【完結】坂井悠二の恋人ヒライ=サン【転生】   作:器物転生

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はじまり

 僕の属しているクラスには、変わった女の子がいる。入学式から今日で一週間、ずっとジャージの体操服を着ている女の子だ。入学式の時は、ちゃんと女子制服を着ていた。でも、そういう行事以外の時は、いつもジャージの体操服を着ている。登下校する時だって体操服のままだった。

 長袖のジャージだから、見ていると暑苦しい。いつも体操服を着ているから運動の好きな人なのかと思ったけれど、そんな事はなかった。休み時間や昼休みになると、図書室から借りた本を読んでいる。むしろ運動は好きではないらしく、必要がなければ動き回ることはなかった。

 他人と会話する事も少なくて、下手すると一度も喋らないまま一日を終える事もある。友達が居るのかも怪しい。部活にも入っていない。もしかして彼女は、一人ぼっちなんじゃないかな。それが、ちょっと気になって彼女の様子を探っていた僕の感想だった。そんな彼女の名は「平井ゆかり」という。

 

「平井さん、いつもジャージで暑くない?」

 

 黙々と本を読む平井さんに、僕は声をかける。すると平井さんは僕を無視する事なく、本から顔を上げた。その顔に笑みはなくて、無表情で、睨んでいるようにも見える。正直に言うと、ちょっと怖かった。もしかして怒られるんじゃないかと思った僕だったけれど、平井さんは意外にノリノリで答えてくれた。

 

「いいや、暑くはない。汗もかいていないだろう? 信じられないと言うのならば、オレの肌に触れてみると良い。汗をかいているのならばベタベタで、汗をかいていないのならばスベスベのはずだ。こんな事を言った後で、お前に無理矢理さわられたなんて言わないから、オレの体に触れてみるといい」

 

「いや、それは止めておくよ。恥ずかしいし」

 

 平井さんは男っぽい喋り方だ。おまけに自分の事を、男の子のように「オレ」という。それは平井さんが女子制服を着ない事と関係があるのだろう。もしかすると平井さんは、女の子の格好をすることが嫌いな人なのかも知れない。でも、仕草は女の子らしいから、決め付ける事はできなかった。

 

「遠慮しなくてもいいぞ、坂井悠二。お前も機会があれば、女の子の肌に触れてみたいと思っている事だろう。なんだったから、オレの小さな胸で良ければ触ってもらっても構わない。触って減るものではないから、気にする必要もない。ほら、手を貸せ。オレがリードしてやる」

 

「そんなこと思ってないよ!?」

 

 平井さんは僕の手を引っ張る。そのまま自分の胸に、僕の手を押し付ける気なのだろう。それに抵抗する僕だったけれど、平井さんは意外に力が強くて逆らえなかった。そのまま僕の手は、平井さんのジャージに接触する。ジャージのガサガサとした荒い感触の奥に、フニャッと少し硬めの感触があった。

 

「うわあああああ!?」

 

 悲鳴を上げたのは平井さんではなく、僕だった。平井さんの胸に接触していた手を、僕は慌てて離す。それは僕の火事場の馬鹿力が発揮された訳ではなく、平井さんが手を離したからだった。急に手を離された僕は、反動で体勢を崩す。間抜けにも、他のクラスメイトも見ている前で、悲鳴を上げて、床に尻もちをついた。

 

「――お前は、かわいいな」

 

 大きな物音を立てた僕に、クラスメイトが注目する。ザワザワという話し声が、一時的に止んだ。そんな他人の視線が集中する中、平井さんは呟く。「呟いた」と言っても、僕にしか聞こえないほど小さな声だった訳じゃない。僕に伝わる程度の声だったけれど、一時的に音の止んだ教室ではクラス中に届いていた。

 

「お前の悲鳴を聞くとゾクゾクする。クセになりそうだ……そこで提案があるのだが、オレの恋人にならないか。悪いようにはしない。お前が望むのならば、オレの体を使って気持ちよくしてやる。先に言っておくが、これは冗談じゃない。本気(マジ)だ。本気でオレと恋人にならないか?」

