心が織りなす仮面の軌跡(閃の軌跡×ペルソナ)   作:十束

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62話「ワーカーホリックの友人達」

 夜月が雲に隠され、真っ黒な空に覆われた7月11日の深夜2時。

 トリスタにある第3学生寮の倉庫に、小さな影がひっそりと足を踏み入れていた。

 

「えーっと、だれもいないよねぇ……?」

 

 その影の正体とは、VII組と帝国情報局に所属している少女――ミリアム・オライオン。

 彼女は情報局の技術を駆使して閉ざされた扉の鍵をこじ開けると、中の様子をうかがって恐る恐る倉庫の中へと入っていく。

 

 誰にも気づかれぬようひっそりと。

 一歩一歩、忍び足。

 

 この時間帯になると導力灯の明かりも弱められているため、1階に人がいる筈がない。

 だが、暗闇と言うものは「いない」と分かっていても、何かいるのではないか?と言う不安が湧いてしまうものだ。

 特に幽霊の類が苦手なミリアムにとっては、明かりのない倉庫は最悪のシチュエーションであった。

 

 けれども、ミリアムはここで引き返す訳にはいかないのだ。

 

「まったくも~。シャロンってば、夜にお菓子を食べると虫歯になります、なんて言うんだから……」

 

 ミリアムの目的とは夜食の確保であった。

 寮の管理人としてシャロンが来てからと言うものの、備蓄は彼女の元で管理されてしまっている。

 ふいに起きて夜食が食べたくなってしまったミリアムには、もう倉庫に忍び込む他の選択肢はなかったのだ。

 

 倉庫に置かれていた箱をアガ―トラムのパンチで破壊し、ミリアムは落下したアイテムを拾い上げた。

 

「……ニシシ、ミッション完了♪」

 

 紅茶によく合うシャロン特製菓子を手にしたミリアムはホッと息をつく。

 後は手早く片付けて自室に帰ろう。数分後に味わえる甘味を想像してワクワクするミリアムであったが……。

 

 

 びちゃ。

 

 

「ぇ……?」

 

 ロビーから唐突に水音が聞こえてきて、ミリアムの体は凍りついた。

 

 びちゃ。

 ぐちゃ。

 

 無人な筈のロビーに現れた不気味な水音。

 

 ミリアムの顔はしだいに青ざめていく。

 何かが、気配のない何かが無人のロビーを動いている。

 震える体をむりやり動かして、倉庫入口の隙間からロビーを覗くと、

 

 ――暗闇に、怪しく揺らめく2つの光が浮かんでいた。

 

「~~――――ッッ!!!!」

 

 ミリアムは声にならない悲鳴を上げた。

 不気味な光を放つ”お化けのような何か”は、今まさに川の底から這い出てきたかの如く、びちゃびちゃと音を立てて蠢いている。

 明らかに人でない光景。生理的嫌悪感すら感じてしまう音を耳にしたミリアムは思わず後ずさり、急いで倉庫の奥に身を潜めた。

 

 ミリアムは震える体を必死で抑えつつ、呼吸を小さくする。

 

 静寂の中、微かに尾を引きずるような音が聞こえてくる。

 隠れる際の物音を聞こえたのだろうか。

 そもそもアレは何なのか。溺死した幽霊なのか。深き水の奥底から這い出た化け物なのか。

 嫌な想像ばかりが頭に浮かび、まるで現実感のない恐怖がミリアムを襲う。

 

 ……そうして、どれ程の時間がたっただろうか。

 

 何時の間にか、あの異音が聞こえなくなっていた。

 もういなくなった?と、ミリアムが顔を上げた。

 

 その瞬間、

 

「どうした? こんな夜中に」

 

 すぐ後ろから聞こえてくる声。

 

「ひゃあっ!!」

「悪い、驚かせたか?」

「驚かせたって、……も、もしかしてその声……」

 

 バクバクする心臓を抑えつつ、ミリアムは後ろへと振り返る。

 

 青い光を放つ異常な目――であるのは間違いないが、毎日見ている人間の瞳。

 お化けの右手には長い釣り竿。左肩からのびる腰クーラーボックスには釣れたての巨大な魚が入っており、はみ出した尾がびちびちと辺りに水をまき散らしていた。

 

 ……もう言うまでもないだろう。ミリアムの目の前にいるお化けとは、釣り竿を片手に帰って来た級友――ライ・アスガードだったのだ。

 

「ライ、なの? お化けとかじゃなくって?」

「まだ生きてるつもりだ。……それより珍しいな。こんな夜中に起きてるなんて」

「それはこっちのセリフだよ! 釣り竿なんて持って何をしてたのさ!?」

「依頼」

 

