ISトランスフォーマービースト   作:鳴神 ソラ

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ISを嫌う者が作りし存在が襲い掛かり、ピンチに陥った時、少女の思いが新たな守る者を誕生させた。


第9話:誕生!百獣の守護者 マグナコンボイ!

前回から3日、麗奈はうーんと背伸びしていた。

 

その後ろにはビーストモードのスカイワープとサントンがいる。

 

スカイワープ「若、調子はいかがですか?」

 

麗奈「大丈夫だよ。それよりも安定にで動けない分運動をしたいよ」

 

サントン「それについてはしょうがない。警備体制やシールドの強度の見直しで部屋に待機だったからな」

 

そう聞くスカイワープに麗奈はそう返してサントンがそう言う。

 

前回のも含めた2回による無人機の襲撃により、IS学園は3日間の休校になり、生徒一同は外出せずに寮での待機を言われたので寮にジッとするしかなかったのだ。

 

スカイワープ「よろしければ我々が組手の相手になりましょうか?」

 

麗奈「良いのかい?」

 

サントン「我々は若の部下です。若の手助けを出来なかった分するつもりだぞう」

 

申し出るスカイワープに問う麗奈へサントンはそう言う。

 

麗奈「ありがとう。そう言えばライオコンボイは来てるの?」

 

サントン「アリーナのエネルギーシールドについて話しあってる所だぞう」

 

礼を言った後に気になったのかそう聞く麗奈にサントンはそう答える。

 

 

 

 

 

 

一方、ライオコンボイとコンボイは会議室で楯無と束と共に話しあっていた。

 

楯無「これを貰っちゃって良いの?」

 

コンボイ「ああ、我々として手に余らせてるよりそちらの防衛システムのエネルギーとして使えるんじゃないかと思ってね」

 

目の前に置かれた3つの結晶体の1つを持って聞く楯無にコンボイはそう答える。

 

ただ…と前置きしてコンボイは真剣な顔をする。

 

コンボイ「外部から結晶体に強大なエネルギーを直接受けると大爆発する恐れがあるから慎重に扱って欲しい」

 

楯無「そ、それは怖いわね;」

 

束「つまり下手に別のエネルギーを当てなければ良いって事でしょ?ならだいじょぶだいじょぶ!束さんにお任せだよ!!」

 

忠告に楯無は扇子に『物騒;』と浮かばせながら冷や汗を掻く隣で束が楽観的に笑う。

 

コンボイ「頼もしいがホントに注意してくれ、君達に何かあったら提供した者として心臓が悪いからね」

 

束「心配性だね」

 

念押しするコンボイに束は肩を竦める。

 

ライオコンボイ「所で彼女、麗奈は大丈夫かい?」

 

楯無「ああ、彼女だったら大丈夫ですよ。ただ、運動できないってぼやいてましたよ」

 

そう聞くライオコンボイに楯無はくすくす笑いながら返す。

 

そんなライオコンボイにコンボイは苦笑する。

 

例え身内だろうと厳しいライオコンボイだが内心心配していて結構気にしているのだ。

 

 

 

 

 

 

箒「む、麗奈じゃないか」

 

鈴「ヤッホー」

 

サントンとスカイワープと共に広い場所に向かっていた麗奈は途中で鈴に抱き付かれてる箒と出会う。

 

麗奈「やあ、今日も仲良しだね2人共」

 

鈴「当然、転校するまで一緒だったもんね♪」

 

箒「その度に胸を揉んで拳骨貰ったのを忘れてないだろうな?」

 

そう言う麗奈に笑顔で言う鈴に箒はジト目で見る。

 

麗奈「ちなみに2人はどうして?僕はちょっとした運動をしようとこの先の広い場所に向けて歩いてたんだけど」

 

箒「ああ、ちょっとした散歩だ」

 

鈴「私は付き添い~」

 

聞いてから自分のを言う麗奈に箒も答えて鈴もいる理由を言う。

 

麗奈「一夏やセシリアは?」

 

箒「一夏はタイガトロンと一緒に來奈さんと世間話、セシリアは読書だそうだ」

 

鈴「簪や本音は本音のお姉さんの手伝いをしてるわね」

 

この場にいない2人について聞く麗奈に箒と鈴は答える。

 

箒「もし良かったら私達も付いて行って良いか?」

 

麗奈「別に良いよ」

 

