さて、今回はミカエルさんがアスカロンをわたすシーンですね。それではどうぞです♪
昨日のギャスパーの練習から、次の休日…俺――兵藤一誠は、とある場所へ向かっていた。
朱乃さんに呼び出されたんだ。部長も用事が終わり次第、向かうと言っていた。何の用事だろうか?エッチな妄想が膨らむが、部長が後から来ることは…エッチな展開は皆無に等しいだろうな。
そして、視界に入ってきた石段。その石段が伸びる先には――赤い鳥居が大きく構えていた。
そう!俺のいる場所は神社の前なんだよな。
少し登っていくと、一人の人影が見えた。その人影は………
「いらっしゃい、イッセーくん」
「あ、朱乃さん?」
そこには巫女衣装を身にまとった朱乃さんの姿があった。
俺は石段を上りきり、朱乃さんの横に立った。
「ゴメンなさいね、イッセーくん。急に呼び出してしまって」
「あ、いえ。俺もやる仕事がなくてヒマだったりしたんで。でも、何の用でしょうか?それと、部長が後から来るそうなのですけど……」
「ええ、知ってますわ。リアスは会談の件でサーゼクスさまと最終的な打ち合わせをしなければいけませんから」
大丈夫なのかな?朱乃さんは部長の『女王』なのに?
「だいじょうぶですわ。あちらはグレイフィアさまがフォローしてくださるでしょう?それよりも私は本殿でお待ちしておられる方をお迎えしなければならなかったものですから」
俺の思考を読み取ったように教えてくれる朱乃さん。そんなに俺は表情に出ていたのかな?
それに、ここは朱乃さんの家なのかな?
「あの、ここに朱乃さんは住んでいるんですか?」
「ええ、先代の神主が亡くなり、無人になったこの神社をリアスが確保してくれたのです」
「……じゃ~、実家は別なんですか?」
「はい、実家は向こうですわ」
朱乃さんは俺の後ろを指さす。
その方向を見ると、全く逆方面で遠くに神社がぽつりと見える。
へ~、ちょうど真逆の方角なんだね。
「彼が赤龍帝ですか?」
その時、第三者の声がした。そちらへ振り向くと、そこには――。
「初めまして赤龍帝、兵藤一誠くん」
端正な顔立ちの青年は豪華な白ローブに身を包み、頭の上には金色に輝く輪が漂う。
「え~と、あなたは?」
俺の問いに青年は答えた。
「私はミカエル。天使の長をしております。――なるほど。このオーラの質、まさしくドライグですね。懐かしい限りです」
青年――天使長のミカエルさんの背中から金色の一二枚の翼が出現して、輝く金色の羽が宙を舞った。
部長から聞いてたんだけど、頭の上にある輪と白い翼は天使の証だ。ミカエルさんは金色の輪と金色の翼を持っているってことは……チョー大物じゃん!!天使長って言ってたし。
朱乃さん先導のもと神社の本殿内に入る。
かなり広めの本殿内は、でかい柱が何本も立っている。すると、中央から言い知れない力の波動を感じ、俺の肌をピリピリと刺激してきた。この感じ………いったい何なんだろう?
「実は、あなたにこれを授けようと思いましてね」
ミカエルさんが指さす方を見ると、そこにあったのは聖なるオーラを放つ剣が一本宙に浮いている。
「あの~…これは何ですか…?」
「これはゲオルギウス――聖ジョージといえば伝わりやすいでしょうか?彼の持っていた『龍殺し(ドラゴンスレイヤー)』の聖剣『アスカロン』です」
ゲオ……何?聖ジョージとか言われてもなぁ。俺は全然名前を聞いたことがないぞ。
『有名な龍殺し(ドラゴンスレイヤー)だ。龍殺しのことはいいとして、その能力を宿すモノの名前ぐらいは覚えとけ』
聖剣で龍殺し(ドラゴンスレイヤー)なんて、俺が受けたら堪ったもんじゃないよな。マジで!!
