どうも、毛虫二等兵です。
そんなこんなで絵里編4話です。結構時間があいてしまいました。
というのも…思っていた話の展開を書いたら想像以上に長文になり、続けて書いていたらあと2話分(12000)くらいに膨れ上がってしまった…というわけなんです。
それに俺ガイルも早く書かなきゃ…
今月中に、
俺ガイル 絵里編(残り二話分)を投稿したいと思います。
斉藤 弘樹
相談所を後にした俺と絵里さんは、ひとまず秋葉原の駅に向かって歩いていた…とはいっても会話はない。ただただ気まずい雰囲気が流れているだけだ。
はじめまして…も違うか。一度会ったことあるし…
何か話さなきゃいけない っていうのはわかっているつもりだけど、どう話しかけていいのかがわからない。そんな状態がさらに5分くらい経ち、秋葉原の駅が見えてきた時だった。どうするかを考えていると…隣に絢瀬さんの姿がなかった。
「あれ?絢瀬さ…?」
後ろに振り返ると、少し離れてところで絢瀬さんは立ち止まっていた。
「さっきは…ごめんなさい!」
「んっ!?」
開口一番で頭を下げられるとは思わず、変な声をあげてしまった。
「本当にごめんなさい…!」
駅が近いということもあり、人通りもだんだんと多くなってきている。
女性が男性に向かって頭を下げた
これだけでも奇妙な光景なのはわかるし、絢瀬の容姿、ブロンド色の綺麗な髪の色は、人目を引かないわけがない。この場合は悪い意味で目立っている。
「ねぇ…なにあれ…」
「喧嘩…?」
「こら!見とれないの!」「ごめんごめん!」
「うわぁ…」
通りがかったカップルやら学生やらの視線と、罵声のような何かが聞こえてくる。
まあ…ですよね~。周囲の視線が突き刺さってきているがわかる。なるほど、確かに人から見られている気配が俺にもわかるぞ。凄いなこれ!…じゃなくて、早く絢瀬さんを止めないと
「え…えっと!とりあえず大丈夫なので!気にしないでください!」
彼女の所に駆け寄り、極力身体に触れないように諭していく。
「…ごめんなさい」
彼女はゆっくりと頭を上げる。何かを思いつめているのか、表情は依然暗いままだ。
「とりあえず、場所を変えませんか?話はそこでしましょう」
「…はい」
絢瀬さんは頷き、ゆっくりと歩き始めた。小走りで追いつき、彼女の歩く速さに少しずつ合わせていく。
少し壁はあるように感じるものの、さっきより肩の力は気軽に話しかけれるような気がしている…あくまで気がしているだけだが。
ともかく、嫌われているというわけではないという事がわかっただけでも一安心だ。
「よかった~…」
「はい…?」
「あっ…えっと、さっきまで嫌われてるんじゃないかって思ってました」
「そんなことないです!…ただ、いろいろ強引に進んでしまったので動揺してしまって…」
「まあ…そうですよね。俺の場合は事前に誰とか教えてもらってなかったんで、そんなに驚きませんでした」
「もしかして希から聞いてなかったんですか?」
「はい、ただ今日の14時に来いとしか…」
「まったく希は…」
彼女はため息をつき、呆れたような表情になった。
「さっきも思ってたんですけど…もしかして希さんと知り合いなんですか?」
「はい、高校からの友達なんです」
高校からの友達
というのを聞いて、控室での絢瀬さんと希さんの自然な雰囲気だったのが理解できた。
「そうなんですか!じゃああの関西弁は一体…?」
「昔からああなの、おかしな関西弁でしょう?大学の時だって……そうね、なにも変わらなかったわ」
明るい表情をしていた彼女の表情は、「大学」という言葉を口にした瞬間、少し曇ったように見えた。なんとなくだが、きっと踏み込んではいけないことことだと察した。
「…駅、着きましたね」
「そうですね…それで、ここからどうしましょうか…?」
「う~ん…」
実はこれと言って何も考えてきていない。こういう雰囲気の時に喫茶店に行ってもあれだし、秋葉原にオシャレカフェがあるなんて俺は知らない。
あるにはあるんだろうけど…まさか今日いきなり紹介されて外に放り出されるなんて思っていなかった。
それもこれも希さんが悪い、あの人なんで教えてくれなかったんだよ。まずそこからおかしい。こっちだって言われていれば調べてきたって言うのに…
「あの…」
「少し待ってください…どこか…」
切羽詰まったこんなピンチの時に聞こえてきたのは、有紗とこの間待ち合わせした「SENA」の、やかましい音楽だ。
…いや…待てよ…もしかしたら…!
