心が織りなす仮面の軌跡(閃の軌跡×ペルソナ)   作:十束

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64話「包囲網の裏側(前編)」

 話は一旦、リィンとクロウが手を組む日の5日前、ミリアムが盗み食いをしようとした日の夜まで巻き戻る。ミリアムを驚かせてしまい、シャロンに仲裁された後、ライは1人暗い食堂に向かっていた。

 

 その目的はライが釣った巨大な魚の後処理だ。

 肩掛けのクーラーから飛び出した魚の尾は今もなお軽快なスナップを刻んでいる。活きが良いのは結構だが、これから依頼の納品物として持っていく以上、早く楽にした方が良いだろう。

 

(魚の締め方は確か、エラから包丁を入れるんだったか)

 

 ライは、事前に調べておいた後処理の方法を思い出しつつ、魚をまな板の上に置いた。

 

 ──さて、腕の見せ所だ。

 全く根拠のない意気込みを胸に、ライは包丁を構える。

 

「ライ様」

 

 しかし、その刃は突然の声に止められてしまった。

 

 誰もいなかった筈のライの死角、それも至近距離から投げかけられた声。

 ミリアムなら跳び上がっていたかも知れない。が、ライは特に気にする事もなく、包丁を置いて振り返った。

 

「何か?」

「失礼しました。ライ様に1つ、お願いしたいことがありまして」

 

 そこには丁寧に頭を下げるシャロンの姿があった。

 

「手短なら」

 

 ライはそう言って手元を見る。

 びちびちと跳ねる釣りたての魚。あまり長くは置いておけないだろう。

 

「かしこまりました。──では率直に申し上げますが、ライ様のARCUSを暫しお預かりしたく存じます」

「俺のARCUSを?」

「ええ。先刻ラインフォルト社から『対シャドウ技術の開発に必要だから』との連絡がありまして」

 

 ──対シャドウ技術に必要?

 それならルーレに行った際に渡した方が良かったのでは?と不思議に思うライであったが、すぐに考えを改める。恐らくは研究に何らかの進展でもあり、ライのARCUSに記録されたログを細かく分析する必要が出てきたのだろう。……ならば、話は簡単だ。

 

「分かりました」

 

 ライは迷うことなくARCUSをシャロンの眼前に差し出す。

 

「……わたくしが言うのも何ですが、本当に渡しても宜しかったのですか?」

「何か問題でも?」

「いえ、個人的な疑問なのですが、ライ様の戦術リンクはVII組のペルソナ召喚に不可欠なもの。そう易々と手放すとは思っていなかったものでして」

「個人であれば召喚器がありますし、日常生活には必要ありませんので」

 

 ペルソナはあくまで力だ。旧校舎のような特別な環境でなければ、ライの日常にさして影響はないだろう。それに対し、対シャドウ研究は少しでも進めなければならない課題。その2つを天秤にかけたのなら、どちらに傾くかなど考えるまでもない。

 

(影響と言えば、導力通信も出来なくなるが……)

 

 元からトリスタ内でしか使えないし、なくとも何とかなるだろうと、ライは1人納得した。

 

「承知しました。ですが、万が一という事も考えられますので、ラインフォルト社には調査を終えしだい返却するように伝えておきます」

「よろしくお願いします」

 

 シャロンはライからARCUSを受け取り、厳重なトランクケースの中にしまい込む。

 

「……しかし、残念ですね。せっかく断られた場合に備えて交渉材料を用意していたのですが」

 

 ARCUSを収納したトランクを眺めて、ぽつりと独り言を漏らすシャロン。

 正直、かなりワザとらしい。もしかして彼女がARCUSをすんなり受け取らなかったのは、断られる展開を期待していたからなのだろうか。

 

(これは、聞いた方が良いか……?)

 

 何だか遊ばれているアリサを思い出す状況だが……、まあ、別に問題はないだろう。と、ライは判断した。

 

「因みにその交渉材料は?」

「ライ様が近頃行っている活動に役立つ道具(アイテム)でございます」

「アイテム、ですか」

「ええ。実は私の知人に”似たような活動”をしている者がおりまして、彼の行動を参考に、いくつか見繕わせていただきました」

 

 ……似たような活動。

 もしやそれは、風の噂に聞く”遊撃士”というものではないだろうか?

