バカとテストとスポンサー   作:アスランLS

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綾倉「感想欄で和真君が設定詐欺と批判されましたね」 

和真「耳が痛い話だが、確かにここのところ負け続きだしな……これ以上黒星を貰うわけにはいかねぇな」

徹「そんなこと言って大丈夫なのかい?軽いネタバレになるけど、最終日に君が闘う相手、高橋先生だよ?」

和真「上等だ!やるからには勝ぁぁぁつ!」







真・最強(覗き)チームを結成せよ!

雄二「まさか高橋女史まで参戦してくるとはな」

明久「あの人、もう反則なまでの強さだったよ……」

 

姫路や美波に痛めつけられた後遺症からか、明久の顔色はあまり良くない。同じく痛めつけられた雄二は耐性がついているのか平然している。しかし明久に耐性がついていないわけではなく、もし和真が同じだけのダメージを負えば再起不能になっている恐れがある。身体能力は突出しているが耐久力のみなら和真は二人に比べて劣っていると言えるだろう。

 

秀吉「じゃがどうする?このままではお主らは脅迫犯の影に怯え、且つ覗き犯という不名誉な称号を掲げられてしまうぞい」

 

秀吉は昨日に引き続いて無罪放免だった。入浴が分けられている時点である程度予想できたが、とうとう教師からも男扱いされなくなってきたようだ。もうこいつが男扱いされる日は来ないんじゃないかと和真は心の内で残酷な推測をする。

 

雄二「勿論諦める気は毛頭ない。残るチャンスは明日だけだが、逆に言えばまだ明日が残っているんだからな」

 

明日はいよいよ合宿四日目。五日目は帰るだけの移動日だから、覗きのチャンスは明日で最後となる。

 

明久「そうだね。圧倒的な戦力差だったけど、そんなのは僕らにとってはいつものことだし。こういった逆境を覆す力こそ僕らの真骨頂だよね」

和真「無理を通して道理を蹴っ飛ばすのが俺達Fクラスのやり方だ。絶望的な状況だろうが関係ねぇよ」

ムッツリーニ「……このまま引き下がれない」

秀吉「そうじゃな。こんなことはFクラスに入ってからは慣れっこじゃ。今更慌てるまでもない」

 

五人とも目は死んでいない。

この場にはいない他のクラスメイトたちも、諦めている者はきっといないだろう。

 

雄二「そうか。お前らが諦めていないのなら、まだ手は残されている」

明久「流石は雄二!何か考えがあるんだね!」

雄二「当然だ。俺を誰だと思ってやがる?」

和真「妻帯者」

雄二「お前ほんといい加減にしろよコラ」

明久(このやり取りはいつものこととして……雄二は、手段はともかくいつも逆境を跳ね返す策を編み出してきた。きっと今回もうまくいくはずだ)「それで、今度はどんな作戦を考えているの?」

雄二「正面突破」

明久(前言撤回。今回はもうダメかもしれない)

 

急速に明久の目が死んでいく。秀吉とムッツリーニの士気も落ち始め、あの和真でさえ難色を示す。

 

和真「あのよ、雄二……俺としてはそういう無茶は嫌いじゃねぇんだけどよ、お前らの人生を左右するこの局面で流石にそれはどうかと思うぜ?」

雄二「話は最後まで聞け。正面突破の基本スタンスは変えないが、その分事前の準備で考えがある」

和真(なるほど……無策ってわけじゃねぇみたいだな)

明久「正面突破を続行するってことは、こっちの戦力をさらに増やすってこと?」

雄二「そうだ。向こうの戦力はもう頭打ちだ。今日は負けたが、おかげで相手の戦力を把握できた。これは大きいぞ」

ムッツリーニ「……他のクラスでの目撃情報も集めた」

 

ムッツリーニの言う他のクラスとは、協力してくれたE・Dクラスのことだろう。

 

雄二「向こうの布陣は教師を中心とした防御主体の形だが、色々と弱点がある。それがなんだかわかるか?」

明久「微塵もわからないね」

雄二「チョキの正しい使い方を教えてやる」

明久「ふぎゃぁあっ!目が、目がぁっ!」

 

雄二のチョキが明久の眼球にフレンチキスをプレゼントしていった(詩的表現)。

 

和真「明久相手に高望みしすぎだお前は。あんまり贅沢言うんじゃねぇよ」

雄二「悲しいことにそのとおりだな……。いいか?召喚獣を喚び出すフィールドには《干渉》と言うものがある。これは一定範囲内でそれぞれの教師がフィールドを展開すると、科目同士が打ち消し合って召喚獣が消えてしまうというものだ。つまり、」

秀吉「要するに教師は余程開けた場所以外では複数人数を配置することができないということじゃろう?」

和真「そういうこと。わかったか明久」

明久「う、うん」

 

