やはり俺の学園コメディは馬鹿すぎる。   作:Mr,嶺上開花

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問 ガンディーとその支持者がイギリスに対して行ったものである、通称【ノン=コーペレーション】と呼ばれる運動とは何か答えよ


比企谷八幡の答え
「非協力」

教師からのコメント
「流石比企谷君ですね。ただその意欲を少しでも数学に向けられたなら尚いいんですけど……」


吉井明久の答え
「ノンノン運動」

教師からのコメント
「反復法をそんな所で使わないでください」


土屋康太の答え
「コーペコーペ運動」

教師からのコメント
「そういう意味ではありません」




5話 会議とテストと試召戦争

坂本に会議がしたい、と言われやってきたのは先ほどと同じく文月学園の屋上である。一応今は授業なので俺ら以外に誰もここに来る人は居ない。

凄いぞ屋上!

万能過ぎるぞ屋上!

 

 

「それで坂本、何を話すわけ?」

 

そう切り出したのは趣味が吉井に暴力を振るう事である島田だ。確かにさっき本当に関節取られて悲鳴を上げてる吉井の声が聞こえたからそれは嘘ではないのだろう。この被害が俺に来ないことを祈るばかりである。

 

ちなみに現在俺たちは円を作るような形で座っている。俺から時計回りに坂本、ムッツリーニ、秀吉、吉井、島田、姫路の順番である。

 

 

それに坂本はこう答えた。

 

「当然お前たちの役割についてだ。…と言ってもそんな難しいことじゃないが」

 

 

「へぇ、そうなんだ。でも何で僕が隊長なの?正直自分で言うのも何だけど、僕は「正真正銘ド級の」馬鹿だと思う…って雄二!僕の発言に被せて人を貶めるような事を言わないでよ!」

 

「安心しろ明久、俺は貶めたわけじゃない。事実を述べただけだ」

 

「余計悪いわ!」

 

 

にしても本当に吉井のツッコミはどのような環境にいればここまで研ぎ澄まされるのだろうか。それに坂本の発言も中々に吉井のコンプレックスを抉り取っていて、良く言えば吉井の本質を最大限まで生かしている。悪く言えばただの暴言だが。

 

 

 

「あの…結局私たちは何をすれば良いんですか?」

 

俺の右側にいる姫路はそう坂本に質問した。屋上は風が少しあるせいか、俺の視界にピンク色の髪の毛がちょいちょい横入りしてくる。その度々に姫路の存在を再確認してしまう俺がいる。

 

もしこのシチュエーションが中学時代、思春期真っ盛りの俺が目の前にしたら悔し涙でも流すんだろうが、生憎今の俺はそんな安い勘違いはしない。そもそも勘は働いてないし、真実も違ってないのだ。

確かに姫路の世間的な評価としては顔良しプロポーション良しの天然美少女とか言う奴だろう。しかし、俺みたいな幾多の経験を積み重ね学習した者には、そんな物は数多の歴史の塵と同価値だ。例えるなら今日そういや携帯触ってないな、くらいの記憶にしか残らないのである。

 

まあつまり、俺がそれに関係してかつそれより1番気になっている事を言うと、ほぼ真正面の吉井が姫路を見る視線を見ているとなんか昔の自分を思い出してしまって少し虚しい気持ちが湧いてしまうのだ。なぜならそれは間違いなく思春期の好意がある視線だ。ただ当の本人である姫路が気付いていないが。

 

…気付かないフリくらいしてやるか。

 

「まず明久と秀吉と島田。お前たち3人はDクラスの尖兵及び本体の防衛だ。交互に部隊を切り替えて小まめな点数補給をしつつ防衛に勤めてくれ。残りの指示は戦争中に出すからそれに従ってくれればいい」

 

「了解」

「……ラジャー」

「分かったわ」

 

 