『あぁ。悪魔と龍の属性を持つ相棒が掠りでもしたら、激痛を通り越して死ぬほど痛いぞ?』
やめて!想像しちゃうじゃないか!できないけども!
「ご安心ください。特殊儀礼を施しているので、悪魔でドラゴンでもあるあなたでも扱えます。あなたが持つというよりは、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』に同化させるといった感じでしょうか?」
「同化…ですか」
『できないことはないぞ?』
俺の中でドライグがそう言う。
『おまえ次第だがな。神器は想いに応える。おまえがそれを望めばできるだろう』
そう…なのか?やってみる価値はあるけど、その前に気になっていることがあるから訊こう。
「何故、この剣を?貴重な代物……聖剣を俺なんかに?」
俺は悪魔であり、中にいるドライグは大昔の戦争で大きな迷惑をかけている。最悪な存在のはずなんだけど……ミカエルさんはそんな俺に微笑んで答える。
「私は今度の会談、三大勢力が手を取り合う大きな機会だと思っています。すでに知っているようですから話しますが、我らが創造主――神は先の戦争でお亡くなりになりました。敵対していた旧魔王たちも戦死。堕天使の幹部たちは沈黙。アザゼルも戦争を起こしたくないと建前上は口にしています。これは好機なのです。無駄な争いをなくす為のチャンスなのです。今まで通り小競り合いが続けば、いずれ三大勢力は滅びます。そうでなくても、他勢力――地球連邦軍が黙ってはいないでしょう。この地球と家族を守るために彼等は三大勢力を粛正します。そうならなくても、他の神話体系、その他の組織などが横合いから攻め込んでくるかもしれません。その『アスカロン』は私から悪魔サイドへのプレゼントです。もちろんですが、堕天使側と悪魔側にも贈り物をさせていただきました。それに、悪魔側からも噂の聖魔剣を数本いただきましたし、こちらとしてもありがたい限りなのですよ」
ふ~ん…。てか…地球連邦軍って確か………
「地球連邦軍ってつばさちゃんの部隊がある所じゃないか」
俺がボソッと言った言葉にミカエルさんが目を輝かせていた。
「そうです。つばささんがいる部隊が地球連邦軍にあるのですよ」
え………
「ミ……ミカエルさん?つばさちゃんを知っているのですか?」
「えぇ、知っていますよ?それに、つばささんの兄弟姉妹も知っております。あの方々にはいつもお世話になっていますしね」
へ~、そうなんだ。てか…、つばさちゃんって本当スゲーんだな!!
「それに、あの方……つばささんにはかなりお世話になっております。とくに、聖剣や聖なる力の方面で。それと教会でも天界でも人気ですしね」
教会や天界に人気?どう言うことだ?
「教会や天界でも人気ってどう言うことですか?」
「それわですね、あの方は“慈愛の聖女”又は“聖なる女神”と呼ばれているのですよ」
え………?慈愛の…聖女…?聖なる…女神?つばさちゃんが?なんで?
