ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか   作:夢幻パンチ

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ヤバかった

遅くなりましたが見てください

ちなみにタグを増やしました。内容はだいぶ考えたが、悔いはない


深まる謎と愛の探究者

「たく、勘弁しろよな。こっちは体ボロボロなんだからよ」

 

「それに関しては済まない。なに私が看病してやろう」

 

「絶対ヤダ。死ね」

 

「二人とも死にかけだったのに、全回復とか...」

 

「「ギャグだからな」」

 

「ギャグなの⁉これ以上のシリアスなかっただろうが」

 

めだかVS天竜の戦いは、二人にとってはギャグとかたずけ、善吉はいつもどうり騒ぐ

そんな中、パチパチと部屋に響く拍手

 

「見事!実に見事だったぞ。白斗天竜、黒神めだかよ。特に白斗天竜貴様は素晴らし」

 

「都城三年生。貴様のおかげで天竜との距離が近づいた。ありがとう」

 

「こいつなに言ってんの?ねー善吉くん?今すぐこのアホ殺してよ。一生のお願い」

 

「逆に殺されるっての」

 

「たしか、貴様らはフラスコ計画を潰しに来たのであったな?いいだろう、ついてこい。深層にて決着と、フラスコ計画の真実を教えてやろう」

 

ガコンッ!と音がし、都城の足元に階段現れる

 

「よし、皆ゆくぞ」

 

「ああ、行こうめだかちゃん」

 

「早いとこ終わらして、打ち上げといきましょう」

 

「わたしも覚悟はできてるよ」

 

「そうか、じゃ任せた」

 

は?めだか以外の全員が口に出した。天竜のいつのも空気を読まない発言

 

「あのな、さすがにないぞ天竜?空気読めよ。第一めだかちゃんがゆる「よいぞ」ほらな?諦めて、え?」

 

「さすがに連戦疲れただろう?天竜が来たくないと言っているのだ。本人の意思を尊重してやろう」

 

「マジか...」

 

「めだかさんが、天竜君に人権を...」

 

「ついに天竜君がにんげんに...」

 

口々に天竜人間進化説を述べる生徒会。真黒は改めて天竜を同情した

 

「みんなヒデーな。でもまあそうゆことだ。ふー」

 

天竜は高千穂との闘いでかなり傷つき、めだかとの闘いで限界が来た

 

「なんだ来ないのか白斗天竜」

 

「うるせえ厨二病。三下の分際で俺に話しかけんな」

 

「...この俺を三下呼ばわりか、ますます気に入った」

 

何故か知らないが都城の中で天竜の株がどんどん上がってるのが不思議で、ざまあみろと思ってる善吉だったが、あとで心の中で全力土下座をする。あくまで心の中で

 

「みんな先に行くといい。ぼくは後から行くよ」

 

「お兄様。天竜をまかせました」

 

「ふ、流石僕の妹。善吉君。めだかちゃんを任せたよ。弟は任せな」

 

部屋に寝転がる天竜の治療を買って出た真黒。二人を残して、下に進むめだか達

 

「どうやら行ったようだね。お疲れ様弟よ」

 

「...弟じゃねって、もういいやどうせ話聞かないし」

 

治療で残るといった真黒は天竜に何もしないまま話だけが進む

 

「で、なんで残ったんだ?」

 

「....わかって言ってんだろ?たく、フラスコ計画を潰せって言ったのテメーだろ」

 

重い腰を上げ、エレベーター入り口右のほうへ行く

 

「確かに言った。だが潰すのならこの下に行くしかない」

 

「なんだよ知らなかったのか、あのババアがこんな簡単に計画をおじゃんにするかよ」

 

「それはどうゆ...」

 

天竜が壁に触ると、壁は扉のように開く

 

「....っ!」

 

創設者である真黒ですら知らなかった扉、そこには机にたった一枚の紙

 

「....なんて書いてんだ?」

 

