ISトランスフォーマービースト   作:鳴神 ソラ

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前回現れたキュアコマンドこと大道寺ほむらと天海スバルから話を聞いてる中、新たな者達は準備を進める。


第13話:防衛組織グランガード

 

サイバトロンネット

 

そこではビルドボーイ率いるビルドマスターズとギガストームと共に来たオートローラーズが一緒に新たなサイバトロンネットを建設していた。

 

ビルドボーイ「皆、ドンドン作るから頑張ってくれ。オートローラーズも気合を入れて頑張ってくれよ」

 

オートスティンガー「了解した」

 

オートジェッター「はぁ~俺この中でめっちゃ浮いてるよな…」

 

ビルドサイクロン「確かにあんたはジェット機だもんね」

 

ビークルモードの状態で作業しながら言うビルドボーイにロボットモードの状態で答えるオートスティンガーの隣でぼやくオートジェッターにビルドサイクロンは言う。

 

ビルドハリケーン「不満なら再スキャニングしたらどうです?」

 

オートジェッター「うーん。と言ってもこの姿は長くいるからな…」

 

ビルドタイフーン「分かりますな。長く同じ姿でいると愛着が湧きますからな」

 

オートクラッシャー「だよな。長くいると換え難いよな」

 

オートランチャー「俺も」

 

そう言ってワイワイ話し合うのに賑やかになったなとビルドボーイはしみじみとなる。

 

オートスティンガー「む?ビルドボーイ。トランステクターを見つけたぞ」

 

ビルドボーイ「ホントかい!また地中から見つかるなんて…ホントどうなってるんだろうな?」

 

すると掘っていたオートスティンガーがそう言って見つけたのを見せて、ビルドボーイは首を傾げて呟く。

 

 

 

 

 

IS学園の会議室にて、そこであの場にいたコンボイ達にIS学園の学園長である轡木十蔵がいた。

 

ちなみにスピードブレイカーやゴッドマグナスにギガストームなどの体の大きいメンツは通信を介して参加しており、デストロンの方はヘルスクリームとマックスビーが参加していた。

 

十蔵「どうやらバレたみたいですね」

 

スバル「ええ、そうなんです。主にほむらが関わったので」

 

束「え?学園長もしかして知ってるの?」

 

そう言う十蔵のに苦笑して返したスバルの会話から束が代表で聞く。

 

十蔵「ええ、なんたって直接聞いて私が許可したので」

 

ガルバ「成程な…どうりで住所などが偽造だったのかに納得だ」

 

ほむら「そこもバレバレかよ」

 

答える十蔵のにガルバがそう言うとほむらはうへぇとなる。

 

ガルバ「今のワシの妹の情報網を舐めるな」

 

ギガストーム『流石姉ちゃんの妹だぜ!』

 

スバル「はは…それでは改めて自己紹介。私は天海スバル。防衛組織グランガードから彼女と共にこの世界に派遣されて来たプリキュアです」

 

コンボイ「防衛組織グランガード?」

 

そう言うガルバに称賛するギガストームの後に苦笑してから名乗るスバルの言った名にコンボイは首を傾げる。

 

スピードブレイカー『どういう組織なんだ?』

 

ほむら「プリキュアのような戦士だけではなくあらゆるヒーロー達を支援するために結成した防衛組織。ヒーロー達を邪悪な人間に悪用させないよう、ヒーロー達の素質を持った人達の保護もやっているんだぜ。元々はプリキュアを初めとするヒーロー達ばかりに護られるだけでは世界の平和にならないと考えた心ある人達が自分達もヒーローたちの様に平和を守る為、そしてヒーロー達が心置きなく出来る様に援護する為に結成したんだってよ」

 

ゴッドマグナス『そりゃまた立派だな…俺達が見たあの戦いのを余計に感じるぜ』

 

その言葉にほむらとスバルは顔を顰める。

 

ほむら「あんた等が言ってるのはとある世界でのプリキュア同士の戦いもあった戦争だろ?知った時はオレ達も憤慨感じたぜ」

 

スバル「本当にね…」

 

骨を鳴らして怒りを発するほむらの隣でスバルは悲しそうに同意する。

 

どうやら彼女達もある事で知った事をコンボイは察する。

 

ライオコンボイ「それで、君達はどうしてこの世界に?」

 

ほむら「それはとある組織がこの世界に潜り込んだからだ」

 

