ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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自由だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 自由って素晴らしぃぃぃぃぃ!!!!!

ヽ(゚∀。)ノヒャッハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!


こほん。失礼した。ちょっと、新年早々あまりの忙しさに気が狂ってしまっていたようだ。いまはやっとの休みで私はテンションが、おかしいほど上がっているのでな。すこし、うん、いやかなりのヤバイ状態になっていたのだよ。……今現在もだがな。

さて、またまた遅れてしまい誠に申し訳ない。いや、本当に…。まさか、年明け早々に投稿予定だったのに、家族の引越しの手伝いや、別に住んでるおばあちゃんの引っ越しの手伝いを叔父と父としたり、アホして事故った友人の見舞いしたり、妹の専門学校行くためのお金稼いだり、今現在お腹に身ごもってる兄の嫁と今年で小6になるその娘さんを私と家族が、兄が仕事でいない間面倒みたり、姉が初めて彼氏を連れてきて父が悲しさとショックのあまり発狂して、あまりの鬱陶しさのあまり母に絞められ気絶させられたりと…………とりあえず波乱万丈な日々を送ってました。うむ。仕事がめんどくさいのです。はい。
まぁ、しばらくは自由だから私としては嬉しい限りだな。……自由って本当に素晴らしぃ

と、言うわけだ。ゆっくりしていってね!




10話 おっきなイッセー!の巻

―イッセー side―

 

次元の狭間からグレートレッドとツバサちゃんとオーフィスと共に抜け出た俺! 抜け出てすぐの光景にど肝を抜かれた!

 

―――どデカい怪獣が目の前にいる!

 

人形だけど、ドラゴンやらライオンやら他の生物のいろんな部位がごちゃ混ぜなキメラみたいな怪獣だ! しかも俺がいま乗ってるグレートレッドよりも大きいぞ!

 

あ! 俺は得心する! あれって、あの擬似空間で誕生した『魔獣創造(アナイアレイション•メーカー)』のでっかいアンチモンスターか! シャルバの野郎が外法とやらで作ったやつだよな!

 

……後方を見やれば遠目に都市部が見える。そうか。このモンスター、あの都市に向かっているんだ。シャルバの野郎がアンチモンスターに込めた呪いってのは冥界の都市を破壊すること! ていうか、あいつの周辺、破壊し尽くされたあとだ。地面に大きなクレーターかま無数に生まれていて、山も森も建物も全部無残に崩壊している。あの空間で生みだされたのはこいつ一体だけじゃなかった。……ここにこの一体ってことはこいつ以外はすでに倒されたか、もしくは他の町を壊しているのか……。嫌な予感がするんだが……っ!

 

なんてやつだ! 本当にろくでもない真の魔王とやらだったな、シャルバの野郎! ぶっ倒して正解でした!

 

って、あの怪獣、どうしたらいいやら……。グレートレッドの背で考え込む俺の視界にグレイフィアさんが映り込んでくる! あらら、グレイフィアさん!……なんだからとんでもないオーラを漂わせる方々と一緒に怪獣と戦ってる……?

 

まさか、あれがサーゼクスさまのルシファー眷属とか……?

 

「……さ、サーゼクスさんの眷属の皆様だ…。うわ〜、こんな所に出ちゃったんだね。……と、言うことは、あの後方の都市はこの冥界の中心都市なのかな?」

 

ツバサちゃんが隣でそう呟く。やっぱりな! それなら合点がいく。すんごい雰囲気とオーラを感じるもん!

 

新選組の羽織みたいなのを着ている侍なお方はサーゼクスさまの『騎士(ナイト)』さんかな?

 

「あ、沖田さんだ」

 

あ、麒麟の炎駒(えんく)さんもいる!

……って、いまなんかすっごく有名な人の名前がツバサちゃんから聞こえた気がするけど。まぁ、いまはいいや、あとで聞こう。

 

『あれは相当な手練ればかりだな……全員尋常じゃない力量の持ち主だ』

 

ドライグが感嘆するよくにいっていた。

だよな。もしかして、あの方々が相手でもあの怪獣に苦戦しているってことか? どう見たって怪獣のほうは目立ったダメージないもんな。あちらの方々もやられているって感じでもないけどさ。

 

つーか、怪獣がこちらに気づいているよ! 六つもある目玉が全部こちらに視線を送ってるし、こっちを認識した途端に敵意をむき出しに指摘やがったぞ! グレートレッドもデカいもんだから目立つのは当然だよな!

 

『…………なんだと? それは本気で言っているのか……?』

 

ん? ドライグが誰かとしゃべってる? どうかしたのか?

 

『……ああ、それは「イッセー、グレートレッドがあいつガン飛ばしてきてムカツクからさっさとあのデカブツ潰すぞ!っていってるよ」……そういうことだ』

 

な、なるほど、赤龍神帝さまの怒りに触れましたか。確かにめっちゃガンつけてきているもんな。案外、グレートレッドもその辺を気にするんだな……。不良高校生ちたいだ。

次元の狭間を泳ぐのが好きって理由もヤンキーがバイクで爆走したいって感情と似ているのかな?……本当に平和的なドラゴンなのか?