 

 だとしたらこれはチャンスかもしれない。

 依頼という仕組みは元々遊撃士が行っているものだ。しかしながら、今のエレボニア帝国では活動が出来ない状況に陥っており、ライからしてみれば”便利な団体だった”と言うくらいの知識しか持っていない。

 ここで遊撃士のノウハウを手に入れる事は、今後の活動──ひいては、トワの作業量を減らすのに役立つのではないか? と、ライは考えた。

 

「ふふ。どうやら目の色が変わったご様子。なら、これはARCUSをお渡しいただいた報酬という事で、お渡しいたしましょうか」

 

 そう言って、シャロンは机の暗い物陰から1つのスーツケースを取り出した。

 薄暗い導力灯の明かりを反射する鈍色のケース。物々しい雰囲気が辺りに漂う。

 

「どうぞ、お受け取りくださいませ♡」

 

 かくしてライは、深夜の食堂にてシャロンから道具を受け取った。

 その中身とは──……

 

 ──バラエティ豊かな衣服の数々であった。

 

「……服?」

 

 庶民生徒の緑色の制服を初めとして、旅行客が着ていそうな服や紳士服、果ては水着や湯着などなど。他にもカラーコンタクトや、即落とせるヘアカラー等も入っており、まるでコスプレでもするかの如きラインナップだ。

 

「これらは変装道具(コスチューム)です」

「変装道具、ですか」

「はい。いくら身を隠したとは言え限界はあると言うもの。そんな時は、変装して場に溶け込み、密かに活動していくのが定石かと存じます」

 

 どうやら遊撃士は変装するのが定石らしい。

 必要なら女装とかもするのだろうか。思ったよりも大変な職である。

 

(まあいいか)

 

 今は遊撃士の事を考えても仕方ないだろう。

 明日──いや、今日の授業が始まるまでにやる事は山ほどある。

 残された依頼の数々や、難易度の高い授業に遅れない為の予習復習。全てをこなす為には寝る間すら惜しい状況だ。

 

「それではライ様、いってらっしゃいませ。今後のご活躍を期待しております」

「ええ、任せてください」

 

 ……かくして、ライは変装道具と言う新たな武器を手にし、再び依頼をこなしに深夜の町へと戻っていく。

 同じ町にいる筈のライをリィン達が見つけられなかったのは、ある意味ではこれが大きな原因であった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 ──時は戻って7月16日の放課後。

 太陽も沈み、薄暗くなったトリスタの街角にて、いくつかの依頼を終えたライは静かに本を読みながら佇んでいた。

 

 とは言ってもただ立っている訳ではない。依頼をスムーズに遂行するため、シャロンから貰った変装道具を用いて旅人を装っていた。手に持っている本の題名は「怪盗Bの軌跡」。近年話題になっているらしい怪盗に関する書籍である。

 

(クルーガーさんが言っていた知人、今にして思えば怪盗だったのでは?)

 

 今更だが、変装と言えば怪盗の代名詞の1つだ。時には変装を行って他者を欺き、時には奇想天外な手段を用いて警備を出し抜く……と、この本にも書かれている。

 だが、そうなると今度は、シャロンは怪盗の知人を持っている事になってしまう訳で。それはそれで変ではないかと、ライは頭を悩ませていた。

 

 ──と、そんな状態のライの横を、1人の青年が駆け足で通り過ぎていく。

 

 彼は制服を見るに貴族クラスの生徒だろうか。

 ライが本越しに視線を向けると、彼は道の先にある交差路にて、これまた貴族クラスの女子生徒と落ち合っていた。

 

「おい、奴は見つかったか!?」

「いえ、まだですわ。まだトリスタ内にいる筈ですのに」

 

 話を聞く限り、どうやら彼らは誰かを探している様子だ。

 普段は体面を気にしている彼らが、肩で息をする程に走っているなど珍しい。それこそ、士官学院の訓練以外ではまず見られないだろう。

 

