心が織りなす仮面の軌跡(閃の軌跡×ペルソナ)   作:十束

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67話「許しを与える者」

 ──夕暮れに染まった士官学院の2階。

 ライはシャロンから聞いた伝言に従って、いつも勉学をしているVII組の教室に訪れていた。

 

 中に待っていたのは同じく連絡を受けていたエリオットだ。

 窓の外を見渡していた彼はライの姿を見ると勢いよく振り返り、ライの元へと駆け寄ってきた。

 

「あ、ライ! 待ってたよ!」

「待たせた」

 

 ライは腰のホルダーから召喚器を抜き取り、エリオットの手に乗せる。

 ARCUSがない今、ペルソナを召喚する術はこの召喚器しかない。

 

(召喚と言えば、あの島じゃカードを割って召喚できたが……)

 

 今は意識してもカードが現れる事はない。

 あの神がいた空間──心の海に座する空間だったか。そこが特別だったのかは今となっては不明だが、今後も召喚器に頼る事になるのは間違いないだろう。

 

 一方、召喚器を受け取ったエリオットは、未だに怖いのか少々不自然な動きで、銃口を自らの頭に当てていた。

 

「妹の探索は出来そうか?」

「正直なところ分からないかな。僕も士官学院の入口でエリゼさんには会ったんだけど、それほどしっかり人物像を覚えた訳じゃないから……」

「そうか」

 

 ライとのそんな会話で少し緊張が解れたのか、エリオットの表情が揺るぎないものとなる。

 そして、召喚器のトリガーを引き、己がペルソナを召喚した。

 

「──奏でて、ブラギ!!」

 

 パァンと言う発砲音。

 エリオットの頭から飛び散った青い光の欠片が吟遊詩人となり、彼の頭上で無音の旋律を奏で始める。

 言うなればそれはブラギから放たれたソナーだ。エリオットはマントの中でその音に耳を澄ませ、周囲の生命体、空間、その他さまざまな情報を、彼にしか分からない感覚として取得する。

 

 エリゼの特徴を条件として情報を絞り込み、広域探知を行う事、数分。

 彼の脳内で構成された空間に、合致する情報が浮かび上がった。

 

「……見つけた!」

 

 声をあげるエリオット。

 しかし、その場所は──、

 

「何処だ?」

「士官学院の北側……。え、でもこれって、もしかして旧校舎!?」

 

 ”この時間”に、いてはいけない場所だった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 その後、エリオットのARCUSを通して近場のVII組を呼び集め、ライ達は旧校舎へと急行した。

 近場で集まれたのはマキアス、エマ、そして先頭を走るリィンの3名。他の面々は遅れて到着する手筈となっている。

 

「──エリゼ!!」

 

 妹の名前を叫びつつ、リィンは旧校舎前に到着した。

 しかし、既に人の気配などどこにもなく、閑散とする広場があるだけだった。

 夏の風が木の葉を揺らす。変化などその程度しかない程に静かな空間を見渡すと、ライの内にある疑問が沸き上がる。

 

(……監視の軍人がいない?)

 

 この時間は正規軍主導の元、監視の目があった筈なのだが。

 

 しかし、今はそんな異変にかまけている時間はない。

 周囲の気配を確認したリィンは、すぐに引き返してエリオットの元に駆け寄ってきた。

 

「エリオット、エリゼは?」

「わ、分かったよ。今改めて確認するから」

 

 らしくない程に焦るリィンに気圧される形で、再びブラギを召喚するエリオット。

 人の気配だけでなく細かな痕跡に至るまで、即座に、かつ綿密に分析したのだが……。

 

「……えっ? 痕跡がここで途絶えてる?」

 

 その痕跡は、ここでばったりと途絶えていた。

 

「それって、もしかして異世界に入ってしまったんじゃないでしょうか」

「ま、待ちたまえエマ君! 異世界の門はもう閉じてしまっているんだぞ!? それなら彼女は今いったいどこに?」

 

 エマが出した推論に狼狽えるマキアス。

 そう、既に夕日は沈み、旧校舎の入口にあった光のベールは消えてしまっている。

 

 その間、異世界はどうなっているのか。

 行き来が出来なくなっているだけなのか。もしくは文字通り消滅しているのか。

 何一つとして分からない状態だが、彼女の身が危険であると言う一点だけは、確かな現実としてこの場にいる面々に重く圧し掛かる。

 

「くっ」

 

 リィンはいてもたってもいられず、走り出して旧校舎の扉を開けた。

 

 旧校舎の中は外と同じく暗い色の石で作られた広間になっている。

 異世界の痕跡など欠片もなく、ほこり臭い空気が漂っている中、リィンは駆け込んで声を張り上げた。

 

「エリゼ!! いたら返事してくれっ!!」

 

 リィンの声は旧校舎内に反響する。

 しかし、何一つとして返事はなく、ただほこりが舞い落ちるのみ。

 

 エリゼはここにいない。

 あの異世界で、帰る術もなく、シャドウの危険にさらされている。

 リィンは、その事実を否が応でも理解せざるを得なかった。

 

(リィン……)

 

 ──と、その時である。

 ライの眼前に、ひらひらと金色の蝶が飛んできたのは。

 

『何をしているのかね?』

 

 蝶から聞こえて来たのは男性の声。忘れる筈もない。あの島で聞いた、蝶の仮面を被った男の声だ。

 

(……まさかフィレモン?)