よしっ、と坂本は機嫌が良さそうに話を進める。確かに物凄く会議のテンポ良いしな。それに加えて恐らく誰も坂本の真意に気付いてないと言うのもあるだろう。

その根拠はと言えば、坂本はどうやってDクラスを倒すのかという肝心なその方法を明示していないのだ。どうせワザとだろうが。坂本の事だろうから、敵を騙すなら味方からとか普通に実行しそうだ。

 

 

「次にムッツリーニ、お前らの部隊は予備勢力にしようと思っていたがやっぱヤメだ。お前の部隊を半分に分けて片方を俺の親衛隊、もう片方を偵察隊として先行させたい。それでも構わないか?」

 

「…偵察隊に人数は要らない……了解」

 

「分かった。後で偵察隊に参加させるクラス名簿をお前に見せるから覚えといてくれ」

 

 

それにコクリと頷いて了解の意を示すムッツリーニ。何かもう既にFクラス全員が坂本の手のひらで踊っているようでならない。

 

 

「あと比企谷、お前は文系科目だけ点数を補充しといてくれ。今回の戦いには基本的にお前は必要無いからな、少し言い方は悪いが居なくても困らないと言うことだ。全力で受けてくれ」

 

「了解」

 

ほぼ予想していたことなのですぐに返事を返す。…もう坂本はクラス代表と言うより指導者的立ち位置にいると思ってしまうのは俺だけなのか?

 

 

「じゃあ解散だ。各自クラスミーティングまで待機していてくれ」

 

その声を日切りに吉井や島田たちは屋上の出口に向かっていく。それに俺も影から引っ付いていく形で着いていく。これぞまさにパラサイト。しかもこれパラサイトなのに相手のエネルギーを奪わないんだぞ?今ならそんな低燃費なパラサイト、略してパラちゃんを定価で105円!105円での提供です!

 

…やめよう。虚しくなるだけだ。

 

「…あれ?姫路さんは教室戻らないの?」

 

吉井は姫路が屋上から動かないのを見てそう声を掛ける。

 

「あ、はい。少し屋上に居たくて…」

 

「そうなんだ…風邪引く前に帰って来なよ?」

 

「寧ろ俺らの教室の方が体調悪くする原因がたくさん転がってると思うがな」

 

坂本の言う通りだ。

…思うんだが、もういっその事この屋上にでかい野外テントを作ってその中で勉強した方が衛生面ではいいんじゃないか?

 

そんなことを思いつつも会話の行く末を見守る。

 

 

「…まあそれもそうだね。でもミーティング時間までには帰ってきてよ?」

 

「はい、吉井くん」

 

姫路がそう言うと、それを待っていたかのように他のメンバーは全員歩き出す。当然俺も少し間を空けて後ろを着いていく。ほら、世の中には車間距離というものがあって、それと同じように人間関係も少し間があるくらいがちょうど良いんだよ。

 

そんな由比ヶ浜がいたら呆れられそうな事を考えていると、突然坂本はポケットを弄ると立ち止まってがこう言った。

 

「…あ、シャーペン置いてきちまった。悪い、屋上まで取ってくるから先行っててくれ」

 

 

「あ、うん。別にいいけど……」

 

そう言ってゆっくりと踵を返す坂本。まあ十中八九、姫路と何か話すためだと思うが。

先ほど俺が姫路をジョーカーと評したのを間接的にだが肯定していた。つまり姫路はこの戦争での決め手を担う、あるいはそれの手助けをする役割を持っているのだろう。

他のメンバーに話さなかったのはどうせそこから情報が漏らされては困るからとかそんな所だろう。確かにFクラスの殆どはどの程度かは分からないが、日常生活においても馬鹿の集まりである事は間違いはない。そういう点ではある意味適切とも言える判断だとも言える。

 

 

 

 

 

教室に着くと、ミーティングまで残り10分という所だった。俺の英気を養う時間が…。

 

吉井や木下、ムッツリーニは時間がまだ少しあるとか言ってトランプを始めた。Fクラスの模範とも言える行動だ。俺も誘われたが丁重に断った。少ない残り時間くらい眠らさせてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ予定通り後10分になったからミーティングを始める」