 

「失敬だな。私は自分から喧嘩は売らないが売られた喧嘩は買うのだ! だからオーフィスともよく喧嘩していた。それで次元の狭間にいるのはただ私がこの姿で生きていける場所がここだったからいるだけで、別に好き好んでこんなつまらん場所におらん! そんな低俗な輩と一緒にするなよ?小僧……と、グレートレッドが申しております」

 

ツバサちゃんがそう言ってくれた。……そ、そうですか。

 

『それでだな、相棒。グレートレッドが手を貸すから、あのモンスターを倒そうというのだ』

 

などというとんでもないことを、ドライグは口にする!

倒す!? あのでっかいのを!? しかも俺も数に入ってますか!?

 

で、でも、どうやってだよ? グレイフィアさん含むルシファー眷属総出で倒せない相手なんて、さすがに真『女王(クイーン)』の俺でも倒せやしないぞ?

 

中級悪魔の昇格試験後、先生から俺の力を上級悪魔か、それ以上のクラスと比べても遜色がないと称賛された。真『女王(クイーン)』の俺はあの禁手(バランス・ブレイカー)時のサイラオーグさんと互角に打ち込めたほどだ。正直、最上級悪魔の方々と戦ってもいい勝負できると俺も思える。

けど、悪魔のなかでも最強クラスであろうルシファー眷属の皆さまでも倒せないモンスターが相手では俺じゃ絶対に無理!

無茶な注文に嫌な汗が止まらない俺。すると――、オーフィスとツバサちゃんが言う。

 

「大丈夫、ドライグとグレートレッド、合体すればいい。いまのドライグの体、真龍とある意味で同じ。合体できる」

 

「そうそう、オーフィスの言う通りだよイッセー。君のいまの体はグレートレッドの身体の一部からできてるんだ。グレートレッドと合体するということは、君はグレートレッドの元の肉体の一部に戻るだけ。つまり切り離した自分の腕をもう1度くっつけて縫い合わせる様なものさ! 大丈夫!いけるいける! だから心配しないで! 合体に関してはグレートレッドが全部やってくれるからさ。と、言うわけで逝ってこい」

 

ドライグ……俺のことか。たまにどっちかわからなくなるけどさ。―――って、合体!?

俺と……グレートレッドが合体ぃぃぃぃぃっ!? どういうことだよ!? いまの俺の体がグレートレッドの一部を借りて再生されたから、合体できるってのか? んな、バカなことあり得るわけ――。

それとツバサちゃん! そんないい笑顔で親指立てながら言うことじゃないからね!? いくら他人事だからってそんな無責任な……え? 実際他人事だし? いや、そうだけど、そうだけれどもさ? なんか、こう、他にも言うことが……え? ある訳ない? 男ならさっさと逝ってこい って…行ってこいじゃなく、逝ってこいなんだ―――ひどい!? この娘酷いよ! 親の顔が見てみたいぞ!!

え? 両親はもうこの世にいない?………………すっ、すみませんっしたァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!

 

 

冗談なのか、本気なのか、オーフィスとツバサちゃんの言葉に判断つかない俺だが……突如、グレートレッドの体がまばゆく神々しいオーラを発していく!

 

……すげぇ光量だ……! 赤いオーラがこの一帯を赤く赤く染めていく!

 

そして、俺の体もその膨大な赤い光に包まれていった。

 

―side out―

 

―ツバサ side―

 

俺とイッセーが現世に戻ってきて、暫くが過ぎたころ。目の前の巨大なアンチモンスター『豪獣鬼(バンダースナッチ)』にガンをつけられたグレートレッドが怒り、イッセーに力を貸すと言った。それをイッセーに伝えると驚き戸惑っていた。

それで、オーフィスがグレートレッドと合体すればいいと言ってたので俺もそれに乗っかり逝ってこいと言った。まぁ、そのあとその言葉に怒ってきたイッセーだったけれど、それに言い返すと親の顔が見たいと言ってきたので、すでに他界している事を伝えた。暫くの沈黙ののち、惚れ惚れするほどの空中土下座をしてきたのは驚いたね。あんなの光輝兄さんが妻や姉さんたに悪い事を見つかった時くらいしか見たことが無いのですもん。まぁ、そのまま土下座をしてそうな雰囲気出してたから気にしてないよと言って止めさせたけどね。

 

……さて、現実逃避もそろそろやめようか。いま俺の目の前には巨大なイッセーがいる。もう1度言おう。巨大なイッセーがいる! 正確に言えば赤龍帝の鎧を纏った巨大化したイッセーなんだが。それでも、目の前にはグレートレッドと同じ身長の赤龍帝がいる。うん。まるで某光の巨人や、某スーパーなロボットシリーズに出てくる人形巨大ロボのような見た目だ。あと、ファンタジー系、それもF〇のようなファンタジーゲームに出てきそうな鎧の巨大ボスだ。

 

それにしてもイッセーも大変だね。一度死んでから生き返って早々、巨大なモンスターと某怪獣映画の如く巨大化したイッセーとで戦うんだからさ。それにしても転生悪魔になってからたった数ヶ月の間ここまでくるなんてね。誰が予想しようか。しかも、パワーアップの仕方がおっぱいだなんて……人生何が起きるか本当にわからないものね。

 

さてさてさーて、イッセーも頑張ってるようだし。俺もそろそろ、のんびりしていないで平和のために動くとしますかね。




今回は話数はいつもよりは少ないです! ですが、いますでに作り始めている小説のためです。早くて明日、遅くても明後日には投稿させたいなぁ。

さて、次回は久しぶりに書くバトル回です! 書けるか心配ですが頑張ります!

それでは皆さま、ばいばーい!

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