「なんでそんな呼び名が?」
「ある日、つばささんが姉妹の命令で一時期教会と天界にシスターとして居たときがあったのです。その時に、怪我や病気の人や気性が荒く荒れてた人など、沢山の人達や天使達を慈愛の心で優しく介護をしていたのです。その時に、つばささんの魔法の力で怪我や病気を治したり、気性が荒く荒れてた人等のカウンセリングをしたりなど……沢山の人達に優しく接しておりました。まさに聖女の鏡と言うべき人でしたね。そして、その愛は老若男女問わず全ての人に平等に分け与え、まるで女神の様な方ですよ。さすがつばささんだと思いました。
そして、その時の影響で多くの人達や天使達から“慈愛の聖女”や“聖なる女神”と呼ばれる様になっていたのです」
す…すげぇ……!!!やっぱりスゲーよつばさちゃん!そりゃ~慈愛の聖女や女神なんて呼ばれるよな
「っと、時間のようですね。そろそろ私は行かねばなりません」
天使の長も忙しいのか、帰る時間がやってきたらしい。
「あ、あの、俺あなたに言いたいことがあるんですけど」
「会談の席でか、その後に聞きましょう。必ず聞きます」
そう言ったミカエルさんは全身を光に包ませ、一瞬の閃光のあと、この場から消え去った。
ここにいた時間三十分もなかったな……。トップはそんなに忙しいものなのか。
―――――――――――――――――――――――
「お茶ですわ」
「あ、ありがとうございます」
ミカエルさん帰ってしまった神社。俺は朱乃さんが生活をしている境内のお家にお邪魔している。中に入ると…廊下はフローリングだけど、室内は立派な和室だった。
湯呑に入れられた温かいお茶を受け取って少し飲む。
部長も朱乃さんも忙しいのに、俺のために時間を割いてもらっている。頭が上がらない思いだな。
「あ、朱乃さん。一つ質問してもいいでしょうか?」
「ええ、もちろんですわ」
俺は前から気になっていたことを、さっき思い出したので訊いてみることにした。
「…朱乃さんのお父さんは、堕天使幹部の方でしたよね?」
「……そう。私は堕天使の父と人の母の間に生まれた者ですわ」
そう言った朱乃さんは俺を見つめて話す。
「イッセーくんは知っていると思いますが、母はあの神社の娘です。ある日、傷ついて倒れていた堕天使の幹部である父を助け、その時の縁で私を身籠ったと聞いています」
俺は話を続けるかどうか迷ってしまい黙り込んだ。その時、朱乃さんが巫女衣装をはだけさせ、背中から翼を展開させる。
「堕落した天使の翼。悪魔と堕天使、私は両方の翼を持っています」
俺は朱乃さんのその姿を見たとき、見惚れてしまっていた。
「……イッセーくんはどう思います?堕天使は嫌いですよね?あなたとアーシアちゃんを一度殺し、この町を破壊しようとした堕天使にいい思いを持つはずがないわよね」
俺は正直に答えようと思った……偽ったら朱乃さんを余計に悲しませると思ったから。
「……堕天使は嫌いです」
それを聞いた朱乃さんは、悲しそうな表情をして瞳には薄ら涙を浮かべていた。
しかし、俺は構わずに言葉を紡ぐ。
「でも、全ての堕天使を嫌いになったわけじゃありません。俺は朱乃さんのことは大好きです」
「――っ」
その言葉を聞いた朱乃さんは……驚いている様子だった。
「……すみません。俺、無神経すぎますよね。やっぱり、余計なこと聞いたかなって……今、後悔しています。本当にすみません」
「そうではなくて……悪魔に転生しているとはいえ、私は堕天使の血を引いているのよ?――私はイッセーくんやアーシアちゃんに嫌われるのが怖くてあんな接し方をしていたのですよ?それでも………」
俺は朱乃さんの言葉に首を横に振って、正直に……自分の気持ちを言う。
「そんなの関係ないっ!さっきも言った通り、俺は全ての堕天使が嫌いじゃない。朱乃さんの翼は、俺とアーシアを殺したあいつらと違い、穢れていない。――さっき、朱乃さんの堕天使の翼を見たとき、俺は見惚れてしまったんですよ?それに、堕天使だからと言って全員が嫌いになるわけがないです。あの時にいたあの三人の堕天使の女の子達だって騙されてあんな酷い事をしていたんですから。
それに、俺やアーシアが朱乃さんの事を嫌いになるわけがないですよ。絶対に!いえ…俺やアーシアだけではありません。木場も小猫ちゃんも部長もギャスパーもゼノヴィアも……それにつばさちゃんだって朱乃さんの事を嫌いになるわけがありません!!
