魔法少女リリカルなのは Goddess Was Fallen   作:ルル・ヨザミ

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どうも、鳳来です。
第1話見直してみるとあの、すれ違いのシーンは無理があったかな…と反省しております。
なので、次からは気を付けていこうと思います。
あと、この話からサブタイつきました。

では第2話もよろしくお願いします。


第2話 堕つ

今日の放課後に私とアリサとすずかそして、はやてとで早退したなのはのお見舞いに行くことにしました。

 

「何か持っていったほうがいいかな」

 

「なのはが好きな緑茶でいいんじゃない?」

 

「アリサそんな適当に…」

 

「まあ、ええんやないの?緑茶で」

 

「じゃあ、緑茶にしようか」

 

緑茶はなぜかアリサが凝りだして玉露になりました…しゅ、出費が…。

 

「緑茶も買ったし!さ、なのはの家に行きましょー」

 

「アリサちゃんが一番時間かかったんやけどな」

 

「い、いいじゃない!どうせ買うならいい物を、よ!」

 

「お、お金を払ったのは私だよアリサ…」

 

「フェイトちゃんお金大丈夫?」

 

「な、なのはのためだと思えば…いける!」

 

「たくましいな~」

 

などと話しながら私達4人はなのはの家に向かっていきました。

そして、スーパーから10分程でなのはの家に着きました。

 

「さてと、着いたしインターホン押すわよー」

 

「いちいち言わんでもええよ~」

 

「き、気分よ!」

 

「早く行こう?」

 

「アリサちゃーん」

 

「はいはい」

 

ピンポーンというよく聞く音が鳴りました。

ドアを開けて出てきたのはなのはのお母さんの桃子さんでした。

 

「あら…皆来てくれたのね~、ありがとう」

 

「いえ、ただ心配だったので」

 

とすずかが返事をする。

 

「これ、お見舞いの緑茶です!」

 

とアリサが桃子さんに緑茶を渡す。

 

「なのはちゃんどうしたんですか?」

 

とはやてがなのはの事を聞く。

しかしその時、後ろの塀をよじ登り家の外に出ていくなのはの姿が私の目に飛び込んできた。

 

「あ、あれ…なの…は?」

 

「え?あ!ほんとだ!」

 

「な、なんであんな事してるんや!?」

 

「ちょっとー!なのはー!」

 

3人とも気づいたようだ。

 

「わ、私追いかける!」

 

「私もや!」

 

「私も!」

 

「ええ!?私も―!」

 

と、4人でなのはを、追いかける。

 

なのはは確か運動が苦手だったはず!

4人ともそう思い走っていたのですがなのはのスピードは全く衰えず、むしろ早くなっていってる気が…。

 

 

―NANOHA SIDE―

 

…。

静かな家にインターホンの聞きなれた音が響く。

 

誰だろう…。

そういうなのはの目には光が無かった。

 

外を覗くとそこには母と話す、フェイトちゃん、はやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんがいました。

 

「!?…なんで…」

 

まさか…家にまで来て、イジメるつもりなのかな…

 

背筋が凍る…。

 

…逃げなきゃ…!

 

そして私は、急いで、家の裏口から出て、塀をよじ登り外に出ました。

 

「……な…のは?…」

 

どうやら、フェイトちゃんに見つかってしまったようです…。

誰に話すでもなく、心で今の自分を実況する。

 

不思議と疲れが出てこない…さっきまで寝てたからだろうか。

 

追いかけてくる4人の顔がとても怖い…まるで私…なのはを食べてしまいそうで…。

そんな事、人にできないのはわかってるけれど、そう…思った…。

 

ーナンデニゲルー

 

!?頭の中でいきなり声がした

 

「誰かが…念話してきてるのかな…」

 

少なくとも、フェイトちゃんとはやてちゃんの声ではなかった。

 

で、だれ…、

 

ーナンデニゲル、ジブンハワルクナイノニー

 

え、どういう…意味…?

 

ーアイツラガイジメテクルナラ、ヤリカエセー

 

やり…返す…。

 

ーソウダ、ヤツラヨリモオオキナチカラデー

 

大ナちカら…

 

ー解放セヨー

 

カイ…ほウ…

 

その瞬間私の体ハ光だシた。

 

―SIDE OUT―

 

私達は目の前で何が起こってるか全く理解できなかった。

 

なのはの体が急に光りだし球体に身を包んだのだ。

 

「なのは!」

 

私は思わず叫んでなのはを包んだ球体に触ってしまった。

 

「!?っつ!」

 

「フェイトちゃん!」

はやてから下がってと念話で指示される。

 

でもっ…

 

「バルディッシュ!!」

 

≪YES.SIR≫

 

バリアジャケットを、着て球体を攻撃しようとした瞬間―

 

一筋の閃光がすずかの胸に突き刺さる。

 

「え…す…ずか…」

 

皆突然の事に動揺が隠せないようだ…かくいう私もだが…。

 

そして球体が卵の殻の様に割れていく。

中から出てきたのは、いつもの様な純白のバリアジャケットとは正反対の…漆黒のバリアジャケットに身を包んだ高町なのはの姿だった…。

 

「…見ィつけたぁ…」

 

to be continued…




最後まで読んで下さった方ありがとうございます。

書いてる途中で思ったのですが…1話にもサブタイ付けることにしました。
流石に一つだけないのは切ないので。

そして本編ではこのストーリーの主軸である
なのは闇堕ち
ができました!
これからの展開も頑張ります!

ご指摘や、おかしな所があったら教えて下さい!
今後の参考にしますので。

では、また次回に


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