起死回生の名案を思い付き、絢瀬さんに提案をしてみることにした。
「あ…そうだ、絢瀬さんはゲームとか得意ですか?」
「やってみないとなんとも言えないけど…それがどうかしましたか?」
「それじゃあ…」
~6分後~
一通りの警告文が表示されると、ワード創英角ポップ体のような文字で
-Standby ready-
の文字が画面の中央部分に大きく映し出される
「久しぶりに来たわね…この曲も入っているのね」
どこか懐かしそうでもあり、嬉しそうな絢瀬さんの表情は、凄くイキイキしていた。曲選択を終えた後、下ろしていた髪を束ね、彼女は手を伸ばしたり飛んだりなどの軽い準備運動をしながら、開始までのカウントダウンが終わるのを待っていた。
これはついさっきの話だが、どこにしようか決めていなくて焦った俺は、ひとまず「SENA」に入り、時間を稼ぐことにした。
有紗からの情報によると、絢瀬さんは踊っている時にとても楽しそうな表情をするらしい。
初めて行く場所がゲーセンってどうよ?って言われたら返しようもない。
だが言い訳くらいさせてくれ。
初対面の女性とオシャレカフェに行く勇気なんかないし、「初対面の人と上手くやってみろ」って無茶振りをされてどうにかなるもんでもないだろう?
なによりトークで盛り上げるなんて俺には出来ない…さっきの思いつめた表情を見る限り、何かトラウマがあるようだし。不用意に地雷を踏んではいけない。
時間を稼ぎながら店内を回っていると、絢瀬さんが「これがやってみたい」と言いだし、今に至る。
…それもこれも希さんが悪いと思うんだよ。いや絶対そうだって
―3…2…1…-
曲名は「snow halation」難易度は一番難しい「extra」モード
-Music START!―の文字が出ると同時に、曲の前奏が流れ始めた。
いくらダンス講師をやっているからっていきなりextraはきついんじゃないかな…?
と、ダンス素人の俺は曲が始まるまでそんなことを思っていた。
だが今は 「正直舐めてました、ごめんなさい」 と謝るべきだと思っている。
「え…?」
彼女は表示された矢印やら手の位置に寸分の狂いもなく、完璧に合わせているのだから。
表示されているのは ―excellent― の文字。さっきの説明だと、この表示は映像の中のモデルの振り付けとプレイヤーの振り付けがぴったり合っている時にしか表示されないそうだ。
人間、本当に驚いた時は声すら出ないものだ。言葉はないが、わかる。今この空間、この筐体の付近にいる音ゲーマー(?)の空気が夏凍り付き、戦慄が走っているのが。
後ろに並んでいる大学生二人組が「俺の方がうめー」とか煽ることが出来ないくらいうまい。
ゲームセンターの施設なだけあって、本当のダンスのようにガンガン動き回れるほどセンサーの精度がすさまじいわけではない。筐体の中の映像が彼女に合わせているんじゃないか?と疑ってしまいたくなるほどに丁寧で、滑らかな動きで、彼女はスコアを稼いでいく。
「あれ……?」
時々だが、中で踊っている女性の動きと彼女の動きが違っていることに気付いた。
ということは…アレンジを加えつつ、点数を取っているということになり、さらっと恐ろしいことをやってのけていることになる。
それに他にも気付いたことがある。踊っている時の彼女の表情は…本当に楽しそうで、輝いていた。
…有紗みたいな笑顔だ
純粋に楽しそうで、踊ることが楽しくて楽しくてしかたない そんな笑顔。
見惚れていると、いつの間にか曲が終わっていた。そして…彼女はこの店の中での最高得点を叩き出していた。
「え~…」
驚きすぎて半ば棒読みになりつつあった俺を置いて、彼女は嬉しそうに二曲目を選択し始めた。彼女が踊っているからか、自然とギャラリーも増えてきている。
「そうね…これにしましょうか」
笑顔で彼女が選んだのは「Wonderful rush」
筐体の横に、大きな赤色の太字で広告が張り出されているのがもし本当であるのなら…この曲の難易度は、このシリーズの中でも最高難易度に設定されているらしい。
東條 希
~回想~
華やかな結婚式を終えた後、私は彼女に呼び出された。指定された場所は誰もいない浜辺だった。心が落ちつく波の音と、絵に描いたような綺麗な夕日が町と空がオレンジ色に染める。
「いい景色だね」
声とともに、後ろからビーチサンダルの音が近づいていることに気がついた。
「唯子?」
後ろに振り返ると、白いワンピースを纏っている、いつもより大人びた友達の姿があった。
「来てくれてありがとう、希」
「結婚おめでとう。花嫁姿、すごく綺麗やった」
「ありがとう」
「それで、うちを呼んだ理由は?」
「…実はね、今日は望に頼みたいことがあるの」
少し寂しそうな顔をしながら、彼女は自分のお願い事…幼馴染について話し始めた。
~回想終わり~
「いいの…あんなことして?」