ヘルスクリーム「ある組織?それは一体?」

 

本題を聞くライオコンボイに答えたほむらのにヘルスクリームは問う。

 

スバル「ワールドデストラクターズ…キュアエクストリーマーを首魁とする組織よ」

 

箒「ワールドデストラクターズ…」

 

ビッグコンボイ「名前からしてそいつもプリキュアか…」

 

ルリカ「なんでそいつらは此処に?」

 

出て来た名前を呟く箒とビッグコンボイの後にルリカは聞く。

 

スバル「奴は主にプリキュアを欠陥品と見なし、全ての世界のプリキュアを滅ぼし、自らを真のプリキュアになろうと目論んでいるわ。組織的な目的は全世界の支配よ」

 

コンボイ「全世界の支配か…」

 

スピードブレイカー『うへぇ、俺達の知る奴らみたいな感じかよ』

 

そう言ったスバルのにコンボイは呟き、スピードブレイカーはそうぼやく。

 

ほむら「それで俺達が派遣されて、学園長にも事情を話して生徒と先生でいるって訳だ」

 

ガルバ「成程、話は分かった。そちらで勝手にして貰おう。ヘルスクリーム、マックスビー」

 

ヘルスクリーム「はっ!」

 

マックスビー「ラジャー」

 

そう言ってガルバは席を立ち、ヘルスクリームとマックスビーも伴う。

 

スバル「まだ話は終わってないけど?」

 

ガルバ「大体のを聞ければいい。それに今のワシよりそいつ等がそいつに対抗するのにもっとも最適だ。まぁ、今度来る家族に手が伸びたらこちらも動くがな」

 

そう言ってガルバ達は出て行く。

 

束「うーん、ガルさんいつも通り」

 

ほむら「ホントあの人、なんか分かんねえな」

 

コンボイ「そちらの事情は分かった。それで?」

 

スバル「まぁ、察しがついてると思いますが私たちに協力してください。そちらの事情はそちらのを優先して貰えれば良いですし」

 

その背を見ながら呟く束とほむらの後に聞くコンボイにスバルはそう言う。

 

コンボイ「……分かった。拒む理由もないからね」

 

そう言って手を差し出すコンボイにスバルも握り返す。

 

コンボイ「ビッグコンボイ、君も今日からIS学園の警備に入ってくれ。君ならばどんな時でも対処できる」

 

ビッグコンボイ「分かりましたコンボイ。俺に任せてください」

 

セシリア「何やら壮大ですわね」

 

鈴「確かに」

 

簪「けど…凄い」

 

本音「ああっとお嬢様の特撮関連のにビビッと来たんだね」

 

箒「好きなのだな…そう言えば、ガルバ先生の言っていた事は?」

 

そう言って敬礼するビッグコンボイの隣で話を聞いていたセシリア達がそう話す中で箒が気になって聞く。

 

束「ああ、フランスからガルさんの妹さんがしばらくしたら此処に転入して来るんだよ。ドイツから来る2人と一緒にね」

 

セシリア「はて…確かガルバ先生の妹と言うと…」

 

ブレイク「そう言えばよ。気になったけどあんた等のいる所は大型組織なんだろ?もうちょい他に来てる人員とかいたりするのか?」

 

それに束は説明し、セシリアが思い出して言おうとした所でブレイクが質問する。

 

そんなブレイクの問いにほむらとスバルは疲れた顔をする。

 

ほむら「あー…その…確かにオレと同じチームのリーダーが一緒に来る筈だったんだが…」

 

スバル「…ゴタゴタで遅れて来る事になったのよ」

 

何があったんだろうかと誰もが思ったが2人の様子から深く聞かない方が良いだろうと考える。

 

その後にほむらが気を取り直してとルリカへと顔を向ける。

 

ほむら「ルリカはこれからどうする?」

 

ルリカ「え?私?」

 

十蔵「それでしたらIS学園に入学するのはどうでしょうか?」

 

いきなり聞かれて戸惑うルリカへと十蔵がそう提案する。

 

ルリカ「あ、あの…良いんですか?」

 

十蔵「良いんです。それに当てもない君をほうって置ける程、薄情な大人ではないからね」

 

そう言った十蔵の自分を心配する真剣な目を見てルリカは少し考えた後に頭を下げる。

 

ルリカ「こんな自分ですがよろしくお願いします」

 

