緋弾のアリア 意志を受け継ぎし者   作:暗黒の影

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明けましておめでとうございます!!


気づいたら新年迎えちゃいました!!


こんな調子で投稿して行きますがよろしくお願いします!!


ではどうぞ( ^^) _旦~~


第24弾 氷の貴公子の誤解

 

ボストーク号・休憩室

 

 

ゼロSide

 

 

「それで?つまりコイツの勘違いだと言うのか?」

 

 

未だにCQCでのダメージが大きかったのか眠りについている男・・・コルネール・J・ダルクを見て言う。

 

 

「はい・・・」

 

 

どうやら、此処で延びてる男・・・コルネールはリサ・アヴェ・デュ・アンクの主・・・つまり一種の従者と言うモノだな・・・

 

 

その『主』が何をどうやって勘違いしたのか知らないが主人であるコルネールは、リサが部屋に戻った時に俺に対しての恐怖を感じて空元気な雰囲気(第19弾参照)を出し続けていた所を感じ取り、俺に脅されているなどと言う考えに至ったらしく、怒り行動に移してしまった様だ。

 

 

その結果・・・と言うか完全なる勘違いで返り討ちにされ地面で延びている・・・

 

 

「・・・・・・大体は理解した。リサ・アヴェ・デュ・アンク」

 

 

理解はしたが、このままだと気が収まらないからな・・・

 

 

「は、はい!!」

 

 

「・・・・・・3日後の資金調達ミッションに2人共同行しろ」

 

 

3日後の資金調達ミッション・・・アメリカのニューヨーク州ロチェスター市に潜伏している大量麻薬密売集団‘レッド・クレイジー’の殲滅と汚れた金の回収だ。

 

 

依頼主は確かアメリカ合衆国第43代目ジョージ・シアーズだ。

 

 

そう・・・知っている人は知っていると思うがメタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティで愛国者からの自由を手に入れる為に大型テロを引き起こした張本人・・・後のソリダス・スネーク本人からの依頼だ。

 

 

この依頼は、シアーズ本人からシャーロックに今時珍しい極秘暗号化され一般の手紙でカモフラージュされた依頼書が届いたらしい。

 

 

その依頼書の内容には、イ・ウーの中にいるで実力がSランクに匹敵する者を最低でも3人必要とのこと。

 

 

「わたしとコウ様を・・・ですか?」

 

 

何故、俺がこの2人を選んだかと言えば簡単だ。ちょうどいい具合にこの2人の役割(ロール)が合っているからだ。

 

 

リサ・アヴェ・デュ・アンクはサポートに特化した人材だ。現にイ・ウーの会計士を担当しているし救護としての腕前も十分だ。

 

 

なんせ軍隊並みか・・・それ以上の衛生技術をもっているからな・・・

 

 

それとは逆にコルネールは遠距離から標的を狙うスナイパーとしての腕はバイザー越しの計測によるとスナイパーに必要な能力値がプロスナイパーと同等かそれ以上の数値を出していたからだ。

 

 

数値だけで信用するのかって?いや、普通だったら信用しないだろうな。

 

 

選ぶ理由は2つあるのだが、その内の1つは戦場(?)で私情を挟むと言うのは良い事じゃないが・・・主な理由は俺を襲ってきたコイツへの仕返しでもある。

 

 

もう一つはスナイパーとしての腕前は多分だが狙姉(ジュジュ)の方が上だろうが、後れを取らないレベルだとは思う。

 

 

通常ミッションでの同行では、この男でも大丈夫であると判断する為でもあるしな。

 

 

「・・・・・・あぁ」

 

 

「あの・・・ですが、わたしは・・・」

 

 

「・・・・・・お前は戦場に出なくて良い」

 

 

「え?」

 

 

「どうやら、今回赴くミッションの奴らは今までの奴らと違い連携と武装が段違いだ。だからお前は主であるその男のサポートをしてもらう」

 

 

大量麻薬密売集団‘レッド・クレイジー’の本拠地にアメリカの特殊戦術部隊‘SWAT’と連邦捜査局‘FBI’の2組が強襲したが、正規軍隊と同等の武装をした一個中隊規模の武装ギャングたちの猛反撃により2組に多大なダメージを与えたられ返り討ちにされたとの報告がある。

 

 

そんな所に連れて行った所で足手纏いになるしな。狙撃手であるコルネールとその従者であるリサなら観測主としての役目もこなせるだろうしな。

 

 

「サポート・・・ですか?」

 

 

「・・・・・・あぁ。狙撃兵であるコルネールのサポート・・・つまり観測主(スポッター)をすれば良い」

 

 

「スポッター・・・ですか?」

 

 

今までイ・ウーでの会計士としてしか活動していたのが仇になりあまり戦闘をした事がないリサにとって、狙撃手(スナイパー)のサポート役である観測主(スポッター)がどの様なモノか分からず、焦りの表情が出る。

 

 

「・・・役割が分からないなら、三日もあるんだ三日でお前の主に迷惑を掛けないレベルになってみるんだな」

 

 

幸いこの潜水艦内には、役割について教えてくれる人間がいるだろうしな・・・

 

 

「コウ様に迷惑を掛けない・・・・・・はい!!やります!!」

 

 

「・・・・・・そうか。なら俺の用は済んだ。部屋に帰らせておらう。ちゃんとそこの狸寝入りしている主さんに説明しとけよ」

 

 

俺は気合を入れているリサにそう言い、休憩室から退出して部屋に向かおうとするが、腹部から空腹の訴えが聞こえてくる。

 

 

「・・・・・・そう言えば、朝から何も食っていなかったな」

 

 

部屋に向けていた足をPXに向けて歩く。

 

 

「・・・・・・結局、新技を使わなかったな」

 

 

そんな呟きは、腹部からの訴えによって虚しく消えた。

 

 

 





え~と、リサの勇者様は原作主人公である遠山キンジではありません!!

なんとオリキャラであるコルネール・J・ダルクがリサの勇者様になっています!!

リサ好きの方すまない!!だがこれは予定であった通りなんだ!!

本当に済まない!!


今後こう言った展開があるかもしれませんが苦手である人はブラウザバックお願いします!!

大丈夫である方は、また次回会いましょう(^_^)/~


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