向ける。そして、ギリッと歯ぎしりしながらベンチへと戻る。

 

 

 

 怒りをほとばしらせベンチへと戻る花宮の姿を上から見ていた緑間と黄瀬が同時に呟く。

 

「決まったのだよ」

 

「決まりッスね」

 

 依然として得点としての差は10点ほどだ。しかし、本来ならラフプレイを行って相手を挑発する側の霧崎第一。それが光谷のプレイによって逆に挑発されて怒る側へと回ったのだ。もう考えていたシナリオ通りにはいかないだろう。

 

「しっかし、光谷っちも無茶するッスねぇ。あの密集地帯で全部躱し続けるとか、人間業じゃないッスよ」

 

「他の人間には出来ない芸当なのだよ。常識外の反応速度で相手のラフプレイを見切って躱してるのだからな」

 

「それでも後ろから来てるラフプレイとか、普通躱せるッスか? 光谷っちの視野は一体どうなってるんスかね」

 

「俺のチームにも似たような視野を持つ男が居るのだよ。コート全体を上から見渡すような視野、鷹の目(ホーク・アイ)を持つ男がな。……ただ、光谷が上から見るように出来るのは鷹の目(ホーク・アイ)と違って精々コートの半分より広い程度。せいぜい鳶の目(カイト・アイ)と言ったところなのだよ」

 

鳶の目(カイト・アイ)でもゴール下に居る分には十分ってところッスか」

 

「その通りなのだよ」

 

 黄瀬と緑間の視線の先では、二分間のインターバルを終えた選手達が再び試合を開始している。第四クォーターも引き続き光谷が霧崎第一のラフプレイを躱し続ける展開で進む。あからさまなラフプレイを行うとアンスポーツマンライク・ファウルになってしまう。審判に咎められてしまいディスクォリファイング・ファウルとして取られる可能性もある。しかし、生半可なラフプレイでは光谷に躱されてしまう。

 

 外からの攻撃で攻める桐皇学園が試合を優勢に進めていた。

 

 

 

 形勢は変わらぬまま、ついに試合終了のブザーが鳴る。

 

『やっぱり決勝トーナメントに進んだのはキセキの世代擁する桐皇だぁっ!!』

 

 体育館に観客の声が響き渡る。

 

 コートから荒らしく退場する霧崎第一の選手達。それと対照的に喜びをあらわにする桐皇学園の選手達。

 

「っしゃぁーーっ!! よくやった光谷!!」

 

「アイツらの顔見たかよっ!」

 

 負傷した若松の意趣返しを行った克樹に次々に喜びと称賛という名のド突きが行われる。

 

 こうして決勝リーグへと進む、予選トーナメントBブロックの覇者は桐皇学園に決まった。そして同時刻別会場で行われていたDブロック予選トーナメントでは東京三大王者の一角、西の王者である泉真館高校が波乱も無く決勝リーグの切符を手にしていた。

 

 

 来週のAブロック、Cブロックの予選トーナメント決勝の結果で、決勝リーグでの戦う相手が決まることになる。

 注目されているのはAブロック。去年、決勝リーグに残った4チームの内3つのチームが各々勝ち抜き。Aブロック予選トーナメント準決勝、決勝で戦うことになる。

 

 三大王者の一角にして北の王者、達人達の居るチームの正邦高校。

 同じく三大王者にして東の王者、さらに今年から『キセキの世代』No1シューターである緑間真太郎まで擁する秀徳高校。

 去年は惜しくも決勝リーグで敗退するも、桃井が気にしてやまない『キセキの世代』幻のシックスマン黒子テツヤが新たに入った新鋭の誠凛高校。

 

 どれも一筋縄ではいかないチームばかりである。本命は秀徳高校、対抗で正邦高校、大穴で誠凛高校と予想はされている。しかし、どのチームが勝ちあがってきたとしても荒れることは間違いないだろう。

 

 波乱のAブロック予選トーナメント準決勝、決勝の幕が上がる。




ちょっとだけ主人公の無双っぷりを意識して書いてみました。
試合は少し淡泊に終わった感じかもしれません。ただ、プレイを一つ一つ書いていったら飽きが来るような気がした上に、霧崎第一でダラダラ書き続けるのもなんだったので他者視点を入れたりして二話分で消化することに落ち着きました。

何かありましたら感想や一言、メッセージ等でお伝えください。

次は主人公がAブロックを見に行く感じになります。


バスケ一口メモ
アンスポーツマンライク・ファウル:パーソナーファウルの一種で故意によって相手選手の体を叩いたり蹴ったり押したりする等をしてると判断された時に取られるファール。罰則として通常のパーソナルファウルと同じ条件でのフリースローが与えられます。さらにフリースローの成否に関わらずセンターラインの横からフリースローを投じた側のスローインでゲームを再開します。


ディスクォリファイング・ファウル:とても悪質なファウルと判断された場合に取られるファウル。即座に退場及び失格となります。また、一発で出されるだけでなく、テクニカルファウルの累積で取られる可能性もある。罰則は上のアンスポーツマンライク・ファウルと同じ。

どう考えても原作の霧崎第一のラフプレイはこの二つのどっちかに当てはまると思うんだ。

まったく関係ないんですけど、プレイとプレーどっちの方が良いですかね?

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