ISトランスフォーマービースト   作:鳴神 ソラ

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クラス代表戦が始まり、その中で乱入者が現れて暴れる中、獅子は降り立った。


※この話からDream☆Laboratory~夢の研究所~のモリビト28号さんから許可を借りた設定が出てきます。

ちなみにこれ本来の奴と違う様にしているのがモリビト28号さんの所での設定なのです。

※2015年8月21日に最初の行の文を修正


第7話:吠える獅子

前回から数日経った日、サイバトロン基地でライオコンボイは何時も通りライオジュニアを探していた。

 

コンボイ「ライオコンボイ、頼みがあるんだ」

 

ライオコンボイ「頼みとは?」

 

そんなライオコンボイにコンボイは話しかけてライオコンボイは振り返って聞く。

 

コンボイ「今日はIS学園でクラス対抗戦が始まると言う。もしかしたら前回の様に襲撃があり得るだろうから君に警備に行って貰いたいんだ」

 

ライオコンボイ「成程…私以外に他は?」

 

コンボイ「君の部隊に彼も行って貰うよ」

 

聞くライオコンボイに答えた後にコンボイは入ってくれと後ろに呼びかける。

 

それと共に1人のトランスフォーマーが入って来る。

 

体は別世界に住む複数いるコンボイの1人、フレイムコンボイに似てるがカラーリングや見た目がバトスピと言うカードゲームに出る太陽神龍ライジング・アポロドラゴンにした感じで顔はライオコンボイ達に近いフェイスガードであった。

 

ライオコンボイ「バシンコンボイ、君も来るのか」

 

バシンコンボイ「はい!若輩者ながらライオコンボイの手伝いをします!宜しくッス!」

 

そのトランスフォーマーの名前を言うライオコンボイにバシンコンボイは敬礼して言う。

 

ちなみに大きさなのだがゴッドマグナスより少し高いので人よりちょい上なライオコンボイ達は見上げている。

 

ライオコンボイ「そんなに気を張り詰めなくて良い。力を抜いとかないといざと言う時に空回りするぞ。君は力を手に入れたのは最近だ。1人ではなく我々と言う先輩達もいる事を頭に入れといた方が良い」

 

バシンコンボイ「は、はい!」

 

そんなバシンコンボイの緊張を解す様に諭すライオコンボイにバシンコンボイは力強く頷く。

 

ライオコンボイ「まぁ、あんまり抜きすぎてサボらない様にな」

 

バシンコンボイ「そんな事しませんよ;」

 

慌てるバシンコンボイに冗談だよと茶化した後に歩き出すライオコンボイにバシンコンボイも続く。

 

???「総司令、ビクトリーレオから連絡です」

 

それにフッと笑ったコンボイに1人の少女が駆け寄って言う。

 

コンボイ「ビクトリーレオから?繋げてくれアイ」

 

少女→アイ「ラジャー」

 

答えた後にアイはコンピューターを操作すると画面に1人のトランスフォーマーが映る。

 

彼は別世界に住むサイバトロンの1人でビクトリーレオである。

 

ビクトリーレオ『久しぶりだなビーストコンボイ』

 

コンボイ「そちらも元気で良かったよ…それで頼んでいたバシンコンボイのトランステクターについての結果が出たのかい?」

 

そう言うビクトリーレオにコンボイも返した後に繋げた理由を聞く。

 

それにビクトリーレオは頷く。

 

ビクトリーレオ『ああ…調べた結果だが…やはり我々とは違うシステムで出来たトランステクターみたいだ』

 

コンボイ「そうか…」

 

話された事にコンボイは顎を撫でる。

 

ビクトリーレオ『前の俺達の様にトランスフォームしたトランステクターにゴッドマスターがパーツな感じにトランステクターと一体化するのではなく、トランスフォームしたトランステクターに文字通り一体化してトランスフォーマーになると言う事事態が驚く事だ。さらに極め付けなのがだ』

 

そう言ってビクトリーレオは何か操作すると別の画面に何かが映る。

 

それは角が角ばってない四角形のケースの様な物であった。

 

ビクトリーレオ『君達が送ってくれたこれを調べた結果とバジンコンボイの証言に基づくとケースが起動する事で近くの乗り物や生き物の情報をスキャニングして中に入っているコアと思われる結晶体により言わば疑似的なトランスフォーマーになる…だが、コアとなる結晶体がない時に起動した場合は変わりに自分に適合する者、ゴッドマスターを探して見つけたゴッドマスターを主と認識する』

