武装機甲士Alternative   作:謎の食通

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第十六話

砕けた街、融けてガラス化したコンクリート、熱で焼きついたBETAの死骸。

戦場となった第4防衛ライン上の街から第8防衛ライン上にある京都駅にある物資集積所に近づく機影があった。

深蒼の装甲、重甲な鎧、それは戦術機と比べてあまりにも異色だった。

そう、その機体はグランゾンだったのだ。

 

 

「見えてきましたね、ご主人様」

 

 

シュウのファミリア[チカ]は、自らの主人に目的地へ着いた事を報告する。

京都駅には様々な物資と戦術機そしてサイバスターの姿が見られた。

 

 

「そのようですね・・・では、私は降ります。グランゾンは任せましたよ、チカ」

 

 

京都駅にいる衛士たちはグランゾンの姿を見て浮き足立っていた。だが事前に連絡されていたのか、彼らが攻撃を加えてくる事は無かった。

だが、シュウはそのような些細な事は気にせずにグランゾンをサイバスターの隣に降着させる。

そして、シュウはチカに後を任した。

 

 

「了解です、ご主人様!」

 

 

チカの了承の声を聞き、シュウはコンソールを操作し、コクピットを開放する。

 

シュウがグランゾンから降りると、衛士強化装備を身に付けた女性が走り寄って来た。

衛士強化装備は、パイロットスーツと言うにはあまりにも肉体のラインが浮き出ており、シュウの虚憶にある一年戦争当時のパイロットスーツよりも薄かった。

 

普通の人間ならその姿にある種の感慨を抱かざるをえないが、事そのような事に関してはシュウにとっては気に留めるようなことではなかったので普通に接近してきた女性に相対した。

 

 

「・・・貴公がシュウ殿か?」

 

 

赤い衛士強化装備で体を包んだ女性は驚きの感情を目に宿しながらシュウに話し掛けた。

それは当然の反応であろう、先に到着したマサキもそうだったが戦術機のようなものに乗っていながら、衛士強化装備を着ないで通常の戦術機以上の機動性を発揮した彼らは彼女の常識に照らし合わせると異常だった。

しかも、シュウにいたってはマサキと異なり日本人離れした相貌、しかも高貴さすら漂わせているシュウの姿からは、彼の身柄を想像するのは困難だった。

 

 

「いかにも私がシュウです。貴女は?」

 

 

シュウは女性に対し誰何する。もっともその声から大まかな予測事態は出来ていた。だが名前自体は知らなかったのでシュウは彼女に問うたのだ。

 

 

「さきほどあなた方に何度も助けられた嵐山中隊の隊長如月佳織中尉です。此度は本当に有難うございました!」

 

 

如月はシュウに頭を下げる。シュウの見た目はどう見ても軍人には見えなかったので敬礼ではなくお辞儀をするべきだと思ったからだ。

 

 

「礼は要りませんよ。私自身にも思惑がありましたからね。・・・それよりもマサキは何処ですか?」

 

 

シュウは、彼女にマサキの場所を聞いた。彼にとっては礼よりもマサキすなわち魔装機神操者の情報の方が重要だったからだ。

 

 

「マサキ殿ならテントで休んでいますが・・・案内いたしましょうか?」

 

 

マサキは、帝国軍のテントで休んでいた。それは、撤退中に彼が行ったある事でマサキの体力が消耗していたからだ。

 

 

「ええ、お願いします」

 

「・・・はい。じゃあ、マサキさんの場所ですけど・・・」

 

 

 

***

 

 

 

テントの中には幾つかのベットが置かれている。ここは傷病者用のテントとして使われてるようだ。そして、テントの中のベットにはマサキの他にも少女が横になっていた。彼女は山城上総だった。そして彼らの周りには篁唯依を始めとした少女たちが彼らの様子を見ていた。

 

 

「邪魔するぞ」

 

 

そのテントの中に二人の人物が入ってきた。それは如月香織とシュウ・シラカワだった。

 

 

「中隊長!?・・・そちらの方は?」

 

 

唯依たちは、中隊長と共に入ってきた人物に不審の目を向ける。日本人とは異なる外見、紫がかった髪、魂すら見通す目、更には軍事施設には似合わない白いコートにタートルネックの服を着た男だったからだ。

 

 

「こちらの方がシュウ殿だ。・・・篁少尉、真田大尉はどうした?」

 

 

もっともその正体を明かされた少女たちは直ちに姿勢を正したが。そんな少女たちを見て、彼女らと共に居た真田晃蔵大尉の姿が見えないことに気付いた如月は唯依たちに行方を聞いた。

 

 

「教官、じゃなくて大尉は此処の責任者の所へ行かれました」

 

「そうか・・・」

 

 

