巻かなかった俺の話   作:fftghy

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遅れてしまったー\(゜ロ\)(/ロ゜)/


今回も文字数が少なくて申し訳ないですm(_ _)m

感想くれたら書く意欲もわくんだけどなぁ~


第10話

さぁって、あの後無事に石と人口精霊なる物をゲットし、帰還を果たした

 

とは言っても夢の中の話だから、紫陽花は眠ったままだ

 

ちょっと夢を出る時、紫陽花の夢を覗き見たが・・・・俺が一杯だった

 

・・・・ここは人形が夢見るのか?と突っ込んでおこう

 

 

 

 

さて、ローザミスティカを入れた

 

ネジおk

 

防御態勢おk

 

イザッ!

 

―カチャカチャ・・・キリキリリリリリ、キリリリリリ×数回

 

 

 

―パチリ

 

「お前、巻かなかったジュンね」

 

「お前は真紅であってるな?」

 

最初の会話がこれである。ヤレヤレ

 

真紅は俺の質問には答えずに、この部屋をうろうろする

 

どうやらこの部屋が、過去の俺の部屋と違っていることに少なからず、違和感を感じているらしい

 

「下僕には勿体ないくらいの部屋ね」

 

下僕って俺の事か?紫陽花が寝ててよかった。起きてたらコイツ、今頃ジャンクだぞ

 

ジャンクどころかジャンクの工程すっ飛ばして衣服にリサイクルされてるぞ絶対

 

「っ!!ジュン!!私がここに来て何日経ったのかしらっ!」

 

「4日」

 

「・・・そ、そんな。7日しか時間がないというのに・・・」

 

一週間・・・・真紅とやらを作る依頼が未来から来たことから、この期限はなにかしらのタイムリミットだと考えられる

 

だとすると、この真紅の焦燥感を見ると・・・・こっちの世界に存在できる期間だと推測出来るな

 

「ジュンっ!!どうしてもっと早く作れなかったの!!」

 

「素人に速さを求めるな」

 

「うぐっ・・・そうなのだわ。いくらまかなかったジュンでも・・・」

 

そこで気づいて欲しい、素人と言ったのにたったの4日で完成したことを

 

素人だったら1か月でも完成しないぞ普通

 

「ま、まぁいいわ。とりあえずホーリエから話は聞いたわ。ご苦労だったわね」

 

「ホーリエ・・・・」

 

たしか俺が拾ってきた、人工精霊とか言うアレの事か

 

アレとは空中をフヨフヨと飛んでいるハエのうような何かである

 

「そう、この子が私の人工精霊。 まいたジュンから送った救援はこの子の事。もっとも途中で迷子になってしまったようだけど」

 

「あーそういやぁ過去の俺からメールこねぇなぁ」

 

「それはきっと雪華綺晶に妨害されているのね」

 

「ふーん」

 

「雪華綺晶の暗躍で、私達姉妹のほとんどが囚われてしまった」

 

「相当な切れ者だな」

 

「私の知る限りでは、蒼星石と雛苺はアリスゲームをリタイアしている」

 

(ん?雛苺?俺、その身体作ったぞ?わざわざローゼンに似せてまで作ったのに、リタイアしてるんだったら先に言って欲しい。完成しちまったぞ・・・・ちょっと手を加えれば・・・面白くなりそうだな)

 

「そして、この真紅も・・。水銀燈と翠星石は「nのフィールド」に閉じ込められたまま」

 

「お前も閉じ込められてんの?ここに居るのに?」

 

「そうよ、これは仮の器。いわば緊急避難用というやつね。本物の私はここにいない。ホーリエがローザミスティカを持ってこの器に適合させてくれたのよ」

 

「へぇ」

 

「でも不思議と力が溢れてくるわ。前の身体よりも・・・・・ジュン、手を見せなさい」

 

「ほい」

 

「・・・・・・・これは・・・、過去のジュンよりも・・・・でも、何も感じない」

 

「もういいか?」

 

「え、えぇ大丈夫よ」

 

少し焦ってるように見えるな。多分、過去の俺と未来の俺の共通するところが手に見られなかったことで、何かしらの思惑がそれたのか?

 

 

 

―ティン

 

 

 

なんか風鈴が鳴ったような音がしたな

 

「・・・まさか・・・・・」

 

真紅が走って部屋にある姿鏡の前に行き、立ち止まる

 

恐らく新しいローゼンメイデンが来るんだろう、黒い闇を纏った・・・とか痛い発言をしてみる

 

鏡から黒い羽が舞って、その人形は姿を現した

 

「驚いたわね。貴方が現れるなんて――

     薔薇乙女 第1ドール 水銀燈」

 

「あら、そんな姿で言われてもなぁんとも思わないわーー

           真紅」

 

これがローゼンが最初に作った作品か

 

品があるのか、ないのか・・

 

確か未完成なんだっけ?

 

「で、そっち・・・・・・・が・・・―――…・・・・」

 

その最初の作品が俺を見てくる

 

なんか、信じられないものを見た顔をしてるぞ

 

「ま、まさか・・・でもそんなはずはないわ・・・だって」

 

チラリとこっちを見てくるが俺はそんなのにわざわざ付き合うほど、この状況に適応していない

 

『なぁなぁ真紅、あの黒いのはローゼンの最初の作品でいいのか?』

 

『作品なんて呼ばないで頂戴!そうよ、第一ドールの水銀燈よ』

 

『なんで俺の所に?』

 

『私が知ってるはずがないでしょう?』

 

「(まぁいいわ。本人に聞けばいいし)あいかわらず美しくないわねぇ、真紅」

 

「余計なお世話だわ。それよりも何故あなたまで此処に?」

 

「あははは、私が素直に教えると思う?醜い子ブタの真紅ぅ?」

 

「・・・・はしたない小鳥の囀りのようね。ピーチク、パーチク」

 

 

 

 

「「カッチン)・・・・・なんですってぇー!?」」

 

 




これから少しずつオリジナル展開に持っていく・・・・予定

いやプロットなんて書いても、この原作だけはなんか無駄な気がして書いてない

頭の中ではどんな展開にしようか思い描いているけど、所詮は記憶してるだけであって、毎回思ってるのと違ってくるから、困った物ね


漫画代を無駄にしないためにも頑張って書く<(`^´)>

※誤字修正しました
深紅→真紅

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