トリコの力を持って戦国乙女の世界に転生したぜ!? 作:Z/Xプレイヤー26
また白い空間に居るな…俺…
『また俺が原作を読むのか…?あんまり経ってなくないか…?』
女神が現れる
『こんばんは!!今回も原作を読んで貰うのだけど…その前に話しておかなくちゃいけない事があるの…』
話しておかなくちゃいけない事ね…だいたい予想は付くが…
『そう、貴方の想像通りよ…この世界はかなりズレが生じている状態よ…』
『で?その原因が俺か…?』
『違うわよ…正直言って…私の力不足ね…』
神が力不足…?大丈夫か…
『どういう意味だ?』
『貴方を転生させる時に、結構力を使いすぎていて…』
世界の人間全員を転生させたんだよな…そりゃあ力も使いすぎるよな…
『で?結局はどうなったんだ?』
『大部分がトリコの世界とくっついちゃったの…』
すげえ事実だが…
『どうやったらそうなるんだ…』
『とりあえず、この世界に転生させた時に、トリコの特典を付けたのは良かったのだけれど…マイナス因子の影響で世界まで付いてきちゃったの…』
…………………
『どうしたの?』
『今の話を聞くと、力が有り余っているように聞こえるんだが…?世界をくっつけるって余程のパワーだろう…』
『うーん…そうでも無いのよ…実際は、既に出来上がっている世界に、人間一人を引っ越しさせるだけな訳だし、世界をくっつけるのも、ボンドとかで接着するような物なの…』
そんな世界で大丈夫か…?
『大丈夫じゃないわ…問題よ…』
デスヨネー…どうすっかな…
『今回ばかりは収拾がつかないのよね…』
『くっつけるのは簡単なのに、剥がすのは難しいのか…?』
苦笑いする女神
『紙と紙をボンドとかでくっつけた時に、無理やり剥がすとどうなるか…分かるわよね…?』
溜め息を吐く悠哉
『成る程…互いの世界が傷付く…下手をすれば、崩壊するわけか…』
『ええ…マイナス因子に気付けなかった私の力不足…ごめんなさい!!』
頭を下げる女神
『何でこう…俺の周りに居る偉いやつは腰が低いのか…ヨシテルと言い…あんたと言い…気負いすぎだ馬鹿が…』
『貴方は…口は悪いけど優しいわよね…女の子は放っておかないわよ?』
『残念ながら、俺はモテないんでね…』
女神が(゜д゜)な顔をする
『どの口が言うのかしら…』
何かうぜえが…まあ、良いか…それよりも…
『さっきから気になってるんだが…マイナス因子って何の事だ…?やっぱり呪術士の事か…?』
『ええ…呪術士の影響よ…しかも、その世界と…その世界の未来に居る呪術士の影響よ…』
また訳の分からない事になってるんだが…?
『貴方の転生した世界の未来でも、呪術士が暴れているのよ…』
『随分とめんどい奴だな…そいつの名前は…?』
『カシン居士…卑弥呼の闇の力を受け継いだ最悪の呪術士…』
変わった名前だな…カシン居士ね…
『正直…今の貴方では、勝てない可能性が高いわよ…』
『だろうな…ニトロが敵の手中にあるからには簡単には行かんだろうな…』
頷く女神
『だから、原作を読んで、修行してパワーアップして貰います!!』
例の如くトリコのコミックスが現れる…
『三冊増えてる!?時間軸までずれてるのか!?』
『ごめんなさい…』
仕方無いな…とりあえず読むか…
『相変わらず凄い集中力ね…』
……………………………………………………
『認めないぞ…』
『どうしたの!?』
これは…認めないぞ…
『一龍会長が…死んだなんて…絶対に認めないぞ!!』
『……………私も読んでみたけど、私もそこは意外だったわよ…』
それに…
『何だよ!?三虎の技がベロって何だよ!?重力とかじゃないのかよ!?一気に好感度下がったぞ!!』
しかもメテオスパイス…ベロ関係無いじゃん…基本技をこう言う感じにしろよ…ベロって…
『と、とりあえず、人間界編は終わりよ…大丈夫かしら…?』
『バトルウルフの捕獲レベルがあり得ないのは分かった…で?轟魔って何処を食べるんだ…?ただの巨大なオッサンじゃねえか…』
『何か自棄になってない?』
仕方無いな…あり得ないもの…捕獲レベル6000超えって何だよ…アシュラサウルスって次郎のフルコースメニューだったよな… 4000超えって…勝てねえよ…
『と、とりあえず…今日は止めましょうか…』
『ああ…とりあえず起きたら修行して、アルティメットルーティーンを覚えるぜ…キツいだろうが…』
『分かったわ…じゃあね…』
手を振る女神…そして悠哉は直ぐに目が覚めた…
『さて…修行を始めるか…』
次回に続く…
四獣も全盛期だと、捕獲レベル5000は有りそう…デビル大蛇もそれくらいは有るのかな…