今回でやっとクラス代表決定戦は終わりです!
第三試合。遂に二人が対決する時がきた。
これまでの成績は、一夏が一勝、千秋が一引き分け、セシリアが一敗一引き分け。ここで千秋が勝てば、三人の中では一番という事になる。肝心の一夏は強敵だ。なんせ自分が苦戦してようやく引き分けに持って行ったセシリア相手に被弾ゼロの完璧なゲーム展開で勝利を収めたのだから…。だが、自分には強力な武器がある…『雪片』だ。姉が使っていた武器であり、現行のISの中では最強の攻撃力を持った武器だ…そして、先程の試合で雪片の特性も理解している。使いどころさえ間違わなければ、充分に勝てる。
〜カタパルトデッキ・千秋側〜
「エネルギー充填完了……。さてと、行ってくるよ、箒」
「あぁ、頑張ってこい!」
「そこは「勝ってこい!」じゃないの?!」
「うーん…どうだろうなぁ。先程の一夏の試合を見るに、かなり苦戦を強いられると思うぞ?」
「ふんッ、僕は『織斑 千秋』だよ? あいつに負けるわけないじゃん。……それより箒、いつからあいつの事名前で呼んでんの?」
話の話題が一夏の事から箒自身に変わる。その時の千秋の顔はどこかナーバスな感じだった。
「えっと、だな…お前達が入学してきてあいつと何回か話す機会があって、そのうち、あいつの姉妹にもあって、呼びにくいから名前で呼ぶようになったんだ…」
「ふーん…」
もちろん箒の言った事は嘘だ。初めから、入学して自己紹介をしていた時から一夏の事に気づき、屋上に呼びたして昔の様に『一夏』と呼び始めた。
だが、一夏と千秋の仲は良くはない。もっと言うなら険悪とまで言ってもよかったぐらいだ…。そんな状態の二人、そして、一夏は三年前に行方不明になり、容姿が劇的に変わって再び現れた。どうやら千秋は気づいていないみたいだが、ここであの一夏が元『織斑 一夏』だと千秋が知ったならば、もしかしたら大変な事が起きるかもしれないからだ。
「まぁいいや、とりあえず勝ってくるよ。箒」
「あぁ……。だが、油断禁物だぞ?」
「わかってるって!」
そう言って、千秋はカタパルトデッキから勢いよく飛び出し、アリーナへと飛び立った。
まだ、一夏は出てきておらず、もう一つのカタパルトデッキを眺める。
(これ以上無様な試合はごめんなんだよ……姉さんの前だし……箒の前だしさぁ……。悪いけど一夏…君には負けてもらうよ? 完膚なきまでに…)
〜カタパルトデッキ・一夏側〜
「準備は済みましたの?」
「ん? あぁ、セシリア…。あぁ、問題ない。いつでもいけるぜ」
先程は見事な試合をしたセシリア。彼女の持てる技術と代表候補生としてのプライド、信念と言うべきものが表れていた試合だったと思う。今度は俺が、俺の意思で千秋と戦う番だ。
「よし! それじゃあ行ってくるか!」
「頑張って下さいな。ですが、油断してはなりませんわ…千秋さんのあの武器は……」
「 “シールドエネルギーを極端に減らす” か?」
俺の言葉に目を丸くするセシリア。どうやら当たりだったみたいだ。
「え、えぇ…そうですが…。一夏さん、あの武器の特性をご存知で?」
「ん、まぁ、昔の記事やニュースで取り上げられた一般常識レベルだけどな……。でも、負ける気はしねぇよ」
「ふふっ……それでこそ一夏さんですわ♪ それでは、勝利を祈らせてもらいますわ」
「あぁ。それじゃ行ってくるよ。……いくぞ、飛天桜舞!!」
一夏の専用機、飛天桜舞がその姿を現す。白銀の甲冑、蒼い翼、まさしく天使…