 釣り上げた成果を見せてライは率直に答えた。

 夜釣りでもしていたのか。”爆釣”と、東方の言葉が刻まれた本格的なフィッシングベストを着用したライは、活きのいい魚を見て「大物だ」と満足げに呟いている。

 

 対するミリアムは、いつも通りなライを見て、生まれて初めての感情が芽生えつつあった。

 思わずアガ―トラムのパンチをぶっ放したくなるような、そんな感情。

 当然ミリアムは自身の衝動に抗うことなく「ガーちゃん!」と片手をあげて、

 

「……あらあらミリアム様にライ様? 御戯れは大変よろしいですが、今は深夜ですのでどうかお静かに」

 

 いつのまにか立っていたシャロンによって止められるのだった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「――って、事があったんだよ!」

 

 朝日が差し込む早朝。ミリアムは寮1階のロビーにて、むーっと頬を膨らませて机を叩いていた。

 それを対面のソファで聞いていたのはリィンとユーシスの2名。ミリアムの様子が変だと話しかけたリィンはともかく、ユーシスは完全に居合わせただけのとばっちりである。

 

 成り行きで聞く羽目になったユーシスは、ミリアムの話を聞いてこめかみを抑えていた。

 

「……リィン、俺は一体何から指摘すればいい?」

 

 ミリアムの体験談はツッコミどころが満載であった。

 深夜の倉庫侵入を自白した事を初めとして、情報局の技術を何でお菓子を盗むために使ってるのかとか、何で潜入中にいちいち箱を壊すのかとか。その他もろもろ。……いちいちツッコんでいては話が進まないレベルである。

 

「あー、えと、そうだな……。とりあえずミリアム。夜間の倉庫侵入は止めるようにな」

「えーっ! それじゃー夜におやつ食べられないじゃん!」

「おやつなら俺からもシャロンに頼んでみるからさ。それよりミリアムが言いたいのはライの事だろ?」

「っとと、そーだった。ライだよライ! 釣りが趣味って感じでもなかったのに、何で突然釣りなんかしてるのさー!」

 

 不満げに訴えるミリアムを見て、リィンは先ほどの話を思い返した。

 突如として本格的なフィッシングベストを着こんで、深夜2時まで夜釣りに勤しむライ。

 

(確か数日前には何やら”カードのようなもの”を作っていたっけか)

 

 いくら考えても脈絡のない奇行だった。

 いったい今度は何をやり始めたのかとリィンとミリアムの2人は考え込む。

 けれど、ただ1人、ユーシスだけは心当たりがありそうな様子で腕を組んでいた。

 

「恐らくは、この頃学院内で流れている噂が関係しているのだろう」

「噂? それって”不気味で醜悪な生徒がいる”っていう奴だっけ?」

「いやその噂はもう古い。今の流行りとやらは、”悩みを盗む怪盗”が現れた、と言うものらしいな」

「か、怪盗!?」

 

 ミリアムの目がキラキラと輝き始めたのを見なかったことにして、リィンはユーシスに詳細の説明を頼む。

 噂の詳細とは以下の内容であった。

 

 ――悩みを盗む怪盗。今のところ依頼怪盗だの怪盗Rだの各々勝手な名前がつけられている様だが、内容は単純明快だ。

 悩みを持つ者がトールズ士官学院の生徒会に依頼を出すと、人知れずに悩みを解決してしまう義賊がいるらしい。依頼人がその事に気づくのは全てが終わった後。……そのあまりにアウトローなやり方と、決まって怪盗めいたカードを残すことから、娯楽に飢えた青少年達の話題になるのは避けられない状況であった。

 

「本当に、本当に何やってんだ。ライ……」

 

 大人しくしてる事が出来ないのか、とリィンは項垂れる。

 

「あえて裏のある人物像を流布する事で、表の印象を”仮の姿”だと思わせる作戦だろう。――最も、権力側である貴族生徒にとって怪盗は悪そのもの。完全に逆効果だろうがな」

 

 貴族間の陰謀に聡いユーシスはライの意図をそう推測し、身分に疎い者が考える策だと結論づけた。

 一方リィンは”ライがそんな中途半端なやり方をするか?”と疑問に感じたものの、貴族生徒との関係に問題が発生してしまうと言う結論に関しては、同意せざるを得なかった。

 

(今にして思えば、嫌な予感はしてたんだよな)

 

 フィーと何やらカバーアクションの練習を始めたとき、その理由について聞いておくべきだったのかも知れない。

 リィンはそんな反省と共に、ライの部屋がある筈の方角をぼんやりと眺める。

 

「これはもう、直接話をするしかないか……」

 

 自らに言い聞かせるようにして方針を定めるリィン。

 ライの部屋は今日、早朝からもぬけの空であった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 ――その日の放課後。

