今回、アサシンクリードの内容が濃いです。
ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!
聞こえてくるのは、乾いた音。
その音が鳴るたびに飛翔する物体が目標物に当たり穴を開ける。
俺が今いるのは、第03射撃訓練所。そこで、射撃をしている。
使用しているのは、『砂漠の鷹』と呼ばれる手に握るIMIデザートイーグル
別名『ハンドキャノン』と呼ばれているモンスターハンドガンだ。
『リンクス。次は、距離50m先の目標だ』
「・・・・・・了解」
俺は、再び銃を構える。
狙うのは、新たに出現した人型のホログラム。
俺は、引き金を引く。
薬室に装填された弾薬、
強烈な爆発で発生した運動エネルギーが弾頭である弾が発射された。
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『今日の射撃セッションを終了する。次は、戦闘セッションに移るため、移動したまえ』
「・・・・・了解」
体が、改造されてから5年が経った。
既にパワーの調整など全てのコントロールができるようになっている。
この5年間、体の調整・戦闘訓練・破壊工作・情報操作・潜入訓練など数えると数え切れない量の訓練をして来た。
頭にニューロチップって言う良く分からないチップを脳みその一部に埋め込んでから、異様に頭の回転が早くなった。
そのおかげでもあるのだが、たった5年で全ての訓練が終わり、現在強化プランであるセッションを行っている。
今から向かう場所には、その強化プランの戦闘セッションを行う特別な部屋に向かっている。
5年の月日が経っときながら、未だにこの世界がどこなのか分かっていない。
それに女神が言っていた俺の望んだ争いのある世界・・・
まだ、分からないが、ひと波乱ありそうな、世界なのは確実だな・・・
ビィー・・・
思考の渦に潜っていると突然鳴った音によって現実に引き戻される。
考えすぎていたのか、気がつくと目的の場所に到着していた様だ。
「・・・考えすぎたか」
俺は、専用のカードを装置にスキャンさせロックされた扉を開けて中に入る。
中に入ると数人の白衣を着た研究者が椅子に装置を付けたかの様なモノを囲んでいた。
「来た様だね。それじゃあ、そこに座りたまえ」
白衣を着た研究者の中にいたDr.ミハイルがそう言った。
「・・・・・・・了解」
俺が、装置の付いた椅子に座ると透明なバイザーが出てきた。
「それじゃあ、始めようか。起動させたまえ」
「はい。アニムス2.0を起動させます」
ミハイルが近くの研究者に指示を出すと透明だったバイザーに色が付き始めると空間が流れ星の様に駆け始め目の前が真っ白になった。
次に目にしたのは、戦火によって業火の炎に包まれた戦場だった。
次回、アサクリで最強のアサシンと呼ばれたあの人が出てきます。