前回から翌日の放課後
一夏「(うずうず)」
箒「一夏、落ち着け;」
セシリア「ふふ、今の一夏さんを見ると目当ての物が来るのを待つ子供みたいですわ」
ISアリーナにて待ち遠しそうにしてる一夏を箒は窘め、セシリアはくすりと笑う。
ちなみに3人ともISスーツと言うのを着ている。
ただ、箒とセシリアはスクール水着のようなレオタードと膝上サポーターなのに一夏は臍上丈の半袖インナーシャツとスパッツのにしており、一夏曰く、こっちの方が落ち着きやすいと言う事らしい。
束「おーい、いっちゃんに箒ちゃ~ん、お待たせ~」
するとそこにISを纏った簪と本音に蜜と共に何かを運んで束が来た。
簪のは白く染められた全体に白い縁どられた青い炎をイメージした模様が入っていて腰は独立したウィングスカートを持ち、肩はスピードブレイカーの肩を模したアーマーを付けて背中にゴッドマグナスの背中のバックアップを模したウイングが装着されている。
蜜と本音に束は日本純国産の第2世代型ISの打鉄を纏っている。
一夏「うわぁ…」
箒「これが…」
そして4人が運んで来たのに箒と一夏はそれぞれ声を漏らす。
運ばれて来たのは2つのISで紅と白で彩られていた。
束「いっちゃんのが白いので名前は白式、箒ちゃんの紅いので紅椿だよ」
一夏「白式」
箒「紅椿」
セシリア「これがお2人の…」
並べられたのISの名前を言う束の後に2人はそれぞれの機体に近づく。
束「それじゃあフィッティングとパーソナライズをやるから2人とも纏ってね」
一夏「分かった」
箒「はい」
見ていた2人に束が指示を出し、2人は早速自分達の愛機を纏う。
完了したのを見て束が空中投影型のキーボードを展開し素早く入力し…
束「はい完了」
一夏&箒&セシリア&簪&本音&蜜「はやっ!?」
そして言った言葉に6人は驚く。
束「まあ、事前に2人のを入れていたからね。後は自分で慣れる様に動いてね~それにしても箒ちゃんはホントに大きくなったよね~いっちゃんもいっちゃんでちぃちゃんの妹なだけに大きいし」
箒「ね、姉さん止めてくれ!胸を見るのは!」
そう言ってのほほんと箒の胸を見る束に見られた本人は過敏に胸を隠す。
それにより箒の豊満な胸がむにゅと寄せ上げられて何人かは鼻血を流しそうだろう。
セシリア「何やら箒さん、胸にコンプレックスを抱えてるんでしょうか?」
一夏「抱えてると言うか…今は遠くにいるもう1人の幼馴染が箒の胸にゾッコンでさ、事あるごとに揉んでそれで箒は胸の話には敏感なんだよね~」
本音「そうなんだ~」
簪「………羨ましい」
蜜「簪も十分大きいと思うぶーん」
それを見てそう言うセシリアに一夏は説明して納得する本音の隣で簪が自分の胸をポンポンして蜜がそう言う。
☆
???「へっくしゅん!!」
遠い場所、そこでとある人物がくしゃみする。
???「うーん。誰か噂してるのかしら?あー最近箒の胸が恋しいわね」
鼻を擦った後にうへへ~と思い出してるのかほにゃりと笑って手をわきわきさせる。
???「まぁ、今度日本に帰るんだし…待ってなさい箒。揉んでなかった分、揉んであげるから」
にひひと笑って鼻歌を歌ってその人物は歩いて行く。
☆
箒「うひ!?」
束「およ?どうしたの箒ちゃん」
背中に迸った悪寒にブルりと震える箒に束は訝しげに聞く。
箒「い、今奴の気配を…」
束「?とにかく飛んでみたらどうかな?ちなみに2人共軽くだよ軽く」
首を傾げた後にそう言う束に2人は頷いた後にふわりと浮く。
箒「おお…」
一夏「うわぁ…」
そのまま2人はアリーナを飛び回る。
慣れて来たのか徐々にスピードをあげている。
蜜「うわ~2人の専用機凄いぶーん」
セシリア「ホントですわね。お2人共慣れて来てますね」