召喚獣がいなければ、鉄人や大島先生のような肉体派以外は男子高校性の体力に対抗する力は無い。教師にとっては《干渉》は最も避けたい事態ということだ。

 

雄二「その現象とムッツリーニが調べてくれた目撃情報を総合して判断すると、明日の相手側の布陣はだいだいこんな感じになると予想できる」

 

そう言って雄二がテーブルに広げた紙に、敵の配置の予想を書いていく。

 

明久「あれ?高橋先生は今日と違う場所になるの?」

雄二「確実ってわけじゃないが、俺が向こうの立場ならそうする。絶対に通らなければならない道に主力を置くのは定石だからな」

 

雄二の予想では高橋先生の配置は地下へと続く階段の前。

女子風呂に至る階段はそこだけだから、向こうも主力を配置してくるだろうとのこと。

 

明久「なんで今日はそうしてこなかったのかな?」

雄二「圧倒的な力を見せてこちらの戦意を挫きたかったんじゃないか?俺たちの進路は予想できていたみたいだしな」

秀吉「ふむ。あの点数は圧巻じゃったのう」

和真「まあ、打倒Aクラスをまだ諦めていない俺達に、そんな思惑が成功するわけねぇけどな」

明久「だね」

 

Aクラス代表の鳳 蒼介は点数や操作技術は下回るものの、腕輪能力を加味すれば高橋先生以上に厄介な相手である。そんな相手を倒そうとしている雄二達が、この程度のことで絶望するはずもない。

 

明久「それにしても、こうしてみると随分と苦しい勝負だよね。鉄人と大島先生と高橋先生のいる場所は絶対に通らないといけないし」

 

かと言って他の教師達も無視できない。雄二の予想では要所要所に配置されているし、この予想はおそらく外れていない。現在のこちらの戦力はD・E・Fクラスの男子とBクラスの源太のみ。士気は高いものの、Aクラスも協力している女子側に比べると戦力としては劣っている。

 

雄二「俺たちの勝利の為には、どうしてもあるヤツを極力無傷で鉄人の前まで連れて行く必要がある」

明久「あるヤツ?和真のこと?」

和真「お前だお前。明久が西村センセと戦って勝利する。これはどうあっても外せねぇ条件だ」

明久「それってやっぱり僕が《観察処分者》だから?」

雄二「そうだ。鉄人は最後の砦として女子風呂の前に陣を敷いているだろう。ここはどうあっても通過せざるを得ないポイントだからな。だが和真ですら敗北した以上、ヤツを生身の人間が倒すのは不可能だ」

和真「猛獣と人間は武器を持って初めて対等の敵たり得る、てな。その武器を持ってるのは明久、お前だけだ」

雄二「万全を期すために和真も一緒に送り込みたいのは山々だが、そんな贅沢な使い方ができるほど俺達に余裕はない」

 

人より遥かに強い力を持つ召喚獣だが、普通の召喚獣は人どころか物にも触れることは出来ない。《観察処分者》である明久の召喚獣以外は。ならば必然的に鉄人の相手をするのは明久となる。

 

秀吉「じゃが、そうなると高橋女史の場所を無傷で通過する必要があるじゃろう」

雄二「ああ。大島はムッツリーニにやってもらうとしても、そもそも今の戦力では高橋女史のところに辿りつくことすらできない」

 

教師一人当たり十人くらいの戦力が必要だと考えるのが妥当、そうなると二階と三階だけでも八十人もの戦力が必要になる。更に向こうには女子生徒達らがいるので、こちらの戦力が圧倒的に不足しているのは否めない。

 

和真「となると、作戦を成功させるにはA・B・Cクラスの協力がどうしてもいるな」

雄二「そういうことだ。そこで、明日の作戦時刻までにはその根回しに全力を注ぐことにする」

明久「要するにA~Cクラスを仲間にするってことでしょ?でも、一度断られたわけだし、そう簡単にいくかな?」

雄二「そこをなんとかするのが俺たちの仕事だ」

 

そう言って雄二が手に掲げたのは、デジタルカメラと各客室に備え付けられている浴衣。

備え付けの浴衣は使うなと言われたはずだが、まあ今更そんな些細ことを守る雄二ではないだろう。

 

明久「でも、それをどうするの?」

雄二「着せて写真を撮り、A~Cクラスの連中の劣情を煽る。うまくやれば覗きへの興味が湧いて協力を取り付けられるはずだ」

和真「お前の作戦って割とそんなんばっかだな」

雄二「ほっとけ」

明久「でも、効果はありそうだしやってみる価値はあるね。はい、秀吉」

秀吉「……またワシが着るのかのう……?」

 