 

コンボイ「ただ、彼の場合は絵の奴を元にスキャニングしてバシンコンボイが誕生したみたいだけどね」

 

説明するビクトリーレオにコンボイはそう言う。

 

コンボイ「この世界にはトランスフォーマーがいないと彼から聞いてる。すると…」

 

ビクトリーレオ『我々が知らない世界の技術で出来たトランステクターと言う事になるな』

 

コンボイの言いたい事を引き継いでビクトリーレオが言う。

 

それにコンボイは唸る。

 

自分や他のライオコンボイ部隊にビックコンボイ部隊、さらにカーロボット+αを送り込んだ人物に別の世界のサイバトロンの話は聞いていたが聞いていた中でトランステクターがあったのがビクトリーレオの世界だったのでビクトリーレオに繋げたのだが結果は今の報告である。

 

分かった事と言えば送り込んだ人物が知らない世界に存在するトランスフォーマーの技術かもしれないと言う事だ。

 

ビクトリーレオ『期待した結果を得られずにすまんな』

 

コンボイ「いや、それだけ分かっただけでも良いさ、ただ、ファイヤーコンボイ達に起こった事を考えるとそのトランステクターの技術を応用されて作られたと言う事も分かったとも言えるな」

 

謝るビクトリーレオにそう返した後にそう言う。

 

ビクトリーレオ『そうかもしれないな…そう言えば、ジンライは見つかったか?』

 

コンボイ「……残念ながら、今の所見つけられていない」

 

報告を終えた後にそう聞くビクトリーレオに申し訳ない顔で言うコンボイにビクトリーレオは残念そうにそうか…と呟く。

 

 

場所変わり、IS学園でクラス対抗戦が始まっていた。

 

その第1試合にて箒と麗奈は向かい合っていた。

 

麗奈は赤いレオタードの上に両腕に鉤爪の付いた白いアームアーマーを付け、両足は白いライオンの様なレッグアーマーを付け、左肩に丸くされた白い肩当てを、右肩には金色の鬣を持った白いライオンの顔が装着されていた。

 

箒「それがお前の専用機か」

 

麗奈「ああ、これが僕の専用機、白獅子(しろじし)だよ」

 

聞く箒に麗奈はそう言う。

 

待機室にて一夏や鈴、セシリアは珍しそうに麗奈のISを見ていた。

 

セシリア「あれが麗奈さんのIS」

 

鈴「あのライオンの顔、飾りなのかしら?」

 

一夏「どうなんだろうね?」

 

千冬「だが、意外な武器を持ってる可能性があるぞ」

 

束「自信作だよ~」

 

各々にそう言う3人に千冬が言い、束が自信満々に言う。

 

一夏「あれ?千冬姉は教えられてないの?」

 

千冬「ああ、楽しみにしろと言われてな」

 

聞く一夏に千冬はお腹を擦りながら言う。

 

箒「本音が言うその強さ、見せて貰うぞ」

 

麗奈「こっちもそちらの実力を見せて貰うよ」

 

そう言葉を交わした後に開始の合図と共にそれぞれ接近する。

 

箒「おおおおおおお!!」

 

麗奈「ライオクロー!!」

 

雨月を振り下ろす箒に麗奈は両腕の鉤爪を展開してそれで受け止める。

 

その後にお互いに距離を取る。

 

麗奈「ライオミサイル!!」

 

箒「っ!!」

 

距離を取った後に麗奈は右肩の獅子の顔から砲門を2門出すとミサイルを放ち、それに箒はさらに距離を取った後に空裂からエネルギー刃を飛ばして撃ち落とす。

 

箒「まさかその顔からミサイルとはな」

 

麗奈「こっちからも出せるよ!」

 

驚いている箒に麗奈はそう言って鉤爪を変形させてそこからミサイルを放つ。

 

箒「なかなか良い専用機だな」

 

麗奈「まあね(だけど、なんか違和感が来る。それにこの頭の痛みも…僕はホントに…)」

 

そう褒める箒に麗奈も返しながら内心顰める。

 

箒「何か考えてる暇はないぞ!」

 

麗奈「!この!」

 

