デート・ア・ライブ  ~転生者の物語~   作:息吹

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 約一か月ぶりです皆さま。

 遂にお気に入り登録者数900人突破しました! 登録してくださった皆様、ありがとうございます! これからもこのような拙作をお読みいただけると幸いです。

 今回は原作リークが多いです。話の展開上仕方がないんですが、主人公周りの台詞や描写以外(モブとか)はほぼ原作通りという……
 むう。ダメなんですけどねえ。

 それでは、どうぞ。



第79話

「…………」

「…………」

 

 七海と士道、二人の間に重苦しい沈黙が流れていた。

 日付を跨いで、朝。

 ここ最近毎日来ているような気もするいつもの公園のベンチで、二人は何を話すでもなく、ただ座り込んでいた。

 今回消えたのは、真那と山吹。

 実は昨日……正確には今日か。丁度零時になった時に、士道と、士道と話していた琴里の前に七罪は現れたのである。と言っても、本人が直接姿を現したのではなく、彼女の天使によって映像のように顔を見せただけだ。

 そこで士道は、七罪に急かされて、容疑者だと思われる人物を指名したのだ。

 その時指名したのは、真那。明確な確証などなく、ただの直感であったのだが……。

 結果は、こうだ。

 間違えていたのだろう。真那はいなくなり、そして山吹も消えた。

 令音は士道の所為ではないと言っていたが、多少なりとも責任があるのは確かなのだ。

 

「……くそっ」

 

 自らの腿に、強く拳を振り下ろす。こんな風に八つ当たりをしても、状況は好転などしないし、ただ不快な痛みに襲われるだけだと言うのに。

 

『――の代わり、私がその顔で、声で、姿で、そちらの世界を楽しんであげる』

「それは、昨日の……」

 

 突然聞こえた七罪の声に横を向くと、七海が〈フラクシナス〉から送られた録音データを流していた。

 直接話さないのなら安全だろうと、今朝方七海から直接頼まれたもので、その夜の会話以外に、他の人とのデート時の会話の分も七海に渡して共有してある。

 

「ああ、まあな」

『――だもの。全然指定してくれないし。だから少し私がナビゲートしてあげなくちゃって――』

 

 七罪の声はまだ続く。

 どうやら七海は、この七罪との会話から何か掴めるものがないかと思っているようだ。

 しかし、あまり成果は芳しくないようで、七海は無表情にその録音データを最後まで聞くとそのまま再生を止めた。

 はあ、と二人して溜息を吐く。

 

「指定した一人と、それ以外の別の誰かを一日毎に消す……」

「最初に指名していないのに二人消えたのは……単純に人数を合わせるためなのか?」

「どうだろうな。こっちは何も掴めてねえし……」

 

 何かと万能人な七海をもってしても、情報はなかなか掴めていないようであった。

 確かに、まだ全員と直接話したりはしていないので、他の誰かである可能性は拭いきれない。だからと言って、七罪が化けた誰かに、果たして自分は気付くことができるだろうか。

 どうしようもない不安が士道の心に押し寄せる。

 少しでも和らげるように、士道は長く息を吐いた。

 

「……よし!」

 

 突然、七海は何か覚悟を決めるように自らの両頬を叩いた。

 

「どうした?」

「形振り構ってられない。こっからは俺も堂々と協力する」

「えっ、それは嬉しいけど……いいのか?」

 

 今まで七海は、不自然さを七罪に悟られぬようあくまで一容疑者として、多少他の皆と立ち位置とは違うとはいえその立ち位置を崩さなかった。それは先日話していた通りだ。

 七海はそれを崩すという。

 内容も内容だが、それが七海自身の口から出るというのも意外だった。

 

「いいさ。最悪……というかほぼ間違いなく、今日の零時に俺は消されるだろうが……ま、それまでに最大限の情報を掴んでみせるさ」

「……分かった。俺からも、よろしく頼む」

 

 二人はお互いの拳を軽くぶつけ合った。

 

 

 

   ◇◆◇◆

 

 

 七海は一人、そこはかとなく場違い感を覚えながらデート場所で待ち合わせしていた。

 場所は遊園地――オーシャンパーク・アミューズエリアの中央広場である。

 しかし、周りにいる客の殆どが妙に個性的な、具体的には、どこかで見たことあるようなアニメやゲームのキャラクターの恰好をしている――所謂、コスプレをしていたのなら、普段通りの恰好で一人椅子に腰掛けている七海は確かに場違いであろう。

 実は今この施設ではハロウィン期間ということで、アミューズエリアの園内では仮装やコスプレが自由らしい。

 ということをここに着いた後に思い出した七海なのであった。

 

「……お、あの人再現度高いな」

 