「って!君知らないのか⁉僕に見せてみな。な、なんだこれは....」

 

紙には何も書いていなかった。だが天竜には何を書いているのか見えているみたいだ

 

「悪い天竜君。僕には何を書いているのかわからない。すまない」

 

「...別にいいよ。多分あいつが関わってるんだ。不思議じゃないよ。それよか、めだかのほうに行ったらどうだ?俺は待ってるからよ」

 

「ああ、言っておくが「あいつにあまり関わるなだろ?」わかってるならいい」

 

そう言って真黒は下に降りって言った。残された天竜は紙を見る

 

「なんでこんな部屋知ってたんだ俺?それにこれ」

 

Rare

 

紙にはそう書かれており、天竜にしか見えず、天竜もバカなため読めず、紙を捨てるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れさま。色々あったし、久しぶりに本気で頑張った気分はどうだい?」

 

「まぁ、悪くなかったな。戦闘機と友達になったし、義理の兄にあたる形ちゃんにも会ったし、あんまりいい思い出はないけどくじらさんにも会った。いたみさんのホットパンツも見れた。良かったぜホットパンツ」

 

「んー、狂言と思い込み、が診られますね。知ってるかい?そう言うの白斗天竜て言う名前の病気なんだよ」

 

「相も変わらず心に刺さる言葉を平然と吐くな?自称超絶かわいい妹様より」

 

天竜が瞬きした瞬間に場所は変わる。瓦礫だらけの部屋は一変し、先の見えない学校の廊下に代わっていた。当然こんな芸当ができるのは安心院なじみ以外ぐらいだろう

 

そしてそのなじみも天竜目の前にいるのであるが、突然呼ばれた天竜はもはや慣れたもの口調で話を進める

 

「なぁ」

 

「んー?」

 

「なんだあの紙?知らないとは言わせないし、あの紙を見つけた時点でこの空間に呼ぶ予定だったんだろ?と言ってもこの空間も、お前も記録されたなんかなんだろ?」

 

なんだかんだ付き合いの長い天竜となじみ、能力で何度も死んでいる身としてどんな能力かは把握できるようになってきている自分がやっぱり嫌になる天理

 

「しょうがないな。今日は勝負下着なんだぞ」チラ

 

「やっぱり年齢ピー才は「えーっと対戦相手は赤犬?愛染?それともマダラ?」Jスターズはもう参加せんからな」

 

ここではない何所かに一度飛ばされたことがあるのだがこの話は割愛するとして

 

「はー、いいかい天竜君。本来僕はこう言う展開はできればしたくなかったし、僕の願いは君が一生一般人で平和に暮らしてもらうことだ。でも、君は好んで危険に進むよね。知っていたさ、君がこの星に生を受けてから何年の付き合いだと思ってるんだ」

 

天竜は黙って聞く。このなじみはただの記録、本来は天竜がしゃべる内容を想定してしゃべる予定だったのだろうが、今のなじみは完全に天竜のことを忘れている。天竜は分かる。聴こえないかもしれないけど、これは弱音だ

 

「なんで、なんで君じゃなくちゃいけなかったんだろうね。どいつもこいつも君を求める。これだから人間は嫌いだ」

 

「おい!さすがに意味が分からんぞ。なに言ってんだ」

 

「いいんだ。君は僕が守る。そうさずっとそうしてきたじゃないか、この五千年間と変わらない」

 

五千年間...?ただ紙のことを聞くだけだと思っていたが、なんだ今白斗天竜は聞いてはいけないことを聞いているのではないのか

 

「君がその紙を持ってるってことは、僕は失敗したということだ。いいかい天竜君。もし、もしもだまだ白斗天竜だというのなら...」

 

なじみは天竜に近づく、身長の関係で若干背伸びをするなじみ。優しく天竜の頬をなでる

 

「絶対にその気持ちを忘れてはいけないよ」

 

「...なじみ、姉ちゃん」

 