その間に振り下ろす箒に麗奈はエネルギートンファーを出して防いでからぶつかり合いを続ける。

 

 

セシリア「す、凄い。箒さん、渡り合っておりますわ」

 

一夏「いや、違う。箒が押されている」

 

ぶつかり合いを見てセシリアがそう洩らす隣で一夏が難しい顔で言う。

 

鈴「え?けれど上手く防いでいるじゃない?」

 

千冬「良く見ろ凰、防いでいるがそれだけだ。攻勢に出れてない」

 

それに食いつく鈴へ千冬がそう言い、2人は改めて2人のぶつかり合いを見る。

 

そして千冬の言葉を示す様に箒が攻撃していない事に2人は気付く。

 

千冬「どちらとも近接武器だが篠ノ之の刀と違い獅子のは鉤爪だから相手との距離が密着に近い所で振るう速さなら鉤爪が有利だ」

 

束「刀でも相手に密着させればいけるかもだけどそれをさせないように麗奈ちゃんは動いているね。あれは戦い抜いた人の動きに近いね」

 

鈴「色々と記憶を失う前はどう言う生活をしてたのあの人?」

 

一夏「(もしかして…)」

 

説明する千冬と補足する束のを聞いて鈴が呟く中で一夏はある考えを浮かべる。

 

すると…

 

ズドオオオオンッ!!!

 

千冬&束&鈴&一夏&セシリア「!?」

 

いきなりの大きい音に誰もが驚く。

 

 

ズドオオオオンッ!!!

 

箒&麗奈「!?」

 

一方のアリーナでは凄まじい衝撃がアリーナ全体に響いていた。

 

それにぶつかり合っていた2人が驚いているとISのハイパーセンサーからステージ中央に熱源、所属不明のISと断定…ロックされています!と言う緊急通告を来る。

 

自分達をロックしていると言う事態に気づいた2人は慌ててその場を離れる。

 

それと共に2人のいた場所をビームが通り過ぎる。

 

土煙が収まるとそこにいたのは前回箒と一夏、セシリアのクラス代表決定戦の時に現れたのに似た無人ISだった。

 

ただ、その腕が重火器の様な感じに変更されているが…

 

もしかしたら前回の事を考えて接近されない様にされたのだろう。

 

箒「どうする?」

 

麗奈「遠距離…と行きたいけどそこら辺している可能性もあるだろうしな…」

 

話しかける箒に麗奈はそう言って飛んで来る攻撃を避けながら顔を顰める。

 

相手だってバカではない筈、前回の事を考慮して従来のISの武器では効かない様にしている筈だ。

 

だが2人に撤退と言う事は許されない。

 

もし2人が離れたら無人機は無差別に重火器を放つだろう。

 

そうなれば被害は甚大になるだろう。

 

箒「織斑先生!早く生徒の避難を!」

 

千冬『っ、す、すまないし、ののの…』

 

すぐさま千冬に連絡を取ろうと繋げると苦しそうな顔をしている千冬が映る。

 

それに箒は驚いた顔で言う。

 

箒「どうしたんですか!?まさか発作が起きたんですか!?」

 

束『なんかそうみたい!後、あの無人機が来たと同時にISアリーナの遮断シールドが勝手に作動して他の生徒達が閉じ込められちゃったんだよ!しかも設定されてたのより固いプロテクトされてて必死に解除してる所だから2人だけで頑張って!!』

 

聞く箒に束が変わりに答えて現状を伝えると集中したいのか通信を切る。

 

箒「どうやら私達だけでやる事になるみたいだな」

 

麗奈「そうみたいだね」

 

そう交わしながら2人は無人機に向き直る。

 

その時麗奈は知らなかった。

 

自分の胸元が光っていた事に…

 

 

 

 

一方外ではサイバトロンが無人機集団と戦っていた。

 

ライオコンボイ率いるアパッチ、ビッグホーン、タスマニアキッド、スクーバ、ダイバー、スカイワープにサントンとバシンコンボイにデストロン軍団とタイガトロンが出迎えていた。

 

ギガストーム「アンゴルモアフレイム!」

 

スカイワープ「ウインギャリバー・剣の舞!!」

 

ヘルスクリーム「テールワインダー!」

 

ダイバー「ダイバーシャボン!」

 

それぞれが自分達の武器で無人機を撃墜して行く。

 