申し出る箒に麗奈は了承した後に5人は目的の場所へ向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

戻ってコンボイの方ではどこに設置するかなどの話しあいをしていた。

 

主にコンボイと束が設置する場所をどうするかで言い合っていた。

 

束「束さん的に此処かな?」

 

コンボイ「成程…だがそれはそれでもしもの場合を考えると…」

 

そんな話しあいを楯無は『長考』と書かれた扇子を持ちながら見ていて、ライオコンボイもじっとしてる。

 

ピーピー

 

ライオコンボイ「?こちらライオコンボイ。どうしたアイ?」

 

アイ『大変ですライオコンボイ!任務に出ていたビッグコンボイから緊急連絡が来たんです!』

 

すると通信が来て、出て聞かされた事になんだってと叫ぶ。

 

コンボイ「こちらコンボイ。何があったんだ?」

 

アイ『先ほど任務でとある施設に突入したビックコンボイから緊急連絡が入ったんです。報告によると男性を見下す女性やISにより仕事を失った科学者がそこでISを破壊する為の殺戮兵器を作っていたそうです。それが今、IS学園に向かってるんです!」

 

ライオコンボイ「殺戮兵器がIS学園に!?」

 

その声に気付いて通信に割り込むコンボイにアイが報告して出て来た言葉に束と楯無は驚く。

 

ドカーーーーーン!!!

 

それと共に外から爆発音が聞こえて来る。

 

コンボイ「くっ!遅かったか!」

 

爆発音にコンボイは呻いた後にその場にいた3人と駆け出す。

 

 

 

 

 

爆発場所

 

スカイワープ「どわっ!」

 

サントン「スカイワープ!くっ!」

 

何かに吹っ飛ばされるスカイワープにサントンは叫んだ後に来た攻撃に腕で顔や体を守る。

 

麗奈「2人共!」

 

箒「待て麗奈!出たら危ないぞ!」

 

鈴「そうよ!と言うかあいつ等何なのよ!」

 

それに出ようとした麗奈を箒が止めて、鈴はスカイワープとサントンを攻撃する集団を見る。

 

目的の場所に着いて、いざ運動を開始しようとした時に突如、5機の謎のロボットが現れたのだ。

 

ロボットは箒達を見ると攻撃を仕掛けて来て、それにスカイワープとサントンが応戦に出た。

 

それに箒達もISを展開して参加しようとしたがISが纏った瞬間にISが機能停止したのだ。

 

いきなりの事に驚いていた3人へロボットは攻撃を仕掛けようとし、それにロボットモードになったスカイワープとサントンが庇った。

 

このままだと足手まといだと考えて3人はISを解除して隠れているのだ。

 

スカイワープ「こいつ等……一体何者だ?」

 

サントン「分かる事は若や2人を狙っていると言う所だぞう」

 

肩を上下させながら呻くスカイワープにサントンは攻撃を受けた所を抑えながら言う。

 

するとロボット達は飛び上ると共に変形を始める。

 

まず隊長機と思われるロボットが手足を引っ込めた後に2体のロボットが両腕、残った2体が両足を形成すると隊長機と合体すると巨大なロボットへとなる。

 

鈴「が、合体した!?」

 

ライオコンボイ「スカイワープ!サントン!」

 

それに鈴が驚いているとビーストモードになったライオコンボイと空中からロボットモードのままのコンボイに自分の専用機であるミステリアス・レイディを纏った楯無が到着する。

 

ガクン!

 

楯無「きゃあ!?」

 

コンボイ「楯無!」

 

突如、楯無が落下し、落ちかけた所をコンボイが慌ててキャッチして地面に降ろす。

 

コンボイ「大丈夫かい?」

 

楯無「ええ…けれどココまでとは…」

 

ライオコンボイ「これがビッグコンボイの言っていたISを機能停止にすると言う機能を付けたロボットか!」

 

麗奈「ISの機能を停止するロボット!?」

 

安否を聞くコンボイに楯無はミステリアス・レイディを待機形態に戻しながら呻く隣でライオコンボイが来る途中で聞いた詳細を思い出しながら巨大ロボットを見る。

 

巨大ロボットは両腕や両足に付いたビーム砲で攻撃を仕掛ける。

 

それにコンボイ達はかわして行くが巨大ロボットの無差別な砲撃に手が出せない状況になる。

 