応接間でお茶を啜っていると、大学からの友人である 片瀬ゆみ が怪訝な表情をし、話しかけてきた。彼女は結婚相談所の事務員であり、この支店の副店長だ。今回えりちと彼を引き合わせるようにしてくれたのも、彼女の手助けによってできたことだ。
「大丈夫だと思うで」
ゆみは手に持っている缶コーヒーの蓋をあけ、ソファーの端に腰かけた。
「ん~…どうやろね~…お茶飲む?」
「すぐ相談があるから、いまはいいわ。希、一応言っておくけど本来手順ってものがあるのよ?それを素っ飛ばしていきなり出かけさせるなんて…」
「多少強引なくらいがちょうどいいんよ」
「…私には彼女はなにかを抱えているように見えるんだけど?」
鋭い言葉が突き刺さり、お茶を啜ろうとした手が止まる。
何かを抱えている という彼女の鋭い言葉は、的を射ている。えりちの時間は、きっとあの時間から止まってしまっている。
「ゆみは鋭いな~さすがのうちも焦るわ」
「大学も一緒だったんだし、少しくらいの面識はあるわ。それにあんなにわかりやすい性格の人はそういないもの、上手く行くとは限らないわよ。私の見立てじゃ、あれは失敗する」
いつもとかわらず気怠そうに話しているが、友人としてではなく、「仕事」としての言葉だった。
「絢瀬さんは時間をかけて関係を深めてタイプ、一日や二日でどうにかできないと思うけど…?それに希だってあの人のことをどこまで理解しているの?」
あの人 というのは、間違いなく彼のことだ。今頃えりちに振り回されておるんやろうと思うけど…彼のことをよく知っている”彼女”の言う通りなら、問題は起きないはずだ。
「な~んもしらん。しいて言うなら、その人を誰よりも知っている人に話を聞いただけや」
その言葉を聞いて、ゆみはほとほと呆れたように深いため息をついた。
「はぁ~…なにを企んでいるかはしらないけど、程々にね。お節介と迷惑は紙一重みたいなものなのよ。一歩でも踏み込み過ぎれば、それが傷を広げてしまうかもしれないんだから」
「…せやね。肝に銘じておく」
「片瀬せんぱ~~い!!お相手が来ました~!!」
「来たみたいだから、私は行くわね」
ほかの従業員に呼ばれ、彼女は部屋を出ていった。
「うん、頑張ってな~」
空になった湯呑をシンクに置き、彼女は相談所を後にした。
斉藤 弘樹
「ここの紅茶、すごくおいしいんです。すいません、紅茶のストレートと、ヴァレニエを」
店員さんに紅茶と「ヴァレニエ」なるものを二つずつ頼むと、絢瀬さんが笑顔で話しかけてきた。
途中か気付いたが…最初に比べたら大分距離が縮まったような気がする。絢瀬さんからも話しかけてくれるようになったし。
「はぁ~…」
大きく息を吐くと、絢瀬さんは微笑みながら話しかけてきた。
「体力、落ちてるんじゃないですか?」
「…かもですね…まさか走るとは思ってませんでした…」
「定期的に運動しないと、すぐ鈍ってしまいますから」
「絢瀬さん…上手いとは聞いてましたけど…正直あそこまで凄いと思ってませんでしたよ…」
「そんなことないです、振り付けも大分省略されているようでしたから…」
「ひえ~…」
あれがたいしたことないって…
「Wonderful rush」をいとも容易くフルコンし終わった彼女の筐体の周りには…俺含め16人くらいのギャラリーがいた。
三曲目選曲中、ようやくそれに何かに気づいた彼女は、三曲目でハイスコアをもう一回叩き出した後、ひとまず外に出ることに。
その後10分くらい走り、彼女の案内でこの喫茶店に来た。
まさかこの年になって手を繋いで走るなんてことをするとは思わなかった。
「お待たせいたしました」
店員が持ってきたのは、普通の紅茶と、ジャムのような液状の何かだった。
「あなたには随分迷惑を掛けてしまったみたいですし…ここは私が奢ります。あと、それはヴィレニエっていいます」
「これが…?」
彼女が「これ」といって指を指したのは、紅茶の横に置かれたジャムのような何かだった。
「日本で言う、ジャムみたいなものです。果物を果肉の形が無くなるほどドロドロに煮溶かして、「濃いシロップ」状になっているものなんですよ」
「へぇ~…飲み方はあるんですか?」
「ん~…ヴァレニエは紅茶に入れずに小皿に取ってお茶請けとして舐めながら紅茶を飲む人もいますし、中に入れて飲む人もいますよ。私は紅茶の中に溶かして飲む方が好きです」
物は試し ということで、「ヴィレニエ」スプーンで一口だけ舐めてみた。
「…すごく甘いです」
「ちょっと甘いですけど、この甘さが紅茶と合うんです」
彼女はクスッと笑った後、紅茶にヴィレニエを溶かし、飲み始めた。
いい感じになったと思いきや、特にこれと言った会話もなく、独特な緊張感の中でただただ静かな時間が流れていく。予想していたことだったが、やっぱり気まずい。
「………………」