バシンコンボイ「フォースチップ!イグニッション!!」

 

一方のバシンコンボイは咆哮するとその体から放たれた光が天空へと行き上空に渦を巻き起こす。

 

その後に上空の渦の中から飛び出してきた物、フォースチップがバシンコンボイの後ろ腰のスロットに装填された後にバシンコンボイの両肩のパーツが分離してそれぞれ3つの爪の様なのになるとバシンコンボイの両腕に鉤爪の様に装着される。

 

バシンコンボイ「ライジングクロー!!」

 

装着された爪でバシンコンボイは向かって来る無人機を両断して行く。

 

タイガトロン「地よ水よ風よ!拙者に力を貸してくれ!!」

 

離れた場所では自然の力を借りてタイガトロンが無人機を撃退して行く。

 

ライオコンボイ「これ以上IS学園の生徒達が集まってる場所に近づかせるな!…っ」

 

アパッチ「どうされたんですかライオコンボイ!」

 

指示を出していたライオコンボイが左胸を抑え出した事に近くにいたアパッチが慌てて聞く。

 

ライオコンボイ「この痛み…アパッチ、此処の指揮を任せて良いだろうか?」

 

アパッチ「は、はい!」

 

何かを感じ取ってそう指示するライオコンボイにアパッチは敬礼するのを見届けてライオコンボイはビーストモードになって急いで駆け出す。

 

向かうはIS学園のアリーナ…

 

 

無人機の攻撃を避けている箒と麗奈は攻撃をし続けるが予想通りISの武装ではダメージを与えられてなかった。

 

さらに先ほど無人機の攻撃が掠っただけでシールドエネルギーが大幅に激減したのに驚いた後に当たらない様に動く。

 

しかも閉じ込められて避難出来ない生徒へ当たらない様に上空を飛んでいるが避ける事に神経を使っていて徐々に疲れが溜まって行く。

 

逆に無人機は疲れを知らずに2人を追い詰めて行く。

 

すると、遮断シールドが開き、生徒達は教師の誘導の元、避難していく。

 

麗奈「良かった」

 

箒「!避けろ麗奈!!」

 

避難していく様子に気が緩んでしまった麗奈は箒の声に自分に攻撃が向かってるのに気づいて慌てて避けるが掠ってしまい、シールドエネルギーがなくなってISが消えてしまう。

 

麗奈「しまっ!?」

 

箒「麗奈!?くっ!」

 

それにより地面へ落下する麗奈に箒は救出に向かおうとするが無人機がそれを邪魔する。

 

麗奈「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

絶叫しながら落下して行く中で麗奈の脳裏にある光景が浮かぶ。

 

それは必至に崖らしい場所で誰かが落ちない様にしている光景。

 

なんとか這い上がろうとして掴んでいた所が崩れ落ちて落ちかけた時、何かに掴まれる。

 

???『諦めるな!我が息子よ!』

 

捕まれた人物に助けた存在は言う。

 

ほとんどぼやけて誰なのか分からないが麗奈にはなぜか温かく感じた。

 

誰もが麗奈に叫んだ時…

 

???「諦めるな!」

 

麗奈「!?」

 

聞こえて来た声に麗奈は驚いた後に襟首を掴まれる。

 

麗奈を掴んだ存在、それは白いライオンであった。

 

白いライオンは背に乗せた後にそのまま着地し、麗奈は恐る恐る降りる。

 

簪「あれは…」

 

本音「白いライオン!」

 

蜜「で、でもなんで此処にぶーん?」

 

避難しかけていた者達や簪たちは現れた白いライオンに戸惑う。

 

箒「麗奈!大丈夫か!」

 

麗奈「う、うん…けれどこのライオンは…」

 

白いライオンに警戒してか砲撃を止めた無人機を見ながら近付いて聞く箒に麗奈は答えた後に白いライオンを見る。

 

すると麗奈の胸元が青く輝き、それと共に白いライオンは痛みに耐える様に右前脚で胸を抑える。

 

箒「麗奈、何か光っているぞ」

 

麗奈「?もしかして」

 

箒に指摘されて麗奈は胸元から何かを取り出す。

 

それは青い球体であった。

 

白いライオン「っぅ、この痛み、そしてマトリックス…やはり君は…」

 

麗奈「ライオンが喋った!?」

 