しかもサントンとスカイワープは麗奈達を守る為に壁になっている。

 

スカイワープ「ぐぅぬぅ!」

 

麗奈「サントン!スカイワープ!」

 

サントン「こんなの、若と離れていた時に比べたら平気だぞう」

 

叫ぶ麗奈にサントンは安心させる様に振り返って笑う。

 

それに麗奈は悔しさに手を握りしめる。

 

過去の記憶がない自分を慕い、庇ってくれている2人を助けたいと心の中で力強く願う。

 

その時、不思議な事が起こったのです。

 

麗奈が強く願うと共に彼女の胸元にあったマトリックスが強い輝きを放ち始めたのです。

 

コンボイ「これは!」

 

ライオコンボイ「マトリックスの光!」

 

巨大ロボットもいきなりの事で砲撃を止める中で麗奈が取り出したマトリックスから光が5つ放出されると2つは傷ついたサントンとスカイワープを包み込み、残りの3つはIS学園へと飛んで行きます。

 

 

 

 

 

 

束「うわ!?」

 

待機していた束はいきなり来た光に驚く中で3つの光がコンボイとライオコンボイが運んで来た水晶体の入っていた3つの箱を包み込む。

 

〝トランステクター、システム、起動。適合情報、スキャニング”

 

いきなりのに戸惑う束をそのままに箱から音声が流れた後に光の壁が展開されて回転を始める。

 

 

 

 

タイガトロン「これは!?」

 

一夏「スキャンビーム!?」

 

それは向かおうとしていたタイガトロンや一夏に他のサイバトロンやデストロン達も気付く中で光の壁は一部の者達をスキャンしていた。

 

 

 

 

 

 

麗奈「今のは一体…」

 

コンボイ「ライオコンボイ!」

 

ライオコンボイ「ああ、トランステクターが起動した!」

 

光の壁に誰もが驚く中でサントンとスカイワープを包み込んでいた光が晴れるとそこにはメタリックなゾウと鷲となったサントンとスカイワープがいた。

 

スカイワープ「な、これは!?」

 

サントン「トランスメタルスになったのかぞう!?」

 

変わった自らの姿に2人はそれぞれ驚く。

 

しかも体が少し大きくなっていた。

 

スカイワープ「なぜか分からないが…やるぞサントン!スカイワープ!変身!」

 

サントン「サントン変身!」

 

2人は戸惑いながらチャンスと考えてロボットモードになろうとする。

 

………………………………………ひゅ~~~~~~~……………

 

なろうとしたが…すぐになれる筈のロボットモードになれなかった。

 

スカイワープ「あ、あれ?」

 

サントン「コンボイ指令、この体に保証書は付いてるかぞう?」

 

コンボイ「なんだろうな…デジャビュを感じるよ…」

 

戸惑う2人にコンボイは顔を抑えて言うと今まで静観していた巨大ロボットが2人へ狙いをつけ…

 

巨大ロボット「!?」

 

横からの衝撃に吹き飛ぶ。

 

それに誰もが驚いて巨大ロボットを吹っ飛ばした存在を見る。

 

吹っ飛ばしたのは…全身がメタリックのライオン、白い虎、青いノコギリザメであった。

 

鈴「な、何あれ!?」

 

箒「機械の動物たち?」

 

ライオコンボイ「まさか…」

 

現れた3体の動物たちに箒達が驚く中でライオンが咆哮するとマトリックスがまた輝く。

 

ライオコンボイ「麗奈、彼らに名前を付けてあげるんだ」

 

麗奈「え?」

 

次々と起こる展開に戸惑う麗奈へそう言うライオコンボイに麗奈はなぜと考える。

 

ライオコンボイ「彼らは生まれ立ての存在で君をゴッドマスターに選んだ。だから君が彼らの名前を付けてあげるんだ」

 

麗奈「名前って…」

 

理由を説明するライオコンボイに話の中に出て来たゴッドマスターが分からない麗奈は戸惑いながらライオン達を見る。

 

ただ、麗奈にはなぜか彼らを見てると安心する気持ちが湧き上がる。

 

さらに目を瞑ると共に脳裏に新たな映像が流れた。

 

それは1人のロボットとスカイワープ、サントンが合体して巨人となる映像。

 

続いては懐かしさを感じる名前…

 

麗奈「…君達の名前はマグナシャーク、マグナタイガー、そしてライオマグナだ!」

 

