緋弾のアリア 意志を受け継ぎし者   作:暗黒の影

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新年あけましておめでとうございます。


今年もこの『緋弾のアリア 意志を受け継ぎし者』をよろしくお願いします。

だいぶ遅れての更新です。

では第39弾どうぞ!!


第39弾 Awake and snake 後編

 

シベリア連邦管区 ロシア開発局 中枢深層エリア 重要人物冷凍睡眠室

 

ダンッ!!ダダダッ!!ダダダッ!!ダダダッ!!

 

「やはり、気づかれたか・・・」

 

先程までコンピューターシステムを弄っていた茶色の皮を主体としたロングコートを着こなした男性が飛来してきた弾丸を回避するために自動扉式の入り口を壁にしながら呟く。

 

ダンッ!!ダダダダダッ!!ダダダダダッ!!

 

「・・・・・・・・・(1・・・3・・・6人か・・・その内4人がRPK-12とPKPペチェネグか)」

 

目を瞑りながら銃声と共に僅かに聞こえる足跡を聞き取り人数を確認する。

 

「・・・(攻撃が止んだ瞬間が狙い目だな)」

 

男性は、自分の愛銃であるコルトSAA(ピースメーカー) モデル:アーティラリーをホルスター越しに触れながら反撃の機会を伺う。

 

ダダダダダッ!!ダダダダダッ!!カチッン!!カチッン!!

 

考えもなしに銃を撃ち続けた結果に訪れる当然の始末・・・「弾切れによる弾倉交換(リロード)

 

反撃には絶好の機会が訪れたのだ。

 

「バカ共が・・・自分の使っている武器の装弾数くらい覚えろ」

 

ゆっくりと扉から姿を見せ敵の前に現れると僅かにながら敵も驚愕したのか、どよめきが訪れるが敵もそこまで馬鹿ではないのか、瞬時にリロードを行い再び射撃体勢を取ろうとする。

 

 

しかし、その一瞬の隙さえもこの男性にとっては、絶好のチャンスであった。

 

 

「・・・っ!!(遅い!!)」

 

男性は、右前腰のホルスターから瞬時にSAAを右手で引き抜き、腰だめ状態で狙いを定め初弾発射のハンマーをホルスターから引き抜いた瞬間に引き高速で引き金を引き初弾を発射し、元に戻ったハンマーコックを瞬時に左手の親指で後ろにコックし、引き金を引き次弾を発射をし、人差し指で再び後ろにハンマーをコックさせ引き金を引く、同じ工程を中指・薬指・小指の順番で行い回転式弾倉(シリンダー)内の6発の弾を常人では目に見えぬ速度で発射する。

 

ツーハンドによる早撃ち(クイックドロー)を行う・・・この動作を0.02秒で行うと言う神速如き速度で抜き撃ちを行える人間離れした早撃ち。

 

ドサッ・・・ドサッ・・・ドサッドサッドサッドサッ・・・・・・

 

その速度で放たれた銃弾は全て敵の急所である頭の額部位を撃ち抜いていた。

 

それも軽機関銃を撃ってリロードに入っている4人は勿論、壁を背にして隠れていた敵兵も同じく額部位を撃ち抜かれていた。

 

攻撃の手が止んだことを確認し撃ち切った弾丸の薬莢をシリンダーから排出していき、リロードを行う。

 

「・・・早撃ち(クイックドロー)跳弾射撃(エル)か。腕は衰えていないようだな」

 

1発1発シリンダーから空薬莢を排出し終えて新たな弾丸をゆっくりと再装填していると後ろから、白髪が少し混ざった茶色の髪の毛と髭を無造作に伸ばし、右目を黒色の眼帯で隠した渋い男性が姿を見せ、扉に寄り掛かった状態でリロード中の男性に話しかける。

 

「もう、立ち上がって大丈夫なのですか?・・・」

 

視線を眼帯の男性に向けながら問いかける。

 