 何とかライを捕まえる事に成功したリィンは、人気のない屋上へと移動した。

 暖かな夏の風が吹きすさぶ屋上の手すり傍。広大な茜色の空の下、足を止めたライはリィンに問いかける。

 

「それでリィン、話と言うのは?」

「一応本人から話を聞いておくべきと思ったんだ。……”悩みを盗む怪盗”。例の影響を抑えるにしても、何でこんな方法を取ったんだ?」

 

 とりあえず、リィンはユーシスの立てた推論をライにぶつけてみた。

 何で余計な衝突を生みかねない搦め手をわざわざ選んだのか。それを聞きたかったのだが……。

 

「怪盗?」

 

 ライはまるで身に覚えない様子であった。

 

「(あれ?)……なあ、念の為だけど、最近何をしてたか教えてくれないか?」

「分かった」

 

 リィンはライからここ数日の出来事を聞いた。

 暖かな夏の風が吹きすさぶ屋上に、ライの淡々とした説明が流れる事数分。

 一通りの流れを聞いたリィンは目を閉じて内容を纏め始めた。

 

「つまり、ライはトワ会長の仕事を減らすために依頼をこなそうとして、……けど、直接顔を合わせると例の影響が出るから、影から解決するようにした、と」

「そうなるな」

 

 どうしてそうなった。

 

「いや”そうなるな”じゃないだろ! そこはほら、”依頼をこなす”って方針自体を見直すべき場面じゃないのか?」

「やるからには全力だ」

「決め言葉を理由にしないでくれ」

 

 真顔で親指を立てるライ。

 リィンは底知れぬ脱力感に襲われる。

 

 ……いやしかし、これはどうしたものか。

 リィンにとってもトワに休んで欲しいのは変わらない。けれど、厳しい士官学院のカリキュラムをこなしながらアウトローな依頼解決を行っていくのは更に無理があるのではないか?

 現に深夜2時まで釣りをしており、早朝から部屋を出てしまっている。このままでは不味いと感じたリィンは、心を鬼にして苦言を呈する事にした。

 

「――ライ、ここは一旦「そろそろターゲットが動く時間か」……は? ターゲット?」

「済まない。話はまた後で」

 

 そう言って、ライは屋上の手すりから身を乗り出した。

 え?とリィンが状況を把握した時はもう手遅れ。ライの身体はそのまま3階の高さに位置する屋上から中庭へと踊り出す。

 

 一歩遅れ、リィンは急ぎ手すりから中庭を見下ろした。

 

 重力に引かれ自由落下するライの身体。

 落ち行く先には1本の木が植えられており、彼はその木の枝に捕まって勢いを殺しながら1回転。

 まるで怪盗のように手際よく着地すると、そのまま敷地の奥へと走っていった。

 

「ああ……、これ絶対、フィーの影響だ……」

 

 これ即ちショートカット。

 目的地を選択してパッと移動する……訳ではないが、時間を短縮するために編み出された、便利な移動手段である。

 

 

 更に手が付けられなくなった友人の影を見て、リィンは1人がっくりと肩を下した。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 とある黒髪の青年が己の無力さを痛感したまさにその頃。

 少し離れた生徒会室でも、ちょっとした出来事が起ころうとしていた。

 

 白いバンダナを巻き、怪しげな笑みを長身の青年――クロウ。

 彼は小走りで学生会館の2階へと赴くと、遠慮なく生徒会室の扉を開けて中に入った。

 

「うっす。トワ、失礼するぜ」

「あっ、クロウ君。突然どうしたの?」

「いやぁ、ハインリッヒ教頭にちょいと目を付けられちまってさ。少しかくまって欲しいっつーか……」

「それってもしかしなくても単位の件だよね? ……も~駄目だよ? ちゃんと授業には出なきゃ」

「ははっ、まぁ何とかなるだろ」

 

 1人室内にいたトワに言葉を返しつつ、クロウは来客用のソファに腰掛ける。

 教頭の説教から逃れた安心感からホッと肩の力を抜くクロウ。彼は数秒間天井を眺めた後、ゆっくりとトワの”声が聞こえた”方向へと顔を向けた。

 

「……なぁトワ」

「どうしたの? 何かあったみたいに改まっちゃって」

 

 クロウの視界の先、生徒会長の机に積み重なった紙束が返答する。

 ……つまりは、クロウがそう認識してもおかしくない程に、大量の書類が積み重なっていたのだ。

 

「いやいや、いやいやいや! 明らかに何かあった感じじゃねぇか! ……ったく、また教師陣から急な仕事でも頼まれたんか?」

 

 幾らなんでも多すぎだろとクロウは愚痴る。

 だが、彼の推測は間違っていた。

 