だって…たとえ朱乃さんがどんな人でも………朱乃さんは朱乃さんだからです!
だから俺は朱乃さんのことが好きです………って、俺って何言っているのかな?すいません。訳のわからないことを言ってしまって」
正直に言うはずだったのに、自分でも訳が分からなくなって……フォローどころか、朱乃さんを泣かせてしまった。
「(ど、ど、ど、どうしよう!?女の子を泣かせたなんて男……の前に、つばさちゃんに殺されるぅぅぅ!!」
慌てている俺の眼前に朱乃さんは座り、涙を拭って微笑みを見せた。
「……嬉しい事、言われちゃいましたわね。そんなこと言われたら、あなた達にもっと優しくなっちゃうじゃないですか……」
そう言った朱乃さんは笑っていた。よ…良かった~。別に泣かしたわけでは、ないみたいだな………。でもやっぱり、朱乃さんは笑顔が一番だな!
そんな朱乃さんに好かれているつばさちゃんが本当うらやましいぜ…。
すると、眼前に座っていた朱乃さんが、いきなり俺の方へ――傾れかかるように抱きついて押し倒してきた。
「あ、朱乃さん?」
反応に困っている俺をよそに、朱乃さんが耳元で囁く。
「イッセーくん、リアスのこと好き?」
「え?は、はい。もちろん好きです。朱乃さんはつばさちゃんの事は好きですか?」
「はい、大好きですよ?だって……、私と私の家族を助けてくれたのはつばさちゃんなんですから。もし、つばさちゃんが来ていなければ母様はもうこの世にはいませんでしたし、助けが遅れた父様の事を嫌いになってたと思いますしね。でも…、つばさちゃんが助けてくれたおかげで私達家族はいまでも仲良く幸せに暮らせていますし、父様と母様も娘の前でもラブラブですしね。
だから、つばさちゃんには感謝しきれないほどの恩があります。それと、その助けてくれた時からつばさちゃんの事が気になってしかたなかったのです。だから、私は今はつばさちゃんの立派なお嫁になるように父様と母様にも手伝ってもらって花嫁修業を頑張っているのですよ?
だから、イッセーくんもリアスの事が好きならリアスの為に頑張ってください。それと、アーシアちゃんの事も忘れてはいけませんからね?わかりましたか?」
「は…はい!わかりました!朱乃さん!!でも、アーシアの事を忘れてはいけないってどう言う……」
「それは、自分で気づかないといけませんわ。つばさちゃんみたいにね?」
う~ん…、まだまだわからないこともいっぱいあるけど、俺は好きになればどんな人だろうと愛するぜ!!絶対に悲しませてやるもんか!!俺は愛した女は絶対に幸せにするぞー!!
「ねぇ、イッセーくん。私のこと『朱乃』って呼んでくれる?」
「え?いくらなんでも先輩と後輩だから……」
「じゃあ、一度でいいから。お願い」
「あ、朱乃……」
俺は朱乃さんの涙目に折れて、一度だけ名前で呼んだ。
「…うふふ…うれしいわ。イッセー」
ギュッと抱きしめる力を少し強くしてきた朱乃さん。
「ねぇ、これから二人の時は朱乃って呼んでくれる?」
俺の頭が沸騰して、ショートしかけた。
甘えるような声……そこにいたのは、いつも凛とした『副部長の姫島朱乃』ではなく、一人の女子高校生になってしまっていた。
顔がチラッて見えたときなんか笑ってた気がするけど気のせいだよね……?
それに、俺の胸へ押しつけられたおっぱいの感触がやわらかい!