 

 

そんな声が聞こえたので顔を上げてみると、そこには坂本が見下ろす形で壇上に立っていた。

俺は上半身を起こして前を見つめる。ほんと、無駄にカリスマあるよなこいつ。

 

 

「じゃあ早速だが部隊を分ける。部隊は5つ、明久と秀吉と島田とムッツリーニ、それに俺のだ。指示は各部隊の隊長に説明してあるからそれに従ってくれ。じゃあ名前を読み上げるぞ」

 

 

そう言って次々と名前と所属する部隊を発表していく坂本。当然部隊長と俺、姫路の名前は入らない。

 

 

 

そうして読み終わると坂本は部隊の突入順を言い、その後各部隊で集まってある程度の事柄を決めさせる。周りの声を聴いていると意外と真面目に話しているようだ。作戦の立案や人員配置、情報伝達する係りの選別などを決めている。

 

その様子を坂本は教室の壁に掛けられた時計の針を見つつ眺める。その立ち姿には焦り一つない、計画通りと言うわけだろう。

 

 

 

 

時計を見つめていた坂本は、針が残り2分を示すと全員に呼びかける。

 

「皆、あと2分だ。そろそろ突撃体系に入ってくれ」

 

 

そう言われるとクラスの全員がささっと早歩きで動き出す。初めに突撃するのは吉井の部隊らしい、…大丈夫だよな?直ぐに破られたりしないよな?

 

 

 

 

 

 

1分ほどで移動が済み、緊張感が教室を包み、静寂が溢れ出す。全員立ち上がり、戦争開始の合図を待つ。この光景をもしも第三者が見ていたら、まさかこの学年で一番馬鹿なクラスとは思えないだろう。

 

 

 

そんな空間に、教室に備えられた唯一ボロくない備品である時計が、カチッと言う音を立てて進んだ。

開始の合図ジャスト、瞬間両陣営から大声が上がる。

 

 

 

 

 

「絶対に勝つぞ!」

 

 

「馬鹿のFクラスに負けるはずない!叩きのめすぞ!」

 

 

 

おー‼︎‼︎‼︎、という声が空気を裂くかのようにこの空間を飛び交う。Dクラスからも声が聞こえる辺りあちらも本気なのだろう。

Fクラス先鋒隊が教室から流れるように退出し、戦地へ向かう。恐らく戦地はFクラスとDクラスの間であるEクラス廊下前付近になると思われる。Eクラスの皆さん本当に騒がしくてすいません。

 

 

廊下から、サモン‼︎と召喚獣を呼ぶ声がかなり聞こえる。つまりは遂に始まったようだ。

 

 

「じゃあ坂本、俺は予定通り今回は点数を補充してくるぞ」

 

「ああ。ついでに見つからないように姫路も一緒に行ってくれ」

 

「はい、分かりました」

 

 

坂本に確認し、俺は敵に気付かれないように教室を出る。…と言っても俺は勝負を申し込まれない限りはそこまで問題ではない。

本当に問題なのは姫路の存在がバレることだ。特に教室から出る時が一番危ない、こんな戦時中にFクラスに入り浸る他クラス何ているはずはない。その為に消去法ですぐに姫路がFクラスだと露見してしまう。それだけは今1番避けたいところだ。

 

 

「……じゃあ行くか」

 

「はいっ!」

 

どうやら姫路は気合が入っているようで、覇気の入った返事が返ってくる。まあ姫路がやる気がない返事するとかあんまり想像できないが。性格的に。

 

 

 

スルリと俺と姫路はFクラスから抜け出すと直ぐに戦地とは反対方向に向かう。ここから補充試験をやっている教室に向かうのだ。

 

 

教室にはすぐ着き、中に入ると学年主任でもある高橋教諭の姿があった。

 

「補充試験を受けますか?補充試験を受けた場合、その点数が召喚獣の点数にそのまま反映されますが……」

 

