魔法少女リリカルなのは Goddess Was Fallen   作:ルル・ヨザミ

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ふおおお、星杯組みたいけど唐突にディフォーマー組みたくもなってきた…。
どうも鳳来です。今日の投稿は少し忘れていたので遅いです。すみません。


第7話 今後

どうしよう…。はやてがインターホン出てくれない。シャマルさんもザフィーラも居ないのかな?そんなことないと思うんだけど…。やっぱり皆落ち込んでたりするのかな。

「すみませーん、はやてさんいらっしゃいますかー?」

取りあえず、大声で家に向かって話しかけてみるけど…来るかな?あ、名前も言った方がいいかな。

「フェイトでーす。誰か居ませんかー?」

どうかな…。まだかな…。

するとはやての家のドアがガチャッと音を立てて、重々しく開いた。

「フェイトちゃんか…?よかった…なのはちゃんやったらどないしよ思ったわ…」

「はやて…」

「あっ、ごめんな、フェイトちゃんも怖い思いしたんやもんね…」

はやての顔は最後に見た時の笑顔は無くて、憔悴しきった、どう見たって普通の状態ではなかった。やはり家族2人を目の前で痛めつけられ、連れ去られたのは精神的にかなりのダメージだったのだろう…。

「ううん、私は大丈夫だよ…、それよりはやての方が…」

「と、取りあえず中入って?話はそれからや」

「うん、お邪魔します」

や、やっと家は入れた…。シャマルさんとザフィーラは奥にいるのかな。はやては辛いだろうけどこれからの事、話さなきゃだよね。

「フェイトちゃんは、もう気持ちの整理できたん…?」

「え、ああ…まあ一応ね」

「そっか…流石やね、私はまだやわ…全然気持ちが落ち着かないんよ…、きっとなのはちゃんも異常事態だったのはわかってはいるんやけど…どうしてもヴィータの怯えた顔と泣き声、シグナムの怒号が頭から離れないんよ…」

やっぱり、はやての精神的ダメージは計り知れないものだ。…無理になのはとの闘いに向けての話をしなくてもいいかもしれないな。

「ところで、フェイトちゃんはなんか用があったんか?」

「まあね、でも無理にはやてとしなくてもいいかなって、はやての気持ちの整理の方が大切だからね」

「ありがとう…でも気にしなくても大丈夫やよ?いつかはちゃんとしないとやしなぁ…」

「はやて…一応知ってるかもだけど今なのはの行方は分からないんだ、もちろん連れて行かれた2人もね」

「居場所がわからないんか…」

「うん、全く管理局のサーチに掛からないらしくて、でもエイミィがきっと見つけてくれるよ」

「そうやね、でも一体なのはちゃんに何があったんやろ」

「うん、追いかけてたら突然黒い球体に包まれて…」

「そういえばあの球体も何やったんやろあれに包まれた後になのはちゃんがおかしくなったんよね」

「確かに、あれが何かわかればなのはの暴走の理由も必然的にわかるよね」

「まあ、そんな早くわかったら苦労せんけどなぁ…」

そう言ってはやてはリビングの天井を見上げる。

しばらく沈黙が続く、私もだろうけどはやてはさっきほどではないけど疲れた顔をしている。…あれ?そういえばシャマルさんとザフィーラが居ないな…2階かな、にしては静かだな…。

「はやて、シャマルさんとザフィーラはどこに…?」

「ああ、シャマルとザフィーラは別の任務で居ないんよ、しかもしばらく家を空ける感じの任務で…」

「えぇ!?じゃ、じゃあすぐに戻れない感じなのかな?」

「みたいやねぇ~」

そう言っているはやての目は怯えと寂しさが入り混じっていた…。

頭から離れない景色と静かな家。これじゃあどうしても中々気持ちの整理がつかないのもしょうがないのかもしれない。

何かできることないかな…。

「な、何か私にできることないかな…?」

「えー?別に大丈夫やよー?」

「そ、そっか…」

ち、違う。こういうんじゃない。私が想像してたのと違う!どうにかして少しでもはやての心を前向きにしないと…。

どうしよう…。

 

そんな風に考えているとバルディッシュが突然警告音を鳴らし、こう言った。

 

《I FEEL VERY STRONG MAGICAL POWER WITHIN 5Km RADIUS》

(半径5㎞以内にとても強い魔力を感じます)




だいぶ短くなってしまったと思いますが、次回はもう少し頑張ろうと思います。
果たして強い魔力とは何なのか、次回また。

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