 なるべく目立たず空気になることを決めた七海は、待ち人が来るまでの間、他のコスプレしている人を勝手に批評していた。

 と言っても、七海が知っているのは、耶俱矢や夕弦が偶に観ていたり、美九に勧められて観るアニメや、士道や他の精霊達と一緒にやったりするゲームのキャラ程度で、そこまで詳しい訳ではないのだが。

 

「――だぁぁぁぁりぃぃぃぃぃんっ!」

 

 遊園地特有の騒音を掻き消すように七海に聞き覚えのある声が聞こえた。方向は入口の方か。

 少し固まってしまった体を伸ばしながら立ち上がり、そちらへと振り向く。

 が、どうにも周りの人の背丈が高い所為か殆ど見通せなかった。

 

「…………」

 

 違うのだ。

 確かに七海は一般的な男子高校生の平均身長と比較してやや低い。だが、女性に抜かれる程ではない。あまり抜かれていない。筈だ。

 コスプレしている男性客より低いのは納得しよう。

 しかし女性客にまで抜かれるのは何故か。

 そう、ここはコスプレしている人ばかりなのだ。

 そして女性客の中にはその一環として上底やハイヒールを履いている人だって多数いる訳で。

 つまり何が言いたいかと言うと、決して七海の身長がそれまでに低いということではなく――

 

「あ、いましたぁ……って、どうしたんですか? 項垂れちゃってー」

「いや、自分の限界を思い知らされたのさ……」

 

 そんな言葉と共に現れ、七海の台詞に首を傾げるのは、只今人気爆走中で最近多忙なアイドル、誘宵美九であった。

 七海が堂々と七罪探しをすると決めた後、最も早く時間が空いていたのは美九であった。いや、正確には時間を空けたと言うのが正しいだろうか。

 七海が予定を組もうと美九のスケジュールを本人に確認したところ、じゃあ今日と美九が言い出し、そしてマネージャー他仕事関係の人々に多大な迷惑と我儘を掛けて時間を作ってくれたらしい。

 流石にそこまでしてくれると嬉しくもあると同時に絶大な罪悪感を感じずにはいられないのだが、美九に本当に大丈夫なのか訊いても、

 

『今日の午後はあまり仕事も無かったのでー、大丈夫です!』

 

 と答えられるばかりで実際のところが分からない。

 マネージャーに連絡しようとしたが、しないでくれと、同じく美九に言われては引き下がるしかない。こっそりメールは送っておいたので、後で確認しなければならないが。

 

「お前もコスプレしてんのか」

「ふっふっふー。どうですかー? 似合ってるでしょう。『ワルキューレ・ミスティ』の四人目の戦乙女、月島カノンちゃんですよー。六話でミスティ達を助けに現れた時の、レアな仮面装備バージョンです!」

 

 彼女の恰好は、白と紫を基調にしたフリフリのコスチュームである。

 しかしその顔には、目元を覆い隠すマスクを着けており、まるでこれから仮面舞踏会にでも赴くようなその姿に一瞬美九かどうか断定できなかった。

 だがまあ、その特徴的な声を聞けばすぐに判ったが。

 

「……そ、そうか」

 

 あまり詳しくはないので、曖昧に相槌を打つと。美九が、もー! と頬を膨らます。

 

「知らないんですかー、『ワルキューレ・ミスティ』。日曜の朝にやってる女の子向けアニメですよー」

「あ、あー。なんか四糸乃が見ていたような気がする」

 

 いつだったか士道の家に皆で泊まった(といってもお向かいだが)時に、四糸乃が視聴していたのを朧気ながらも七海は思い出した。

 

「えっ、四糸乃ちゃんも『ミスティ』好きなんですかー? うふふー、良いこと聞いちゃいましたー。今度うちに招待したげましょー!」

 

 スマン四糸乃。迂闊な発言だった、と。

 嬉しそうにニコニコ笑う美九を見て、七海は心の中で四糸乃に手を合わせた。

 もし美九のその発言が現実になった時は、抑止力もしくはもしもの時のために実力で美九の暴走を止められる人物も一緒にしないといけないかもしれない。

 しかし、美九の稀にみる異様な執念はあの元気印な八舞姉妹を超えるという可能性が……

 最悪の事態を追い払うように、七海は思考を切り替えた。

 

「それにしても、何でそのチョイスなんだ?」

「うーん、好きだっていうのもありますけどぉ、ほら、私有名人なのでー」

「あ……そうか」

 

 確かに周りにはマスクどころかロボットの着ぐるみを着ている人だっているのだから、今の美九のように顔を隠していても何の不思議もないのである。

 

「まあ、別に私はバレてもいいんですけどぉ、だーりんが気にしているみたいでしたしー……それに、折角のデートを邪魔されるのも嫌じゃないですかー」

「はは……有り難いけど、せめて、事務所の人もいれてやれよ」

 

 苦笑気味にそう言うと、美九は何かを思い出したようにポンと手を打った。

 