「……今日、何かあったか?」

 

 ライは度の入っていない眼鏡の位置を直しつつ、不思議そうに呟いた。

 何か問題でもあったのなら、依頼として生徒会に出され、トワの負担になる前に解決しておくべきか。とりあえず、ライは自身の予定に依頼候補を1つ書き加える。

 

 ……しかしまあ、その予定は少し後に回すべきだろう。

 今、ライがわざわざ変装して道に立っているのは、何も本を読むためではないのだから。

 

 意識を切り替えたライは、本のページをめくり、挟みこんでいた依頼の文章を再確認した。

 

 ────────

 件名:息子の夏風邪を治して欲しい

 依頼者:ケインズ書房の店主、ケインズ

 ────────

 

 そう、今からこの依頼をこなす為、ライは情報収集を行っていた。

 

 依頼怪盗という大げさな噂を背負うライであったが、その実態はむしろ探偵の方が近いと言えるだろう。

 なにせ直接依頼主に依頼の内容を聞くことすら出来ないのだ。ライが手に入れられる情報と言えば、依頼文に書かれている件名と依頼者、後は補足として書かれた短い文章くらいなもの。後の情報は、地道に調査して取得する他ない。

 

 ライはパタンと本を閉じ、背にしている壁──正確にはケインズが住んでいる住居の窓へと意識を向ける。

 

『──それでは、薬は貰えないと言うことですか』

 

 室内では依頼主のケインズが、七耀教会から来たシスター服の少女に質問していた。

 少女の顔には見覚えがある。確か、同じ士官学院のロジーヌと言ったか。彼女は申し訳なさそうに眉をさげている。

 

『すみません。教会の薬を改めて確認したのですが、先日ルーディくんに渡したもので最後だったみたいです』

 

 どうやら、ケインズは夏風邪の薬について七耀教会に確認を取っていたらしい。

 ライはメモを取りつつ、彼らの会話に集中する。

 

『他の教会に備蓄は?』

『問い合わせてみましたが、今年は帝都でも流行っているみたいでして……』

『……そうですか』

『一応、今夜ベアトリクス教官が教会にいらっしゃる予定ですので、そこで薬の伝手がないか聞いてみますね』

『お願いします』

 

 そんな会話を最後に、ロジーヌは礼儀正しくケインズの家を後にする。

 

 ──ひとまず、状況は把握した。

 ライの手元にあるこの依頼は、教会の薬が尽きたと知ったケインズが出したものだろう。

 今回の依頼に必要なものは《夏風邪の薬》と言ったところか。

 

 情報は出揃った。なら後は、必要なものを用意するだけだ。

 トワが今も頑張っている以上、自分も休んではいられない。ライは即座にこの場を後にしようとする……のだが、

 

『げほっ、げほっ……。うぅ……』

 

 そんな声を耳にしたライの足は、いつの間にか止まっていた。

 

『お、おい大丈夫か? 何か欲しいものはあるか?』

『……み、水』

『分かった。今持ってくるから待ってろ』

 

 窓の向こう側では、ケインズの息子がベットに入っていた。

 額には塗れたタオル。茶色の髪は汗で顔にべったりと貼りついており、かなりの高熱であることが見て取れる。

 

 それを見たライは、改めて手元の依頼文を見た。

 

 ────────

 件名:息子の夏風邪を治して欲しい

 ────────

 

 短い、たった一行の文章だ。

 だがそれが今は、とても重く感じられる。

 

 ああ、きっとこれは、人に言わせればあり触れた出来事なのだろう。

 それにライからしてみれば、依頼はトワの負担を減らす為の手段でしかない筈だ。

 ……けれど、この短い文に込められた”願い”は、そんな単純な理屈で片づけていいものではない。

 

 そう思ったライは、即座に本の中から1枚のカードを取り出し、素早く短い文章を書きこんだ。

 

「その依頼、確かに引き受けた」

 