浴衣を渡された秀吉は露骨に不満な顔をする。

正直秀吉の望みはもう絶望的だろうが、それでも諦めない精神は嫌いじゃないと和真は思う。

 

雄二「安心しろ、秀吉だけじゃない。姫路と島田にも着てもらう」

秀吉「いや、ワシ一人で着るのが不満だとかそういうワケではないのじゃが」

明久「あれ、霧島さんは?」

和真「明久、デリカシー皆無か。嫁に劣情を抱かれるのを嫌がらない夫がいるわけねぇだろ察しろよ。すまんな雄二」

雄二「お前全てが解決したら覚えとけよ」

 

と言いつつ翔子にも着せると言い出さない辺り、相当大事にしていることが伺えるため、和真以外の三人もニヤニヤし始める。雄二からすれば屈辱この上ない。

 

雄二「そこまで言うなら和真、橘や木下姉にも協力してもらおうじゃないか」

和真「オイオイ冗談だろ?天下に名高い堅物四天王のあいつら二人に規則を破れと?」

雄二「いや、そんな通り名は聞いたことないが……。

他ならぬお前が頼み込めば来てくれるんじゃないか?特に木下姉は(ニヤニヤ)」

和真「なんでにやついてんだお前気色悪いな……。

まあいい、ダメ元で頼んでみるか。……あっそうそう、これが原因でソウスケや橘家の怒りを買ってもお前が責任とれよ」

雄二「やっぱり頼むのは木下姉だけにしてくれ。後生だから」

 

青ざめつつ雄二は和真に懇願する。傲岸不遜を地で行く雄二でも、世界的大企業を二つも敵に回して平然としていられるほどの度胸はない。

 

雄二「そ、それじゃ、明久と和真はそれぞれに連絡を取ってくれ。ムッツリーニはカメラの準備を」

秀吉(姉上にも頼むのなら、ワシが着る必要はないんじゃないかの……?)

 

秀吉のもっともらしい疑問はさておき、和真は多分断られるだろうなと思いつつも優子に部屋に来てくれるようメールを送る。 

しかし、予想外にも二つ返事で了承メールが返ってきて流石に面食らう。堅物四天王の座は近い内に佐藤と入れ替わるかもな、と不毛なことを和真が考えていると…

 

明久「バカぁっ!僕のバカぁっ!ある意味自分の才能にビックリだよ畜生!」

 

突然明久の絶叫が部屋に響き渡る。

何事かと和真が明久の方を見ると、全身冷や汗まみれになってわかりやすいくらいに動揺していた。

 

雄二「どうした明久?さっき何か悲鳴が聞こえたが」

明久「色々と大変なことになっちゃったんだ!今は僕の邪魔をしないで……」

雄二「大変なこと?それは……っとと」

 

ツルン(雄二がバナナの皮で滑る音)

 

ドタッ(雄二が明久を巻き込んで倒れる音)

 

バキッ(雄二が明久の携帯電話を踏み潰す音)

 

雄二「明久。大変なこととは何だ?」

明久「たった今キサマが作った状況だ」

和真「狙ってやったかのように綺麗にいったなー……」

 

明久の携帯電話は複数の電子パーツへと分解されて、見るも無残な状態になりもう使えそうにもなかった。

 

雄二「ん?これはお前の携帯電話か。すまん。今度修理して返す」

明久「いや、今はそんなことどうでもいいから、とりあえず雄二の携帯電話を貸して!」

雄二「あ、ああ。別に構わんが」

 

明久にシンプルな形状の携帯を差し出す雄二。

 

 

坂本 雄二のアドレス帳登録……

→三件

→『霧島 翔子』『柊 和真』『吉井 明久』

 

 

雄二「む。翔子のヤツ、また勝手に俺の携帯を弄りやがったか。機械オンチのクセに……。これでまた家でアドレス帳を入力し直さないとならないじゃないか。何故か毎回お前らのだけ残っているのが謎だが」

和真(こいつが俺たちに連絡してきた内容をそのまま翔子にリークしてると知ったら絶対怒るだろうな)

 

そして明久はというと、まるで世界の終わりを迎えたような無駄に神々しい表情になっていた。

 

雄二「明久。そんな悟ったような顔をしてどうしたんだ?まるで間違えて島田に告白とも取れるようなメールを送ってしまって、弁明しようとしたところで俺に携帯を壊されてなにもできなくなってしまった…なんて顔をしているぞ?」

和真「何だその予想……ピンポイント過ぎるだろ」

明久「そうだよ雄二。流石にそんなことあるわけないじゃないか」

雄二「そうだよな。そんなことになっていたら携帯を壊した俺が極悪人みたいだもんな」

明久「まったくだよ。あははははっ」

和真(…………)

 