「ふふ、そうだね。そもそも君のことを兄と言い始めた時点で僕の負けだったのかもしれない。僕にとっては、いつも背中に背負ってあげていた弟の天竜君なんだろうな」

 

なじみの手はゆっくり手を放し、天竜から離れていく

 

「どちらかは分からないけど、会えてよかったよ。レアル兄さん」

 

「レアル?兄さん?おい待て、頭が、脳が追い付かんぞ!言いたい事ばかり言いやがって、なんだよクソッタレ!」

 

天竜はなじみの事を知っているつもりだった。全然だった。今、しかもこのタイミングでなじみの深い闇を知った気がした。意味の分からん紙を見つけて、しかも自分しか場所を知らなくて、自分にしか文字を見えなくて、なじみに会えたから解決すると思った

 

「今か⁉今なのか⁉なんで今なんだよなじみ!」

 

天竜がなじみに手を伸ばす

 

瞬間

 

空間にヒビが入る。崩れ、地面が崩壊する。落ちしかない二人

 

「くそが!帰ったら覚悟しろよーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ぉい・・・・んり」

 

意識が覚醒する。どれだけ寝ていたのかわからないが、誰もいなかった部屋に誰かがいる。めだか達の戦いが終わり、都城がめだかによって改心したと考えていいだろう。さしずめぼやけた視界に見えるシルエットは男だと分かった

 

「んっ、善吉、か?大丈夫だから離せ、よ?」

 

「大丈夫か?白斗天竜」

 

天竜を抱えて心配そうに顔を覗かせてるのは、都城王土だった

 

「なぜにお前やねん」

 

「この階に来た時に貴様が、白目でビクンビクンしていたので、心配したぞ」

 

なんだこの感じ寒気が止まらなぞ、おかしいぞ

 

「都城三年生!ずるいぞ。天竜を心配するのは真のヒロインの私だろうが!」

 

「ふん。黒神よ。早い者勝ちと言う言葉を知っているか?」

 

「クッ!」

 

「いや悔しがるなよめだかちゃん」

 

やっと視界がクリアになってきたところで周りに全員いることが分かった

 

「まままままぐろさん。説明して?マジで、頼む義理兄さん!」

 

「君、今なりふり構っていられないんだね」

 

簡単に説明しよう

 

都城の能力で、他人の心臓に直接電磁波を送り自分の能力にしてしまう真骨頂『理不尽な重税』である

この能力で、自分の本来の異常性(アブノーマル)を確立しためだかに放ったのだ

完成(ジ・エンド)』それこそがめだかが天竜との死闘で得た完成された異常性(アブノーマル)

都城がその異常性を得ようとしたのだ。当然死滅す。めだかの背負っているものを理解できず、背負いきれずに恐怖し、改心という名の降伏で幕を閉じたのだ

 

「そもそも操られためだかちゃんに君がちゃんと向き合ってくれたからだ。改めてありがとう」

 

「今の説明でなんでこうなるんだよ!」

 

「ああそれは...」

 

「それは探究者たる俺が説明しよう」

 

「探究者?」

 

都城の能力『理不尽な重税』でめだかの『完成』を理解しようとした折に起こった些細なことだった

異常性を理解するためには、その人物、その心に干渉する

皆さん。お分かりいただけただろうか、めだかの心には天竜一色

 

「そして、理解した。王としての俺では理解できなかった物。それは、愛だ!」

 

「うるせえしゃべるなそれ以上しゃべるな」

 

「普通たる俺が愛を考えたとき、真っ先に貴様が浮かんだ。この愛を理解するために俺は探究者となったのだ。さあ共に愛を探そう」

 

「      」

 

ああ、もう死にたい




今更ながら自分解釈
色々内容改造があって、考えていることを分にするのがムズイ

次回は裸エプロン先輩を出したいけど、リハビリに小ネタ挟もうかな

いつになるかわからんが...

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