「こんなドンパチ騒がれたら寝れるものも寝ていられんしな。それにゆっくりしていたら、また永い眠りにつきそうだからな」

 

男性の質問に呆れながら答えているが、その姿は弱弱しく見える。

 

「・・・そうですか。では銃は?」

 

「あぁ・・・45口径(フォーティファイブ)ならな」

 

ゆっくりと歩き両腕の調子を確かめる様に握ったり開いたりを繰り返しながら答える。

 

「そうですか・・・ではこちらを」

 

男性が自身のコート裏から1挺のハンドガンを取り出して眼帯の男性に向けて差し出した。

 

「ん?おぉ!!コイツは!!懐かしいな・・・この鏡の様に磨き上げたフィーディングランプの強化スライド。更にフレームとの噛み合わせをタイトにして精度を上げてある。サイトもオリジナル。サムセイフティも指が掛け易く延長してある。トリガーも滑り止めグルーブのついたロングタイプだ。リングハンマーにハイグリップ用に付け根を削り込んだトリガーガード。それだけじゃない、ほぼ全てのパーツが入念に吟味されカスタム化されている。間違いない、この45口径(フォーティファイブ)あの作戦(スネークイーター)の時に貰ったヤツじゃないか」

 

手渡されたハンドガンを目にした瞬間の驚き様は凄く、顔文字にするとこんな感じになっている。『(。´◆ω・)ん? →  (◆д・;)おぉ!! → (◆∀・*)懐かしいな』

 

「えぇ、あの作戦の・・・最後の決着をつけた後、湖から回収しておいたんです」

 

再びコート裏に手を差し込み取り出したのは、消音器であるサプレッサーであり、それを眼帯の男性に渡す。

 

「わざわざ、回収して整備までしてくれたのか」

 

スライド部位を手動で後ろにスライドさせ内部の異常がないかを確かめつつ問いかける。

 

「えぇ・・・あなたと別れた後も時々この銃を眺めてアナタを思い出す様にしていました」

 

「おいおい・・・恋する乙女か?」

 

二重思考(ダブルシンク)での記憶の目覚めに使うトリガーにしていたのです」

 

「っふ・・・そうか、そんじゃまぁ行くか?山猫(オセロット)

 

「えぇ、ここから出て少し進みましょう。そうすれば、合流地点(ランデブーポイント)に行ける筈です(ボス)

 

眼帯の男性は「山猫(オセロット)」とリボルバーを持つ男性は「(ボス)」と呼び合うと直ぐに態勢を整えて銃を構えて前に進み始めた。

 

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シベリア連邦管区 ロシア開発局 中枢深層エリア 第1区通路 重要人物冷凍睡眠室付近

 

リンクスSide

 

ダッダダダダダン!!

 

「・・・・・・・・・っ!!」

 

先程の敵兵を倒した後にも増援として数多く兵士が来るな・・・

 

追跡してきた敵から放たれた銃弾を戦術稼働機動プログラム『OAD』を改良改善したモノを使用し、未来予測に近いシステムから送られてくる弾道予想とズバ抜けた身体能力を利用し、弾丸を回避&切り払いを行い通路を突き進む。

 

『その先10m先の角を左に曲がったらY字通路に出る!!そこを右に曲がったら放置された倉庫の入り口が一番手前にある!!幸いロックが外れてる!!そこで一旦、身を隠せ!!入ったらすぐにロックを掛ける!!急げ!!』

 

コルネールの通信ナビゲートを聞き直ぐに行動を起こす。

 

「・・・・・・・・・了解っだ!!」

 

先ほど倒した兵士から拝借したM84スタングレネードとM18スモークグレネードの安全ピンを引き抜く。

 

「・・・・・・・・・猴っ!!耳を塞げ!!」

 

M84は起爆した瞬間、170-180デシベルの音響を発生させるからな。耳を塞がせないと耳の良すぎる猴には、危険だからな。

 

