銀翼の鴉と黒の剣士   作:春華

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「無茶を言ってるのはわかってます!ですがどうか…!」

「…ダイブ先は何が起きているのかわからない。それでも、いくのかい?内部の人達に任せることも…」

「それじゃあダメなんだッ!」

「…菊岡、現場指揮をお願いできるかしら?」

「それは構わないが…ま、まさかあなたも行くのですか?…それは駄目だ!今は安定しているが中で何が起きるか…彼に並ぶ頭脳を持つあなたを危険な目に合わせることは認められない!」

「そこは安心してちょうだい。あなたが寄越した優秀な護衛がいるので」

「ぐっ、そ、それを言われると痛いな…くれぐれも無茶だけはしないでくださいよ…!只でさえ上からせっつかれてるんですから…!」

「スパシーバ!それじゃあ行きましょう!歌姫を助けに!」

「…っ、ああ!!」


 
           ーーーどこかの会話記録




第五十六話:ゼロフィル

 「うーむ……」

 

 「そんなに唸ってどうしたのさキリト」

 

 「え、声に出てたか…?すまん」

 

 困惑の表情を見せながら問いかけるユージオにそう返した俺は、後ろを歩く女性に視線を向ける。

 視線の先はユナ……ではなくアリスである。

 

 彼女の様子を見る限り、未だ俺達と会っていない頃であるようだが、出会い方が違うとこうも変わってくるのかと疑問が半分と、何故彼女までこの場所にいるのかという疑問が頭をぐるぐると回っているのだ。

 

 俺という存在自体、量子コンピュータを経由したデータ通信が引き起こした現象で生まれたモノなのだが、こうも知り合いばかりが巻き込まれるのはどうなのか。

 

 「…俺、疫病神か何かなのか…?」

 

 ゲームを純粋なゲームとして楽しむことができていたのはSAOのβテストと新生アインクラッドが追加されたALOくらいなのではないかと考えると、つい溜め息が出てしまう。

 

 …いや、新生ALOも途中から《ユナイタル・リング》関連によるゴタゴタで純粋なゲームじゃなくなっていたな…。

 

 

 「……キリト?どうかしましたか?」

 

 「…!な、何でもないぞ?」

 

 見つめられていたのに気づいたのだろう。アリスが問いかけてきたので思わずそう返すと、それを聞いたユナが突然ニヤリとした表情を見せる。

 

 「キリトはアリスが綺麗で気になってるみたいだよ?」

 

 「あ、おい!!」

 

 慌てて止めるが時すでに遅し。ユナの冗談を聞いたアリスはその青い目をぱちくりとさせた後、んんっと咳払いを一つ。

 

 「…今回は非常時ですから流しますが、私は整合騎士です。そのようなことに現を抜かす立場ではありません」

 

 「あらら…フラれちゃったねぇ」

 

 「…さいですか」

 

 俺が知るよりも一回り真面目さを醸し出しているアリスに何となくやりづらさを感じながらもマップに視線を移す。

 あの黒いもやに飲み込まれた後、俺は一人でこのマップに放り出されていた。

 直ぐにユージオ達と合流をしたかったのだが、一人になったことで色々と考えたかったことが多かったので敢えて合流を先伸ばしにしていたのは事実だ。

 

 そのお陰ではないが今向かっている出口に繋がるであろう場所などを見つけることができたので、合流が遅くなったことについては小言を言われるだけで済んだので助かった。

 

 ALOであって俺の知らない場所であるこの場所は、ペルソナ・ヴァベルの心意による影響で過去と未来、そして平行世界が交わった特殊なVR空間だ。

 ユージオと共にこんなところに飛ばされた記憶は俺には無いし、もしアリスと会っていたなら彼女もノーランガルス修剣学院で俺達に気づく筈だ。

 

 つまりは俺の知っている歴史とユージオ達がいる歴史は違うことになる。

 此処で下手なことを言って彼らが元の場所に戻った時、何が起きるのか俺にはわからない。

 目の前にいるアリスはユージオが探していたアリスであり、セントラル・カセドラルの最高司祭に記憶を奪われ傀儡となっているなんて伝えても、そんな突拍子の無い言葉を信じるどころか、逆に俺が虚言を言っていると流されるか、不敬罪か何かでアリスに斬られる。…多分。

 

 「騎士アリス」

 

 「何ですか?ユージオ」

 

 そんなことを考えていると、ユージオがアリスに声をかける。

 彼は何度か迷う素振りを見せるが、やがて覚悟を決めたような表情で口を開いた。

 

 「アリス…《アリス・ツーベルク》という名前に聞き覚えは無いでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 「アリスーーーツーベルク?」

 