 

「え?」

 

 どうやら僕は、眠れる獅子を起こしてしまったらしい。まさか平井さんが、こんな性格だなんて思わなかった。世に言う肉食系女子というのは、平井さんのような人の事を言うのだろう。「ドS」という言葉が浮かび上がったものの、その不穏な単語は脳内から削除された。現実逃避だ。

 ところで僕は、とつぜん告白されてしまった。現在進行形で、告白されている。あまりにも突然な話で、僕は混乱した。告白の時も平井さんは無表情で、冗談の気配は欠片もない。そもそも冗談という可能性は、平井さん自身が否定している。僕こと坂井悠二にとって、人生で初めて受けた、真剣の告白だった。

 

「オレと結婚しよう」

「話が飛躍してる!?」

 

 僕が答えに悩んでいる間に、事態は悪化していた。立ち上がろうとしていた僕は、平井さんにガシッと両肩を掴まれる。そのまま立ち上がれなくなった。今にも食われそうだ。告白を受け入れるか、受け入れないか。そんな事を言われても、すぐに答えは出せない。とりあえず、考える時間が欲しかった。

 

「平井さん。答えを返す前に、ちょっと待ってくれる?」

「なるほど。では、論理的に考える材料を渡しておこう。オレは特別な事情から、男性意識と女性意識の両方が抑圧される事なく成長している。本来ならば自身の性別によって、相反する意識は抑圧されるものだ。だが、かつてオレは男性であり、いまは女性となっている。とは言っても性転換した訳ではなく、例えるならば「他人から男性として扱われていた時期があった」と言うだけの話だ。お前がエッチな事をしたいと思えば、肉体的に女性として受け入れられるから安心しろ。

 そこで相談だ。このままでは男性意識も女性意識も発達せず、精神的に男でも女でもない状態に陥るだろう。男性を愛そうとすればオレの男性意識が拒絶し、女性を愛そうとすればオレの女性意識が拒絶する。下手するとオレは、人を愛せなくなってしまうかも知れない。男にもなれず、女にもなれない。

 そこで、お前の出番だ。お前とオレが恋人になって、オレの女性意識の発達を促進する。そうすれば男性意識を抑圧し、オレは女として生きる事ができるだろう。女としてのオレを肯定できる。だから、どうかオレに協力してほしい。どうかオレと恋人になってほしい――オレを助けてくれ、坂井悠二。

 もちろん、それだけが理由じゃない。お前を好きな気持ちは本当だ。たった今ではなく、ずっと前から、この世界に生まれる前から、お前に好意を抱いていた、これはウソじゃない」

 

 そう言って平井さんは、僕の肩から手を離す。そして呆然としている僕の体を抱き締めたまま持ち上げると、そのまま僕の体を立たせた。僕が自力で立てる事を確認すると、荷物を纏めて去って行く。もうすぐ次の授業が始まるのに、平井さんはカバンを持って帰ってしまった。

 平井さんの告白は、あまりにも重すぎた。平井さんの落とした爆弾は、クラスの皆にも大きなショックを与えている。もしかすると平井さんは、ずっと我慢していたのかも知れない。ずっと我慢していた平井さんに、僕の言葉の何かが触れて、爆発させてしまったのかも知れなかった。

 

「坂井、相談するなら乗ってやる」

 

 救いの手を差し伸ばしてくれたのは、僕と同じ中学校出身のクラスメイトだった。どうすれば良いのか分からない僕にとって、その優しさは有り難かった。リーダーの池速人を中心に、女子生徒陣にも話を聞いて、平井さんの話を纏める。平井さんの現状を理解すると、対策が話し合われた。

 

 