箒「まさか、ハインラッド達と同じ…」

 

顔を顰めながら何か確信を持った白いライオンから出た言葉に麗奈は驚き、箒が言おうとする前に無人機から来た攻撃に箒は麗奈を抱き抱えて白いライオンと避ける。

 

そして白いライオンは無人機を睨み付ける。

 

白いライオン「貴様にこれ以上我が子を傷つけさせはしない!」

 

麗奈「え!?」

 

箒「我が子?」

 

発された言葉に麗奈と箒は驚いている間に白いライオンは攻撃を避け…

 

白いライオン→ライオコンボイ「ライオコンボイ!変身!!」

 

変形すると共に白いライオン、ライオコンボイは着地する。

 

麗奈「ライオ…コンボイ!!」

 

箒「コンボイとはまた別のコンボイ!?それよりあの姿!?」

 

ファイティングポーズを取るライオコンボイに麗奈は目を見開き、箒はその姿に驚く。

 

本音「ねえねえ、あのロボットさんの姿」

 

簪「うん……麗奈の専用機に似てる」

 

それは本音達も同じでライオコンボイを驚いて見ている。

 

ライオコンボイ「うぉぉぉぉぉ!!」

 

それを知らずにライオコンボイは駆け出し、無人機は攻撃を放つ。

 

攻撃をライオコンボイはサイドステップで避けた後に接近し…

 

ライオコンボイ「ライオクロー!!」

 

鉤爪を展開して無人機を攻撃して行く。

 

ライオコンボイ「ライオミサイル!ライオビーム!」

 

続けざまにミサイルとビームを浴びせて行く。

 

箒「あの武装に姿…ほとんど麗奈の専用機にそっくりだ…」

 

麗奈「う、く…」

 

無人機を圧倒して行くライオコンボイの戦いに箒はそう呟くと麗奈は頭を抑えて膝を付く。

 

箒「!?どうした麗奈!」

 

麗奈「あ、頭が…」

 

いきなりの事に驚く箒に麗奈は呻いているとライオコンボイの攻撃によりボロボロになって火花を散らす無人機が2人を狙いを付ける。

 

ライオコンボイ「!させん!」

 

それに気づいたライオコンボイは2人の前に立つと同時に無人機は砲撃を放つ。

 

ライオコンボイ「ライオタイフーン!!」

 

右肩のライオンの顔の鬣は回転させることで防御シールドを作って砲撃を防いだ後に竜巻を作り出して無人機を包み込む。

 

無人機は強烈な回転にそのまま巻き上げられて行き…

 

ドカーーーーーーン!!!

 

最終的に爆発した。

 

箒「麗奈!しっかりしろ麗奈!」

 

ライオコンボイ「むっ!」

 

爆発を見届けたライオコンボイは箒の声に振り返ると倒れた麗奈の姿が目に入った。

 

ライオコンボイ「どうした!」

 

箒「頭を押さえた後に意識が無くなって」

 

ライオコンボイ「早く救護班を!」

 

訳を聞いてすぐさま指示を出したライオコンボイは束に連絡を入れる箒を尻目に麗奈を見る。

 

ライオコンボイ「………っ」

 

苦しむ様に顔を歪めている麗奈にライオコンボイは左胸を抑える。

 




ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」

サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」

タロウ「ウルトラマンタロウだ」

銀八「銀八先生でーす」

蛇八「蛇八先生だ」

ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」

ブラックキング「いや~色んな人が心配してた様やけど専用機モチーフはライオコンボイでした!」

サンダーダランビア「と言うかホント心配してたッスね;」

タロウSD「それだけ3体合体で1体のロボットがほとんどを占めていたのがそうだったのだからな;」

銀八「ちなみに今回出たトランステクター設定についてはモリビト28号さんのトランスフォーマー小説で使われてるのを許可を貰って出した」

蛇八「許可をくれたモリビト28号さんに感謝だな」

ザコB「ちなみにもう大体の人が感づいてるけど言って置くとマグナボスは出ません」

ザコC「その代わりのトランスフォーマーを出す事は言って置きます」

ザコA「それにしてもバシンコンボイ、一体誰なんだザコ…」

タロウSD「ちなみにヒントを言うとISのキャラがなってると言う事を言って置くぞ」

ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」

タロウ「次回を待ってるのだぞ!」


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