 窓の隙間から熱でうなされている少年の枕元に向け、ライは依頼受諾のカードを真っすぐ投げ入れる。

 それはまるで、その熱を根こそぎ奪って見せるという、”予告状”のようでもあった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 ケインズ宅を後にしたライが次に向かったのは、第3学生寮の2階にあるライの自室であった。

 

 ここには旧校舎で手に入れたアイテムをいくつか保存してある。

 古びたどこかの鍵や滑らかな板といった一見使いどころの分からないものから、体力を回復する魔石やマッスルドリンコ。後は無人の店内から拝借した電子機器が主なところか。今ライが探しているのもその1つ。サトミ何とかという薬局店から拝借したアイテムだ。

 

(ディスシックは……これか)

 

 ライは壁に備えつけられた棚の中から、1つの薬を手に取った。

 その名はディスシック。病気を治すというかなり大雑把な薬である。

 

 正直なところこれが夏風邪に効くかは曖昧なところだ。しかし、旧校舎内のアイテムは心の世界から持ち出したが故に、認知によって多少変化するという不可思議な特性を備えていた。

 例えば先程の古びた鍵も、使えるという認知さえあれば実際の鍵として機能してしまう。桐条グループの資料によれば、特にその傾向が強いアイテムを「無の〇〇」と呼称していた様だが、今は関係のない話だろう。

 

 ……しかし、念のため専門家に確認した方が良いかも知れない。

 ロジーヌの話によれば、夜に医師であるベアトリクスが教会を訪れるとの事。ならば、向かう先は士官学院の医務室ではなく七耀教会か。

 

 方針を定めたライは、自室の窓を開けて向かい側の屋根に飛び移った。

 涼しくなった夜風が頬を撫でる。いつの間にか随分と時間が経っていたらしい。

 

「……──ねぇ、まだ尻尾を掴めないの?」

 

 と、その時、寮の物陰から見知らぬ女性の声が聞こえて来た。

 

「しっかりしなさいエマ。試練をあんな奴らに乗っ取られてたままじゃ、何時まで経っても使命をまっとう出来ないわ」

「でもセリーヌ? この3ヶ月様子を見ていたけど、彼の記憶喪失は本当なんじゃない?」

 

 ボソボソとした声で内緒話をしている2人の声。どうやら片方はエマの様だ。

 しかし、彼女がタメ口で話すとは珍しいな。と言う感想をライは抱く。

 クラスメイトにも敬語で話している事を顧みるに、セリーヌという女性とは相当仲の良い関係なのだろうか?

 

「それは警戒を緩める理由にはならないでしょ。今は記憶喪失で味方なのかもしれないけど、その前はどうだったかは分からない。もしかしたら、今の状況に落ち着く為に、自ら記憶を消した可能性も残ってるわ」

「記憶を……。それってもしかして姉さんが?」

「それはまだ分からないわ。記憶を消す方法なんて、それこそ頭をぶつけてもなる可能性がある訳だし」

 

 記憶喪失。もしや自分の事かと、ライは静かに耳を澄ませる。

 

「けど、彼が倒れていたタイミングと、異変が起きたタイミングが一致しているのは紛れもない事実よ。最初に旧校舎に向かった流れも不自然だし。おまけに経歴も不明。お目付け役として助言するけど、彼に気を許すのはどう考えても得策じゃないわ」

「……分かった」

「幸いリィンが起動者(ライザー)としての資格を持っているみたいだし、辛うじてだけど試練は機能してるみたいね。リィンのサポートをしつつ、事態の裏を探るのが当面の方針かしら」

 

 ……旧校舎の試練に使命、そしてライザーか。

 初めて聞く用語のオンパレードだ。

 

(エマは旧校舎について何か知っているのか?)

 

 それも、かなり深い関係があると見て間違いないだろう。

 これは問いただすべきか? ……いや、警戒されているらしい現状、下手に刺激するのは悪手かも知れない。

 今は様子を見ておくべきだろう。ライは結論づけた。

 

「……ねぇ、今屋根の方で何か動かなかった?」

 

 ──まずい!