『彼は大事な家族と離され、今まさに運命の瀬戸際に立たされようとしている。……それを君は、己が無力だと断じ静観するつもりかな?』

 

 フィレモンはライに対し、まだ道はあると諭している。

 だが、通常の旧校舎内の探索は軍によってやり尽くされており、構造の変化こそあれど異世界に関わる発見は何一つない。

 既に日も落ちた今、他に一体どんな可能性があると言うのか。

 

(けど、異世界への道は……)

『それならば問題はない。希望への道筋は、今まさにこの場所へと近づいている』

 

 近づいている?

 

『後ろを向きたまえ』

 

 フィレモンの言葉に従い、ライは後方に振り返る。

 するとそこには、今まさに到着したであろうシャロン・クルーガーの姿があった。

 

「クルーガーさん?」

「アリサ様からお話はお聞きしております。つい先ほど到着したばかりですが、旧校舎に向かわれるなら、これが必要かと思いまして」

 

 そう言って、彼女は手に持っていた重厚なトランクケースを開けた。

 中にあったのはピカピカに磨かれたARCUS。そう、以前ラインフォルト社に貸し出したライのARCUSが返却されてきたのである。

 

 これが道筋?

 疑問に思うライの前に、金色の蝶が再び舞い踊った。

 

『その機械と繋がるは私の鍵。それはあらゆる”鍵”の原型であり、ありとあらゆる扉を開く力を持つ。……君は既に、その力を目の当たりにしている筈だ』

 

 その瞬間、ライの視界に過去の光景がよぎる。

 

 6月の特別実習。

 空回る島。

 あの時の光景を。

 

『かの神は、招き入れた人それぞれに異なる世界、異なる島を用意していた。だからこそ、君の中に眠るもう一人の君は、鍵の力で君を少女の世界へと運んだのだよ』

 

 そうだ。

 あの時、フィーと会うまでライはただ一人だけの島を探し回っていた。

 そこで突如、ヘイムダルが召喚され、前方を指さして、それで──。

 

『さあ、次は君自身が道標(ナビ)となる番だ……』

 

 あの日の出来事を思い出したライの眼前で、金色の蝶は溶けるように消えていった。

 

 後は自分でやれと言う事か。

 成すべき事を理解したライは、ARCUSを手に、肩を落とすリィンへと静かに歩み寄る。

 

「……リィン」

 

 ライの言葉に顔を上げるリィン。

 その顔に映るのは己が無力感と後悔。

 しかし、その表情はライの問いかけにより一変する。

 

「妹、エリゼの元に行きたいか?」

「──!! ああ、当然だ!」

 

 早すぎる程の即答。

 迷うことなど何もないと言わんばかりのリィンを見て、ライの口元はニヤリと笑う。

 

「分かった。なら、その道は俺が開く」

 

 そう言って、ライはARCUSを前に構えた。

 向ける先には誰もいない。虚空に向けて、ARCUSを駆動する。

 

 ──リンク──

 

 その瞬間、ライは異世界(イセカイ)と繋がり、リィン達を導く道標(ナビ)となった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 ──旧校舎の異世界。

 

 不慮な事故により取り込まれたエリゼとパトリックは、建物ほどの巨体を持つ甲冑と対峙していた。

 そのサイズだけでも強大な威圧感を持っているが、今はそれに加え、胸に空いた穴から覗く巨大な人間の眼と、鎧内部から突き出した4本の腕が無秩序に動いている。

 

 明らかに普通の魔獣や魔物じゃない。

 少しでも気を緩めれば気絶してしまいそうな恐怖の中、パトリックはかろうじて剣を構え続けていた。

 

「ぼ、僕とて、誇りある貴族の末裔……。子女の身を守るためにも、こ、この場を退くわけには……!!」

 

 エリゼを庇うようにして、甲冑に剣先を向けフェンシングの構えを取るパトリック。

 だがしかし、甲冑内の眼と視線が合ったその瞬間、彼の動きはぴたりと止まってしまった。

 

「パトリック、さん?」

 

 異変に気付いたエリゼが問いかける。

 けれど、彼は声に反応を示さない。まるで信じられないものでも見たかの如く目を見開き、そして突如として叫び声をあげた。

 