十蔵「こちらこそ…そうですね…知っている人が良いですし、箒くんとセシリア君のクラスで面倒を見てください。後で織斑先生や山田先生にプリキュアの事は伏せてサイバトロンに保護されたのをこちらで預かる形で話しておきます」

 

箒&セシリア「分かりました」

 

笑ってからルリカのについてそう言う十蔵に2人も頷く。

 

その後は色々と話してから解散となり、ルリカは1人だったほむらのルームメイトになった。

 

 

 

 

 

 

フランスにて

 

???「ええ、はい。ありがとうございます。今後ともウチをよろしくお願いします」

 

そう言って高級な椅子に座って電話に出ながら書類を書いていた少女は通話を終え、書類も書き終えるとふうと息を吐く。

 

???「シャルロット社長、お疲れ様ですごっつんこ」

 

そんな少女に赤いフォーマルスーツを着た女性が少女にお水を渡す。

 

シャルロット「いえいえ、フェルノさんには世話になりっぱなしですよ」

 

フェルノ「こちらこそあちきがこうしていられるのも先代の社長、今や会長のお蔭でありんす」

 

水を受け取って飲んでから笑って言うシャルロットにフェルノも笑って返す。

 

シャルロット「んー…さてと、今ここで行えるのは終えたし、そろそろ向かうね。もし私じゃないと無理なの来たら送って頂戴」

 

フェルノ「了解しました。久々の姉妹の語り合いと楽しい学園生活を満喫してきてください」

 

背伸びして椅子から立ち上がって傍に置いていた旅行鞄を持ってそう言うシャルロットにフェルノはそう言う。

 

シャルロット「そうだね…ただ、先輩にはあの人がいるからドタバタになるかな…」

 

フェルノ「あー…そう言えばいましたね」

 

困った顔で言うシャルロットにフェルノも思い出してなんとも言えない顔をする。

 

???「あ、社長。丁度向かう所でしたか」

 

そこに紫髪の白衣を着た女性が来る。

 

シャルロット「うん、そっちはどうタラさん?」

 

タラ「そりゃ勿論。社長のお蔭であちしは色々と開発出来るし、社長の提案で作ったISの技術を応用して作ったサポートマシンは妊婦で満足に動けない人や体の不自由な人に大絶賛!喜びで笑いが止まらないですようしゃしゃしゃしゃ♪」

 

フェルノ「それで時たま起こるハプニングに苦労するテラやポルコスにライクに同情するでありんす」

 

高笑いするタラに呆れるフェルノの隣であははと苦笑したシャルロットは胸元にかけていたペンダントを取るとその中に収められた写真を見る。

 

写真には異母姉妹である姉と肩車して貰っている小さき自分が写っている。

 

シャルロット「ふふ、久々に会えるね…ガルバ姉さん」

 

 

 

 

 

 

同時刻、ドイツにて

 

???「シュバルツ・ハーゼ!コンバットロン!全員集合!!メガロ大隊長より知らせがある!」

 

黒髪で赤い目の軍服を着た女性が号令すると眼帯を付けた女性達と色が違うジャケットを着た5人の女性達が集まり、並ぶと号令をかけた女性は後ろにいた長身な女性へと前を譲り、前に出た女性はうぉっほんと咳払いする。

 

メガロ「コンバットロンのシュバルツ隊長の言った通りお知らせがある。ラウラちゃんにクロエちゃん!」

 

その言葉に眼帯を付けた女性達の中から小さい銀髪の少女と目を閉じた少女が前に出る。

 

メガロ「えー、各自も知っていると思うが我が娘であるラウラ・ボーデヴィッヒちゃんとクロエ・ボーデヴィッヒちゃんがこの度、IS学園に入学する事になりました」

 

???「もうそんな時期か」

 

???2「そうなるとクロエ嬢のとんでもクッキングは見れなくなるんだな」

 

???3「あー、それはそれで静かになるな」

 

クロエ「コンバットロンのコードネームダンガーさん、シャトラーさんにグリジバーさん。行く前に腕によりをかけた料理を作って差し上げますね」

 

お知らせに緑色の瞳にオレンジのジャケットを着た女性が呟き、小麦色なジャケットを羽織った女性のに白いジャケットを着た女性が同意してクロエの言葉に2人してギャースとなり、俺巻き添え!!?と最初に呟いたオレンジのジャケットの女性は叫ぶ。

 

???4「バッカーだな…」

 

