機動戦士ガンダムSEED~Forgotten War ~ 作:caribou
調子に乗って書き溜めた登場メカの設定を載せておきます。
この設定は自分のにわか知識のみで固められているため、色々と突っ込みどころもあるかと思いますが、なんちゃって設定ということでご容赦ください。
なお、ネタバレになるような設定は省いています。
○モビルスーツ
●GAT-X01A1《ダガー》
『ラプターファングス』が評価試験を行っていた《105ダガー》の試作機。
三機が生産され、その装甲はニ十世紀の傑作制空戦闘機の試作機をモチーフにライトグレーとオレンジのツートンに塗装されている。
●GAT-01A1MD
GAT-01A1の先行量産型。
大戦中、二十機が生産されたが、より安価で生産性の高いGAT-01《ストライクダガー》の量産が優先されたため本格的な量産は戦後になった。
大戦中期、『ラプターファングス』に新たに配備された三機は教導隊として部隊を機能させるために送り込まれた機体で、この三機は試作機と同じくライトグレーとオレンジのツートンにリペイントされていた。試作機との間に大きな性能差はないが、OSの更新が図られている。
型式番号のMDはManufacturing Demonstration『製造実証』の意。
●GAT-01Dop《ロングダガー》OP計画仕様
GAT-01D《ロングダガー》に、ジェネレーターの改修を施した実験機。ジェネレーターの強化により、総合性能は向上しているものの、代償として稼働時間が短縮されている。
オーガスト・ノーランから第305特務試験小隊へと秘密裏に提供された。
●GAT-01《ストライクダガー》東アジア共和国仕様
基本性能は同一だがカラーリングがライトグレーとオリーブドラブのツートンへと変更されている。
大陸の最前線や、沖縄基地への配備がすすめられている。
○航空機
●F-7G《スピアヘッド》海軍仕様
《スピアヘッド》の海軍仕様。現場のパイロットからは《シースピア》の愛称で呼ばれることが多い。ランディングギアの強化、主翼の大型化と折り畳み機構の追加など、艦載機としての性能が付与されている。低速域での安定性確保を目的にした主翼の大型化だが、結果的に音速域での機動力向上にも一役かっており、E型譲りの優れたアビオニクスとの相乗効果でE型と比べて若干の運動性の向上が見られる。
本来《スピアヘッド》は垂直離着陸能力を有するが、燃料節約のため発艦はカタパルトにて行う。また、燃料枯渇時の着艦対策としてアレスティングフックも追加されている。
G型は単座型であり複座型のH型も存在する。
○艦艇
●ドワイト・Ⅾ・アイゼンハワー級モビルスーツ搭載型航空母艦『アイゼンハワー』
アイゼンハワー級空母の一番艦。大西洋連邦海軍太平洋艦隊第3艦隊に所属する。モビルスーツ搭載型空母へと改修され、モビルスーツと航空機の同時運用を可能とした、世界で初めての航空母艦。愛称は『アイク』。
カタパルトは航空機、モビルスーツそれぞれ2基ずつ、計4基を備える。
試験航海も兼ねて『ラプターファングス』を初めとした大西洋連邦モビルスーツ部隊を沖縄へと送り届ける。
● 長門型ミサイル駆逐艦『長門』
長門型ミサイル駆逐艦の一番艦。イージスシステムを搭載し、高い対空戦闘力を有する。東アジア共和国の新型艦で艦名は日本の地名に由来する。
大西洋連邦のデモイン級を設計のベースとしており、その発展強化型ともいえる艦。
イージスシステムにより非常に高い艦隊防空能力を備えるが、ニュートロンジャマーの影響により、その力を最大限発揮するのは難しくなった。しかしながら、早期警戒機などを介することで、これまでと遜色ない正確なデータリンク射撃が可能なため、東アジアにおける重要な戦力の一つとなっている。
エイプリルフールクライシス後に建造された長門型は、対モビルスーツ戦能力の強化が施されると同時に、ステルス能力の一部がオミットされており、最適化が図られている。このタイプは加賀型と呼ばれ、長門型と区別されている。
長門の名を継ぐ艦としては四代目。三代目長門は再構築戦争時に日本で運用されていた護衛艦である。
兵装
25mm対空機関砲×3基
Mk-82多目的VLS×前部両舷各1基(32セル)、後部1基(40セル)
Mk-74多目的発射管×両舷6基
250mm速射砲×1基
加賀型ミサイル駆逐艦『加賀』
加賀型ミサイル駆逐艦のネームシップであり、エイプリルフールクライシス後に建造された長門型三番艦以降の艦型。
東アジア海軍における次世代駆逐艦として建造された長門型だが、ザフトが地球に投下したニュートロンジャマーにより、過剰なステルス能力は無用の長物と化した。
さらに、モビルスーツの登場により、従来の戦闘艦は窮地に立たされることとなる。
戦闘艦に搭載されている近接防御火器の類は、航空機やミサイルを迎撃するには十分な威力を発揮するが、航空機に比べ厚い装甲を持つモビルスーツを迎撃するとなると、その威力不足が囁かれたのだ。
水上艦の対モビルスーツ戦能力の不足を重く見た地球連合は、艦のステルス性と武器システムの見直しを決定。
具体的には、ニュートロンジャマー影響下では過剰と思われるステルス能力のオミットと、モビルスーツを迎撃可能な火器群の搭載である。
これを受けて、新たに建造される長門型の三番艦は、ステルスに関する電子機器を簡略化。代わりに武器管制システムをより強力な物に換装、近接防御火器の大口径化と増設を図った。さらに、大西洋連邦の艦でも、水上艦ではまだ一部の艦にしか搭載されていないエネルギー収束火線砲、すなわちビーム兵器の搭載を小口径ながら実現した。
こうして完成した長門型三番艦は、その艦名から加賀型として長門型と区別されるようになったのである。
後に長門型の武装もこの仕様に改修され、名実ともに加賀型と並ぶ東アジア最強クラスの戦闘艦となった。
兵装
25mm対空機関砲×3基
75mm対空自動機関砲システム『イーゲルシュテルン』×2基
Mk-82多目的VLS×前部両舷各1基(32セル)、後部1基(40セル)
Mk-74多目的発射管×両舷6基
220mm連装ビーム砲×1基
申し訳ありません。
本編も書かずにこんなものばかり書いていました…。
長門はまだしも加賀に関しては本編に一切登場する予定はございません。にもかかわらず、妄想ばかりが膨らんでしまい設定のみをおこしてしましました。
全て自分の中途半端な知識による妄想なので、おまけ程度の気持ちで見てもらえれば幸いです。