「はい、私は受けます」

「…俺もです。つか点数持ってないですし…」

 

 

「分かりました。教科は何にしますか?」

 

「現代国語でお願いします」

 

「俺も現文で」

 

 

「ではプリントを配るので配布されたら始めて結構です」

 

 

 

そう言ってプリントを配る高橋教諭。それを早速受け取ると、俺はペンを紙に走らせる。漢字問題にことわざや四字熟語は問題を見てすぐに解答用紙に答えを書き、文章題は重要そうな点に線を引きつつ文を読んでいく。

 

 

時計の針が刻々と時間を刻む音だけが響く室内。その音すらも段々と小さくなり、ーーーやがて俺の中から音が無くなった。これが俺の集中力によって作られた俺だけの空間。見えるのは問題用紙と回答用紙だけ、他のものは見えていても聞こえていても、勝手に脳が要らない情報としてカットする。まるで俺だけが世界の中心に一人残されたような気分、それでいて全く居心地が悪くない。

名付けるならインシュレイティッド ワールド((遮断された世界))だろうか?

 

……また中二病が再発するのも困るからテストに集中するか。

中二病退散中二病退散……。

 

 

 

 

 

 

そうしてどのくらい経っただろうか。

解答作業に勤しんでいると、不意に高橋教諭が時間です、と言いタイムオーバーを宣告される。その瞬間姫路は立ち上がり、この教室から直ぐ走って出て行った。それに着いて行くように走る島田。…あいついつからここに居たんだ?

 

 

「…ありがとうございました」

 

「いえ、問題ありません」

 

そう形式的に高橋教諭に礼を言うと、俺も遅れて二人に続き回復試験の教室を後にした。

 

 

 

廊下を一人静かに歩いていると、バックを持って移動している生徒の姿が目に入った。しかもそれは一人では無く、数人。気になって今の時間を携帯で見てみると11時55分となっていた。

 

………ということはつまり、今日は4時間授業だった訳か。

 

 

そして更に少し歩き、未だに見慣れないFクラスに到着する。教室の中を覗くとクラスの中は無人だった。

 

仕方無しにFクラスから少し離れて探索しようと教室を出て歩くと、Dクラスから聴きなれた声が聞こえて来た。

 

しばらく様子見をして、坂本や吉井などが居ると確信してからDクラスに入る。ぼっちは何事も慎重に動くのだ。

 

 

「お、遅かったな副代表」

 

「ならここに居るとか書き置きくらいクラスに残せよクラス代表」

 

 

この様子だと、どうやら無事に決着したようだ。坂本や吉井、姫路にあとDクラス代表の絶望した顔を見る限りはこちらが勝てたっぽいな。

 

 

「それで、どうすんだ坂本?まだDクラスとの交渉は終わってないんだろ?」

 

「ああ、これからだ」

 

そう言うと坂本はDクラス代表に向き合う。そして、こう言った。

 

 

「この戦争は確かに俺らFクラスが勝った…んだが、ここで一つ取り引きをしないかDクラス代表?」

 

「取り…引き…だと?負けた俺達に今更何をさせようとしてるんだ?」

 

神妙な顔付きでそう言うDクラス代表。確かにその疑問は当然だろう。

…だが、ここからは坂本の手腕の見せ所だ。何をするかはイマイチ分からないが、こいつが定石通りに教室を交換するとは思えない。

 

 

「何を勘違いしてるんだDクラス代表?俺が言っているのは取り引きだ。命令じゃない、だから勿論俺の要求に応えてくれた暁には対価を出そうと思う」

 

「対価…?だが俺たちは特に欲しいものなんて……」

 

「あるだろ?例えばDクラスの教室はそのまま保持した事にする…とかな」

 

「出来るのか…⁉︎」

 

 

Dクラス代表は心底驚いたような表情を浮かべる。まあそりゃそうだ、普通ならこのまま教室を交換してそのまま交渉終了だ。それを要求に応えれば設備を維持出来る、なんて言うのは前例の無い破格の条件である。これに驚かないはずがない。