簪「……博士、あの2人の武器は?」
関心する2人の隣で簪が聞く。
束「いっちゃんは完全近接型で箒ちゃんは遠距離も出来る近接型だね」
本音「ふえ~そうなんだ~」
セシリア「成程…では」
話しを聞いたセシリアは青いイヤーカフスに触れると自身のISを纏う。
その色は青色で周囲に特徴的なフィン・アーマーを4枚を浮かばせており、確認した後に2人の元へ向かう。
箒「む?それがお前の専用機かセシリア」
セシリア「ええ、ブルーティアーズと言いますわ。遠距離を得意としておりますわ」
一夏「遠距離か…さっき確認したけど僕のは接近用の武器だけなんだよな…」
気づいた箒にセシリアは答えると一夏が困った顔をする。
セシリア「ふふ、手加減はしませんわよ」
一夏「うへぇ…きつそうだな」
ワイワイ話し合う3人を見て束は笑う。
???「何やら楽しそうに話してるんだな~」
後ろからの声に束達4人が振り返ると狸がいた。
束「やあやあラッさん」
本音「こんにちわ~」
簪「ハインラッドこんにちわ」
蜜「こんにちわだぶーん」
狸→ハインラッド「こんにちわなんだな~あそこにいる3人の内2人って束と千冬の妹さん達かな~?」
挨拶する4人に狸ことハインラッドは手を上げた後に飛んでる3人の内、一夏と箒を見て言う。
束「そうだよ~紅いISに乗ってるのが私の妹の箒ちゃん、んで白い方がちぃちゃんの妹のいっちゃんだよ~」
ハインラッド「へぇ~元気のある子達なんだな~」
話してる内に代表決定前のなのか模擬戦をしている3人を見てハインラッドはそう言う。
蜜「来週の月曜日に代表決定戦をやるんだぶーん」
本音「それであそこにいる3人がバトルするんだ~」
ハインラッド「へぇ~色々と頑張れなんだな~」
2人のを聞いてそう答えた後にそれじゃあとハインラッドはアリーナを離れる。
しばらくして誰もいない通路に来たハインラッドはうーんと唸った後にしばらくしてどこかに連絡を取る。
ハインラッド「こちらハインラッド~、総司令応答願うんだな~」
???『こちら 。どうしたんだいハインラッド』
ハインラッド「来週の月曜日に一夏達が代表決定戦をやるみたいなんだけど~な~んか来そうな気がするから総司令に報告をしとこうと思ったんだな~」
出て来た人物にハインラッドは報告する。
成程と…と通信相手が考え込んでるのをハインラッドは返事を待つ。
???『教えてくれて感謝する。私もその時にIS学園で待機しておこう』
ハインラッド「りょ~かい。待ってるんだな~」
通信を終えた後にハインラッドは狸汁や味噌汁を作る為に歩き出す。
ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」
サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」
タロウ「ウルトラマンタロウだ」
銀八「銀八先生でーす」
蛇八「蛇八先生だ」
ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」
サンダーダランビア「って普通に歩いてる狸がいるッス!?」
ブラックキング「ある意味性格とか外見のお蔭やろうな」
銀八「こいつもまた色々と扱いやすいでもあるよな」
蛇八「確かにそうだな」
タロウ「色々と通信で伝えた事が不安なんだが」
ザコB「そうザコね;」
ザコA「総司令も誰なんだ?」
ザコC「意外と分かってる人がいるかもしれないザコ」
銀八「読者は誰か分かるかな?」
ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」
タロウ「次回を待ってるのだぞ!」