ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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よし…頑張ります!


3話 堕天使?なんでここにいるの?

オッス…。俺の名前は兵藤一誠だ…。

俺は今物凄い体がダルい…。え…?何故ダルいのかって?そんなの俺が聞きたいよ…。

 

昨日までは何ともなかったのに今日朝起きると、体が凄くだるくて太陽がチクチクと痛かった…。

 

それはそうと、俺は今ある人物について聞き回っている…。その人物とは、天野夕麻ちゃんだ…。この子は俺の彼女だって、確かに昨日まで会ってたんだ…。でだ!俺は昨日初めての彼女と初めてのデートをしたんだよ!昨日は本当に楽しかった…。夕麻ちゃんとデパートで買い物したり、遊園地で遊んだり、映画を見たりと凄く普通のデートをしたんだ…。それは、凄く楽しくて思い出に残るものだったんだけども…。問題はそのあとなんだ…。

俺はある公園にきて噴水の前に夕麻ちゃんにお願いされたんだよ…。普通の高校生なら夕日が沈みかけて彼女と公園で二人きりでお願いされたら、勿論キスをお願いされると思うだろう…。勿論俺もそう思ったよ…でも、聞こえた声は…『死んでくれないかな?』って言われたんだ…!俺はその時思考が止まって固まっていたら、彼女の背中から黒い翼がはえてきて、そしたら、彼女が手元に光る槍をだしたんだ…そのあと俺に投げてきて、その光る槍がお腹を貫いたんだ…。俺は痛すぎてなにも考えられなかった…。彼女はその時セイなんとかって言ってたけど、俺はそれどころじゃなかった…。俺は、もう死ぬんだなと思ったよ…。その時俺は、あの紅い長い髪をもった先輩の横で死にたいと思った…。そしたら薄れていく意識のなかであの紅い髪が見えた気がした…。

 

そして、俺は意識を戻すと家のベットの上に何故かいたんだ…。俺は何でだろうと思い母親に聞いたら、普通に何時も道理に帰ってきたわよ?と言われた…。

そして、なんだかんだで今にいたる…。

俺は、悪友の松田と元浜に彼女(天野夕麻)よ事を聞いたら、知らないと言われた…。さらに、写真も見せようとしたらなくて、アドレスもなくなっていた…。なんで…?

 

「なぁ…?本当に夕麻ちゃんの事をマジで覚えてないのか?」

 

「だからさ、俺らそんな子知らないって。なぁ元浜?」

 

「何度も言うがそんな子紹介されていないし、お前に彼女とかありえない!」

 

「いや…確かに紹介したんだ…。俺の彼女天野夕麻ちゃんを…。」

 

―――――

「俺の彼女!!天野夕麻ちゃんだ!」

 

「天野夕麻です。よろしくね!」

 

「「…」」ギユー…

 

二人はお互いの頬をつねっていた…。すると松田が腕をあげてこっちにき…

 

ゴッ!!

 

「ゴバッ!」

 

俺は松田に、ラリアットを倉ってしまった…。

 

「どういうことだ!?こんな美少女が何でイッセーの彼女なんかに!?」

 

「世の中のシステムが反転したに違いない…」

 

「おまえらも彼女作れよ!!」ポン!

 

ブチ…!

 

そのあと俺はなにも覚えていない

 

―――――

 

「それが本当なら携帯にその子の記録があるはずだろう?」

 

「ない!誰かに消されたんだ。」

 

「そんなもん誰が消すんだよ…?」

 

確かに俺の携帯は俺意外触ってないし誰が消すんだよな…。考えてもしかたねー…!

 

「わーったよ!!松田ァ!DVD上演会だ!!ティッシュ5箱用意しとおけ!元浜ァ!腹が減ってはなんとやら!

買い物しだ!!」

 

「「ニヤリ!」」

 

「おお!それでこそイッセーだ!!」

 

「一緒に青春をエンジョイしようじゃないか!!」

 

こうして俺は松田と元浜と俺の三人組で紳士の会をする事になった…。

 

『きゃ~!センパーい』

 

『あぁ…いつみてもお美しいわ』

 

「なんだ?」

 

クラスの女子が外を見て騒いでいたので視線の先を見てみると…リアス先輩がいた…。

 

「おっ!リアス先輩だ!すっげー美人だよな~。」

 

「おぉ!!あいからわず素晴らしいプロモーションだ!!」

 

いつみても凄く綺麗な人だな…。でも、なんだかとても恐い感じもする…。この人には絶対に勝てない…。そんな感じがするのだ…すると、リアス先輩と目があった気がした…。

 

ドクンッ!!