「っ!!(>_<;)ギュ

 

俺が猴に向けて言った瞬間、耳と目を強く閉じた。

 

「・・・・・・・・・(いや、確かに耳を塞げとは言ったが・・・両手でそんな強く耳を塞がなくても・・・あぁー猴は人間より耳良いから逆にした方が良いか・・・と言うか目も閉じてるし、よく同じ歩幅でスピードも緩まずに真っすぐ走れるな・・・)」

 

俺の指示で目と耳を塞いだ猴を見て一瞬思考が止まりかけたが直ぐに気を戻す。

 

「・・・・・・・・・っ!!(じゃなかった!!)喰らえ!!」

 

安全レバーを離して時間差で後ろに放り投げる。

 

レバーが外れ時間差で投げられM84は、ちょうど追手の目の前で起爆し、甲高い音響と100万カンデラもの強い光を発生させる。

 

「っひゃ!!」

 

耳を抑えていた猴が小さく悲鳴を上げる。おおよそ塞いでた耳に届いてしまったんだろう。

 

「・・・・・・・・・っ(追加だ!!)」

 

チラッと後ろを確認したら追手の全員が動きを止めていたことを確認してもう一個のM18を奴らの足元に投げ込む。

 

「・・・!!・・・!?・・・っ!!」

 

強烈な閃光と音響によって視界と聴覚を一時的に無力化させ、続いて投げ込んだスモークグレネードで閃光が治りかけの奴の視界も塞ぐ。

 

瞬く間にM18の内部から白い煙が発生し奴らの通路付近全体を視界不良にさせている。

 

「・・・・・・・・・目は潰したっ!!急げ!!」

 

「はい!!」

 

一瞬だけ作ったチャンスを使い、一気に走り抜けコルネールのナビゲート通りの道を通ると確かに鍵の開いた部屋を見つけた。

 

「・・・・・・・・・猴っ」

 

「Σ( ̄口 ̄*)はうっ!」

 

部屋を見つけた瞬間、体を反転させ後ろを走っていた猴を抱きかかえて直ぐに部屋に入る。

 

「・・・・・・・・・サイレントっ!!」

 

猴を抱きかかえて室内に入り、入り口のすぐ横に張り付いて通信を通してコルネールに告げる。

 

『分かってる!!』

 

自動ドアは、自動的に閉まると同時に電子ロック音が小さく鳴る。

 

明かりが点いていない部屋は、ドアが閉まったことで光の無い漆黒の闇が襲い掛かり静寂が訪れる。

 

気配をこの部屋と同化させつつ、通路に意識を集中させる。

 

「・・・・・・・・・(オーグメントモード)」

 

オーグメントモードを起動させて扉の向こう側を透視するその一瞬に視界には闇が見えるが直ぐに青白いデジタル映像に変わり、耳には自身のする小さな呼吸音と猴の小さな呼吸音が耳に入ってくる。

 

<ダッダダダダ!!>

 

耳を澄ましているとこっちのルートを探索しに来た兵士数十人の足音が聞こえてくるとオーグメントモードの透視と指向性で兵士たちが走ってくる所が見える。

 

「・・・・・・・・・」

 

<・・・・・ダッダダダダ・・・>

 

息を潜めてジッと通り過ぎるその時を待っていると兵士の足音が徐々に遠のくのを聞き去った所を透視で確認する。

 

「・・・・・・・・・ふぅ」

 

「(; ̄X ̄ )ゝもごもごっ」

 

しかし、その行動に集中し過ぎたのか腕の中にいる猴が少し苦しそうに動く。

 

「・・・・・・・・・すまん。手を離すが静かにな」

 

「(・ω・*)(._.)(・ω・*)(._.)コクコク」

 

口に手を当てている事から必然的に俺に目を合わせようとすると上目遣いになってしまうこともあり、その純粋無垢な紅い瞳が俺の濁り切った赤い瞳を見つめてくることになるが、特にリアクションもせずに口を塞がれておきながら器用に首を縦に振る猴を見てゆっくりと地面に降ろす。