真田晃蔵は、山城たちの容態が安定したのを見ると報告のために責任者の元に行ったのだった。

 

 

「ここにいましたか、マサキ」

 

 

そして、そんな乙女たちを横目にシュウはベットで横になっていたマサキに話しかける。

 

 

「あ?・・・シュウか」

 

 

マサキはシュウに気付くと体を起こしてシュウの顔を見た。しかし、体を起こすときのマサキはどことなく億劫に見えた。

 

 

「ふむ、プラーナが乱れてますね・・・サイフラッシュを使いましたね?」

 

 

普通の人の目からはただ疲労しているようにしか見えなかったが、シュウは違う。彼はマサキのプラーナが消耗している事をその霊的な目で見抜いたのだ。そして魔装機神を始めとした魔装機には操者のプラーナを消耗して発動する武器が搭載されているのだ。

 

 

「ああ・・・ちょっとな」

 

「・・・何があったか詳しく教えていただけませんか?」

 

 

シュウに問われて何があったかマサキは言う。

 

護衛についていた少女たちが要塞級と衝突して墜落した事、少女たちが負傷した事、歩兵級に食われそうになっていた事などだ。

そして、彼女たちを救うためにマサキはサイフラッシュを使用したのだ。サイフラッシュは敵味方識別型のMAPW、それにより機体や少女たちに接近したBETAのみを攻撃したのだ。

しかし、サイフラッシュは地上に出た事により不安定になっており想定よりも多くのプラーナを消耗してしまったのだった。

 

 

「なるほど・・・しかし、その状態では2発目どころか戦闘にも支障が出そうですね」

 

 

マサキが消耗した理由は判明したが、シュウは彼の状態に眉を顰める。シュウにとってはその非効率的な行動はあまり好ましくない物だったからだ。

 

 

「けど、今は一機でも戦力が必要なはずだ。俺も出るぜ」

 

 

しかし、そんな状態になってもマサキ・アンドーは戦おうとしていた。

 

 

「魔装機神操者である貴方が決めた事にとやかく言いませんが・・・一つだけ条件があります」

 

 

シュウはそのマサキの態度に呆れつつも懐かしさを覚えた。

 

 

「あ?条件って何だよ?」

 

 

マサキはシュウの言葉に疑問を放つ。その言葉の中にどことなく険があったのはマサキ自身もわかっていなかったのだが。

 

 

「簡単な話です。貴方が戦闘不能になったら、私はあなたと共に後退しますよ」

 

「なんだって?」

 

 

シュウの言葉にマサキは思わず聞き返す。彼がそのようなことを言うとは思わなかったからだ。

 

 

「ここであなたとサイバスターを失うわけにはいきません。それに力を使い果たした貴方をラ・ギアスに帰すためにはグランゾンの力が必要ですからね」

 

 

シュウはマサキに説明する。消耗したマサキとサイバスターではラ・ギアスへのゲートを開く力が無いと推測したからだ。また、シュウ自身も引き時を探していたのだ。

 

 

「そうか・・・わかった」

 

 

マサキがシュウの説明に納得していると如月佳織が彼らに近づいてきた。

 

 

「シュウ殿、マサキ殿!ここの指揮官があなたがたにお会いしたいとの事です」

 

 

それは帝国軍の指揮官からの会談要請だった。軍に属していないマサキとシュウ、彼らの存在は軍としても放ってはおけなかったからだ。

 

 

「承知しました。・・・マサキ、行けますか?」

 

「ああ、少しはマシになった」

 

 

ある程度休んだことでプラーナが回復したマサキはベットから降りた。そしてマサキとシュウは如月に先導されながら軍の指揮官の元へ向かうのだった。

 

 

 

***

 

 

 

シュウとマサキが出会ったのは女性だった。しかし、彼女は五摂家につらなる人間だった。

 

 

「あなたがシュウ殿か。私は斯衛軍第三大隊の崇宰恭子だ。此度は斯衛の若者達の窮地を救っていただき、感謝いたします」

 

 

崇宰恭子は不審人物であるマサキとシュウに丁寧に礼を言った。本来なら問答無用で拘束されても可笑しくないにも関わらずに・・・もっともこの状況でそのような行動を起こすのは無能な人間の証左であろうが。

 

 

「フッ、構いませんよ。こちらこそ五摂家の方に正体を明かせない無礼を許していただきたい」

 

 

もっともシュウ自身は五摂家が相手であろうと慇懃無礼な態度を改めようとはしなかったが。

 

 

「ところでお聞きしたい事一つあります。・・・サイバスターを調べないように命じたのは貴女の命令ですか?」

 

 

シュウは、崇宰に質問をぶつける。グランゾンが集積所に到着した時、帝国軍はサイバスターを遠巻きに見つめるだけで、接収や解析などの動きを見せていなかったからだ。

 

