緋弾のアリア 意志を受け継ぎし者   作:暗黒の影

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やっと、オリキャラ出せました!!


長かった・・・実に長かった・・・


申し訳ありません。今回短いです・・・


すみません。


第22弾です。どうぞ( ^^) _旦~~





第22弾 氷の貴公子との邂逅

 

 

現在位置:太平洋ハワイ付近

 

 

ボストーク号内:シャーロック執務室

 

 

インドでの任務から、既に2ヶ月経っている。つまり俺がこの組織に入って2ヶ月と3日になった。

 

 

未だにインドで発現した黒い炎の能力については、不明点が多い状態で止まっている。

 

 

俺が今、シャーロックの部屋にいるのは、能力の事について聞くためだ。

 

 

「・・・それで、どうなんだ?」

 

 

高級品である皮製の椅子に座りながら優雅に紅茶を飲んでいるシャーロックに聞く。

 

 

「ふむ。やはり、フォートナム・メイソンは良いものだよ」

 

 

「・・・どうなんだ?」

 

 

「僕の力でも未だに分かっていないよ」

 

 

「・・・進展なしか」

 

 

「ふむ。しかし、気になる事が幾つかあるね」

 

 

「・・・気になる事?」

 

 

「研究所で君は黒い宝石に触れていたっと言っていたね?」

 

 

ん?確かに言ったな。

 

 

英才教育・戦闘訓練・特殊工作訓練を受けている中、時々だが黒色の鉱石を触れていた。

 

 

その黒い鉱石が、普通の鉱石では無いと言うのは知っていた。

 

 

「・・・あぁ。奴らに触れと言われて触っていたな」

 

 

「どう言う鉱石だったんだい?」

 

 

「・・・何故だ?鉱石が関係しているのか?」

 

 

「その可能性が高いかもしれないね」

 

 

「・・・そうか」

 

 

「それで?どんな感じなんだい?」

 

 

どんな感じ・・・か。

 

 

「・・・見た目は黒く何もかも飲み込んでしまいそうな色だが、感じが悪い訳じゃない。むしろ・・・」

 

 

「むしろ、優しく包み込む様な感じかい?」

 

 

「・・・あぁ。触れた時の感じは、暖かく何かの温もりを感じた」

 

 

・・・あれが何か分からないが、何かに包み込まれた様な・・・父や母の様な存在に抱かれた様な?感じか?

 

 

「・・・・・・・」

 

 

俺がシャーロックに言うと先ほどまで飲んでいた紅茶を置き、何かを考えるかのよう動きが止まった。

 

 

「・・・どうした?」

 

 

「もう少し、時間をくれないかい?僕の考えが合っていれば、君の能力について分かるかもしれないからね」

 

 

「・・・そうか。分かった。どれくらい掛かる」

 

 

「確証が付いたら知らせるよ」

 

 

「・・・つまり、不明か」

 

 

「すまないね」

 

 

「・・・別に構わないさ。俺の我が儘だしな」

 

 

分かったら知らせるか・・・しょうがない、新しく考えた技を訓練区画で試すか。

 

 

「・・・邪魔したな」

 

 

「うん。それじゃあね」

 

 

シャーロックの部屋から退出し訓練区画に通じる通路を歩く。

 

 

背中に殺意のこもった強い視線を感じる、この視線はシャーロックからのミッションで出会う人間たちと似ている・・・

 

 

もう一人視線を感じるが、この視線は殺意がこもっていない、敢て言うなら心配などの感情がこもった視線だ。つまり俺を見ている人間が2人いるという事・・・

 

 

「・・・・・・」

 

 

それも隠す気が無い様だな・・・

 

 

視線を感じながら、そのまま無人の訓練区画に入り剣技を使うときに使用する特別訓練区画の中央に向かい立ち止まり、未だに感じている視線を向けている人物に向かって言う。

 

 

「・・・俺に何の用だ?」

 

 

ムラサマブレードの柄に手を添え視線を向けている人間に向かって殺意を込めて言う。

 

 

「・・・っ!?」

 

 

顔を相手に向けずに言うと同時に背中に危険を感じ、体を少し動かすと先ほどまでいた場所に先端が鋭く透明な物体が通り過ぎた。

 

 

「・・・いきなりか」

 

 

ムラサマブレードを何時でも引き抜ける様にしながら、先ほどの『物体』を投擲してきた場所に振り向き目線を向ける。

 

 

「っち。今のを避けるのかよ」

 

 

その言葉が聞こえると投擲したであろう場所から現れたのは、白く輝く銀髪を揺らしてLEDライトによって光り輝く胸当てプレートと騎士を思い出させるかの様な腕当ての篭手、足には薄い金属プレートで作られたかの様なレガースを体に装着した俺と同じくらいの男が出てきた。

 

 

「・・・何の用だ?お前の様な奴に命を狙われる様な覚えは無いと思うが?」

 

 

万が一にあったとしても、記憶に残っていると思うがな。

 

 

「何?記憶に無いだと?俺の伴侶に手を出し(誘惑)ときながらか?」

 

 

伴侶?一体誰の事を言っているんだ?俺の記憶の中にそんな奴に手を出した(殺し)覚えは無いと思うが・・・

 

 

「・・・一体誰の事だ?記憶に有り過ぎて分からない(殺した人数や恨まれる理由)」

 

 

「貴様ぁぁ!!俺の伴侶では飽き足らず他の女性にも手を出しているだと!?」

 

 

目線を下げ左手を顎に添え、考える人ポーズで頭の中の記憶メモリーを引き出す。

 

 

女性?此奴が言っている伴侶は女性なのか?しかし、俺の記憶の中で女性と言うとなれば、ミッションで同行したリサと曹操姉妹の狙姉(ジュジュ)と孫(猴)くらいだと思うが?その中で伴侶なんていたか?

 

 

「・・・おい。一体何の㏊・・・っ!?」

 

 

俺が確かめに聞こうと思い、目線を上げると先ほどと同じ様に鋭く透明な物体が目の前に迫ってきており、瞬時に首を傾けそれを回避するが、頬の掠めた様で少し切れてしまい人間が流す血とは、かけ離れた灰色の血液が切り口から垂れた。

 

 

「・・・・・・何のつもりだ」

 

 

突然の攻撃に驚きと苛立ちを感じ、声に力が入りドスが聞く声を出してしまう。

 

 

「黙れ!!貴様の様な下種野郎は野放しにできない!!教授が直接連れてきた者だろうが、俺には関係ない!!俺の伴侶に手を出した者は絶対に許さん!!」

 

 

っち・・・此方の話は聞かないつもりか。なら・・・

 

 

「・・・・・・お前に聞かせられる様にするまでだ」

 

 

俺は後ろに後退しムラサマブレードを引き抜く態勢で攻撃してきた人物を睨む。

 

 

「良いだろう。貴様に引導を渡してやる!!」

 

 

 





すみません。


リアルでの友人と一緒にBF4やらFFオンラインやらをやっていたら、遅くなりました。


そんなリアルでの友人をモデルにしたオリキャラがやっと出せました・・・


他にも2人ほど、リアルでの友人を元にモデルにしたオリキャラが出ます。


それらの深い設定は、また後程に


では次回「第23弾 氷の貴公子との決闘」


では(^_^)/~次回会いましょう。


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