「更識 一夏、飛天桜舞、出るぞ!」
カタパルトデッキから蒼い光りを放出しながら、天使が躍り出てくる。そして、空中で今、騎士と天使が対峙した。
(遂にこの時が来たか……。千秋と剣を交えるのは、いつぶりになるっけ? 篠ノ之道場で稽古してた時だったけな……)
目の前にいる元弟。その表情はどこか暗いが、それでもわかる。昔と同じく絶対に自分が勝つと思っている自信に満ち溢れた表情も表れていることを……。
そして、それぞれ武器を構える。雪片と刀を……
「あれ? さっきとは違う武装なんだね」
「あぁ、千秋の武器は、あの織斑先生が使ってた雪片と同じものなんだろ? その能力も特性も…」
「アハハッ! やっぱりばれてた? そうだよ、これは姉さんが使ってた武器、雪片の発展型。その能力も特性も同じ……ほんと、僕は最高の姉さんを持ったよ」
「そうか……それは良かったな」
他人事のように千秋に話すが、三年前まではずっと一緒に過ごしていたのだ。千秋と話す事は少なかったが、それでも一緒に暮らしてきた兄弟だったのに……
「さてと、そろそろ始めようか? あまり時間もないし……」
「そうだな、とっとと終わらせよう」
「ふふっ、気が合うね……僕も同じ事思ってたよ。……ねぇ、一夏」
「ん? どうした?」
ふと、千秋は目を細め、一夏に話しかける。
「悪いんだけどさ、この試合、一夏には負けてもらうよ?」
「ほう、言うじゃないか……」
「ごめんねこんな事をいきなり言っちゃって……。でもさ、これ以上カッコ悪い所を見せたくないんだよ……姉さんにも、箒にもね」
「ん? 織斑先生はわかるけど、なんで箒?」
「あぁ、そうだよね……まぁいいかな? 一夏に言っちゃっても…」
千秋はどこか照れ臭そうに話す。
「僕ね、箒のことが好きなんだよ……。ずっと昔から」
「ッ!? ……そ、そうだったのか!?」
「うん……だからね、これ以上箒の前で無様な試合はごめんなんだよ……」
「・・・・」
一夏はジッと千秋を見ていた。千秋の顔はどこか恥ずかしそうで、顔を少し赤くしていた。おそらく、箒に対する千秋の気持ちは本物なのだろう。好きな人の前ではカッコつけたいと思うのも自然なことだ。
「そうか……だったらなおさら本気で行かせてもらうぜ? 手加減なんてしたら、それでこそお前にも箒にも失礼に値するからな」
「ふふっ…ありがとう一夏。だったら僕は、君を全力で叩き潰させてもらうよ!!」
「やれるもんならやってみな!!!!」
「上等!!」
二つの機影が消えたかと思った時、中央で凄まじい火花が散っていた。雪片のレーザーブレードと打鉄に搭載されている日本刀型ブレード『葵』より、少し長い刀、『幻舞(げんぶ)』。それぞれの刃がぶつかり合い、斬り合い、アリーナ上空を火花で彩っていた。
互いに近接オンリーの試合だったが、ハイレベルの試合に観客席にいた生徒達のボルテージは上がりまくっていた。
「……やっぱり一夏って、只者じゃないね! 僕とここまで斬り合いができる人って、箒か姉さんしかいないと思っていたのに……」
「そいつは光栄だな! だが、まだまだ上げていくぞ!」
「なら僕だって!」
鍔迫り合いから一転、一旦距離を置き、今度はイグニッション・ブーストからの高速斬り合い。白と白銀が織りなす、一種のアートのようにも見える。斬り合ったところでは金属独特の甲高い音が鳴り、それと共に火花が散る。そして、全身が白で覆われている白式と蒼い翼を羽ばたかせいる飛天桜舞の姿が、より、アリーナの空を彩る。