故に責任者である目の前の女性に問い質したのだ。

 

 

「その通りです。私が下の者たちに命じました」

 

「なるほど・・・さすがは五摂家。武家の棟梁らしく信義を重んじるようですね」

 

「そんな大層な事ではありません。このような状況であなた達を拘束するなどと言う事は愚考でしかありません」

 

 

シュウは彼女の取った行いを賞賛するも、崇宰は謙遜する。実際、今が平常時であったら彼女もサイバスターの、あわよくばグランゾンの接収を考えただろう。

 

 

「例え非常時でも流れの読めない人間は居る物ですよ。それらを考えれば、貴女方は十分に信頼に値すると思いますがね」

 

 

シュウは、新西暦における時代でのいくつかの勢力を知っていた。異星人が襲来していながらも己の権力増強を目指した、ティターンズ、アードラ・コッホなどだ。そして、彼らの行動もまた人間の習性を考えれば仕方が無いとシュウ自身は思っている

 

それらに比べれば、目の前の女性は十分評価に値するとシュウは認識していた。

 

 

「・・・私からも一つだけお聞かせ願いますか?光州の蒼い魔神、貴方が帝国に仇なす存在か、否を」

 

 

しかし、彼女にとってはシュウの態度や質問自体は現状において重視するものでは無かった。彼女にとって重要なのはただ一つ、目の前の不審人物たちが帝国の味方なのか敵なのか、それをハッキリさせることだけだ。

 

 

「さすがに五摂家の方は光州でのグランゾンの行動をご存知でしたか・・・。別の方にも言いましたが、日本は母の故郷ですからね、そのようなつもりはありませんよ」

 

「俺にとっても日本は故郷だ。BETAなんかの好きにはさせないぜ!」

 

 

彼らは自分たちが日本に関係ある者だと明かす。シュウにとって日本は思うところがあり日本防衛引いては地球防衛自体は吝かではない。マサキにいたっては天涯孤独の身とはいえ自分が生まれ育った地だからだ。

 

 

「その言葉、信じさせてもらいます」

 

 

崇宰恭子は、二人の言葉を一旦信じることにする。最も彼女個人の視点では直情っぽいマサキと違い、シュウには警戒心を抱かずには居られなかったが。そして、当然のことながらこの戦闘が終わった後で彼らの正体を調べようとも思っていた。

 

 

「それでは、そろそろ本題に入りませんか?私たちの力が必要なのでしょう?」

 

 

一通りの挨拶が終わったことを見計らってシュウは本題に入る。

 

 

「お恥ずかしい限りですが、今は使える物は何でも使いたいのです。共に戦っていただけませんか?」

 

 

シュウの推測どおり、軍はシュウたちに助力を求めた。悪天候により艦隊からの砲撃支援をまともに受けれない彼らにとってグランゾンとサイバスターは非常に魅力的だったのだ。

 

 

「それは構いませんが、条件があります」

 

「条件ですか・・・?」

 

 

シュウの条件、それはマサキに語った条件と同じだった。シュウは彼女にマサキの状態を説明した。

 

 

「そういうことですか、わかりました。マサキ殿が離脱するまでの間よろしくお願いします」

 

 

崇宰恭子はシュウの条件を飲む。そもそも常識的にその内容を飲むのは当然だった。欲を言えば、体力が戻った後に再び参戦して欲しい所だったが、それ以上は望めない事をシュウとマサキを見て判断した。

 

 

「そういうことです。マサキ、貴方は何かありますか?」

 

 

シュウはマサキに問いかける。

 

 

「いや、特にねえな。ただ、今の俺じゃあまり役に立たないかもしれないけどな・・・」

 

 

顔を俯かせながらマサキは言う。祖国の危機、ソレに対し、あまり役に立てそうにない自分が情けないとマサキは思ったのだ。

 

 

「マサキ殿、あなたのお陰で若者たちの命は救われたのです。そう自分を卑下しなないでください」

 

 

そんなマサキに崇宰恭子は慰めの声を掛ける。マサキによって山城上総を始めとした若者たちは命を救われたのだから。そして彼女は唯依の従妹叔母でもある。そんな彼女にとってマサキは恩人だったのだ。

 

 

「・・・ありがとな、あ、いや、ありがとうございます」

 

 

マサキは彼女の言葉に礼を言う。だが、相手が五摂家だと思い出し言葉遣いを慌てて変える。他にも彼女が年上の女性だと言う事がマサキにとっては関係しているのかもしれない。

 

 

「ククク・・・敬語が似合いませんね」

 

 

そのマサキの姿を見て、シュウは思わず笑みを溢す。虚憶の中でも彼がこのような姿を見せることは無かったからだ。

 

 

「うるせえよ」

 

 

マサキは悪態をつきながらソッポを向いたのだった。

 

