まさかのPS4が故障と言うね。新作のBFをやった次の日にディスクが勝手に出て来るって言う故障。
マジないわ~(´Д`)ハァー
そんなこんなで、( ^ω^)_凵 どうぞ
待合室
俺は今、ドクターヘレナに連れてこられ部屋にいるわけなのだが・・・・
そんな俺の目の前には、茶色の革ジャンを着た強顔の男がソファーに座って、コーヒを飲んでいる。
このコーヒーを飲んでいる男こそ上級騎士のオッツォ・ベルグ本人だ。
「それで?彼が、『例』の?」
飲んでいたコーヒーをテーブルに置くとオッツォは、視線を俺に向けたまま俺の隣に座っている女性、ドクターヘレナに聞く。
「えぇ。この子こそ、
と言うのは、表向きでアサシン教団を混乱させる情報であり、実際は、アサシン教団に対抗する為に伝説、最強のアサシン。つまり歴代のアサシンを越える超人的な身体能力と反射神経などの総合能力を持たせたテンプル騎士団の忠実な番犬にさせる計画だ。
忠実な番犬にさせた後、何をさせるのか不明だがな・・・・
まぁ、大体がアサシンと戦わせたりだと思うがな・・・
「そうか・・・名称はあるのか?」
名称って・・・まぁ、アンタ等からしたら、作り物だから扱いが『物』なんだろうさ・・・
「『リンクス』です。ミスター・ベルグ」
今更だけどさ、名称の『リンクス』って聞くと、アーマードコアを思い出すんだが・・・
「リンクス・・・・・山猫か」
山猫の意味があったのね。アーマードコアみたいな
「いえ、もう一つ意味があります」
「ほう?」
あるのか?
「
ちょっ・・・
「
「はい。意味合いは、世界と繋がる我々を護る者と言う意味です」
嫌だわ~こんなキチガイ共を守りたくないわ~
「では、リンクス。キミに聞く」
む?空気だった俺に質問か・・・
「・・・・なんでしょうか、ベルグ様」
「ミスター・ベルグで構わん。君に聞きたい事は、我々の仲間になるかと言う事だ」
おいおい。仲間って・・・アサシン教団と敵対してるテンプル騎士団に入れって事か?
「・・・仲間ですか?」
確かにメリットが、あるって言えばあるだろうけどさ。
「む?ミス・ヘレナ。彼に説明していないか?」
「はい。詳細までは・・・」
「何故だ?」
「はい。確かに我々が制御・監視しているリンクスですが、精神面が、まだ、幼いと思いまして・・・」
十分大人なんですけど?
「・・・・問題ないだろう。彼のデータを見たが、問題はないと私は、思ったが?」
データってのが、すごく気になるが、今は、放っておこう。
「・・・・分かりました。では・・・」
「いや、私が説明しよう」
お?説明してくれるんですか?ではお願いします。
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数分後
「-----と言う事だ。理解できたか?」
えぇ。理解できましたよ?懲りずに『秩序』による世界征服を企んでいる事以外ね?
「・・・・はい」
「ならば、もう一度キミに問おう。我々の仲間になるか?」
さてと、どうする?このまま『NO』と言うか『YES』と言うか・・・
『NO』と答えたら、隠してるつもりだろうけど、確実にオッツォの左脇に携帯している銃が俺に向くだろうな・・・
『YES』と答えたら、此方も隠してるだろうけど、ドクター・ヘレナの左手にある注射器が俺に刺さるだろうな・・・
多分、注射器の中身は、多分観測所を元にした監視用ナノマシンだな・・・
「・・・・・・・・・・・」
『YES』か『NO』か・・・決まっている・・・・
「・・・・少し時間をくれませんか?」
俺が考えたのは、この瞬間、決めるのではなく時期を先延ばしする事だ。時間の問題かもしれないが、あと2年・・・いや1年の余裕が、あれば、俺の肉体が反射神経と情報処理に追付くはずだ・・・そん時に、この研究所から出れる筈だ・・・!!
「アナタにそんな時間があると思って・・・!!」
だろうな。アンタ等からしたら、上司になる男の前で待たせる訳には、いかないんだろうけどさ。
「・・・・・ふむ。分かった」
「良いのですか?ミスター・ベルグ」
「急かしても、意味がない。我々に欲しいのは、心からテンプル騎士団に仕える者だ」
へぇ~首輪を付けて躾けた犬じゃなく、首輪も何も付けず主の後を追う忠犬がお望みと・・・
「・・・・ありがとうございます」
俺は、心の底から感謝している様に見える様に頭を下げる。
「ただし。1ヶ月だ。それ以上は認めん」
一ヶ月・・・まぁ、1~2年なんて無理だろうと思っていたが・・・一ヶ月か・・・短すぎる・・・
だが、この男の瞳は、変更なんて認めない強い瞳をしてる・・・
「・・・分かりました」
さて、どうするか・・・たった一ヶ月でどうにかしないとな・・・
「よし。では、要件は終わりだ。私は、失礼させていただく」
急いでいるのか、俺との話が終わると残っていたコーヒーを飲み干し、ソファーから立ち上がった。
「分かりました。では、お見送りを・・・・」
「いや、結構だ。来た道は、覚えている」
「そうですか。分かりました。どうか、お気を付けて、ミスター・ベルグ」
「あぁ。・・・・そうだ。一つ聞き忘れていた彼に『任務』をさせたか?」
『任務』?なんだそれは?
「いえ、まだですが・・・・」
「それだったら、彼に『任務』一回でも良いやらせるんだ」
「『任務』をですか?」
「そうだ。一回は『任務』をやらせるべきだ」
「・・・分かりました。ミスター・ベルグが、そう言うのであれば、リンクスに『任務』をやらせてみせます」
おい?『任務』って何だ?勝手に話を進めるな・・・
「『任務』内容は、後日、私が送ろう」
「ですが・・・」
「構わない。彼が、我々の矛と盾になってくれるのであればな」
「分かりました。お願いします」
「あぁ。それでは、本当に失礼させてもらう」
「はい。では、ミスター・ベルグ。また」
「あぁ」
話が済んだのか、オッツォは部屋から出て行き、残ったのは、此処にいるドクターヘレナと俺だけだ。
さて、この先どうなるのやら・・・
次回、アサシンクリードの主人公視点だ。
この小説の変更点は、色々あります。
アサクリ現代主人公の死亡回避
現代主人公から得られた遺伝子情報を得られなかった為、テンプル騎士団の情報は、アサクリ3以上ローグ未満です。
逆に教団は、ローグ以上ユニティ途中未満です。
では、次回会いましょう( ´ ▽ ` )ノ