 平井さんに告白された次の日、いつもと変わらず平井さんは登校していた。今日は何時もより多くのクラスメイトが、朝早くから登校している。友人の池速人から「平井さんを待たせるな」と助言された僕は、授業が始まる前に答えを返す事になった。僕は平井さんを教室から連れ出して、人気のない場所へ向かう。でも、僕達の後ろから複数の足音が聞こえるのは気のせいだろう。きっと気のせいに違いない。

 

「平井さん。僕は、平井さんを助けたい」

「安心しろ、坂井悠二。悪いようにはしない」

 

 恥ずかしくて固まっている僕に、平井さんは近づく。そうして平井さんは、僕を抱きしめてギュッとした。昨日は少しだけ感じていた胸の感触が、ダイレクトに伝わってくる。本来ならば抱き返すべきなのだけれど、女の子の感触に僕は身を固くしたまま動けなかった。すると、そんな視界の端に、壁から身を乗り出して様子を探っているクラスメイト達の姿が引っかかる。

 

「では、さっそく恋人らしくキスをしようか。はい、ちゅー」

「止めて、平井さん! みんなに見られてるからー!」

 

 

 こうして僕は、平井さんの恋人になった。

 

 

※彼女は坂井悠二の妄想ではありません

 

 

【裏】

 

 オレには前世の記憶があった。記録ではなく、記憶だ。単に記録として魂に刻まれているのではなく、夢の中で前世を追体験した。オレは彼であり、彼女でもあった。ある時はノリノリでラスボスをやっていたり、世界を滅ぼしたりと、自重の欠片も存在しない有り様だ。そして今世で生きた時間の数千倍に相当し、体感数万年に及ぶ追体験を終えると、オレは前世の力を身に付けていた。

 

 世界を滅ぼしかねない力じゃないですかー! やだー!

 

 こんな物騒な力いらねー! 捨ててやるー! と思ったものの、OFFにする機能はないらしい。おい、オプションくらい、ちゃんと付けろよ。バカじゃねーの、バーカバーカ! 初期のゲームのように、STARTの選択肢しか存在しない。LOADの選択肢もなかったけれど、タイトルロゴが出る前に「自動で強制的に」追体験させられたのは記憶に新しい。その代わりとして複雑な操作は必要なく、脳内のみでON/OFFできる親切設計だ。そんな訳でオレは、能力を暴発させる危機に怯える事になった。

 転生者として魂の弄り方は分かっている。他人の体から魂を切り離す事さえ簡単だ。だが、オレに自身の魂を弄る権限は与えられていない。転生者としての魂が改変されないように、頭のネジが飛んでいるレベルのプロテクトが施されている。分かりやすく言うと、セキュリティを強固に設定しすぎて、自分でもアクセスできない状態だ。だから転生システムをアップデートできず、オプションなどの新機能の追加もないらしい。オワタ。

 そうなったオレに最も必要だったのは、クールになる事だった。うっかり怒って感情を露わにすると、勝手に能力が発動する。とても空腹を感じていると、形容し難い触手のような物がオレの体から生えて、近くにある物を捕食しようとする。邪神様、どうか大人しく眠っていてください。できれば永久に。

 そんな訳でオレは、大人しい子供だった。いつも本を読んでいる子供だった。もちろん外界から意識を逸らし、精神に余計な刺激を与えないためだ。精神が不安定だった時は周りで不幸な事故が起こっていたけれど、今は安定しているため死人も出ない。植物のように穏やかな人生をオレは望む……はっ、いかん。これは爆破殺人鬼のセリフじゃないか。オレはラスボスになんてならんぞー!