 

 

***

 

 

 

京都に押し寄せるBETAの群れ、それに対抗する戦術機たち。その中でひときわ目立つ蒼い機体と白い機体があった。

その手に持つ剣で要撃級を切り裂き、放たれた光条は突撃級の装甲を貫いた。

 

 

「これがサイバスターとグランゾンの力か・・・」

 

 

日本帝国斯衛軍第16大隊を率いる斑鳩は蒼き魔神と風の魔装機神のその戦い様を見て驚愕する。光線級すら捉えられないサイバスターの疾風のごとき機動、BETAを物ともしない装甲と火力を持つグランゾンの威力。それは彼らの常識からは考えられない力だった。

 

 

「機械仕掛けの神と兵士は呼んでいたが、正にその通りだな」

 

 

その神風のごとき助けになる二機を機械仕掛けの神と同じ戦場に立ったものは呼んでいた。そのような感慨に斑鳩が深けているとその隣にサイバスターとグランゾンが接近した。

 

 

「貴公らの戦術機は凄まじい物だな。これがもっとあれば帝国は・・・」

 

 

彼らの活躍を見て、彼はぼやく。既に西日本はBETAに蹂躙されてしまった。もし、これほどの力があればと、斑鳩は思わざるを得なかった。

 

 

「過ぎた事をいっても何も成らないぜ。今は目の前の敵と戦うだけだ」

 

 

そんな彼にマサキは言う。今出来る最善の事をしろ、と。

 

 

「それに私たちの機体は一般の兵士には扱えませんからね。まあ、いずれ技術提供をする予定ではありましたがね」

 

 

ただ、そんなマサキと異なりシュウはある種の爆弾発言をした。

 

 

「ほう、それは真か?」

 

 

斑鳩は思わずシュウのグランゾンを注視する。シュウの言葉は決して無視しえぬものだからだ。

 

 

「ええ、斑鳩閣下。グランゾンは、本来なら来るべき時に表に出す予定でしたので」

 

「そうか、感謝する」

 

 

その言葉を聞き斑鳩は悟った。シュウが本来ならこの戦闘に介入する気が無かったことを。そして、ソレにもかかわらず彼が参戦した事を斑鳩は感謝するしかなかった。

 

といってもシュウにとってはさほど問題ではない。地上での仕込みはほぼ完了していたからだ。後は来たるべき時を待つのみの彼にとって今更自分とグランゾンの関係が見破られても痛くもかゆくも無かった。

 

そして、彼らはBETAに相対する。ワームスマッシャーにより多数の敵が撃ち抜かれ、サイバスターはBETAの中に切り込み光線級すらも膾切りにしていった。

だが、それも長く続かなかった。サイバスターが膝を突いたのだ。それを見たシュウはサイバスター周辺のBETAを無力化し、サイバスターの隣にグランゾンを着陸させた。

 

 

「マサキ、もう限界ですか?」

 

 

シュウはサイバスターに通信をつなげた。モニターから見えるマサキの顔色は一目見て青ざめていることが分かった。

 

 

「へっ、何を・・・これか、ら、だ、ぜ・・・」

 

「「マサキ!?」」

 

 

長時間の戦闘で遂にマサキの限界が来たのだ。マサキは気を失い、それをみたファミリアのシロとクロは悲鳴をあげる。

 

 

「まったく、世話が焼けますね、あなたは」

 

 

シュウは肩を竦めるとグランゾンにサイバスターを支えさせる。そして、この戦場の指揮官である斑鳩に通信を入れた。

 

 

「斑鳩閣下、約束通り私たちは撤退します」

 

 

通信をしながら、グランゾンはサイバスターを連れ、戦場を離脱していく。

 

 

「そうか・・・今までの支援感謝する。後日、人を送ろう。シュウ・シラカワ博士(・・)

 

 

斑鳩はシュウの地上での身分を知っていた。限りなく遠く極めて近い世界において、香月レポートの価値に気付き得た彼ならではだろうか。最初は、シュウ・シラカワと目の前のグランゾンが結びつかなかったが、網膜に映るシュウの相貌と科学技術雑誌に掲載されているシュウの顔が一致したのだ。

 

 

「・・・さすがに気付きますか。ええ、また会いましょう。ただ、貴方の望む再会とは限りませんがね」

 

 

そう言うとシュウはサイバスターを連れてグランゾンを飛ばす。斑鳩はそれをしばらくの間、見送っていた。だが、今は戦場の最中であり、途中で視線を目の前の戦場に移すしかなかった。

 

こうしてサイバスターとグランゾンという因子が加わった日本防衛戦は正史と同じような流れになるも正史に比べると被害は少なくなった。だが、まだ歴史の大勢を変えるほどではなかった、今はまだ・・・。

 


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