天使 VS 騎士……果たして、軍配が上がるのはどちらか…。
「おおぉぉぉぉぉ!!!!」
「はあぁぁぁぁぁ!!!!」
交錯した刃、そこから千秋が身を引き、一夏の体勢を崩すと、すかさず一夏の顔付近に突きを放ち、一夏もそれを躱し、勢いそのまま千秋の右腕を掴み、背負い投げの用量で、投げ飛ばす。だが、逆さまの状態でも千秋は剣撃を放ち、それを迎え撃つ形で一夏も刀を振るう。そして、体勢を立て直している千秋へ一夏が斬り込むが、千秋は上へと飛び上がる事で避け、そのまま上段から斬りつける。その斬撃を一夏は逆手で刀を持ち、柄頭で雪片の刃を受け、弾き、順手にもう一度持ち替えて、千秋を斬りつける。
「ぐうぅッ! っぁあああ!!!!」
「ちぃッ!」
一夏の一撃を喰らいながらも、千秋は、下段から雪片を斬り上げる。雪片の持つバリアー無効化攻撃が飛天桜舞のシールドを削る。
「うおおぉぉぉぉ!!!!」
それに対して、一夏も大きく仰け反った千秋へ、リボルバーイグニッション・ブーストを用いた高速連続七連撃、『七閃龍舞』……袈裟斬り、胴、右切り上げ、左切り上げ、上段唐竹、下段逆風、刺突の全撃を千秋に叩き込む。
「ぐあぁッ!」
互いに大きくエネルギーを削り、残りほぼ僅か……。
二人の緊迫した試合に、会場全体が息を呑む。二人はつい最近までISに触れることがなかった素人同然の男子生徒だった筈……だが、今の二人の試合は、モンド・グロッソ、世界大会レベルのものに匹敵するだろう。世界最強の称号を持つ姉『織斑 千冬』の弟とこの学園の生徒会長……つまり、学園最強の弟……どちらが勝つのか……。みんなの気持ちはそこに集中していた。
(このままじゃダメだな……。だったらもう “アレ” に賭けるしかないか……)
(あと一撃……それさえ当てれば、確実に僕が勝つッ!)
おそらく、互いに後、一撃もらってしまえば、シールドエネルギーが尽き、勝敗を決する。これが最後の一撃になるだろうと、一夏も千秋もわかっていた。
だからこそ、二人は距離を置き、構えを取る。それぞれ違う構えだ。一夏は鞘を呼び出し、刀を鞘に納め、腰を落とし左半身は引き、右手は柄に添えるように構える『抜刀術の構え』……。そして、千秋は同じく左半身を引くが、腰を落とし、雪片は正眼に構える『一閃ニ断の構え』。
「・・・・・」
「・・・・・」
静寂に包まれたアリーナ。そして、それを破ったのは………一夏だった。
「はッ!」
イグニッション・ブーストで加速し、千秋に近づく。だが、まだ刀は抜刀しない。より確実に、千秋の急所を狙い、斬り裂くために無駄撃ちはできない。
そして、千秋はその一撃を放つのを待つ。一閃ニ断……言ってしまえば、カウンター技。一足目で剣撃を払いのけ、二手目で相手を断つ。一夏の技が “先々の先” ならば、千秋の技は “後の先” 。一夏の刀と千秋の雪片、届くのはどちらか……
(勝てる! 一夏は抜刀術だ……つまり、その一撃を避ければ、スキができる……そこに雪片を叩き込めば、僕の勝ちだ!!!!)
そう、一夏の使う抜刀術は一撃必殺の剣技。故にその一撃が躱されたら、自分自身の大きなスキを生むことになる。そして、千秋の剣技は一撃目を受け流し、ニ撃目で確実に仕留める二段構え。この状況は明らかに一夏の不利。千秋の勝率の方が高い。
そして、一夏はその鞘から刀を抜刀した。
「もらったッ!!!!!」
千秋は反応し、雪片を斜めに逸らして、一夏の攻撃を受け流そうとする…………が、
(あれ…?)