 ライは反射的に身を翻し、七耀教会に続く裏路地へと飛び降りる。

 

 だが、最後にこれだけは確認しておきたい。

 屋根から落下する寸前、ライは横目で一瞬だけエマの姿を視界におさめた。

 

(……エマ1人だけ、なのか?)

 

 意外なことに、寮の物陰にいた人物はエマだけだった。

 

 もう1人のセリーヌと言う女性はどこに行ったのか。

 まだまだ知らない事だらけだな。と、路地裏に着地したライは胸に刻むのだった。

 

 

 ──

 ────

 

 

 ──ライが路地裏へと姿を消した後。

 寮の物陰にある木箱の上で、上品な毛並みの黒猫が屋根を見上げていた。

 すらっとした肢体を起こし、気難しそうな瞳がじっとライのいた場所を睨みつけている。

 

「あちゃあ、話を聞かれたかも知れないわね」

 

 そんな黒猫の口から紡がれたのは、可愛げな少女の声だった。

 

 誰がどう見ても摩訶不思議な光景だ。

 しかしながら、隣に立っていたエマは、さも当然のように人語を話す黒猫へと問いかける。

 

「セリーヌ、あそこに誰かいたのは間違いないの?」

「まぁ鳥や獣ならそれで良いのだけれど。念のため、アタシが後を追いかけてみるわ」

「それなら私も……」

「いえ、エマはここに残ってなさい。すぐお迎えがくるみたいだから」

 

 お迎え? と、疑問符を浮かべるエマをよそに、黒猫──セリーヌは木箱をぴょんと飛び降りた。次いで、彼女は大きな耳を動かして寮の入り口側へと顔を向ける。

 エマもつられてその方向を見ると、そこには1人の影が近づいてきていた。

 

「エマ、ここにいたのか」

 

 寮の角から顔を出したのは、堂々とした面持ちの少女、ラウラだ。

 エマは咄嗟に意識を切り替え、いつも通りの態度で彼女に答える。

 

「すみません。実は先ほど窓からこの辺りに物を落としてしまいまして、1人で探していたんです。何か用時でもあったんですか?」

「いやなに。今アリサがリィンと通話していてな。出来ればその内容をエマにも聞いて欲しいのだが」

「アリサさんが?」

 

 ラウラから予想外のお願いを聞いたエマは、蒼色の瞳を左右に揺らしつつ考え込む。彼女としては、先ほどセリーヌが言っていた何者かを追いかけたかった。しかし、

 

「……分かりました。今向かいますね」

 

 断る理由が思いつかないエマはラウラの誘いに応じ、彼女とともに揃って寮の中へと入っていく。セリーヌはそんな2人の様子を物陰から静かに見つめていた。

 

「エマの方はそう自由には動けないみたいね。やっぱりこれは、アタシの方でも動いてみる必要があるかも……」

 

 セリーヌは小さくそう呟いて、屋根から消えた何者かの後を追って路地裏の方へと消えていった。

 

 

 

 

 




コスチューム(閃の軌跡)
 旅を一味変わったものにする便利な一品。衣服の他にワンポイントを演出するアタッチアイテムもあるが、何故か私服は別料金との事。

予告状(ペルソナ5)
 出したらカッコいいBGMが流れ出す。……ような気がする。
 なお、手書きなのでやや不格好。絵心に優れた仲間を募集中。

サトミ何とか薬局店(ペルソナ1・2)
 常に電波ソングが流れ続けている薬局店。
 ラインナップが独特すぎるのも特徴。石化回復のディストーンとか普段誰が使うのだろうか。

古びた鍵(ペルソナ4)
 警官の姿をしたシャドウが落とすアイテム。
 とある田舎町では、おばあさんが欲しがっていたらしい。

――――――――――――――――――――――――――――
お待たせしております。
今回の裏側については1話で終わらせる予定でしたが、色々と突っ込んだ結果文字数が増えたため、2話に分割いたしました。

また、今回試験的に本編で出る機会のない補足説明を加えてみました。
もし邪魔でしたらご指摘いただけると幸いです。

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