 ユージオの言葉を聞いたアリスはその名前を反復すると、一度眉をひそめる。

 何か頭の片隅に引っ掛かっているような、そんな感覚を覚えながらも彼女は首を横に振る。

 

 「…いいえ、すみませんが記憶にありません。何故そのような質問を?」

 

 「そ、それは…」

 

 「それは七年前にユージオと共に暮らしていた幼馴染が当時の整合騎士に連れていかれたからなんだ。あんた達、整合騎士がいるセントラル・カセドラルに」

 

 言葉が詰まるユージオの言葉を引き継ぐようにそう答えたキリトに、アリスの表情はいよいよ固くなる。

 

 「連れていかれた…と言うことはその…何か罪になるようなことをしたのでしょうか?」

 

 「そんな大騒ぎすることじゃなかったんだ…アリスはただ、ダークテリトリーの地面に片手をついてしまっただけなんだ。それだけなのに、彼女は整合騎士の飛竜にくくりつけられて…」

 

 アリスの質問に静かに返すユージオの声は震えていて、その拳は悔しさと怒りで強く握られていた。

 思わずキリトに視線を向け、頷きを返されたアリスは、言葉を選びながらもユージオに声をかける。

 

 「…ダークテリトリーへの侵入は、重大な禁忌目録違反です。…例えそれが、年端もいかぬ少女でも…ですが…」

 

 一度言葉を切りながらも、困惑は隠せないのだろう。

 短い共闘であるがユージオが嘘を言う人とは到底思えないと判断しているアリスは、しかし確認するように言葉を続ける。

 

 「本当…なのですか?私は整合騎士としては新参者です。ですが小父様…私が知る整合騎士達がそのようなことをするとは…」

 

 「普通ならしないだろうさ。…ただ連れ去られた少女は罪人として報告されている。騎士アリス。あんたも俺達が禁忌目録違反した罪人だとしたら、このように話すことも無かっただろう?」

 

 キリトの言葉にアリスは返す言葉が見つからず、視線を落とす。

 彼の言っている言葉は確かにそうだ。罪人にかける情などはない。整合騎士は人界を守護する騎士だからだ。

 

 「…わかりました。無事に元の場所に戻れたら、最高司祭様に掛け合ってみます。人界の者達と関わりを持つのは本来は避けるべき事ですが、あの方も分かってくれる筈…」

 

 「最高司祭様…ね。…良かったなユージオ、思ったより早く手掛かりが掴めそうだぞ」

 

 「……ありがとう、ございます」

 

 笑顔を浮かべながらユージオの肩を叩くキリトとは裏腹に、ユージオの表情は浮かない。

 それはそうだ。彼からすれば目の前の女性こそ自分が探していた《アリス》と瓜二つなのだから。

 しかし先ほどの質問は否定され、カセドラルの最高権力者に話を通してくれると言われてしまえば、これ以上追求することはできなかった。

 

 「…しかし《アリス》…と言いましたか。私と同じ名前を持つ罪人の名前は聞いたことも…。戻ったら小父様…もしくはイーディス殿にも聞いてみますか…」

 

 「イーディス殿…?」

 

 「私と同じ整合騎士です。私よりも整合騎士として長い者達ならあるいは知っているかもしれませんからね」

 

 「…また知らない名前が出てきたな…」

 

 ぼそぼそと小声で呟くキリトを横目で見ながら、ユージオは立ち止まると、アリスに向かって頭を下げる。

 

 「度重なる心遣い、感謝します。騎士アリス」

 

 「気にしないでください。助けて頂いた恩を返しているだけですから」

 

 アリスはそう答えると、先に進みましょうと歩き始める。

 整合騎士アリス・シンセシス・サーティの姿は明らかに自分の知っているアリス・ツーベルクその者だ。

 だがその立ち振舞いや性格が記憶の中の少女と一致しない。

 

 「…なあユージオ」

 

 「アリスなんだ…彼女がアリスの筈なんだよキリト…。どうして覚えていないんだ…」

 

 俯きながら肩を震わせるユージオの肩を叩きながら、キリトは彼を励ます。

 

 「…もし彼女が本物のアリスなら、お前のことを覚えている筈だ。多分…罪人として連れていかれた時に何かされたんじゃないか?」

 

 「…でも、人の記憶に干渉する神聖術なんて聞いたことも…」

 

 「公理教会だぜ?俺たちが知らないことも沢山知っていんだろうさ」

 

 それにさ、とキリトは付け加える。

 

 「どんな結果になったとしても俺達のやることは変わらないだろ?アリスを連れ戻す。それだけだ」

 

 「……そうか…そうだよね」

 