朱乃さんは起き上がると、俺を膝の上へ誘導して膝枕の体勢へ。
そして、朱乃さんが俺の頭を撫でてくれる。もう、心地よくて眠気が……。
「こんなところを部長たちに見られたら――」
俺は目を瞑り、何気なく囁いた。
こういう時に高い確率で登場する部長のことを完全に忘れていた。
「部長が……何かしら?ねぇ、イッセー?」
「…………」
まさかね?うん。そのまさかだよ。
俺は顔を部屋の入口へと向ける。
体が凍りついた。入口に立っていらっしゃる部長から……膨れ上がった紅色のオーラを全身に解き放つ様子が見て覗えたから。
「(――殺されるッッ!!)」
俺は直感でそう思った。
「油断も隙もないわ……。私以外の膝で膝枕なんて……ッ!」
ぎゅっ!
「ひたひれふ、ふしょう」
痛い!俺の頬が部長に思いっきり引っ張られる。
そして、低く凄味のある声音で部長が俺に訊いてくる。
「例の聖剣は?」
「も、もらいました!」
「ミカエルは?」
「か、帰りました!」
「なら、ここに用はないわ!帰るわよ!」
踵を返して出ていく部長に急いでついて行く。
「うふふ…、頑張ってくださいね~」
そう言いながら朱乃さんはニコニコしながら手をヒラヒラと振っていた。
俺は部長に着いていく感じで少し歩いていると部長が後ろを向き俺の方を向いてきた
「イッセー…、あなたにとって私は誰?」
なんでそんな事を聞いてくるんだ?
「えぇ~と…、部長は部長ですかね」
すると…、部長は少し顔を暗くしたあとまた前を向いた。
「そう…、“副部長”の朱乃は“朱乃”だけど、“部長”の私は“部長”なのね………」
そう言った部長はまた歩きだした。うん…?どう言うことだろう?いったい部長は何を言いたかったんだ?
そう思いながら俺は部長のあとに着いていくのだった
―side out―
―つばさside―
俺は今、イッセーと朱乃さんがミカエルさんにあうと聞いて、今朱乃さんがいる神社に来ていた。流石に盗み聞きをするわけもいかないので、鴉天狗…射命丸文の能力をコピーして、背中から鴉天狗の翼を出して空を飛んでいる。
少したちミカエルさんが帰って、そのあとリアスさんが来て何か叫んでいたあとイッセーを連れて神社を出ようと歩いていた。
俺は何かリアスさんの様子がおかしかったので気配を消して空の上からイッセーとリアスさんの後を追うようにした。
すると、リアスさんが止まりイッセーの方を向いたので、俺はドラゴンマスターとしての身体能力を元に戻して聴覚を強化した。
「イッセー…、あなたにとって私は誰?」
すると、リアスさんがイッセーにそんな質問をしていた。何故でしょうか…?
「えぇ~と…、部長は部長ですかね」
それを聞いたリアスさんが、少し顔を暗くしたあとまた前を向いた。
「そう…、“副部長”の朱乃は“朱乃”だけど、“部長”の私は“部長”なのね………」
あぁ~、なるほど…そう言う事ですか……。
たく…、当の本人は全くわかっていないですって言うような顔をしていますね。本当…鈍感な人だなぁ~……。
いったい神社の中で何が起きたか知りませんが、大大方、朱乃さんが二人でいるときだけでも朱乃と呼んでくださいと言っていた所にリアスさんが来て、その事を私はどうなのかって聞きたくて、聞いたんでしょうね~。
まぁ…、あの朱乃さんだから多分リアスさんが来るとわかったうえでイッセーにイタズラをしていたと思うんですがね~。俺は~。
「にしても…本当…あの鈍感ぶりをどうにか出来ないでしょうかね~……。これじゃぁ~、いつリアスさんやアーシア…それにゼノヴィアの気持ちに気づくのでしょうかね…。
頑張ってください………リアスさん。あなたのその好きな気持ちはいつか必ずイッセーに届きますから……。それまで頑張ってくださいね?リアスさん……」
こうして俺は部室に戻るのだった。
はふぅ~……。どうでしたか?次回は三大勢力の会議編です。
それではまた次回で会いましょう…。バイバーイ♪