 

な…なんだ!!いったいなにが起きたんだ!!リアス先輩を見ただけでこの鼓動の高鳴りは、なんなんだ?

 

「どうした?イッセー?」

 

「あ?あぁ…。なんでもない」

 

「そうか…。」

 

学校がおわり俺は今街を歩いてる…。さっきまで松田の家で賢者タイムをやっていたが、聞こえないはずの他の家の中の声がはっきり聞こえたり、夜で暗い筈なのに良く見えたり、さらに夜になると力が漲ってくる感じが最近強く感じるようになっている…。そう思いながら俺は適当に家まで歩いてた。

 

ゾワッ!!

 

なんだ?この嫌な感じ…

 

「これは数奇なものだ…。こんな場所で貴様のような存在に出会うのだものな…。」

 

突然後ろから声が聞こえたので、振り返るとそこには黒いスーツと帽子をかぶったいかにも怪しい人が立っていた…。

 

「(なんだこいつ?何言ってんだ?)」

 

「逃げ腰か?答えろ主は誰だ…?」

 

「(こいつマジで何言ってんだよ…!よし…こういう時は全力で逃げるに限る!!)」

 

俺はひたすら夢中に走ってた

 

「ハァ…ハァ…ハァ…。もうここまで来れば…。てかここ夕麻ちゃんと最後にきた公園…。」

 

「逃がすと思うか?」

 

「おまえの属している主の名を言え…。それともおまえ『はぐれ』か?」

 

すると、さっきの男が目の前にいた…!なんで…!てか羽…?この羽は、夕麻ちゃんと同じだ…

 

「主の気配もない…。やはり『はぐれ』かならば…。殺しても問題あるまい…!」

 

「(だから、『はぐれ』ってなんなんだよ…!てかこの展開って…!)」

 

すると、男は光る槍を手からだした…

 

「(殺される!!)」

 

ヒュッ

 

ドッ!!

 

「ゴボッ…」

 

俺のお腹にまた光る槍が刺さった…。く…痛い痛い痛い痛い痛い痛い…!

 

「(同じだ…夢と同じじゃねえか!)」

そして俺は槍を引き抜こうとすると…

 

ジュゥゥゥゥゥ!

 

熱っ!なんだよ!この槍物凄く熱いじゃねえか!!

 

「くっくっくっ。抜けないだろ?お前らにとって光は猛毒だからなぁ。しかたない…抜いてやろうか?」

 

グッ!!ブシャァ!!

 

「ァァァァァァァア――!!!!!!」

 

「悪かったなぁ…。痛い思いをさせてしまった…。どうやら僅かに急所を外したようだ…!」

 

笑いながら男はそう言った…。

 

「次は確実に……」

 

ニタァ

 

「殺してあげよう!!」

 

ヤバい!殺される!

 

ヒュッ

 

バキャァァァン!!

 

「なッ!!」

 

すると、男の持ってた槍は突然儚く割れた…。なにが起きたんだ…?今なにか飛んできたような…?

 

「えぇい…!なんだ!!なにが起きたんだ!!いったい何処から攻撃してきた…!!」

 

男は突然起きた出来事にかなり狼狽えていた…。当たり前か…何処から突然攻撃されればだれだってこうなるよな…。

 

「くッ!だが、次は確実に仕留めてやる!!」

 

や…ヤバい…今度こそ…

 

「その子に触れないでちょうだい。」

 

するとどこからともなく声がして振り返るとそこには…

 

「その真紅の髪は見覚えがあるな…。グレモリー家の者か…。」

 

「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう落ちた天使さん?」

 

そう…。学園の二大お姉さまのひとりリアス先輩だった…!