「そうだ! 更衣室のロッカーに、だーりんの為にと思って男性用コスチュームも用意したんですよぉ。ミスティ達のピンチを助けてくれる謎のヒーロー、ジーク様の外套とマスクです! さっ、取ってきますから着替えましょうよー!」

「……ちなみに、拒否すると?」

「予備で持ってきていた二人目の戦乙女、鳴崎メイちゃんのコスチュームになります」

「……」

 

 逃げ道がないことを悟った七海が両手を上げると、美九はとても嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。

 

 

 

「きゃー!!」

 

 着替えを終えた七海が更衣室から出てくると、美九が身体をくねらせながら黄色い声を上げた。

 

「すっごーい! 似合ってますぅー! 格好いいですよだーりーん!」

「ううむ……」

 

 七海は何とも微妙な返事をした。

 と言うのも、今の七海は全身を覆う漆黒の外套に、顔を覆い隠す仮面、そして頭には長髪のウィッグという恰好だったのである。最早外気に触れている箇所は耳くらいしかない。

 

「絶妙に顔や体型にマッチしているのは怖いから触れないが……これ、普通の体格の人なら大体同じ外見になるんじゃねえか?」

「いーえっ! そんなことはないですよー! だーりんはこう、滲み出るオーラが違います!」

「何とも抽象的な……」

 

 そう言いながら七海は額に汗を滲ませた。

 

「実はコイツ女性キャラだったりしねえよな……?」

「おや? もしかして知ってたんですかー? まさしくその通り! 実はジーク様の正体は、六人目の戦乙女、叶野エミリーちゃんなんですぅ。いやー、流石だーりん! 鋭いですねー!」

「マジかよ……」

 

 それを聞いてげっそりと項垂れる七海。ナチュラルに女装することになるとは。体ごと女性になったことがある癖に今更という気もするが。

 恨みがましく美九を睨むと、美九は可愛らしく首を傾げながらペロッと舌を出す。その様を見ていると、どうにも怒る気も失せてしまった。まあ、見るからに女性キャラな恰好でないだけマシだったと考えることにしよう。

 それより、大分予定は遅れたが、これでようやくデートを始めることができる。

 

「じゃあ、行くか、美九。折角なんだ。色々話そうぜ」

「はいー! 喜んでぇ」

 

 美九は嬉しそうに言うと、はしっ、と七海の腕に自分の腕を絡ませた。そのまま身体を密着させた状態で歩き出す。

 すぐ横にある美九の顔を見て七海が複雑そうな顔をしたが、仮面のお陰で見られずに済んだ。

 

「そういや美九は、俺と交わした約束を覚えてるか?」

「勿論ですよぉ。忘れるわけないじゃないですかー」

 

 美九は少しうっとりとした顔でこう続けた。

 

「これからずっと私を見ていてください、護ってください――って。うふふー、あの時のだーりんは格好良かったですねぇ」

「あの時の俺の顔は涙で見れたものじゃなかったと思うんだけどな……今思い出してもお恥ずかしい」

「そんなことないですよぉ。だーりんはいつだって格好いいんですから!」

 

 熱弁する美九に、若干照れたように頬を掻く七海。

 すっ、と仮面の奥で七海の視線が鋭くなる。

 今七海と美九しか知り得ないことを訊いてみたが、取り敢えず美九が本物にしろ偽物にしろこの約束については違和感無く答えてみせた。

 さてそれが、本物だからこそ覚えているのか、偽物でも何かしらの手段でこの情報を手に入れていたか、どっちなのか。

 

「あのー……すいません」

 

 次はどんな質問を投げかけようかと考えていると、七海と美九の前に、美九と似たような恰好をした少女が二人現れ、おずおずと声を掛けてきた。

 

「それって、カノンちゃんとジーク様ですよね? もしよかったらなんですけど、写真撮らせていただけませんか?」

「む」

 

 七海は美九の方に視線を移す。七海はまだしも、美九はアイドルである。一応マスクで顔を隠しているとはいえ、こういうのは避けた方がいいのではなかろうかと考えたのだ。

 しかし当の本人はと言えば、

 

「はいー、構いませんよー。その代わり、格好良く撮ってくださいねー」

 

 なんともあっけらかんした調子であった。少女達のお願いをすんなりと許可してしまう。

 ノリノリでポーズを始める美九を見て、確かに顔は仮面で隠れているとはいえ、果たしてそれでいいのか人気アイドルと。まあ思わないわけでもないが。

 

「ほらほらだーりん、ポーズポーズ」

 

 機嫌良さそうに美九が言い、七海に細かく指示を出す。その指示にに従っていると、最終的にフィギュアスケート、ペア演技のフィニッシュを飾るような、あまりに不安定なポーズになってしまった。

 頑張って踏ん張ってはいるが、如何せん身長差が殆ど無いため、少々無理がある。

 