 キリトの言葉を受けたユージオはようやく笑顔を見せると、腰に吊り下げている青薔薇の剣に手を当てる。

 そんなユージオの様子に頷いたキリトは、もう一度彼の肩を叩くと、また歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 「…ここかいキリト?」

 

 「ああ…」

 

 確認するようなユージオの声に頷きを返した俺は、目の前にある操作盤のようなものの表面を撫でる。

 一人でダンジョンに落とされた俺が見つけたのはこれである。

 明らかに見覚えのある形状のそれは紛れもなくシステムコンソールである。ここから脱出するために管理者などが用意したのだろう。

 俺が最初に触ったときは反応すらしなかったその文字盤は光輝いており、先程のボスを倒したことで操作ができるようになっているのがわかる。

 

 一先ず安堵のため息をついた俺は、ここから脱出するためにコンソールを操作していく。

 

 「《無限変遷の迷宮区からの脱出》…あったぞこれだ!」

 

 「よもや本当に脱出できるとは…」

 

 「すごいやキリト!どうやって動かしたんだい?」

 

 「いやあ…適当に触っただけさ…っと」

 

 ユージオに苦笑いで返した俺は処理の実行を行うために表示された《YES》のボタンをタッチ。

 するとコンソールを中心に光の輪が広がり始めた。

 

 「そう言えばどこに戻れるのかな?」

 

 「一先ずはさっきの街…ラインに戻れるみたいだ」

 

 「戻ったらどうしようか?」

 

 ユナの言葉に俺はううむ、と考え込む。

 正直この世界に対する情報が少なすぎる。ユナのお陰でペルソナ・ヴァベルがいる場所には行けたが、またこの場所に放り込まれれば二度手間になる。

 何か奴に繋がることは無いだろうか?

 黒髪に仮面をつけた謎の少女…

 

 

 『…妖精は物覚えが悪いようだな』

 

 『知れたこと…貴様の大切な娘を奪った敵が目の前にいるのだぞ?』

 

 

 

 「…ちょっと待てよ?」

 

 思い返すのは奴に出会ったときの会話だ。

 やつは俺のことを知っているような発言をしていたが、俺は会ったことなどない。

 そもそもあそこが初対面だった筈なのに。

 

 「……さっきペルソナ・ヴァベルに会った時、あいつは俺のことを知っている様子だった」

 

 「…それは僕も気になっていたんだ。あの人と会ったことはあるのかい?」

 

 「…いや、多分誰かと勘違いしているんだと思う。そうなると勘違いした誰かがどこかにいる筈なんだ」

 

 「王の虚像とか何とかって言ってたもんね」

 

 ユナの言葉に俺は頷くと、再び考えを巡らせる。

 ここがALOであることと、ヴァベルの言葉、そして奴の口から放たれたユイの名前。

 恐らく奴と出会っていたのはーーーーー。

 

 「…つまり、ペルソナ・ヴァベルと敵対している者が存在しているということでしょうか」

 

 「もしそうなら僕達の知らないことも知っているかもしれない…。キリト、探してみよう」

 

 「…ああ、ラインで情報を集めよう」

 

 そうと決まればとユージオとアリスはコンソールを操作して先にラインへ向かった。

 

 「…いつまで隠すつもり?」

 

 コンソールを操作していた指を止めた俺は、ゆっくりとユナの方向を向く。

 彼女はアインを抱き抱えながらも、真剣な表情で俺を見つめていた。

 

 「…ユージオ、キミと知り合いなんだよね?多分気づいてると思うよ」

 

 何に気づいているかなんてわかっている。

 ユージオは賢い。さっきまでのやりとりで俺の記憶が戻っていることには薄々気づいているだろう。

 

 「…わかってる。だけど……」

 

 だけど、ユージオは俺と鍛練している際に影のようなモノに飲まれたと話していた。

 ここで俺が全てを話してしまえば、もとの世界に戻った時に共に飲み込まれた『キリト』との関係がどうなるかがわからない。

 

 …いや、そう言って俺は理由をつけてユージオに真実を告げることから逃げているのだろう。

 アンダーワールドにてアドミニストレータに俺の出自を問いかけられた時まで、俺は彼に本当のことを隠し続けていたのだから。

 あの時のユージオの表情は驚きに満ちていた。信じてほしいという一心で、俺はユージオに視線を移すことしかできなかったが、彼の優しさに甘えていたのは事実だ。

 

 「…私は、エー君に会えたら全部言うよ。私は重村悠那だけど、ユナだって」

 

 そう言うとユナはコンソールを操作し、ラインへ移動した。

 迷宮区に残された俺は、先程の会話を思い返しながらもコンソールの操作を行う。

 

 「…ユージオ……」

 

 もう会うことはないと思っていた相棒はあのときのままで、これから待ち受けていることを知らないのだろう。

 