「あ、ああああ、ああああああああ……。違う。違う違う違う。僕は、決して、あんな下劣な暴言を吐く人間じゃ……! ハイアームズ家に、父上に顔向けできない人間じゃあ……!!」

 

 ガシャンと、彼の剣が地面に落ちる。

 状況についていけないエリゼを他所に、彼は乱暴に頭を抱え、そのまま膝をついてしまった。

 そんなパトリックの元に、そっと怪物の腕が伸ばされる。

 

『それ■あなたの罪。あなたの後悔……。許しましょう。全て我らが許しま■ょう。さあ、あなたの罪を、我らが身の内に……』

 

「許す。ゆる、される……? 僕が? 僕の、罪が……?」

 

 顔を上げるパトリックの元に差し伸べられる一本の手。

 それはまるで、罪人に差し伸べられた救いの手であるかのようで。

 パトリックは操られるようにして、差し伸べられた救いに手を伸ばす。──が、その途中。エリゼの手によって、パトリックの顔は強くはたかれた。

 

「えっ? あ、いま、僕は何を……?」

「パトリックさん。大丈夫ですか?」

「あ、ああ」

 

 返事を返すパトリックだったが、地面に倒れたまま動けない様子。

 

 その事に気がついたエリゼは覚悟を決め、地面の剣を拾い構える。

 彼女も一応はシュバルツァー家の騎士剣術を学んでいる身だ。

 少しくらいの時間稼ぎならできるかもしれない。

 

(ただ今の異変、彼の身にいったい何が起きたんでしょうか?)

 

 前触れもなく叫び始めたパトリックの姿が脳裏に浮かぶ。

 何か見えにくい攻撃でもあったのかも知れない。そう判断したエリゼは、怪物の一挙手一投足に細心の注意を払った。

 

 ……だが、それも無意味であった。

 怪物の中の眼が動き、その瞳がエリゼの姿を写し出す。

 その瞬間、エリゼの視界が”懐かしい世界”に切り替わったのだ。

 

「え、おにい、さま……?」

 

 それは幼いころの光景だった。

 遊びに行った雪山の中で大雪に見舞われ、エリゼとリィンは真っ白な景色の中、急いで帰路についていた。

 しかしその最中、エリゼ達は大きな熊のような魔獣に遭遇してしまう。

 

「あ、あ……」

 

 エリゼの眼前に広がるのは、視界いっぱいの臓物と血。

 その少しは兄のもので、ほとんどは遭遇した魔獣のものだ。

 あの時、リィンはエリゼを庇い、そして突然人が変わったかのように魔獣を、その手に持った鉈で解体し始めた。

 

 もちろんその行為はエリゼを守る為だったのだと思うし、咎める要素などなにもない。

 しかし、全てが終わり我に返ったリィンが振り向いたとき、幼いエリゼはその惨状に身がすくみ、リィンから距離を取ってしまった。

 

「違う、違うんです。お兄様……!!」

 

 エリゼが距離を取った瞬間、兄は血に濡れた己の手を見て、そのままうずくまってしまった。

 そしてあの時以来、兄はのめり込んでいた武術から身を引くようになってしまったのだ。

 

 ……兄から逃げてしまった。拭えない罪悪感を植え付けてしまった。

 

 それがエリゼの罪。エリゼの後悔。

 以前から内に抱えていたそれが増幅され、濁流となって彼女の意識を飲み込んでいく。

 

『過去の過ち。兄自身が過ちと思わないが故に、贖罪の機会が与えられなかった後悔よ……。全て我らが許します。あなたの罪は、我らが引き受けましょう……』

 

 呆然自失となったエリゼに差し出されたのは、暖かな一筋の救いだ。

 

 救われたい。その手を取りたい。

 抗いがたい衝動がエリゼの身を蹂躙し、意識は深い安堵の中へと沈んでいく。

 

 そんな彼女が最後に目にしたのは、

 

「──エリゼぇぇぇ!!」

 

 無機質な腕を一刀のもと両断する、兄の姿だった……。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 異世界に突入したライ達を待っていたのは、地面に倒れ動けないパトリックと、黒い腕に囚われそうになっていたエリゼの姿だった。

 

 真っ先に動いたのは他ならぬリィン。

 彼は即座にペルソナとARCSUの身体強化をその身に宿し、暴風を身にまとって甲冑に突撃した。

 

「エリゼぇぇぇ!!」

 

 ──八葉一刀流弐ノ型、疾風。

 神速のスピードを持って相手を切り刻む絶技を用いて、リィンはエリゼに殺到する黒い腕を細断する。

 そして意識を失った彼女の体を抱えると、そのまま急ぎ甲冑の攻撃範囲から離脱した。

 