 

 

「交換しないの⁉︎」

 

そんな坂本の発言に吉井がツッコミを入れる。まあ事前に何も言わずにそんな事言ったからなコイツ。

…まあ作戦が情報漏洩して作戦失敗するよりかは数倍マシだが。

 

「明久、あくまでも俺たちの目標は打倒Aクラスだ。このDクラスだって踏み台に過ぎない。それに、もしここで設備を交換したら他の面子の士気が下がるだろ?」

 

 

それを聞くと確かに坂本の言い分は道理に適っている。本当にこいつ頭の回転の早いよな。あの氷の女王の雪ノ下と弁論勝負でタメ張れるんじゃないの?

 

 

「……確かにそう言われるとそんな気もする…」

 

 

その坂本の言葉を聞き、意味を理解する吉井。

 

 

「…にしても吉井が理解できるとは思わんかった」

 

「比企谷君。そういう言葉は僕の心に対する必殺兵器になるから気を付けてよ」

 

 

ついつい口から漏れてしまった俺の言葉にも素早く反応する吉井。と言うかお前はそれでいいのか…。

 

 

Dクラス代表はしばらく悩んだ後に重い口を開いた

 

 

「……分かった。その条件を呑もう。だがその前に一つ、何をさせる気だ?」

 

それを予想通りといった口ぶりで坂本は話す。

 

「別に難しくはないぞ?Bクラス屋外の室外機を壊してくれればいい」

 

「そんなんで良いのか?」

 

またもや驚いた表情でそう訊き返すDクラス代表。

 

「ああ」

 

それに坂本は肯定の返事を返す。

 

「…分かった、その条件で良い。寧ろやらせてくれ。」

 

「交渉成立だ、Dクラス代表」

 

 

そう言った坂本の顔には、本来あるはずの達成感などが微塵も感じられない。最終目標がAクラスを打倒する事というのは真剣らしい。恐らく次の試召戦争の事でも考えているのだろう。

 

 

 

青春とは嘘であり、悪である。

 

それが俺の青春に対する認識だ。

青春には正義も本物も無く、ただただスクールカーストに則って少人数で行動する弱い者と大人数で動く強い者で構成されてしまう。そうして弱い者はスクールカースト上位の人間に淘汰される。

そうしてスクールカーストが上位の人間が思う存分学校のみで使える、謂わば擬似権力のようなものを振りかざして学校生活を愉しみ、逆に下位の人間は強い人間の下で縮こまる思いをしつつ、その時その時で対応を変えながらさながら中間管理職のような生活を送る。

 

この二つは一見相反するように聞こえるが、それでもどちらも同じ青春である。権力で踏ん反り返るのも青春、強者にビクビク怯えながら過ごすのもまた青春だ。差異はあれども「青春」と言う二字熟語にカテゴリされるのは間違えないだろう。

 

 

そしてスクールカーストにおける強者と弱者、この二つはその実密接な関係がある。

強者は弱者が居なければ強者に成り得ず、逆説的に弱者は強者が居なければ弱者に成り得ない。だから強者だけの世界とかも当然あり得ない。

つまりは青春は平等じゃないのだ。強い方が、弱い方を踏み潰して初めて青春を謳歌するとも言える。そんなシビアな世界に全国の学生諸君はぶち込まれているのだ。

 

 

そんな腐りきっている単語が「青春」の2文字である。

 

 

しかしそれとは関係なく、スクールカースト最下位のクラスにも関わらずに坂本の今全力で一つの目標に向かって走っている姿勢を敢えて別の言葉に言い換えるとしたなら、「青春を謳歌している」となるのだろう。

 

 




今回は試験的にバカテストを導入しましたが、いかがだったでしょうか?

ただ、少し今回は表現が雑だったかもしれません。本当すみません……。


では、次の更新も不定ですがお楽しみに!

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