辻堂さんの冬休み   作:ららばい

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3話:ツッパるもの

江乃死魔のヤンキーを愛さんに任せた俺は一旦彼女と別行動することにする。

 

俺がすることはまず愛さんが助けた片岡さんと烏丸さんを家に返すことだ。

だが俺が話しかけても二人は泣くばかりで会話が成り立たない。

それどころか腰が抜けて二人は海の家から動けない状況。

さてどうしたものかと途方に暮れる。

 

こうなれば時間を待つしかないかとその場に腰を置いて二人が落ち着くのを待つ。

 

 

 

 

そして二十分程経ち、二人が落ち着いたのを見計らって声をかける事にした。

 

「二人共、怪我はなかった?」

「う、うぅ・・・・・・」

 

烏丸さんはヤンキーに慣れていないのかいつまでも怯えている。

よほど恐ろしかったのだろう。

 

だが少し垢抜けている片岡さんの方はまだ目が赤く、ぐずっているもののちゃんとこちらを見てくれた。

 

「つ、辻堂さんは? どこいっちゃったの?」

「愛さんならあの二人を返しに行ったよ」

 

どこにとは言わない。

確実に江乃死魔へにだろうが、ここでそんな名前をだして二人を怯えさせるわけにはいかない。

けれど片岡さんは分かっているのだろう、焦ったように俺に詰め寄る。

 

「だめ! 恋奈ちゃんは関係ないの!」

 

彼女がここで片瀬さんの名前を出したのか引っかかった。

だが横にはまだ泣いている烏丸さんがいる。

ここで迂闊に江乃死魔の話をしようものならまた彼女は怯えるかもしれない。

さて、どうするか。

 

いや、考えるまでもなかった。

怯えるクラスメイトと自分の探究心。どちらを優先するかなど簡単なことだ。

 

「送るよ。またさっきみたいなのに絡まれないとも限らない」

 

片岡さんはさっきから落ち着かない様子で片瀬さんの名前をつぶやく。

間違いなく彼女は何か知っているのだろう。

 

「片瀬さんの事は愛さん次第だ。メールも繋がらないしもう俺達じゃどうしようもない」

「そんな、恋奈ちゃんは何も悪いことなんてしてない・・・・・・」

 

既に俺の声が殆ど届かないほどに彼女も困惑していた。

 

 

 

 

 

「そっか、江乃死魔には手を出さなかったんだね」

「正直後悔してる、今からでも潰したほうがいいかもしれない」

 

愛さん自身は今回の対応がぬるかったと思っているようだ。

だが俺としてはやはり知人が傷つくのは避けたい。

片瀬さんが愛さんとやりあわなくてホッとしている。

 

「片岡さんも喜ぶと思うよ。最後まで片瀬さんのことを心配してた」

「そりゃあアイツなら安心するだろうな」

 

愛さんはどうやら片岡さんと片瀬さんの関わりを知っているようだ。

・・・・・・俺だけ乗り遅れているようで少し凹む。

 

だが愛さんは話についてこれない俺に苦笑いしながら答えてくれた。

 

「ミィは元々江乃死魔のスパイだったんだ」

 

特にネガティブな感情を感じさせない、まるで他人事のように愛さんは言った。

なるほど、だからあそこまで片瀬さんを気にしていたのか。

 

「だけど夏の段階でその活動も辞めてたようだけどな。

 何にせよアイツはもう恋奈とはそういう関係じゃ無い筈だ」

「じゃあただの友達ってことかな?」

「かもな」

 

愛さんも片岡さんや烏丸さんを無事助けれた事でホッとしているのか、普段より柔らかい。

だけど、今日の件で二人がヤンキー嫌いになって愛さんとの関係がリセットされる事もあるんじゃないだろうか。

 

「愛さん。二人にはもう電話とかした?」

「ああ。泣きながら有難うって言われ続けたよ」

 

