ISGジェネレーション   作:京勇樹

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ソレスタル・ビーイング2

チームトリニティは、アジトを人革連GNーX部隊が襲撃

アジトを喪失

その後も人革連GNーX部隊の追撃を受けて、徐々に消耗

チームトリニティはエージェントに宇宙に上がる支援を打診し、更に後退

ある森に隠れていた時、チームトリニティの下にある男が向かった

その男は、アリー・アル・サーシェス

戦争に生き甲斐を見いだしている男だ

その男により、ミハエルが射殺

ガンダムスローネ・ツヴァイが奪取され、ガンダムスローネ・アインが撃破された

ガンダムスローネ・ドライはエクシア

刹那・F・セイエイの介入により、無事だった

 

「アリー・アル・サーシェス……こいつは正しく、戦争狂いだ」

 

「こいつ、札付きでな……KPSAというテロ組織の指導者をやって、少年兵を作り上げ、自爆テロをさせたりした」

 

「その後は、ある国の民間軍事企業に所属し、様々な紛争に参加したらしい」

 

三人がそう言うと、何人かが憤った表情で

 

「本当に、ただの戦争狂いじゃない!」

 

「危険過ぎる男だ……」

 

と口々に言っていた

そして刹那が地上から宇宙に上がっている間に、チームプトレマイオスは国連軍の襲撃を受けた

その数は、約三十機

その数のGNーXがプトレマイオスに襲撃してきた

プトレマイオスは迎撃を開始

国連軍の戦力の中には、ガンダムスローネ・ツヴァイも混じっていた

そして、アリー・アル・サーシェスはデュナメスのパイロット

ロックオン・ストラトスにとっては、家族の仇だった

アリー・アル・サーシェスが指導して行わせた、アイルランドでの自爆テロ

その自爆テロにより、ロックオン・ストラトス

ニール・ディランディの両親と妹が、死亡したのである

ニール・ディランディが生き残ったのは、ほんの偶然だった

そんなニールにとって、アリー・アル・サーシェスは憎むべき敵だった

だがニールは、少し前に起きた戦闘により負傷

本来は、出撃出来るレベルではなかった

しかし、無理を押して出撃

デュナメスに増加装備を装着しての出撃だった

それによる圧倒的火力を展開し、ニールは敵艦隊に突撃した

その時に、アリー・アル・サーシェスと交戦開始

増加装備は破損によりパージ

そして、この戦いがニールの最後の戦いだった

ニールは当初、アリー・アル・サーシェスとなんとか戦えていた

しかし、一機のGNーXの介入により、右目が見えないことが露呈

その隙を突かれて、デュナメスは大破

ニールも更に負傷した

その後ニールは、機体をハロに任せて機体から脱出

機体からスコープ型トリガーを持ち出し、パージした増加装備のビームキャノンに接続すると、現れたアリー・アル・サーシェスを狙い砲撃

まさかそんな反撃がされるとは予想してなかったらしく、ガンダムスローネ・ツヴァイは大破

しかし、最後に放ったビームがキャノンに直撃

ニールは、帰らぬ人になった

そのタイミングで、刹那が宇宙に帰還

ニールの死を悲しんだ

この時、国連軍は補充を受けていた

その補充の中に、GNドライヴを複数搭載した機体

MAがあった

そのMA、アルバトーレこそが、ソレスタル・ビーイングの裏切り者が操る機体だった

そして、再び国連による攻撃が始まった

その戦いは、プトレマイオスにとって過酷だった

プトレマイオスは最早、満足な補充や整備を受けられなかった

だがそれでも、プトレマイオスは最後まで戦い続けた

キュリオスのパイロット

アレルヤ・ハプティズム

彼は、人革連の強化人間

超兵だった

そして、この時戦っていた相手もまた、同じ超兵だった

その超兵は、アレルヤにとって大事な人だった

しかしアレルヤは、撃墜されるまで気付かなかった

そしてアレルヤは、この戦いの後に数年間にわたり牢獄に幽閉されることになる

ガンダムヴァーチェ改め、ガンダムナドレのパイロット

ティエリア・アーデは、自身を導いてくれたニールのために、最後まで戦った

彼は、少し特殊だった

プトレマイオスの中でも、殊更イオリア計画に邁進していた

その様子は、どこか機械的にすら思えた

だがそんな彼も、ニールや刹那、アレルヤ、プトレマイオスクルーと接してく内に人間らしくなっていた

そして、ニールが死んだ時はプトレマイオスから離れていた刹那に怒った

だが、刹那の言葉で最後まで戦うことを決意

国連軍と戦い続けた

そして、機体が大破した後はGNドライヴを射出

仲間に未来を託し、時を待った

そして、刹那

彼は、アリー・アル・サーシェスによって少年兵に仕立てあげられ、本当はクルジスで死ぬはずだった

しかし、ガンダムに助けられ、数年後にエクシアのパイロットとなった

紛争を根絶するために

そんな彼にとって、神の居ないこの世界でガンダムは神格化されていた

そんな彼は、紛争根絶を成すために戦い続けた

自身の生きてきた意味を探して

そして、この戦いの最中に一人、また一人と仲間達が倒れていった

未来のために、戦って

そして刹那は、アルバトーレと交戦

アルバトーレ並びに、中のコア機体

アルバアロンと交戦、撃破に成功

更にその後に、自分達の介入によって歪んだパイロット

グラハム・エーカーと交戦

互いに、撃墜となり行方を眩ませた

この後、国連軍は再編成されて地球連合となった

これにより、世界は平和になった

筈だった

約四年後に、再び介入者達は動き出す

自分達のせいで歪んでしまった世界を、正すために


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