( ^ω^)_凵 どうぞ
----リンクスの部屋----
時刻午前0700
エツィオとその弟子達との戦闘が終わって、既に3日が経っている。
俺が、この3日間やっているのは、アニムス訓練プログラムによるサバイバル訓練・対アサシン訓練など局地での即時対応が出来る様な訓練をひたすらやっている。
今日も0900に訓練を始めるって言っていたしな。
「・・・・・」
訓練が始まる時間には、全然余裕があり、俺はベットに腰をかけて少しの間、目を閉じる。
この世界が、何処なのか未だに決定打する事はないが、この世界に
この両者が、存在しているこの世界は、多分
だが、何故だろうか・・・この数年間で鍛えられた
なんて言えば良いのか・・・こんな時に言葉に出来ない自分が憎い・・・
俺が思うに多分、複数の
具体的には、分からないが・・・
「・・・・ハァー。整理する筈が、逆に混乱してきてしまった・・・」
それにしても、今更だが
生前、ゲームで『無印』『2』『BH』『黙示録』『3』『ローグ』『4』『ユニティ』をプレイしてきたが・・・
エデンシリーズは危険すぎるな・・・
何かしらの補正が掛かって欲しいモノだ・・・
もしこの世界にエデンの『リンゴ』や『剣』その他のエデンシリーズがあるなら、早急に回収しておきたいな・・・
無闇矢鱈と使って良い物ではないしな・・・・
「・・・ここを出た後にやる事が増えたな・・・」
閉じていた目を開けて腰をかけていたベッドに寝っ転がる。
目に入るのは、この数年間、何十回、何百回、見てきた真っ白な天井とこの部屋を照らすLED対応の照明。
「・・・・ハァー。この世界に来てため息を吐くことが増えたな・・・」
コツ・・・コツ・・・
「・・・・・」
俺が考え込んでいると部屋の外から、足音が聞こえてきた。
この地区は、イザと言う時に切り離す事が出来る為、俺か見張りの兵士しかいない。
つまり、この部屋の外から聞こえてくる足音は、見張りの兵士か研究者か・・・なのだが、どうやら、博士の様だな。
ppppp プシュー
入ってきたのは、実質上、俺の教育担当のドクター・ヘレナだった。
いつもの凛として何処か秘書らしい気配を漂わしている筈の彼女が、今日は少しばかり、慌てている。
「リンクス。直ちに訓練用着に着替えなさい」
「・・・・・訓練は?」
何かあったのか?訓練を後回しにするなんて・・・
「今日の訓練は全てキャンセルよ。今から私たちの上司に当たる人に会いに行くわ」
上司?ミハイルとは、別の人物?
「良いから、早くしなさい」
「・・・・はい」
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着替え終え、今から会うミハイル以外の上司が待つ部屋に向かっている事、数分。
「良い?これから会う人物は、テンプル騎士団、上級騎士であるオッツォ・ベルグ。みんなミスターベルグと呼ぶ男性よ」
オッツォ・ベルグ!?・・・・だと!?
ふざけるなよ・・・確かアイツは、テンプル騎士団の上級騎士でありながら、最前線に出ている男・・・
「・・・・・・・」
「フィンランドの特殊部隊に所属していたって言う記録もあるわ。余り、彼を怒らせないようにしなさい」
「・・・はい・・・」
俺もなるべく怒らせたくないしな・・・
アサシンクリードって、頻繁に起きるバグさえ、どうにかすれば、最高のゲームだと思うんだ。
っと、次回!!、主人公テンプル騎士団、上級騎士のオッツォ・ベルグと出会う。