 「…俺は……っ」

 

 答えが出ないまま俺はコンソールを操作し、慣れ親しんだ転移の感覚に身を任せる。

 ヴァベルが見間違えた存在が俺の想像通りであれば、この世界の攻略に繋がると確信できる。

 だがその存在に接触するための心構えを俺は持っていなかった。

 

 以前ハルユキと話してしまっただけであそこまで取り乱してしまう程に、元の世界の存在達は俺の心を縛り続けている。

 思い出の中の仲間達は心の中にいても、決して出会える訳ではないのだから。

 

 「ーーー遅いぞ相棒、何してたんだい?」

 

 「悪いユージオ、少し考え事をしててさ」

 

 「…まあいいけど。それより聞いてよ、早速この世界のことを知ってそうな人に会えたんだ!!」

 

 「ーーそれは良かった!どんな人「ーーーキリトくん?」」

 

 転移を終えた先で嬉しそうに話しかけるユージオに答えようとした俺の耳に、ある声が響いた。

 忘れようとも忘れられない、大切な人の声。

 

 それはそうだ。

 ヴァベルの引き起こした事件によって娘を奪われた妖精(キリト)がいるのなら、彼女は必ず傍にいるのが道理である。

 

 水色の装備に身を包み、その色と同じような長い髪をなびかせこちらを見つめる女性の腰には、彼女の旅を助けたであろう細剣が吊り下げられている。

 

 「ユージオ…さんが言っていた仲間ってキリトくんのこと?…あれ?でもキリトくん、今はフィールドに出てて…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アス、ナ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 震える声で言葉を紡いだ。

 思考が定まらない。

 

 

 彼女を抱き締めたい。ーーー彼女は違う。

 

 一度落ち着こう。ーーー落ち着ける訳がない。

 

 「キリトーー?どうしたんだい!?キリトっ!」

 

 「ユー、ジオ」

 

 焦ったように声をかけるユージオを見て、余計思考が混乱を始める。

 

 ユージオはここにいる。ーーーユージオは死んだ。

 

 俺はALOをプレイしている。ーーー俺がプレイしているのはBBだ。

 

 何が本当なのかわからない俺はアスナ達と離れていてユージオはもういなくてでも二人とも目の前にいてそもそも俺はーーー

 

 「俺、はーー」

 

 息ができない。ーーーアバターは息をしない。

 

 俺はキリトだ。ーーー俺は桐ヶ谷和人だ。

 

 俺は桐ヶ谷和人だ。ーーー俺は桐ヶ谷和人なのか?

 

 多くの考えが頭の中に広がる。

 

 『キリトくん』

 

 思い出の中のアスナが俺の名前を呼ぶ。

 

 目の前のアスナは俺のアスナではない。

 

 なのにその声は、その顔は全く一緒で。

 

 思考をする度に、その思考が否定される。

 

 思考して思考して思考して思考してーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 「あ」

 

 

 

 

 プツンと、アバターとの接続が切れた感じがした。

 気がつけば俺の視界は地面を見ていて、辛うじて俺が倒れている事だけがわかった。

 

   

 

 《アミュスフィア》であれば、ここで異常を検知して俺をログアウトしてくれたのかもしれない。

 だが俺が使用しているのは《ニューロリンカー》。

 これはSTLと同じく使用者の《フラクトライト》に接続する機器であり、そしてニューロリンカーで動かしているアバターだからこそ起こりうる現象が存在していたのを思い出した。

 

 

 確かあれはそう、黄色の王が仕掛けた罠に掛かった黒雪姫が同じ現象を引き起こしていたと、ハルユキから聞いたのだ。

 負の心意によりアバターへ出力される信号が全て「0」になり、行動不能に陥る状態。バーストリンカーが無力感や絶望感に苛まれると起こる現象。

 

 

 その名前はーーーーー、

 

 

 

   零化現象(ゼロフィル)

 

 

 

 

 




はじめて前書きに伏線を張ってみたのと(バレバレ)、主人公は追い詰めていくスタイル

罪人かそうじゃないかだけで見方って変わると思うんですよね
いくら整合騎士が外界の人と関わるなって言われてたとしてもね

イーディス殿は原作には出てきてないから永久凍結されてる設定にしました
なにそれ?って方はSAOアリブレで検索!(ダイマ)

ユナは責めていると言うよりは純粋に問いかけているだけです
キリトくんの気づいているだろうも彼の主観なので、そこはわからないけれど、マイナス思考に陥ってゼロフィルが起きちゃった感じですね

疑問などあれば感想等でお返しします!

いつも読んでいる方ありがとうございます!
これからもよろしくおねがいします!

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