ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

26 / 146
さぁさぁ!焼き鳥編ですのー!!どんな事になるのでしょうね?
さぁレッツらGOー!



戦闘校舎のフェニックス
1話 なんか焼き鳥現れました……


あの事件から数日がたった…。あのあと、レイナーレ達三人はリアスさんに今までの事を謝り許してもらったあと、結城家にメイドとして雇われた。そのあと、すぐに堕天使の総督“アザゼル”から手紙が届き『ありがとう。これから三人をよろしく頼む』と書いてあった。俺は、今回の事を話すなとアザゼルから言われてなかったので、結城家に戻ってレイナーレ達に今回の事をすべて話した。すると、レイナーレ達は『アザゼル総督は私達のことをそこまで見守ってくださたってたのですね…。』と嬉し泣きをしながら手を祈るように合わせ、アザゼルに名一杯の感謝をしていた。本当、アザゼルは見た目によらず優しい人なんですから…。

 

ついでに、リアス先輩から『先輩はいらないわ。部長かリアスって呼びなさい!ツバサ!』って言われたので、流石に先輩に対して呼び捨ては失礼なのでさんを付けて呼ぶようにしました。部長は呼びやすくていいんですけど、すごく寂しそうな顔をされるのでさんを付けて呼ぶようします。朱乃先輩にも同じ事を言われたので朱乃先輩もさんを付けて呼ぶようにします

 

「つばさ~?ごはんできたにゃ~、降りてくるにゃ~」

 

「は~い!黒歌姉さん~」

 

俺は今は学校に行く準備をして、黒歌姉さんと幽香さん…じゃなくて、幽香姉さんと暮らしています♪

 

「おっはよ~!黒歌姉さん、幽香s…姉さん」

 

「おはようにゃ~!つばさ」

 

「ふふ、おはよう。つばさ。あと、今“さん”付けしかてたでしょ?」

 

「――うっ! はい、言いかけました…」

 

「まぁ、いいわ。今日は機嫌がいいから次から気お付けなさい?」

 

「は~い」

 

こんな感じが今の朝の出来事だ。初めて今住んでる家に幽香姉さんを連れてきたとき、黒歌姉さんに散々質問された。ただ、紹介するとき幽香姉さんの名前を出したらとんでもなく驚かれた…。何でだろうと思って聞くと、なんでも、大昔に人里を荒らして人間を食べていた大妖怪がいたそんなんだけど、その妖怪は強すぎて誰も手も足も出なかったらしぃの…。ただ、そんなある日…その妖怪はいつも通り人里を荒らそうと目的の人里へ向かっている途中に、広い花畑に二人の子供の女の子がいて、食べようと近いたらしいの。勿論その女の子は逃げるよね?そして、その妖怪は女の子を追いかけようと花畑を踏み荒らしたらしぃの…。ただ…それがいけなかったのだろうね…。その大妖怪は突然現れたら一人の妖怪に手も足も出せずに一撃で倒されちゃったらしいのね…。そしてその大妖怪を倒した妖怪の名前が“風見幽香”。後に姿を消して、伝説の妖怪の一人として数えらるぐらい有名になってる妖怪なんだとさ。スゴいねースゴすぎて言葉がでないよー!ハハハハハ…。

 

まぁ…そんなこんなで今にいたるのですよ…。

 

「にゃ~、やっぱりつばさは可愛いにゃん」

 

「やっぱりそう思うよね?黒歌。あなたもわかっているじゃない」

 

「ふふん!だてにツバサにお姉ちゃんなんて呼ばれていないわ!あなただってわかっているじゃない!」

 

「私もよ、やっぱり最初から思ってたけど…私達って相性抜群ね。友達になれて嬉しいわ黒歌」

 

「こっちこそ!あなたみたいな有名人と友達になれて私は鼻が高いにゃん!これからよろしくにゃん、幽香」

 

「こっちこそよろしくね。黒歌」

 

あはは…本当に仲がよろしくて…。でも、そんなことよりも~…

 

「ああー、もう!いい加減離してください!!学校いけないですよ!遅れてしまうじゃないですか〜!」

 

「いいじゃない?私達が送ってあげるから…。ねぇ?黒歌?」

 

「そうにゃつばさ。私達が送ってあげるから大丈夫にゃん。だからもう少し愛でさせるにゃ」

 

「うわぁぁぁ!はーなーしーてー!!」

 

俺はそのあと一時間ほど愛でられて、宣言通り送ってもらったが…、回りの目がすごく気になった…。そのあと、教室に行くとクラスの皆から『あの人達は誰!?』と、沢山の質問攻めにあい、朝からどっと疲れた俺なのでした…。そして現在放課後です。俺達、俺・木場・イッセーと一緒に部室に行っていた。

え?なぜ“一誠さん”の名前が“イッセー”になっているって?それはね?あの事件のあと一誠さんから、『つばさちゃん!俺の事はこれからイッセーって呼んでくれ。皆からもそう呼ばれているから!それにさん付けもなしな?』って言われたからイッセーと呼ぶようにしたよ?木場さんも“さん”はいらないよ?っと言われたので木場と呼ぶようにしました

 

「なぁ…つばさちゃん?聞きたいことがあるんだけど?」

 

「なに?イッセー?」

 

「昨日な、部長が突然部屋に来て『イッセー!至急私の処女を貰ってちょうだい』なんて事を言われたんだよ…。」

 

「……へっ?」

 

いったい何の話かと思ったら突然どうしたのですかイッセーさん!?とうとう頭もおかしくなってしまったのですか!?あっ…。最初っからか…。

 

「うん?なんかすごくバカにされた気がする…」

 

あはは…。キノセイデスヨー

 

