緋弾のアリア 意志を受け継ぎし者   作:暗黒の影

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お久しぶりです。更新速度が相変わらず遅いですが、どうかご勘弁を・・・

今回の話から少し話を進めていきます。では・・・どうぞ

サブタイトル名の意味は直訳で「動き始める世界」です。



第33弾 The World Begins To Move

 

教授の部屋

 

リンクスSide

 

核問題から既に4日が経っており、俺は、ある計画の為にシャーロックがいる部屋に来ている。

 

「・・・・・・教授(プロフェシオン)。いや、シャーロック。聞きたいことがある」

 

自分の机の上でルベルリボルバー・・・正式名:MAS Mle 1892リボルバーを分解し掃除(クリーニング)しているシャーロックに向けて言う。

 

「ふむ、君の聞きたい事は、BIG BOSSの事かな?」

 

俺が聞きたい事・・・それは、ザンジバーランド騒乱事件で焼殺された筈のBIG BOSSの死体の居場所である。

 

まぁ・・・実際は死体じゃないがな・・・・・・多分『愛国者達』の手によって完全に治療されているだろからな。

 

「・・・・・・その通りだ」

 

「聞いてどうするつもりだい?」

 

俺の考えている大きな計画に必要不可欠なモノであるが為だ。

 

「・・・・・・理解している筈だが?」

 

シャーロックの力があれば、簡単に理解するであろうに・・・・・・

 

「そうだね。君が自分の組織を作り上げようとしている事は理解しているよ」

 

そこまで、理解するか・・・・・・まぁ、想定の範囲内だったから良いが・・・

 

「・・・・・・そう言う事だ。その過程に必要な情報だ」

 

BIG BOSSが何故、武装蜂起を起こしたのか・・・それは『愛国者達』の政治的・軍事的な拡大を阻止する為に起こしたものである。

 

俺の目的は、愛国者達・アブスターゴ(テンプル騎士団)・超古代文明人を含む大型組織からエデンシリーズ・聖遺物等を含んだ大量破壊兵器を回収し、破棄または永久保管する事である。

 

同時に大型組織の軍事力より勝り、イ・ウーに似た様に俺の作り上げる組織を抑止力とするのが目的である・・・

 

俺とBIG BOSSの目的は一緒なんだ・・・どうにかして、仲間にできないだろうか?

 

「・・・君は本当に予想外の動きをするね」

 

予想外?嘘こけ・・・俺の行動は読めている癖に・・・

 

「・・・・・・そうでもないだろうに、俺がこうやって動くのは予想の範囲ないだろ?」

 

「・・・そうでもないんだよ。君の動きはどうしてか読めない部分が多いんだよね」

 

読めない?俺の動きが?シャーロックの力でさえ?

 

「・・・・・・そうなのか?」

 

「読めるのは、君の部分的な行動でしか読めないんだ」

 

部分的な?俺の行動が予想できないとなると・・・俺の何かがシャーロックの力を妨害しているのか?

 

「・・・・・・読めないか・・・まぁ、俺には関係ない。それで、情報は?」

 

元々、シャーロックの読みを頼って行く気はなかったからな・・・・・・読めようが読めなかろうが・・・関係ないな。

 

「関係ないって・・・まぁ、それはそれで面白いからね、君がどうやって動くのかが・・・ね?」

 

「・・・・・・知らん。それで?」

 

情報はよ!!未来が読める読めない関係ないから、BIG BOSSの居場所をはよ!!

 

「BIG BOSSの・・・彼の居場所は、ロシア連邦のシベリア連邦管区ブリヤート共和国にある元旧ソ連弾道ミサイル開発局・・・今ではロシア第106親衛空挺師団実験担当試験開発局に変わっているけど、その施設の最高秘匿エリア最深部に眠っているよ」

 

ロシア?アメリカじゃないのか?それにロシアって・・・愛国者達の手が届いているのか?

 

「ザンジバーランド騒乱から彼の体は非常に衰弱していてね。無駄に動かすんじゃなく、自分たちの手が届いている近場の軍での治療を行って、来るべき日に目覚める様に冷凍睡眠されているらしいよ」

 

冷凍睡眠・・・どうりで原作の時まで生きてる訳だ・・・・・・

 

「・・・・・・シャーロック」

 

今回、俺が行おうとしている作戦は至ってシンプルであると同時に危険性が高い。

 

「っふ、大丈夫だよ。君が頼もうとしていることは大体わかったからね」

 

そうだろうな。俺の未来が読めないって言ったってパズルピースみたいに所々のヒントを出していたら分かるか・・・

 

「・・・・・・なら、今回の作戦に力を貸してくれ」

 

この世界で生まれて初めて・・・俺は、頭を深く下げた・・・・・・

 

「っふふ。そうだね。生徒の頼みを聞くのも先生としては、当たり前だからね」

 

その行動を見たシャーロックはメンテナンスをしていたリボルバーをゆっくりと机に置きそう言った。

 

「・・・・・・すまないな。この借りはいつか返す」

 

俺ができるのは、将来での動きをサポートぐらいだろうが・・・

 

「そうだね。そうしてくれる事を願っているよ。さて、作戦は決まっているのかな?」

 

「・・・・・・あぁ。手を貸してくれるのなら・・・これが今回作戦の計画書だ」

 

そう言い、1枚の計画書をシャーロックに渡した・・・

 

「ふむ。何ともまぁー個性の強い子達を選んだね」

 

「・・・・・・あぁ。だが、こいつ等の方が作戦の成功率は高い」

 

「そうだろうね。わかったよ、みんなには僕から伝えておくよ。君は準備をしていてくれるかな?」

 

「・・・・・・了解だ。教授(プロフェシオン)

 

 

 

 

 





はい。と言う事で次回はBIG BOSSの救出(拉致)作戦です。

この小説は作者のご都合主義と気晴らしに書いている小説です。

非常に駄作であるこの作品を読んでくれている読者様方には、感謝しています。

暫くの間は、メタルギア要素が大きいです。

つまらないと思うのであればトップページに戻ってもらって構いません。

では、次回会いましょう(^_^)/~


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