顔を上げて目を開くと共に麗奈はライオン達の名前を叫ぶとライオン、ライオマグナの目が輝くと共に青いノコギリザメ、マグナシャークと白い虎、マグナタイガーにサントンとスカイワープの目が輝く。

 

さらに麗奈は頭の中に来た知識のもと次なるプロセスに入る。

 

 

麗奈「ライオマグナ!マグナシャーク!マグナタイガー!」

 

スカイワープ「スカイワープ!」

 

サントン「サントン!」

 

咆哮すると共にライオマグナ達は並走した後にサントンが前に出ると背中の装甲を展開して姿勢を低くする。

 

続いてライオマグナが飛んでサントンの上に来ると前足を折り畳み、後ろ足も180度回転させた後に前足上の所にジョイントが現れる。

 

そんなライオマグナの右側にマグナシャーク、左側にマグナタイガーが来てその体を変形させて後ろ部分にジョイントを繋げる部分を出すとスカイワープがライオマグナの上に来る。

 

麗奈&スカイワープ&サントン『百獣、合体!』

 

3人の叫びと共にライオマグナの背中にスカイワープが着地すると共にマグナシャークとマグナタイガーがライオマグナのジョイントへ合体してライオマグナは降下してサントンと合体する。

 

その後にライオマグナは咆哮するとサントンが変形し腰と足に変わった後にライオマグナの顔が前に少し出るとスキマが出来て、その出来た所にスカイワープが翼で挟み込む様に合体すると尾羽が起き上がり、反転するとライオコンボイに見覚えのある顔が現れる。

 

その顔は尾羽の部分で鬣の様なのが付いてるが自分の息子、ライオジュニアの顔であった。

 

麗奈『ゴッド――オン!』

最後に麗奈の身体が光に包まれた。

 

その姿を確認できないほど強く輝くその光は、やがて麗奈の姿を形作り――そのまま合体したライオマグナと同等の大きさまで巨大化すると、その身体に重なり、溶け込んでいくと現れた顔の瞳が赤く輝く。

 

最後にサントンの鼻が分離すると剣へとなり、左腕となったマグナタイガーの口に握られる。

 

麗奈→マグナコンボイ『知恵と希望と勇気と優しさと仲間への愛!5つ揃って!合体司令、マグナコンボイ!!』

 

飛び上り、一回転した後にポーズを取って今なっている名前を叫ぶ。

 

コンボイ「マグナコンボイ!」

 

鈴「と言うか麗奈が!?」

 

箒「なんと!?」

 

着地するマグナコンボイにコンボイや他のメンバーが驚く中で巨大ロボットはマグナコンボイへ砲撃を仕掛ける。

 

マグナコンボイ「ノーズブレードスパイラル!!」

 

それに対しマグナコンボイは左手になってるマグナタイガーの顔を高速回転させると握られた剣、ノーズブレードによる防御壁が出来上がってビームを防ぐ。

 

砲撃がやむと共にマグナコンボイは接近する。

 

マグナコンボイ「シャークスナート!」

 

そのまま右手になってるマグナシャークの吻で切り裂き、続けざまにノーズブレードで斬ってまたマグナシャークの吻でと繰り返し斬る。

 

箒「す、凄い」

 

鈴「ホントね」

 

ギガストーム「なんじゃこりゃあ!?」

 

圧倒するマグナコンボイに箒と鈴には固唾を飲んでいる中でタイガトロンと一夏、他のサイバトロンやデストロンの面々が到着する。

 

その後に戦うマグナコンボイを見る。

 

ダイバー「な、なんやあのトランスフォーマー!?」

 

キッド「一体誰なんだよライオコンボイ?」

 

ライオコンボイ「彼女はマグナコンボイ、トランスメタルスしたサントンにスカイワープに3体のトランステクターが合体して麗奈がゴッドオンしたトランスフォーマーだ」

 

アパッチ「彼女が!?しかもトランステクター3体!?」

 

マグナコンボイ「エレファントキック!」

 

誰もがライオコンボイの説明驚く中でマグナコンボイは飛び上った後に巨大ロボットに連続蹴りを叩き込んで行く。

 

叩き込まれる連続蹴りに巨大ロボットは耐えきれずに吹っ飛んで地面に倒れる。

 

スカイワープ《今です若!》

 

サントン《止めを決めるんだゾウ!》

 