・・・・・・どうやら俺の心配し過ぎだったようだ。

彼女たちは愛さんがヤンキーどうのこうの関わらず既にそこに友情は存在していた。

 

ふと、二人の問題が解決したら別の疑問が湧き上がった。

 

「今後の江乃死魔はどうなるのかな」

 

まるで想像つかない。

片瀬さんがあれほどまで自身の能力で大きくした集団を、自分の口で潰されても構わないというなんて。

つまりはそれだけ彼女は追い詰められているのだろう。

 

「知りたい?」

 

愛さんにはこれから江乃死魔の進むであろう結果を大方想像ついているらしい。

気になった俺は大人しく頷く。

 

「冬休みの間に腰越に潰されるだろうな。

 今回は主力だけ潰したのがいい証拠、次は見逃さないっていう警告だアレは」

 

確かに、マキさんが切れたのなら今回みたいに中途半端に相手を見逃すとは思えない。

壊滅させている途中に白けたか、それか忠告みたいなものなのだろう。

 

「だが江乃死魔の指揮権は既に恋奈には無い。

 そりゃ抗争になりゃ言うことは聞くだろうがカツアゲや売り、買いを止めれる程じゃない」

 

つまり、このまま片瀬さんが江乃死魔をもう一度まとめられなかったら近いうちに再びマキさんに襲われ次こそ壊滅か。

 

一般人である俺にとってタチの悪いヤンキーグループが潰れることはいい事の筈だ。

なのにその事を良い事とは思えない自分がいた。

何故だろうとは思わない。既にその理由はわかってる。

 

「大、少し顔が怖い」

「え? あ、そうかな?」

「せっかくのやさしい顔が台無しだ」

 

愛さんは子供をあやす様に俺の顔を抱きしめる。

暖かくて、柔らかい感触に強ばった意識が解される。

 

「愛さん。俺、力になりたいと思った人ができたんだ」

 

彼女に言う台詞ではないと思う。

だけど俺は彼女に隠し事を出来るとは思えないし、嘘をつきたいとも思わない。

だからこそ、それが彼女を傷つけることになっても本音を伝える。

 

「それはアタシがやめろといってもやりたいこと?」

 

意地悪な質問だ。

 

「愛さんのお願い以上に優先するものはないよ。

 でも、愛さんにやめろと言われない限りやめない」

 

だから意地悪な答えで返す。

そのヘソ曲がりな回答に愛さんは微笑んだ。

 

「言わねーよ。そんな大馬鹿なお人好しだからアタシは好きになった」

 

そう言ってもっと強く俺の頭をぎゅっと抱きしめる愛さん。

わかってる。良く思うはずがない。

だけど俺の意思を尊重して自分の我侭を抑えてくれてる。

 

「でも約束してくれ。危ないようだったら絶対にアタシを頼れ。

 大には怪我をして欲しくない」

「うん。約束する」

 

そう言って愛さんの胸から頭を上げ、艶を帯びた愛さんの唇にキスをする。

 

「んん・・・・・・」

 

その声は誰のものか。

少なくとも俺の出せる音じゃない。

 

「大、絶対に恋奈に目移りするなよ?」

 

喧嘩狼は存外に独占欲が強いらしい。

憂いを帯びた瞳が俺の嗜虐心を煽る。

 

「俺には愛さんだけだよ」

 

そう言ってベッドに愛おしい彼女を優しく寝かせ、上にかぶさった。

 

 

 

 

 

その数分後、長谷大の部屋の窓には一人の姿があった。

 

「ったく、相も変わらずお熱いことで」

 

腰越マキは部屋の中の二人が行為の中にいることを呆れた目で見ていた。

だがその瞳の色には僅かな羨望と嫉妬、情欲の色もあった。

 

それを自覚し、マキは軽く舌打ちをする。

 

「我ながら好き勝手した生き方をしてる自覚はあるけど、はぁ」

 