突如、異変が起きた。千秋は自分の目を疑った。確かに一夏は今、まさに刀を抜き放ち、自分の懐を斬り裂こうとした。だからこそ、千秋はそれを受け流し、返した刃を上段から袈裟斬りに一夏を斬るつもりだった。が、何故か “一夏からの攻撃が来ない” のだ。
そして、よく見ると、一夏の刀はまだ “納刀した状態” で、一夏も未だに鯉口をきっているに過ぎなかった。
「なッ!!?」
「はああッ!!!」
銀閃一閃。放たれた一撃は、見事に千秋の胴を斬り裂き、白式のシールドエネルギーがゼロになった。
「変異抜刀……『霞斬り』……」
一夏の口にした技を、千秋は呆然とした状態で、聞いていた。
【試合終了 勝者 更識 一夏】
そして、勝者を決定付けるアナウンスが流れ、クラス代表決定戦は一夏の二勝で幕を閉じた。
会場は、詰めかけた生徒達の歓声で包まれ、見事な試合をした両者に温かい拍手を送っていた。
「そんな……僕が、負けた……?」
「大丈夫か? 千秋…」
「一夏……」
地面に降り立ち、呆然と立ち尽くす千秋に、一夏が声をかけるが、千秋は未だに心ここに在らずといったところであった。
〜Chiaki Side〜
試合終了を告げるアラームがなり、アナウンスが勝者の名前を言う。
【試合終了 勝者 更識 一夏】
(な、なんなん、だ……? 一体、今の剣技は……あんな技、見たことない…)
確かに、一夏は抜刀した。それはこの目でちゃんと見ていた……筈だった。だが、目の前では、一夏はまだ刀を納刀した状態で、千秋の懐がガラ空きになるのを見越して、再び抜刀した。そして、シールドエネルギーが尽き、千秋の敗北が決定したのだ。
『変異抜刀……霞斬り』
一夏が最後に言った言葉。あれがあの技の名前なのだろうか……。霞…まさにその霞によって幻覚を見せられたような気分だった。少なくとも、自分の知っている剣術ではない。
「大丈夫か? 千秋…」
「一夏……」
上空から降りてくる一夏。その顔はやりきった感が見えていた。
「一夏…さっきのは一体なんなんだよ! 確かに一夏は刀を抜いた! なのに、どうして納刀した状態で……ッ!?」
「おいおい、落ち着けよ千秋……」
「これが落ち着いていられるかよ!! あんな技、僕は見たことがないよ!?」
「うーん…」
答えるかどうか迷ったが、あまりしつこくされるのも嫌なので、答えることにした。
「まぁ、簡単に言えばフェイントだよ……。千秋は俺の攻撃を受け流して、二撃目を入れようと思ってたんだろ? だから、それを逆手に取らせてもらったのさ……」
「フェ、フェイント?!」
あの瞬間に、そんな事をしていた一夏に千秋は驚いていた。一瞬で決まる勝負の最中、それを行った一夏の技量と精神面に……
「あぁ。まぁ要するに、『気当たり』……うーん、別の言い方だと『殺気』とか、『剣気』とか……。千秋はそう言うのを感じ取れるんだろ? だからこそ、俺の攻撃に反応しきってたんだし」
確かに、自分は一般の人に比べてそう言うものを感じ取る感覚はあると思っている。人を殺したり、斬ったりしてきた訳ではないが、今でも剣を振っているし、真剣での居合いや稽古だってしている。だからかどうかはわからないが、他の人よりは、感覚が鋭いというのは自負している。
「じゃあ、僕が見た刀を抜刀した姿は……」
「あぁ、俺が放った気当たりだ。あとは、よりそう思わせるために、少し抜刀して、直ぐに納刀したって訳だ」
千秋は今一度一夏の顔を見る。初めて姉以外で、自分を負かした相手……同い年の男子。底知れない相手にだんだん興奮する気持ちと、負けた悔しさと、嫉妬と……色々な感情が千秋の中で渦巻いていた。