「ううん、これはあたしが無理言って見繕ってもらった仕事だよ。生徒会がこれから請け負う予定の仕事を早めに分けてもらったの」

「はぁ?」

 

 激務の原因はトワ自身。クロウは我が耳を疑った。

 

「……おいおい、何でまた自分を追い込むような真似してんだよ」

「だいじょうぶだいじょうぶ! ライ君と比べたら全然無茶はしてないから!」

 

 小さくガッツポーズをしてトワは元気をアピールする。

 何故か妙にやる気満々だ。クロウはその理由を、突如話題に出た人物であると当たりを付けた。

 

「な る ほ ど。つまり、またライが事の発端って訳か」

「あ……」

「やっぱりな。――んで、今回はどんな事をやらかしたんだ?」

「えーっと、ね。やってる事は生徒会の仕事なんだけど、ちょっと頑張りすぎてるっていうか、ちょっと変なやり方になっちゃってるみたいで……」

 

 トワは言いづらそうに事のあらましを説明した。

 生徒会の業務を減らそうと依頼解決を始めたライの話。いつも通り無茶苦茶なやり方ではあったが、大雑把に見ればトワと同じく生徒会の仕事を多くこなしているとも言えるだろう。

 確かにそれじゃライを責められねぇよな、と納得するクロウであったが、同時に少し違和感を覚えた。

 

(いや、仕方ないって思ってるにしては、妙に明るい様な……)

 

「だからせめて、あたしも頑張って仕事を減らしておかないとって」

 

 はりきるトワの姿を見て、クロウは髪を掻きながら天井を仰ぎ見る。

 1年以上の付き合いから知っているが、こうなったら彼女を説得するのはまず難しいだろう。

 クロウはとりあえず傍観する事に決めてトワから目を離す。

 

「……ま、あんま無理すんじゃねぇぞ」

 

 トワもライも、これ以上根を詰めてやらなければ大丈夫だろう。

 そんな皮算用を頭に浮かべ、クロウは再びソファに深く身を預けるのであった。

 

 

 ……

 …………

 

 

 ――それから短い針が何周か回って、その日の夜。

 淡い月の光が差し込む生徒会室の中では、少女の規則正しい寝息が響いていた。

 

 生徒会の仕事をしたまま寝てしまったのだろう。

 椅子に座り、机に身を預けて瞳を閉じているトワ。

 

 そんな静寂に包まれたある時、扉を開け、ライが依頼の確認・報告をする為に室内へと入って来た。ライは作業中に寝てしまったトワを目にすると、慣れた様子で備品の棚からタオルケットを取り出して、そのままトワの背中にそっとかける。

 

「もう少し本腰を入れる必要があるか」

 

 タオルケットから手を放したライは、静かにそう呟いた。

 その輝く目に宿るは確かな決意。

 

 ……かくして、事態はますます悪化する。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 ――5日後の7月16日。

 普通に学院生活を送るリィンの耳に入って来る怪盗の噂は、数も内容も日に日にエスカレートしていった。

 

 曰く、この世界にあるかも分からない理想的な素材をも手に入れて来るらしい、と。

 曰く、人だけでなくトリスタに住む動物の依頼すらこなし始めた、と。

 曰く、女性写真を盗撮する生徒を改心させてしまった、と。

 

 そんな事実とも分からない馬鹿げた噂話を耳にし続けたリィンは、遂にある決心をした。

 

 ライは5日前から授業以外で顔を合わせていない。

 授業後に話をしようとも、すぐに依頼解決へと向かってしまうため失敗続き。

 明らかに不味い方向に向かっていると確信したからこそ、もはや手段は選んでいられなかった。

 

 日が傾き始めた放課後。

 リィンは正面玄関前にて考え込んでいるクロウを見つけると、まっすぐ彼の元へと歩いていく。

 

「クロウ先輩」

「お、リィンか。丁度良かったぜ」

 

 マキアスの際も何だかんだで協力してくれたクロウなら、もしかしたら何か変わるかも知れない。

 そんな期待を胸に秘めてリィンは口を開き――、

 

「ライについて少し相談したい事があるのですが」

「トワの事でちっと相談したいって思ってたんだ」

 

 見事にはもった。

 

 

「「……え?」」

 

 

 数秒の間を置いて顔を見合わせるリィンとクロウ。

 無茶しやすい友人を持った2人の共同戦線が、今この瞬間結ばれるのであった。

 

 

 

 

 




皆さま、あけましておめでとうございます。

4月にあるペルソナ5、同時発売のP3DとP5D、早くも情報解禁された完結編(予定)の閃の軌跡IV!
今年も両作品に関して見逃せない展開が目白押しな一年となりそうです。
今年一年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

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