どうして自分は大を愛から奪うことにここまで踏みとどまっているのか。

自分らしくない臆病な感情に自己嫌悪する。

 

彼が愛以外には一定以上の関係から前には進まないからか。

それとも自分が無理やりにでも大を組み伏せることに抵抗があるからか。

どちらにせよ自分らしくない理由だ。

欲しいものは奪う、気に入らないものは潰す。

 

つまり愛を叩きのめし大を無理やり奪えば良いはずなのだ。

だがそんな事をしても大の気持ちまでは奪えないだろう。

何より、自分は彼に敵意を持たれたくない。

彼には敵や味方というものじゃなくもっと別の関係が欲しかった。

 

どれだけ悩んでも答えは出ない。

 

いつまでも二人の出歯亀するつもりもない。

自分を見ず、愛ばかりを見ているのならマキは即座に大に見切りをつけただろう。

だが、愛とよりを戻した後も大のマキに対する応対は変わらない。

変わらないからこそ・・・・・・自分の大への気持ちも褪せない。

 

そういった複雑な感情をマキは抱いていた。

 

彼とあって何ヶ月も経った。

彼と出会って最初の頃よりもっと愛着がわいた。

だというのに、彼は自分を見る目を変えず愛を見つめ続ける。

 

その事に気がつけば不愉快になる自分の心があった。

汚い。実に汚いこの感情を吐き出すこともぶつけることもできない臆病な自分に嫌気がさす。

しがらみから逃げて家出をしたはずなのにまた別のしがらみに囚われた。

自分はどうしたいのか、何をしたいのか。

それに答えは出せず、マキは悩み続けていた。

 

「寒ぃな」

 

一人で過ごす湘南の冬は、体を、何よりも心を冷やした。

 

 

 

 

 

 

 

「で、辻堂の彼氏が何のようなワケ?」

 

その翌日、俺は江乃死魔の拠点に単身で乗り込んだ。

本来ならこんな大胆不敵なまねをすれば俺なんて問答無用でボコボコにされるだろう。

だが今は状況が違う。

 

恋奈が余りにも孤立していた。

江乃死魔のリーダーである彼女が明らかに江乃死魔内で孤立しているのである。

 

拠点には最低限の戦力しか置かれておらず、俺が愛さんの彼氏という立場だけあって殆ど障害なく通された。

余りにもそれはおかしい。

防衛意識が低すぎる。

 

「一条さんは?」

「一昨日腰越に両腕とアバラ折られて入院中よ」

 

後で見舞いに行こう。

 

「じゃあハナさんは?」

「・・・・・・」

 

答えがない。

だが考えれば分かる。

一条さんがいない今、彼女を確実に守れる戦力が無い。

そしていつマキさんが再び襲撃にくるかわからない。その時は軽い怪我じゃすまないかもしれない。

それを危惧して遠ざけたのだろう。

彼女は余りにも身内に甘すぎる。

 

「乾さんは?」

「うるさい、答える義理もないわ」

 

もう答える気はないらしい。

他にもマスクをつけた・・・・・・良子さんだっけか。彼女のことも聞きたかったんだけど。

 

「じゃあ俺が片瀬さんの質問に答える番だね」

 

なぜ俺がこの江乃死魔に単身で来たのか。

単純な答えである。

 

「俺は」

 

我ながら馬鹿すぎる決断だと思う。

愛さんを裏切る行為だと思う。

それでも、それでも俺は

 

「片瀬さんの力になりたい」

 

彼女の力になりたかった。

 

俺は余りにも愛さんの心に触れすぎた。

だからこそ見え始めたものがある。

 

不良とはいわゆる個性だ。

何かを貫いた結果それが一般人にとって迷惑行為に当たる行為をした者。すなわち不良だ。

だけど、少なくともその何かを貫こうとする姿勢は程度こそあれやはり美しい。眩しい。

 