 ライ達の近くに戻り、エリゼを優しく寝かせるリィン。

 その隣にエマが即座に座り込み、彼女の容態を調べ始めた。

 

「委員長、エリゼは、エリゼは無事なのか!?」

「ええ、どうやら気絶してるだけみたいです」

「そうか。……良かった」

 

 ほっと安堵するリィン。

 だが、その刹那、すぐそばで銃声が鳴り響いた。

 

「リィン! 安堵するのはまだ早いぞ!!」

 

 地面に突き刺さる黒い腕。ショットガンを構えたマキアスが叫ぶ。

 そう、今まさにリィンへと飛来した腕をマキアスが叩き落したのだ。

 

「助かったよ、マキアス」

「気をつけたまえ! それよりエリオット、あれはなんだ!? あれもシャドウなのか?」

《ううん、外の甲冑は古い魔導兵器みたい。けどその中にいるのは……無数のシャドウ?  いや違う。なんなのこれっ!?》

 

 シャドウのようでシャドウじゃない不可思議な反応。

 未知の分析結果に混乱するエリオットだったが、ライにはその姿、いやその”腕”に見覚えがあった。

 

「あれは」

「知ってるのかライ!」

「ああ、でも奴は……!」

 

 ライの脳裏によぎるのは、最初に旧校舎に来て、脱出しようとした際に現れたシャドウ。

 トワやクロウを守るために立ち向かったあのシャドウの4本腕と、全く同じ色と形状をしていた。

 

 同型のシャドウなのか?

 一瞬考えたその時、鎧の中にあった眼がグルリと動いた。

 その先にいたのは銃を構えたマキアス。彼の姿が瞳に映る。

 

「なっ!?」

 

 目が合った瞬間、マキアスの顔が驚愕に染まった。

 唐突に停止する戦場。いったい何が起こったのか、混乱する場にエリオットの大声が木霊する。

 

《大変だよ! マキアスの精神が不安定になってる! 精神的な干渉? ……違う! 浸食を受けてるんだ!!》

 

「浸食だって!?」

 

 大声を上げるリィン。

 一方マキアスは銃を取りこぼし、信じられない表情で口をパクパクと動かしていた。

 

「ね、姉、さん……」

『それがあなたの罪、あなたの後悔』

 

「姉さん。ああ僕は、僕、は……」

『許します。あなたが苦悩する必要など、初めから存在しないのですから』

 

 マキアスがいったい何を見てるのか詳細は不明だが、非常に危険な状況である事だけは確かだ。

 

 鎧が取った次のアクションはエリゼの時と同様だった。

 マキアスを攫おうと伸ばされる黒い腕。

 だがしかし、先の反省を踏まえてか、その数は桁違いに増えていた。

 

 ――まずい!

 ライは反射的に駆け出して、マキアスの首根っこを掴んで後方に投げ飛ばす。

 

「ライ!?」

 

 背後からリィンの声が聞こえてくる。

 マキアスを捕えるはずだった数多の腕はそのままライの周囲に突き刺さり、まるで堅牢な檻のようになってしまっていた。

 退去は困難。ライは冷静にそう分析しつつ、リィンに言葉を返す。

 

「リィン、マキアスを連れて一旦下がれ」

「で、でもお前は」

「奴に隙を作る。とどめは任せたぞ」

「……ッ! ああ!!」

 

 リィンの足音が遠くなっていく。

 それを確認したライは、真っ黒な檻の中、前方に見える巨大な甲冑に対峙する。

 

『愚者の子。全てを忘却の彼方へと置いて来たものよ……』

 

 甲冑の中にいる”何か”は、ライを前にして今までとは別の反応を示していた。

 過去を失ったものに許しは与えられないとでも言うのだろうか。

 どうあれ好都合だ。エリゼやマキアスの状況を踏まえ、あえて眼から視線を外しつつ、ライは己が召喚器をこめかみに当てる。

 

「ペル──」

 

 引き金を引くまでコンマ数秒。

 たったそれだけの隙が、勝敗を分けた。

 

 周囲に展開された黒い腕の檻。

 その全ての側面に、隙間なく無数の眼が出現する。

 それら全てから目を逸らすなど不可能。抗う術もなく、ライと眼の視線が重なってしまった。

 

「しまっ……!?」

『まずは思い出しなさい。あなたの奥底に眠る、──”罪と罰”を』

 

 その瞬間、眼から眩い光が解き放たれる。

 真っ白に染まる世界。それが元に戻った時……。

 

 ライは、今までいた場所とは別の、コンクリートの町中に立ち尽くしていた。

 

 

 




■■:アントロー■ス=■■レシア
耐性:???
スキル:???
 その名が示すは人、そして教会。甲冑の中から覗く姿は今だ不完全であるものの、人々を苦しめる罪を許し浄化せんとする為、彼らは再び動き出した。

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