「とにかく、今日はもうこれで終いだ。これからもよろしくな、千秋」
一夏が右手を差し出す。
「あ、う、うん! よろしくね一夏」
アリーナ中央で握手を交わす二人であった。
〜Side Out〜
「さ〜て、一夏? なぜこうなっているのか…理由は分かるわよね?」
「いや、えっと、あの、か、刀奈姉?」
現在、俺AND刀奈姉の部屋。試合が終わり、夕食を取って部屋に帰ってきたら、刀奈姉が待っていて……。俺は何故か正座中で、目の前の刀奈姉はベッドに腰掛け、腕と足を組み、何やらご機嫌ナナメだ。
「お、俺ちょっと試合の後で疲れてんだよねぇ〜」
「それが? そんな事よりも、大事な話があるでしょう?」
「えっと、俺なんかしたっけ?」
「あら? あくまでとぼけるつもりかしら……」
相当、何かにご立腹のようだ。とぼけるも何も、身に覚えがないのだが……。そんな事いざ知らず、刀奈姉はおもむろに携帯をいじり、ある画面を見せてくるそこに映っていたのは……
「これは……俺とセシリアか?」
「えぇ、もう仲良く抱きしめあっている瞬間だったわねぇ〜♪」
「いや、この時は仲良くなんかーーー」
「ヘェ〜。“この時は” ねぇ〜」
「・・・・・・」
「でもその後、『一夏さん♪』『セシリア♪』って呼びあうようになってたものねぇ〜」
「いや、♪はついて無かったと思うんだが?」
やばい。なんか嫌な予感がする。
「あらそう〜♪ と言う事で、O☆SI☆O☆KIね♪」
「なんでそうなんだよ!! ただ仲直りしただけじゃないか!!」
「あれはただの仲直りじゃ無かったもの。完全にフラグを立てて、なおかつ落としちゃってるんだものぉ〜」
「いやいやいや!! 意味わからんし!」
「はい! と言う事でぇ〜!! これを着てもらいます!」
刀奈姉がどこからか出したものは……。
「チャ、チャイナ服ッ!?」
「うん! この間は、『堕天使メイド』だったけど、今回はこれにしようと思ってね♪」
「い、嫌だよそんなの!! 絶対に着ないぞ!!」
これは流石に拒否る。メイドは昔、家で強制的に着せられて、克服ぐらいはした…。露出は少ないし、家だったので。しかし、今回はチャイナ服、背中が大きく見えていて、露出度がメイドよりはるかに多い。しかも学校。こんなもの見つかったら社会的抹殺確定もいいところだ。
「ヘェ〜。抵抗するんだぁ〜じゃあこれがどうなっても言い訳ね?」
「え? って、なぁッ!?」
刀奈姉が部屋に取り付けられてたパソコンを操作し、あるものを出した。そこに入っていたのは、刀奈姉が過去、俺が女装をした姿を写真に収めたデータが入っていた。
「ちょッ! それ、どうすんだよ!!?」
「言う事聞かないとこれを全校中に配信する…」
「やめてぇぇ! それだけはやめて! 社会的抹殺決定だからぁ!!」
「じゃあこれ着て♪」
満面の笑みを浮かべる刀奈姉。中学のみんなはあの顔を『天使の微笑み』だと言っていたが、俺にとっちゃ『悪魔の笑み』にしか映らない。
「あぁ、 “女装の過去を隠すために、女装する” って何してんだよ俺……」
「そんな事どうでもいいから、早く撮影会を始めましょ〜う!!」
「はぁ………」
この日、俺はまた男としてのプライドをズタズタにされたのであった。
次回はリンリンの出番かな?
あと、今回一夏が使った技について説明いたします。
『変異抜刀 霞斬り』
気当たりによるフェイントを入れた抜刀術。相手に抜いたと思わせて、スキができたところを狙う剣技。
モデルは『学戦都市 アスタリスク』の刀藤 綺凛が使う、刀藤流抜刀術『折り刃』です。
感想待ってマース^_^