マグナコンボイ「了解!」

 

起き上がろうとしている巨大ロボットを見てそう言うスカイワープとサントンにマグナコンボイは答えると共に必殺技の体勢に入る。

 

 

マグナコンボイ&スカイワープ&サントン『フォースチップ、イグニッション!』

 

マグナコンボイである麗奈とスカイワープ、サントンの咆哮が響き、その声に答えるかのようにフォースチップが飛来し、合体前のライオマグナの背中に当たる所に存在するチップスロットへと勢いよく飛び込んでいく。

 

そのまま全身が光り輝き、それぞれのアニマルの瞳が輝く。

 

マグナコンボイ『天地咆哮!ビーストストリーム!!』

 

咆哮と共に全身からエネルギー光波を放ち、光波はマグナコンボイが合体する前の5体のビーストトランスフォーマーへと変わった後に起き上がった巨大ロボットへと炸裂する。

 

自らの体に走るダメージに巨大ロボットは火花と煙を体中から迸らせた後によろけた後に仰向けに倒れると爆発四散する。

 

戦いが終わったのを示す様に胸のライオンが吠える。

 

ビッグホーン「おお!やったのじゃい!」

 

ブレイク「くぅ~ギンギラギンに燃えたぜ!」

 

それと共に誰もが賞賛する。

 

賞賛を受けながらマグナコンボイは左腕で鼻に当たる部分を擦る。

 

 

 

 

 

 

夕方

 

コラーダ「ひえ~大きくなったな先輩方」

 

マッハキック「確かにカーロボットチームと変わんねえな」

 

待機するライオマグナにマグナシャークとマグナタイガーと並ぶサントンとスカイワープにサイバトロンメンバーは各々に言う。

 

サントン「変身出来ないと思った時焦ったゾウ」

 

スカイワープ「まさか合体してロボットの姿になるって言うのがな…」

 

スタンピー「マグマトロンを思い出させる感じだよね~」

 

ロングラック「確かに言われると…まぁ、あっちは3体だけど」

 

鼻で頭を掻くサントンに同意する様にしみじみ言うスカイワープを見てスタンピーが言ってビックコンボイ部隊の面々は確かにと納得する。

 

麗奈「あ、あの…」

 

ライオコンボイ「ん?」

 

そんなライオマグナ達を見ていたライオコンボイに麗奈は恐る恐る話しかける。

 

しばらくモジモジしていたが意を決したのか麗奈は顔を上げてライオコンボイを見る。

 

麗奈「僕は前の記憶を全然持ってない。だからこれを言う資格があるかどうか分からないけど…あなたを、あなたを父さんと呼んで良いかな?」

 

ライオコンボイ「………………」

 

不安げに自分を見上げる麗奈にライオコンボイは無言でいたが背を向けて歩き出す。

 

それに麗奈はやっぱり駄目だったと顔を伏せて思った時…

 

ライオコンボイ「1つだけ条件がある」

 

麗奈「え?」

 

背を向けたまま発されたライオコンボイの言葉に麗奈は顔を上げる。

 

ライオコンボイ「戦いの時、私の事は呼び捨てにするんだ。その代わり私も君をマグナコンボイと呼ぶ。良いね?」

 

麗奈「!う、うん!分かったよ父さん!!」

 

振り返って聞くライオコンボイに麗奈は笑顔を浮かばせて言う。

 

2人のやり取りに誰もが笑い合う。

 

ライオマグナ達も嬉しそうに吠える。

 




ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」

サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」

タロウ「ウルトラマンタロウだ」

銀八「銀八先生でーす」

蛇八「蛇八先生だ」

ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」

銀八「大変!大変ながら!長く待たせてすまんかった!!」

蛇八「ホントすまなかったな;」

ブラックキング「いやホント申し訳ない;」

サンダーダランビア「知り合いの手伝いとかゲームとか動画見たりなどでホントーーーーーーーーーーに遅れたッス;」

タロウ「それにしても…新しいコンボイが誕生したな」

ザコB「ちなみにマグナコンボイは元ネタは特撮知ってる人にはめっちゃ分かる作品です」

ザコC「地の文にもその作品の影響が出てますもんね;」

ザコA「凄いスロースペースになりましたが今後とも作者をよろしくお願いしますm(_ _)m」

ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」

タロウ「次回を待ってるのだぞ!」


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