片瀬さんの思い描いた湘南最強のイメージはそれこそ傍から見たらただの暴走族の集まりだろう。

でも俺はこれまでの片瀬さんの頑張りをある程度知っている。

知っているからこそそれが中途半端な姿勢の努力ではない事を理解している。

 

そのこれまでの努力を、こんな一部の裏切りによって潰されるのは・・・・・・

 

「何よ。哀れみのつもり?」

「そんなんじゃない」

 

既に誰を信頼していいのかもわからなくなりつつあるのだろう。

普段の冷静さも影を潜め、まるで人に怯える猫のようだ。

そこまで追い詰められていたのか。

今日この瞬間までまるで気づくことができなかった。

 

いや、今までにその匂いはあったのだ。

夏の頃から既に江乃死魔では彼女の命令である恐喝行為禁止を破る奴がいた。

その頃から彼女は悩み始めていたに違いない。

 

「じゃあ何。辻堂に何か命令でもされたわけ?」

「愛さんは関係ないよ。ここに来たのは俺の意志だ」

「はぁ?」

 

呆れた顔をする片瀬さん。

当然か。彼女は愛さんの敵である。

そんな関係なのに俺が片瀬さんに肩入れするとなるとそれは何か裏を勘ぐるに違いない。

 

「馬鹿じゃないの。それに私は別にアンタに助けなんて求めてない」

 

毛嫌いするように寄せ付けない態度。

だが俺はへこたれない。

 

「知ってる。けど片瀬さんに拒否権は無いよ」

 

俺の偉そうなセリフに片眉を上げる片瀬さん。

 

「俺は君におせっかいをしに来たんだ。もう一度言う。

 俺は片瀬さんの力になりたい」

 

俺の気持ちを聞いた片瀬さんは怒りを含んだ目で俺を睨みつける。

当然か、お前がどう言おうとおせっかいすると言ったんだ。

そりゃあ怒るか。

だが俺も半端な気持ちできた訳じゃない。

 

こんな形で江乃死魔が終わるなんて片瀬さんは当然として愛さんも望んじゃいない筈だ。

 

「・・・・・・うっさい」

「こんなくだらない事で江乃死魔が潰されるのは嫌だ。

 片瀬さんだって、片瀬さんこそそう思わない?」

 

彼女が生み、彼女が育てたのが江乃死魔だ。

育った結果は当初の彼女の思い描いた姿とはかけ離れたものだった。

だけど、その姿が彼女の望んだものじゃなくても、だから潰してやり直そうなんて。

 

それは余りにも片瀬さんにとって辛い選択なんじゃないか。

親が子を殺されて仕方がないなんてそんな馬鹿な事はない。

 

親に愛されなかった俺だからこそ。

江乃死魔を愛している彼女の姿は眩しかった。

 

「俺は片瀬さんを尊敬してる。たったこの短い機関で湘南最高の勢力にしたこと。

 その巨大な組織を束ねる能力、仲間を、組織を大切に思うその気持ちを」

 

だから、潰すというその最悪の選択だけはやめてくれ。

育てた姿が気に入らない物だったからって、簡単に手放さないでくれ。

 

「俺は君の力になりたい」

 

何度だって言う。

 

「うるさいんだよ・・・・・・」

 

ぼそりと、本当に聞こえるかどうかの音量で片瀬さんはそうつぶやいた。

 

「うるさいんだよ! 誰がテメェに助けを求めた!?」

 

蓋を切ったように声を張り上げる片瀬さん。

周りの取り巻きも何事かと俺たちに視線を集めた。

だがそんな事をまるで気にしなくなった片瀬さんは憤怒し俺の胸ぐらを掴む。

 

「そんなに今の私は情けないか!? ヤンキーですらないツッパるものすら持たないテメェに何が分かる!?」

 

誰もが見たことのない彼女の生の感情に周りは気圧される。

だが俺はこの生の感情を受け止めないといけない。

 

