デート・ア・ライブ  ~転生者の物語~   作:息吹

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不定期+亀更新ですご了承ください。
八舞(特に耶倶矢)の口調がおかしくなっているかもしれませんが、気にしないでいただけると幸いです。

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※原作は11巻+アンコール3までとし、それ以降のお話は自己解釈させていただきます。


八舞編
プロローグ


東雲 七海(しののめ ななみ)。

それが、俺の名前だ。よく、女っぽい名前だといわれるが、文句なら親に言ってくれ。俺に言われても困る。

さて、状況を確認しよう。そして思い出してみよう。『いつ何時でも冷静に』それが俺のモットーだ。・・・多分。

 確か、なんかよくわからん神(自称)によくわからんままに転生させられて、現在に至るってわけだ。

 ・・・何もわかってないじゃん。だめじゃん。

それはそうと、今俺の目の先では、ドッペルゲンガーを疑うほどに瓜二つの顔立ちをした少女が二人、空中で向かい合っている。両者の間に生じている殺気のような、闘争心のような、そんな感じの何かが火花を散らしている。勿論、比喩表現だ。

 周りは、暴風が吹き荒れ、いろんな物が吹き飛んでいる。どうやら、彼女たちを中心に吹いているようだ。

 よし、大分冷静になってきた。もっと詳しく観察できる余裕もできた。

 もう一度、少女たちの顔をみてみる。そして確信する。

 俺は、彼女達を、知っている。

 いや、正確には知っているというより見たことがある・・・読んだことがある、だな。

「そろそろ降参せぬか。そのほうが身のためだぞ?」

 片方の少女―――髪を後頭部で結い上げ、拘束具のような服装に右手首と右足首に引き千切られた鎖つきの錠を付けている、もう片方と比べてスレンダーな体つきをした方―――が口を開く。説明が長いな。反省しよう。

「嘲笑。寝言は寝て言うものですよ?」

 もう片方の少女―――長い髪を三つ編みに括り、気怠そうな半眼をしている。似たような服装に、こちらは左の手首と足首に引き千切られた鎖つきの錠をそれぞれ付けている。さらに、スタイルも良い―――が言い返す。こちらも大概長いな。反省が活かしきれてねえ。

「ふ、その言葉、そっくりそのまま返してやるわ」

「疑問。それじゃ、会話としておかしくなりますよ?」

「う、うるさいし!」

 あ、地がでた。

「お、おほん。と、とにかく今日こそ決着をつけようぞ!」

「挑発。望むところです」

 あ、そろそろ再開しちゃう雰囲気じゃね?結構ヤバくね?主に俺が。飛ばされる。

 ということで、ここらで目立って見ますか。息を大きく吸って―――――

「ちょっと待ったあああぁぁぁぁぁ!!!!」

 俺はそう、彼女達―――耶倶矢と夕弦に向かって声を張り上げた。

「む?何だ?」

「確認。あそこに誰かいます」

 よし、大体原作通りの流れ。反応も殆ど一緒。多少の差異は誤差範囲内。それはそうと、ここからどうしよう?




息吹です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。続きも読んでもらえると幸いです。

何を書けばいいのかわからないので、とりあえず、主人公設定を。結構ざっくりなので気をつけてください。(・・・何を?)

東雲七海(しののめ ななみ)

身長 170センチほど。
体重 60キロ前後
血液型 O型(血液型による性格設定などは考えていません)
趣味 料理、読書(ラノベ多)


 顔は整ってはいるがけっこう女っぽい。男の娘というほどではないが名前も合わさって、女に間違えられたことが何回かある。
 実は文武両道。だいたいなんでもできる。転生により(もしくは能力により)身体能力は飛躍的に上がった。
 思考はけっこう精霊寄り。AST等に対してあまりいい印象は持っていない。

とまあ、こんなところでしょうか。()が多い説明文になってしまい申し訳ないです。
能力については追々わかっていきますので、ここでは割愛させていただきます。
他の設定もそのうち増えるかもしれません。

感想等を書いていただけると嬉しいかぎりです。
 

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