 

「・・・どうですか?」

 

俺がオーグメントモードによる透視を行っているのに気づいており、声を抑えて聞いてくる。

 

「・・・・・・・・・あぁ、通り過ぎたようだな」

 

完全に兵士が見えなくなったのを確認し、オーグメントモードをOFFにしてバイザーを戻す。

 

「・・・バイザーを戻しても大丈夫なんですか?」

 

「・・・・・・・・・?・・・あぁ、問題ない。この眼は赤外線式軽倍率の暗視装置機能を搭載している。バイザーには20倍望遠システムとレンジファインダーによる距離観測システムと距離にもよるが半径約30mであればどんなに厚い物に隠れても見える透視システム、通信システム赤外線熱画像装置(サーモグラフィー)、指向性マイクシステム、自動物質分析システムなどを含んだオーグメントが内蔵されている」

 

「・・・え?そんなに薄いディスプレイにそんな沢山のシステムがあるんですか?」

 

「・・・・・・・・・あぁ。まぁ・・・細かく話すと長くなるから説明を省くが、結論を言うとバイザー無しでも問題なく見えるということだな」

 

機械として肉体改造の手術を行われ視力強化として人工眼球を移植した事で異様なまでの視力を得ている。

 

人工眼球・・・正式名称は「索敵・状況分析用複合2億画素人工眼球」であり、名前の通り2億画素と言う高性能デジタル一眼レフカメラにも並ぶ程の性能を持っており、バイザーに搭載されている望遠システムを使用せずとも裸眼状態で約12と言う視力を持っている。

 

おおよそ視力の高い人類部族であるマサイ族にも匹敵する視力を持っているのだ。

 

そんな性能を得ている中でバイザーと兼用しないとそこまで性能を引き出せないが夜間でも十分な性能を持つ赤外線式軽倍率の暗視装置機能も搭載されていることもあり、こんな密室ではバイザーを閉じても問題がないのだ。

 

「・・・はぇー(゚○゚) 」

 

「・・・・・・・・・さて、このまま進みたいが」

 

カンッ!!

 

「っ誰だ!!」

 

猴と二人で次の動き方を言おうとした瞬間、無音だった部屋に金属性の何かに金属の何かがぶつかった様な甲高い音が鳴り響く。

 

この部屋には、俺と猴しかいない・・・そして俺と猴は入り口のすぐ横の壁におり、金属の鳴る様な場所は俺のいる壁際しかなく音が鳴る様な場所は他にはない。

 しかし、俺と猴は音を鳴らす様な事はしていないのだ・・・もしあるとすれば、この部屋には俺と猴以外の第三者がいることになる。

 

俺と猴には、現在味方はいない・・・いるとすれば管制塔を制圧しているコルネールとセーラしかいない。

 つまり、音の鳴った方には味方ではない誰かがいることになる。

 

機能している暗視装置を使い、音の鳴る方に目を向けると四角い金属のコンテナが横に2つと縦に2つ積み重ねられていた。

 大きさからして、十分大人を隠せる大きさを持っている。

 

「・・・・・・・・・っ」

 

瞬時に閉じていたバイザーを起動させ、人工眼球より高性能な暗視装置を起動させて、手に持っているMK.23SOCOM(vr.CB)を音が聞こえたコンテナの方に向けながら、音を鳴らさないようにゆっくりと近づいていく。

 

「・・・・・・・・・」

 

ゆっくりとと足を進め、あと10cmでコンテナの裏が見えると思った瞬間、コンテナの裏から2つの大人の腕が飛び出てくると構えていたMK.23SOCOM(vr.CB)のスライド部分に片手で掴み、もう一つの手を俺の腕を掴んできた。

 

「・・・っち!!」

 