ふと気になったので明久が笑いながら操作している雄二の携帯を覗き込む和真。

 

【To:霧島翔子 From:坂本雄二

もう一度きちんとプロポーズをしたい。今夜浴衣を着て俺の部屋まで来てくれ】

 

和真(どうやらビンゴだったようだな……)

 

最悪なことに雄二の推測は当たっていたらしい。

そのまま無慈悲に死の宣告を下す明久。

 

雄二「うん?明久、俺の携帯で誰に何を送信し……ゴふっ!?ななななんてことをしてくれるんだキサマ!」

明久「黙れ!キサマも僕と同じように色々なものを失え!どりゃぁぁーっ!」

雄二「おわぁっ!俺の携帯をお茶の中に突っ込みやがったな!?これじゃ壊れて弁明もできないだろうがこのクズ野郎!」

明久「そう!その気持ち!それが今僕が雄二に抱いている気持ちだよ!」

雄二「何をわけのわからんことを!と、とにかく今は翔子の部屋に行って誤解を解いてこないと大変なことに……」

 

ガラッ(雄二が廊下に続くドアを開ける音)

 

ドゴッ(廊下にいた鉄人が雄二に拳を叩き込む音)

 

グシャベキグチャッ(雄二がテーブルを巻き込んで壁に激突する音)

 

鉄人「部屋を出るな」

明久「了解です」

和真「哀れだな……」

 

ピクリとも動かない雄二の代わりに明久が返事をする。覗きの主犯格が集うこの部屋に対する警戒態勢は万全だ。

 

明久「ちなみに秀吉とムッツリーニはまだ携帯電話買ってないの?」

秀吉「うむ。特に必要ないからの」

ムッツリーニ「……いざというときに鳴り出すと困る」

明久「じゃあ和真、携帯貸して!」

和真「却下」

明久「なんで!?僕達友達だよね!?」

和真「嫌な予感がするんだよ。例えばお前が俺の携帯で弁明している最中に雄二が目を覚まして、二人で奪い合っているうちに俺の携帯もめでたくお釈迦になってしまう、とか」

明久「うっ……なんて具体的でピンポイントかつ否定できない予想……」

和真「一応控えは取ってあるけどよ、いちいち入れ直すのは大変なんだよ」

 

和真の電話帳の登録件数は1000近くある。全て入力し直すのには大量の時間と労力を使うであろう。仕方なく明久は明日会ったときにでも事情を説明することにする。

 

秀吉「ところで、この部屋は片付けないとまずいのではないかの?これでは布団も敷けぬぞ」

明久「そうだね。とりあえず片付けて秀吉の撮影を始めようか」

 

倒れたテーブルを起こし、床に散らばったものを拾い、ごみはゴミ箱に捨てていく。

すると明久は、気絶した雄二をゴミと判断して、ガラスの破片の落ちている辺りに投げ捨てる。

 

雄二「ぐぁあっ!せ、背中にガラスの破片がっ!」

明久「あ、雄二。起きたなら手伝ってよ」

和真(日頃周りにサディスト云々言われてる俺でも流石に引くぞそれは……)

雄二「お前には俺の背中の傷が見えないのか!?」

明久「大丈夫。致命傷ではなさそうだから」

和真(まあ、そんだけ叫べるなら大丈夫そうだな)

雄二「そう思うならお前にも、こうだっ!」

明久「ああっ!僕の着替えがガラスの破片まみれに!?」

雄二「お前もこの痛みを味わえ!」

明久「それなら浴衣を着るからいいさ!秀吉とペアルックだしね!」

ムッツリーニ「……羨ましい」

秀吉「お主ら……ワシの性別を完全に忘れておらんか?」

和真「わざわざ遠くまで合宿に来たのにやってることなんも違わねぇなこいつらは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




和真「せっかくだし、試験召喚戦争における現時点での総合的な強さトップ4を紹介するぞ。

まず第一位は三年学年主任、通称腹黒糸目こと綾倉 慶先生だ」

綾倉「おや、私ですか」

和真「具体的な点数はまだ未公開だが、今までの描写から高橋先生をも凌駕するでたらめな実力を持っていることは確実だ」

綾倉「デビュー戦ではご期待に添えるよう努力しましょう」

和真「二位は学年主任の高橋先生、二年首席のソウスケ、そして三年次席の佐伯 梓先輩の同率三人だ。この三人はいわゆる三竦みの関係になる」

蒼介「チートクラスの腕輪能力を加味すれば私は高橋先生を上回る」
梓「そんな鳳のチート腕輪もウチの青銅の腕輪の前では無力やし、あとは操作技術と場数の差で上回れるなぁ」
高橋「私は佐伯さんには圧倒的な点差で対処できます」

和真「5位以降は教科によってまちまちだ」





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