「ぬ、おぉぉ……」

「まるで私が重いみたいな声上げないでくださいよぉ。ささ、撮っちゃってくださいー」

「重い訳じゃないが、不安定なんだよ……っ」

 

 美九が笑顔でカメラを持った子を催促すると、その少女は数度連続してシャッターを切った。

 

「あっ、こっちのアングルからもいいですか!? 目線お願いします!」

「はいー、どうぞー」

 

 と、美九が少女の要求に応え、ぐっと身体を反らせる。

 そこで、七海の腕に限界が来た。残念ながら七海は、多少鍛えているとはいえ、決して力に自信がある方ではないのだ。

 遂にバランスを崩してしまい、美九を押し倒すような形で倒れ込んでしまった。

 

「っとと……悪い、大丈夫か?」

「うぅん……もうっ、だーりんたら、ダ・イ・タ・ン♡」

 

 ……割と余裕そうであった。

 赤面しつつもからかってくる美九を見て、怪我はないようだと判断する。

 軽く溜息を吐いてさっさと立ち上がり、次いで手を引いて美九を起こしてあげた。

 と、そこで異常に気付く。

 先程まで写真を撮っていた少女達が、ポカンと目と口を開け、呆然と立ち尽くしていたのである。

 

「み、美九たん……?」

「嘘、ホンモノ?」

「ッ!?」

 

 少女達の言葉を聞いて七海は息を呑んだ。バッと美九の方を見ると、そこにはきょとんとした顔の美九がいて――()()()()()()()()()

 成程と、一周回って冷静になった思考が、美九の顔を隠していたマスクが外れているからだということを認識した。

 

「あらー?」

 

 緊張感の無い声で美九が首を傾げると、少女達の驚きが、周囲の人々にも伝播していった。

 

「え? 美九? 美九ってあの?」

「誘宵美九のコスプレをした人がいるって? え、そうじゃない? ホンモノ?」

「うわ……っ、マジで? 俺大ファンなんだけど……」

「ていうか一緒にいるあれ、誰だよ。男? 女……?」

 

 俄かに辺りがざわめき出す。

 このままではマズイと判断した七海は、すぐさまこの場を離れることを選択した。

 

「やべっ。取り敢えず離れよう。ほら、行くぞ、美九っ!」

 

 未だに呑気に目を丸くしている美九の手を取り、その場から走り出そうとする。

 しかし、予想外にも美九が抵抗するように手に力を入れてくる。

 

「っとと。どうした美九。人が集まってしまうんだが」

「んん……ちょっと足を挫いちゃったみたいでぇ……」

「えぇ……?」

 

 疑いの目になる七海。つい先程何事もなく立ち上がっていたというのに、まさか今更実は怪我していましたと言われても少々信じ難い。

 しかし美九は七海のそんな目線を気にせず小悪魔的に微笑むと、七海の首に腕を回してきた。

 

「だ・か・らぁ……抱っこしてください」

「は、はぁっ?」

 

 突拍子もない美九の要求に、七海は目を丸くした。

 目は口ほどに物を言う。この言葉に従うなら、美九は今この状況を楽しんでいる、ないし七海に期待している。間違いなく怪我はこの為の嘘だろう。

 思考は一瞬。

 美九とはそう簡単に会えないのだから、今この時ぐらいは我儘に付き合ってあげるのも悪くない。

 呆れ気味に七海が笑みを溢すと、美九もまたその笑顔を濃くした。

 

「しっかり掴まっとけよ……っ!」

 

 一息。

 美九の肩と脚を抱え全身に力を入れて、所謂お姫様抱っこというものでその場から離脱した。

 力に自信はないが、まあ女の子一人ぐらいなら余裕だ。先程は体勢が悪かっただけなのだ。

 そもそもこの横抱きも合理的ではないといえばそうなのだが、美九が七海の首に腕を回したことや、重心のずらし方で何となくこうして欲しいんだろうなあと察したまで。

 結果としては、大変ご満足したようである。

 

「きゃー! だーりん格好いいー!」

「あんま人の居るところでだーりん呼びは控えてくれよ……!」

 

 嬉しそうに叫ぶ美九にそれだけ返して、七海はコスプレイヤーで溢れる遊園地を走り抜けた。

 

 

 

 結構疲れた。

 




 次回は狂三とのデート回ですかね。

 狂三との絡みは原作では無かったので、今回とは違い、普通にオリジナルになります。
 ただ、未だにどんなデートにするか全く思いついていません。ふぁー。
 
 まだ大学生活は忙しくはないですが……これからどうなるのやら。

 それでは、次回も読んでいただけることを願いつつ、ここらで終わりとさせていただきます。

 あんまり狂三とのデート内容考えると、他キャラでのストックも無くなっていくんだよなあ……。

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