 

「この子にちょっかい出すなら容赦しないわ。」

 

「これはこれは…。その者はそちらの眷属か。下僕は放し飼いにしないことだ…。私のような者が散歩がてらに狩ってしまうかもしれんぞ?」

 

「ご忠言痛み入るわ。でも、この町は私の管轄なの…、私の邪魔をしたらその時は容赦なくやらせてもらうわ!」

 

「その台詞…そっくり返そう!グレモリー家の次期当主よ…!我が名はドーナシーク!再びまみえない事を願う。」

 

そう言って男は何処かに飛んでいってしまった…。あぁ…

俺ももう限界だ…。意識…が…なく…。

 

そして俺は意識がなくなった。

 

―イッセーside out―

 

 

 

 

―つばさside―

 

俺は今、妙な魔力を感じてとある公園にいる…。

すると、公園には二人の男性がいて、ひとりは黒いスーツと帽子をかぶった翼が背中から生えた男性で、もう一人が…確か、学園で同じクラスでエロ三人組のひとりの兵藤一誠さんか…。

 

「(なにしてんだあの人ら?てか、この気配にあの翼、あのスーツきた人って堕天使か?)」

 

俺は魔力を探知して公園にきたのはいいけどなんか二人が話してたのでその様子を公園の森の中に気配を消して見ている…。すると、堕天使が兵藤一誠さんに向けて光の槍を投げて一誠さんのお腹に刺さった…!なにしてんだよ!!あいつ!!そして、堕天使は一誠さんに近づいてその刺さった槍をおもいっきり引っ張った…。勿論槍が抜けると血も一杯出てきて一誠さんは叫んだ…。

 

 

「悪かったなぁ…。痛い思いをさせてしまった…。どうやら僅かに急所を外したようだ…!」

 

すると堕天使はまた槍を出現させて…

 

「次は確実に…」

 

「殺してあげよう!!」

 

堕天使は槍を大きく振りかぶり投げようとしたので、俺はそれよりも早くクナイを投げた…すると…!

 

ヒュッ

 

バキャァァァン!!

 

クナイは、綺麗に目標まで物凄い早さで飛んでいき目標の光の槍を砕いた…。

 

「えぇい…!なんだ!!なにが起きたんだ!!いったい何処から攻撃してきた…!!」

 

その突然起きた出来事により、その光の槍を持っていた堕天使はかなり狼狽えていた…。ま…当然か…、いきなり突然何処から攻撃されればだれだってこうなるよな~…。ふん、いいきみだぜ!

 

「くッ!だが、次は確実に仕留めてやる!!」

 

おっと…。また投げるつもりか次も止めてやr…!うん…?あの魔方陣…。まさか…!!

 

「その子に触れないでちょうだい。」

 

魔方陣から出てきたのは、学園の二大お姉さまのひとりリアス・グレモリー先輩だ…。そして、あの魔王様サーゼクス・ルシファーの実の妹で、グレモリー家の次期当主でもある。ゆうしょ正しき悪魔貴族なのだ!!

 

 

「その真紅の髪は見覚えがあるな…。グレモリー家の者か…。」

 

「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう落ちた天使さん?」

 

 

「この子にちょっかい出すなら容赦しないわ。」

 

「これはこれは…。その者はそちらの眷属か。下僕は放し飼いにしないことだ…。私のような者が散歩がてらに狩ってしまうかもしれんぞ?」

 

「ご忠言痛み入るわ。でも、この町は私の管轄なの…、私の邪魔をしたらその時は容赦なくやらせてもらうわ!」

 

「その台詞…そっくり返そう!グレモリー家の次期当主よ…!我が名はドーナシーク!再びまみえない事を願う。」

 

そう言い…堕天使は、何処かに飛んでいった…。てかあいつ逃げたな? ハァ~…まったく…。うん…?あっ…、一誠さん気絶しちゃった…。あぁ~リアス先輩困ってる見たい…。あっ…結局魔方陣で移動か…たぶん頭を持っててなにかしてたからきっとそこから一誠さんの家にいくのかな?まぁ…、ここから先は俺のでばんではないので、俺はとっとと帰りますか…。

 

そうして俺は、魔方陣を使い自分の家に帰ったのだった




どうでしたか?今回初めて一誠さんがでてきました…。次回も最初は一誠目線です…♪

では…また次回!!よろしくお願いします…♪

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