 

 ところで、オレの氏名である「平井ゆかり」と現住所の「御崎市」を合わせて脳内検索すると、「灼眼のシャナ」がヒットする件について……よりにもよって危険度の高い世界じゃないですかー!? 別世界から人食いモンスターがやってきて、おまけに時止めみたいな術を使って、人間社会に気付かれる事なく活動している世界だ。そして「御崎市」は将来、何度も消滅の危機に陥る。

 こんな町に居られるかー! オレは出て行くぞー! と思ったけれど、両親は御崎市に居て欲しいと思っている。この身に宿すチートを使わない限り、チキンなオレは御崎市を出て一人暮らしなんてできない。どうやらオレが市外で結婚して、そのまま帰ってこない可能性を心配しているらしい。

 そんな訳で、オレは地元の高校に進学した。ヒロイン兼ラスボスの坂井悠二殿と同じクラスだ。坂井くんガンバレ超ガンバレ、世界の命運はお前にかかっている。どうかオレの記憶通りに、この御崎市を危機から守ってくれ。もしもオレが「都喰らい」なんかに巻き込まれたら、自動迎撃機能で世界の寿命がマッハだから。

 

「平井さん、いつもジャージで暑くない?」

 

 と思っていたら、なぜかヒロイン様がオレに話しかけてきたァァァ。アイエエエ、ナンデ!? 落ち着け、クールになれ! FOOOOO、KOOOL! なんで、いつもジャージなのかって? 手足の毛が濃くて気になるからだよ! 女子制服なんてゴミ箱にシュウゥゥゥト! 超エキサイティン!

 

「いいや、暑くはない。汗もかいていないだろう? 信じられないと言うのならば、オレの肌に触れてみると良い。汗をかいているのならばベタベタで、汗をかいていないのならばスベスベのはずだ。こんな事を言った後で、お前に無理矢理さわられたなんて言わないから、オレの体に触れてみるといい」

 

「いや、それは止めておくよ。恥ずかしいし」

 

 オレは何を言ってるんだ? 坂井悠二殿も引いてるじゃないか1? うっ、いかん。オレの中の邪神が暴れ始めやがった! カオスだ! はやくオレから離れろー! 命はないぞー! 落ち着け、坂井悠二殿が話しかけてきた、それだけの事じゃないか。ここはクールに言葉を返すんだ。

 

「遠慮しなくてもいいぞ、坂井悠二。お前も機会があれば、女の子の肌に触れてみたいと思っている事だろう。なんだったから、オレの小さな胸で良ければ触ってもらっても構わない。触って減るものではないから、気にする必要もない。ほら、手を貸せ。オレがリードしてやる」

 

「そんなこと思ってないよ!?」

 

 ノリがいいな。さすが坂井悠二殿。ヒロインだから心も広い。主人公のチビジャリには勿体ないな。そう思いつつオレは、坂井悠二殿の手を引っ張ってオレの胸に当てる。オレは「男性だった前世」も追体験しているから、男性の気持ちは分かる。オレの胸で良ければ触られても構わない。同じ男性だろ! 遠慮するなよ!

 

「うわあああああ!?」

 

 あっ、今は女性だった。と思った時には遅く、坂井悠二殿は悲鳴を上げていた。触った側なのに悲鳴を上げるなんて、なんというヒロイン力! パないの。そんな坂井悠二殿を見ていると、「女性だったオレ」が涌き上がってくる。そのオレは坂井悠二殿の悲鳴を心地良いと思った

 

「――お前は、かわいいな」

 

 たまらん。

 

「お前の悲鳴を聞くとゾクゾクする。クセになりそうだ……そこで提案があるのだが、オレの恋人にならないか。悪いようにはしない。お前が望むのならば、オレの体を使って気持ちよくしてやる。先に言っておくが、これは冗談じゃない。本気(マジ)だ。本気でオレと恋人にならないか?」

 

「え?」

 

 ふと、窓の外を見ると、端の方に得体の知れない触手のような物がウニョウニョと視界に入った……はっ、いかん! 精神が汚染されている! 気を確かにするんだ! このままでは触手でペロリと、坂井悠二殿を美味しくいただいてしまう。おそらく性的な意味でも、食的な意味でも。

 

「オレと結婚しよう」

「話が飛躍してる!?」

 