「まぁ…でな?続きがあるんだけど、そのあと俺は部長が突然そんな事を言うもんだからかなり戸惑っていたんだよ。そしたら部長が制服を脱ぎ出してブラジャーもとって、パンツ一丁で俺の上に馬乗りで乗ってたんだよ…。もちもん俺の息子もMAXでなもうウハウハだったよ…。」

 

イッセーさん…。

 

「ド変態…」

 

「ぐっ…ゲホンっ!。と、取りあえずだな、そのあと俺は理性が保てなくなり部長を襲おうとしたら、突然魔方陣が光ってさ、そこからナイスバディーのメイド服を着た銀髪の綺麗なお姉さんが現れたんだよ。そのあと、部長と少し話して『ごめんなさい。イッセー。詳しいことは明日話すわ。今日はこれで我慢してね?』って言って、俺のおデコにキスをしてきたんだよ。お姉さまにキスをされるのっていいね!すごく興奮しちゃったよ!ぐふふふふふ」

 

はぁ、この人は…まったく…

 

「死ねです。超ド変態」

 

「グファッ!」ドサッ!

 

あっ、倒れた。なんで倒れたのでしょうか?不思議ですね~。

……にしても、メイド服を着た銀髪の綺麗なお姉さん?うぅ〜ん。リアスさんで関係する人はただ一人…グレイフィアさんかな?でも、リアスさんがそんな事を言うなんて……もしかして、お家関係なのでしょうか?例えばですね~…そう!結婚とか!

 

「グフ…。そ、そんな事もあってな?最近部長が元気がないんだよ。誰かわかんないか?」

 

あっ…イッセーが復活した。

 

「そうだね…。あまりわかんないけど、部長の悩み事は家の事じゃないかな?」

 

「家の事?」

 

「そうだよ?まぁ、僕は流石にわかんないけどね?部長の懐刀でもある朱乃さんなら知っているんじゃないかな?」

 

ふむふむ…。確かに女王は常に王と一緒にいるもんですから、朱乃さんなら何か知っているでしょうね。

 

「そうかぁ…朱乃さんなら知ってるのかな?」

 

「そうだね。朱乃さんならなにか知って……」

 

すると、突然木場が部室の扉の前で止まった…。どうしたのでしょうか?

 

「どうした?木場?」

 

「いや…まさか僕がここまで来て初めて気配に気づくなんてね…。」

 

「?」

 

イッセーはまるで何を言ってるのかわかってませんね。まぁ…当たり前ですけどね…。てか木場さん?部室の扉の前で気づくなんて結構すごいと思いますよ?普通の下級悪魔で考えたらあの人の気配なんて隣にいても気づきませんからね~…。まぁ~俺は部室にあの人が来た時には気づきましたけどね~。

 

そんな事を思いながら俺達は部室の前まで来た。

 

「部長来ました」

 

「入って来なさい。」

 

「失礼します」

 

俺達は部室に入ると、異様な空気が漂っていた…。リアスさんはどこか不機嫌で、朱乃さんはいつも通りの笑顔だが冷たい感じがして怖い…。小猫ちゃんは部室の隅っこに行って大人しく縮こまっている。そして、部室には、このメンバーの他に、気配の主…イッセーいわくメイド服を着た銀髪の綺麗なお姉さんの、グレイフィアさんがいた。ふむ…やっぱりグレイフィアさんでしたね?あの気配は…。

 

「グレイフィアさん!お久しぶりですね」

 

「はい。ツバサ様。お久しぶりでございます。」

 

ふ~む。今は、仕事モードですか…。仕事モードとは俺が勝手に決めたグレイフィアさんのモードである!

 

「さて、全員揃ったわね?部活をする前に少し皆に話したいことがあるの…」

 

「お嬢様。私がお話ししましょうか?」

 

そう言ったグレイフィアにリアスさんは首を横に降り「いいわ」と言った。

 

「実はね…ッ!」

 

すると、突然部室に魔方陣が展開した…!

 

「(あの魔方陣グレモリー家の魔方陣ではありませんね…?じゃぁいったい誰の…。 )」

 

「―――フェニックスッ!!」

 

近くにいた木場がそう漏らした。

 

「(フェニックス?フェニックスってたしか…)」

 

 そう思った瞬間魔方陣から大量の炎が吹き荒れた。俺はすかさず水の壁の結界を部室全体にはり、部員とグレイフィアさんと部室を守った。

 

 え?グレイフィアさんは大丈夫だろうって?ノンノン!炎はお肌にあたりすぎると悪いのですよ?それに、熱いじゃぁないですか!グレイフィアさんはもしかしたらもしかしなくても熱くないと思いますが、一応と言うことで守りました。別にいいでしょう?

 

すると、魔方陣から、一人の男性が現れた。

 

「ふぅ、人間界は久しふりだ」

 

そこにいたのは、赤いスーツを着た一人の男。スーツを着崩れしているせいか、ネクタイもせずに胸までシャツをワイルドに開けていた。見た目の年齢は二十代前半かな?整った顔立ちではあるけど、どこか悪ガキっぽい影があるね。ポケットに手を突っ込んでるし…。なんと言うか…ちょいワルホスト見たいなひとですね…。

すると、そのホスト悪魔は部室を見渡したあとリアスさんを捉えると口元をにやけさせた。

 

「愛しのリアス。会いに来たぜ」

 

男はニヤニヤしながらそう言った…。何ですか?こいつ…




どうでした~?レイナーレ達三人は無事に生きてますよ~♪今は結城家で絶賛メイドの修行中なのです♪
さて、今回から始まりました焼き鳥編!!どうやってやろうか考え中の三元神なのです。

さぁ…次回はどんな展開になるのでしょうね~♪では♪また次回で会いましょう♪バイバ~イ♪

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。