「分かるよ。俺だってツッパるものはあるんだから」

「彼女の喧嘩すら認められない狭量のアンタが何を言ってんだ!」

 

そうだ。

俺は前に辻堂さんをそれで泣かせた。

俺が余りにも狭量で、なのに彼女の意思は何も汲み取れず。

それで大切な彼女と一度縁を切る羽目になった。

あの日、悲しげに目を伏せ俺の背中から目を外した愛さん。

 

あの選択は間違いだったんだ。

どんなに相性が悪くたって、世界一合わなくたって、それを気にする必要はない筈なんだ。

愛さんへの気持ちをツッパり通す度胸があの時の俺にはなかった。

 

だからあの時屋上で涙を零した愛さんを抱きしめられなかった。

あの時の後悔は一生向き合う事になるだろう。

 

だがその失敗を一度のり越えたからこそ、得たものがあった。

 

「そうだね、俺は狭量だよ。未だに愛さんが喧嘩すればいい気はしない。

 かと言ってこの八方美人な性格も全然治せていない。

 あの頃から全く成長してないよ。でもね」

 

だからこそ。

自分や愛さんを結局変えることができなかったからこそ

 

「そのままの気持ちを理解できるようになった」

 

俺はどれだけ年を重ねても他人のおせっかいをするだろう。

愛さんとどれだけ長い時間一緒にいても愛さんのヤンキーな部分には慣れないだろう。

それでも俺は愛さんを愛している。

この気持ちは絶対に間違いじゃない筈だ。

 

重要なのは慣れる、歩み寄るという変化じゃない。

その人物の本質を受け止める覚悟なのだ。

 

「片瀬さんはこんな形で江乃死魔を潰したいわけじゃないでしょ」

「当たり前よ・・・・・・どれだけハナ達と頑張ってここまでやってきたと思ってるのよ」

 

俺の襟を掴む手は震え、声も同じように震えている。

 

「だから俺は力になりたい。他意はない」

 

これが俺の生の気持ちだ。

これで彼女に届かなかったのなら、それはもう俺と彼女は相性が悪いということになる。

だが俺はそんな事欠片も気にしない。相性が悪いから諦めるという選択はもうしない。

この気持ちが通じるまで訴え続ける。

 

「クソっ、畜生っ・・・・・・」

 

俺の襟を掴んだまま片瀬さんは俯く。

既に先ほどの怒りの感情は消え、今のその姿こそ彼女のむき出しの姿なのだろうか。

 

「私は、私はどうすればいいのよ・・・・・・」

 

考え抜いて、それでも答えは出ず。

それでもまた考え抜いて答えはこの瞬間まででなかったのだろう。

内部の裏切り。それも信頼を置く幹部の誰かが裏切っているのだ、これは余りにも身内に甘い彼女には辛い問題だった。

 

「片瀬さんが仲間を疑うのが辛いなら、関係のない俺が疑う。

 片瀬さんがこれ以上傷つく必要は無い。俺がきっかけをつくる」

 

彼女に必要なのは悲しくも今は仲間じゃない。

仲間を我が子を罰する他人なのだ。

 

 

 

 

 

 

それから数分後、俺は片瀬さんから一つのリストを貰った。

内容は裏切り者と思わしき人物のリストである。

だがこのリストが余りにも酷かった。

 

江乃死魔の半数のメンバーの名前が載っていたからだ。

なるほど、彼女は必死に内部の問題を対処していた。

規則を破ったものに罰則を与えた履歴も細かく書かれている。

だが一人を修正しても別の数人が規則をやぶる状況だった。

 

このリストを作るうちに徐々に焦燥していったのか。

 

流す感じでリストを読み進めると最後の方に気になる文があった。

それは

 

『乾梓が規則違反の先導者である可能性が有り』

 

片瀬さんは、既に答えを出しつつあったのだ。

 

 

 

 


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