 ところで何の話だったか。触手の話だったか。ジャージの話じゃなかったっけ? 魂に自動保存されているログを参照すると、告白の話だった……なんでや! いや、待てよ。これは良い手かも知れない。坂井悠二殿と仲良くしていれば、生存の可能性は高まるだろう。危なくなったら守ってくれるかも知れない。そうと決めたオレは、論理的に攻める事にした。

 

「平井さん。答えを返す前に、ちょっと待ってくれる?」

「なるほど。では、論理的に考える材料を――

 

 (かくかくしかじか)

 

 ――もちろん、それだけが理由じゃない。お前を好きな気持ちは本当だ。たった今ではなく、ずっと前から、この世界に生まれる前から、お前に好意を抱いていた、これはウソじゃない」

 

 うん、ウソじゃない。少なくとも今のオレじゃない前世の誰かさんは、坂井悠二という存在に好意を抱いていた記憶がある。長く生きて……じゃなくて存在していれば、そんな事もある。オレ? オレも好意を抱いているぞ。坂井悠二がオレの役に立ってくれそうだからな!

 そこでオレは気付いた。今の告白はクラス中に見られている……はっ、恥ずかしい。そう思ったオレは、早退する事にした。こんなに注目された状態が長く続いたら、平常心を失ってクラスメイトをペロリしちゃう恐れがある。途中で担任の教師に早退を伝えに行ったら「ああ、窓に! 窓に!」なんて言い始めたけど、すぐに椅子で殴って気絶させたので大丈夫だろう。セーフセーフ。

 

 

 そして次の日、オレは坂井悠二に連れ出された。いつもならば登校していないクラスメイトがゾロゾロ付いて来ているけれど、アーアーきこえなーい。きっとオレの妄想だろう。告白の返事なんて大事件に、オレは興奮して幻聴が聞こえているのかも知れない。もしも坂井悠二がオレの告白を断ったらオレの意思に関係なく、その場で坂井悠二はペロリされちゃうかも知れないな。

 

「平井さん。僕は、平井さんを助けたい」

 

 えっ、ちょっと意味が良く分からない。ここは「YES」か「NO」を答える場面じゃないのか? 坂井悠二の返答はYESでもNOでもない、ベターな選択肢だ。さてはクラスメイトの入れ知恵か。後ろの壁から顔を覗かせているのは吉田一美だ。お前かー! でか乳ー! 

 

「安心しろ、坂井悠二。悪いようにはしない」

 

 オレは坂井悠二をガシっと抱き締める。そして吉田一美をフフンと見下した。すると吉田一美の後ろにいた女子生徒陣までオレに敵意を向ける。あっ、やべっ、女子生徒陣が敵に回った。オレは人付き合いが悪いから、女子生徒に味方なんていない。いーもんねー、オレには坂井悠二が居るからいーもんねー。

 

「では、さっそく恋人らしくキスをしようか。はい、ちゅー」

「止めて、平井さん! みんなに見られてるからー!」

 

 

 見せつけてやるのさ!




▼『ぜんとりっくす』さんのメッセージを受けて、「女性意識も成発達せず」→「女性意識も成発達せず」な件に気付いたので修正しました。
 「このままでは男性意識も女性意識も成発達せず」→「このままでは男性意識も女性意識も発達せず」

▼『ぜんとりっくす』さんのメッセージを受けて、「LORDの選択肢」→「LOADの選択肢」な件に気付いたので修正しました。ちなみにLORDの訳は領主とか君主な!
 「LORDの選択肢もなかったけれど」→「LOADの選択肢もなかったけれど」

▼ところで、なんで「感想」じゃなくて「メッセージ」なのかと言うと、マイページのメッセージボックスに届いていたからです。まだチラシの裏だから、本板に上げるまで本気は出さなくてもいいのよ。

▼『昼行燈』さんの「能動防御でも無理とかどこかで書いておいたほうがいいかも」という感想を受けて、自動迎撃機能のトリガーに関して追記しました。
 精神が不安定だった時は周りで不幸な事故が起こっていたけれど、今は安定しているため死人も出ない

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