紅茶を飲み終えてしまうと、本格的にやることが無くなってしまった。この場合、携帯は出していいのだろうか?でもそんなことをしたらつまらなそうに見えてしまうのかもしれないし…かといって彼女の学生時代に踏み込むにも危険そうだし…う~ん…どうすれば…
ピンポン♪ピンポン♪
俺の携帯からLIMEの着信音が鳴り響く。
「携帯鳴ってますよ?」
「…すいません」
右ポケットから携帯を取り、画面を見ると、可愛い可愛い姪っ子からの連絡だった。
「…なんだ有紗か」
<やりました!>
<<おめでとう。で、何をやったんだ?>>
<発表会です!>
そういえば今朝「大事な授業がある」って言ってたな。
<<結果は?>>
<私がセンターです!>
確か上手い子が多いって言っていたような…にしてもセンターってすごいな
<<おめでとう!そうだな…ご褒美に今度の奢って進ぜよう>>
<やったー!約束ですからね!>
<大>
「…?」
<お~い、どうした~?>
大 という謎のメッセージを残し、有紗からの連絡は途絶えた。時間は15時52分…そういえばこの時間…授業中じゃ…
「さては有紗…先生に見つかったな」
「有紗ちゃんがどうかしたんですか?」
慌てて携帯を机の上に置くと、既に紅茶を飲み終えている綾瀬さんが話しかけてきた。
「すいません、長々と携帯弄っちゃって」
「大丈夫です。有紗ちゃんからの連絡だったんですか?」
「そうです。今朝聞いた話だと「発表会の大事な授業があるんだ~」って言ってました」
「上手く行ったんですか?」
「みたいです」
「よかった~…」
「絢瀬さんは知ってたんですか?」
「はい「お兄さんのために頑張るんだ~」って、必死に頑張っていたんですよ」
「なにを言ってるんだか…まったく…」
…まさかみんないるときにまで言ってるんではないだろうか…?あれ…なんかすっごい恥ずかしくなってきた
「照れなくてもいいじゃないですか、むしろ誇りに思ってあげてください。有紗ちゃんはとっても良い子です…ちょっと「お兄さん」にたいして一直線過ぎのような気もしますけどね」
「そうですか…?」
「この間のレッスンの休憩時間のときに家族の話になって、有紗ちゃんにあなたをどう思っているか聞いてみたんです。そしたら止まらなくなっちゃって…終わるころにはスクールの子がみんな影響されてしまって…」
「え…?」
なにそれ恐い
「月末の支払い日にあなたが来るタイミングを計って、みんなであなたがどんな人物かを見定めて見ようって聞かないんです」
「え?え~…」
「口止めされているので、このことは有紗ちゃんには言わないでくださいね。」
「…でもその話って、そんなに真に受けるものなんですかね…?有紗と居る時間だってまだ二年しか経ってませんし、話しはじめたのも最近なんですよ?」
「そこまでは…ただ、二年も一緒にいればわかるんだと思います」
「何がですか?」
「「一緒にいた時間」っていうのは、たとえどんな時間であってもかけがえのない物なんです…私にとって、高校最後の一年間がそうであったように。斉藤さんにもありませんか?」
「…なんとなくわかります」
幼馴染のことを思い出し、胸のどこかが痛んだような気がした。
「暗くなっちゃいましたね。絢瀬さん、あの甘い奴と紅茶、もう一杯頼んでもいいですか?」
「…そうね、せっかくなんだからもっと明るい話をしましょう。私ももう一杯もらおうかしら」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後、俺と彼女は他愛もない話を続け、話し終わる頃には20時を回っていた。秋葉原の駅は帰ろうとする人で賑わい始めている。
「今日はありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ楽しかったです」
今までの行動を見た限り、彼女の性格は捻くれているわけではない、むしろすごく優しくて、嘘をついたりする性格ではないと思う。それに彼女ほどの美人なら男には困らないはずだと思うんだが、なんで彼女は相談所に…?
「次について、希さんから何か聞いていますか?」
「次は……もうないと思います」
「え…?」
「ごめんなさい」
突き放す意味での「ごめんなさい」という言葉を告げて、絢瀬さんは開設へと駆けていった。走り去る背中を、俺はただ唖然と見ているだけだった。
はい、ということで謎を残して、主人公が盛大に振られた4話でした。
こうなったのも、えりちあの回想に原因がありますので、そこのあたりも次とその次の回で説明しようかな~って思ってます
こっから話を一気に進展させますので、温かい目で見守ってくださるとうれしいです。
それと同時に、主人公の掘り下げも行おうと思ってます
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