???5「まったく…そう言えば大隊長、噂で聞いたんですがあの女がIS学園にいるそうですが?」

 

それを見て濃い青色のジャケットを着た女性が呆れた後に緑色のジャケットを着た女性の言った事に女性達の誰もがざわめく。

 

メガロ「はい静かに!お前たちも知っているラウラちゃんやクロエちゃんを侮辱してあまつさえお前達の頑張りも否定した事で俺様によりシュバルツ・ハーゼを除隊されたあの女はドルレイラーの言う通り、一足先に上の命令でIS学園に2年前に入学してるんだよね…だからリハビリ交じりでウチで顧問をしていた千冬ちゃんがいるけど心配なんだよな…だから行っても良い?」

 

シュバルツ「だめに決まってるでしょ!」

 

ラウラ「は、母上大丈夫です!私だって頑張ってますから!」

 

それにメガロは一喝してからそう言ってシュバルツを見て見られた本人は突っぱねて、ラウラも続き…

 

ラウラ「それに獅子は我が子を谷から落として這い上がって来たのを温かく迎えると言うらしいですから私はIS学園で頑張ってきます!」

 

メガロ「惜しい!正確に言うなら育てるね!後それ、今の状況だと試練を受けるの俺様になるから!」

 

シュバルツ「また貴様かクラリッサ!生半可な日本知識は抑えろと言っただろ!!」

 

???「違ってましたか!?」

 

続けて言った事にメガロはツッコミ、シュバルツは叫んで言われたと思われる深緑の髪の眼帯を付けた女性が驚いて叫ぶ。

 

クロエ「ふふ、このやり取りもしばらく見れないとなると寂しいものですね…丁度お昼ですし頑張って作りますね」

 

クラリッサを除いたシュバルツ・ハーゼ&コンバットロン一同「(それなんて地獄…!?)」

 

それにクロエは笑って言った事に誰もが戦慄する。

 

なお、阿鼻叫喚だったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

少し時間が進み、夕方の道を1人の金髪の少女が苛立った様子で歩いていた。

 

少女「くっ、まさかあの憎い2人が来るとは…なぜエリートである私が除隊させられなければならないのだ…」

 

顔を歪め、怒気を発しながら少女は漏らす。

 

少女はある部隊に所属していた。

 

様々な事に通じてて誰よりも優れていると自負していた。

 

だが、とある事で隊長により部隊を強制的に外された。

 

それに至る2人が来る事に少女は苛立ちを隠せずにいられなかった。

 

???「エレクトラ・V・ハルトマンさんね」

 

すると少女、エレクトラは呼ばれて振り返る。

 

そこには緑髪のショートの女性がいた。

 

エレクトラ「何者だ?私が知る限り貴様の様なのはIS学園にはいないのだが」

 

女性「ふふ、初めまして私は琴場麗子。あなたに良いお話しがあるのだけど」

 

そう言うエレクトラに女性はふふっと笑って自己紹介する。

 

エレクトラ「ふん。何者かは知らないが私は今虫の居所が悪い。消えなければ痛い目に遭うぞ」

 

麗子「あら怖い。せっかくあなたにあなたの抱えている鬱憤を晴らせる良い機会を与えられると言うのに」

 

そう言って殺意を見せるエレクトラに麗子はくすくす笑いながらそう言う。

 

殺意を見せていたが出て来た言葉にエレクトラは何だと?と顔を顰める。

 

麗子「どう?結構良い話なんだけど乗らない?」

 

エレクトラ「………」

 

そう言って手を差し出す麗子をエレクトラはじっと見る。

 

次なる波乱は近い……

 

 

 

 





ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」

サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」

タロウ「ウルトラマンタロウだ」

銀八「銀八先生でーす」

蛇八「蛇八先生だ」

ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」

銀八「おいおい、色々と新キャラ続々だな」

蛇八「ちなみに言うと一部の面々は名前で誰が誰なのか普通に分かっちゃうかもな」

ブラックキング「と言うかシャルロットの嬢ちゃんがデュノア社の社長になっとるんかいな!?」

サンダーダランビア「作者がこの作品でやりたかった事なんッスよね~」

ザコB「いやー、ホントストーリーをどう進めようかマジで知り合いには大助かりなんですよね」

ザコA&ザコC「ホントホント」

タロウ「この物語の最初で言った様に別作品の為に作った様なもんだからな;」

ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」

タロウ「次回を待ってるのだぞ!」



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