それを認識した瞬間、見ていた視界が急に逆さに反転し、体に一瞬の浮遊感を感じて驚くが瞬時に体を反転させて元の態勢に戻る。

 

「・・・っは!!」

 

近接での戦闘では、銃火器は動きに支障が出る事を直ぐに理解しMK.23SOCOM(vr.CB)を地面に投げ捨て、腰にあるサバイバルナイフを左手で引き抜き、頭の高さまで上げ、空いた手である右手を胸の高さまで上げて近接格闘であるCQCの構えを取り、瞬時に開いた距離を詰める。

 

「・・・・・・・・・」

 

サバイバルナイフを相手の首がある場所に向けて振りかぶるが、手首を押さえられ関節技(サブミッション)を仕掛けられそうになるが、瞬時に地面を蹴り上げ空中で体全体を捻りあげ、関節技から逃れ地面に足が着地すると同時に相手に目掛けて、後ろ回し蹴りを行うが直ぐに避けられる。

 

「・・・・・・・・・何者だ」

 

避けた事で空いた距離を利用し、相手に問いかける。

 

「・・・お前こそ、何者だ?」

 

暗視装置から改めて見える人物は、顔を隠すかの様に巻き付いている包帯で顔が見えないが、体格を見ると男性であるとわかる。

 

「・・・・・・・・・俺は、この基地を襲撃した者だ。お前は?」

 

ゆっくりと男性と思われる人物の詳細データをバイザーを使い検索する。

 

「俺は・・・この混乱で逃げのびた、しがないの捕虜さ」

 

しがないの捕虜・・・ね。

 

「・・・・・・・・・」

 

------検索結果の報告します

 

バイザーに搭載されている情報分析システム(久しぶりの登場AIちゃん)

 

------前方の不審人物は、性別:男性であると確定します。

 

やはり、男性か・・・

 

------推定年齢:60代後半

    筋繊維からして十分な運動を行っていなかったことによる筋肉の衰弱状態を確認。

    DNA検索結果によると「ソルジャー遺伝子」が検知されました。

    再検索中・・・検索完了。

    「ソルジャー遺伝子」の中でも最優秀である「BIG BOSS」の持つ「ソルジャー遺伝子」との配列と一致します。

 

60代後半・・・BIG BOSSが生まれた年は1935年・・・今は2003年。

 BIG BOSSの年齢は68歳であるとすれば、同年齢に値する。

 

------DNA照合による遺伝子検索共に検索対象の骨格適合検索を含む詳細データを照合した結果・・・

    検索対象は95%で『    』です

 

この情報データには数多くの情報が表示されており、DNAである遺伝子情報や体をスキャンすることで得た情報を基に分かる体格情報や年齢を含む怪我などの損傷部位は勿論、外部を含む内部の情報を表記してくれる。

 

つまり・・・

 

「・・・・・・・・・しがないの捕虜とわな・・・衰弱しているが、その鍛え上げられた肉体を持つアンタがね?」

 

この人物が「しがない」で済む訳がない。

 

「・・・」

 

両者とも構えを解かずに警戒しながら、次の動きを読む。

 

「何が言いたい?」

 

「・・・・・・・・・っふ。いや、初めまして」

 

 

 

 

BIG BOSS

 

 

 





Combat Enemy(コンバット・エネミー) Battle Scan(バトル・スキャン) Online(オンライン)=C.E.B.S.O.』は戦闘用の戦術スキャニングシステム

情報分析システムは、バイザー内に搭載されているシステムの一つで、上記のシステムが戦術用であればこのシステムは、医療用スキャニングシステムであり、X線などを使い人体の透過スキャニングや瞬時に外的要因による損傷かどうかを検索したり、遺伝子データなどの目に見えない情報を含み体重や身長の全ての身体情報を瞬時に提示するシステム。
 ちなみに説明役のAIちゃんは、何故か自己意識が目覚めており、使い込んでる主人公でさえ何故目覚めたのかは不明(作者にも不明)。



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