「つ~か~れ~た~・・・」
「大丈夫ですか?司令官」
「電が元気くれるから大丈夫」
「はわわ・・・///」
「ほんと可愛いなお前は」
頭をなでてやると幸せそうな顔をする。
ホント可愛い・・・
「てか・・・腹減ったな・・・」
「もうすぐご飯できると思いますよ?」
「お、そうか!今日の当番誰だっけ?」
「確か・・・比叡さんなのです」
「あいつの料理は初めてだな。楽しみだ」
金剛達は料理が何気に上手いからな。まぁ、比叡のだけ食ったことないんだが・・・ほかの連中はマジで美味いから大丈夫だろう・・・
なんてことを思いたいが・・・
「なぁ・・・電・・・変な臭いしないか・・・?」
「し、司令官も気づいてました・・・?」
「サルミアッキ食ったときに口いっぱいに広がるにおいみたいなのがするんだが・・・」
アンモニア臭がする・・・確実に厨房のほうから・・・
「明日・・・大丈夫かな・・・俺・・・」
「そのときは私がつきっきりで看病するのです!」
「何それむしろ病気になりたい」
なんてこと言ってると
「Heyテートクゥ!ディナータイムですよー!!」
どっかーん!と言う音が出そうなくらいの勢いで扉を開ける金剛・・・
「おまっ!もう少し静かにあけろ!!」
「Oh・・・sorryネ・・・」
「まぁ、ご飯だろ?今から行くよ」
部屋から出ようとすると・・・
「テートクゥ!!」
「ごぶぁぁぁ!!!」
タックル食らう勢いで抱きつかれた
うれしいけど死んじゃうよ僕
「明日会えないので寂しいデ-ス・・・」
「・・・今の勢いで抱きつかれると永遠に会えなくなるぞ・・・」
「はわわわわ!!司令官さん!大丈夫ですか!?もう金剛さん!司令官は大切に扱わないとダメなのです!」
「電ちゃん~・・・ごめんなさいヨ~・・・」
何か軽く物みたいな扱いされた希ガス
まぁいいや・・・とりあえずご飯に行こうかな
「そういや金剛、今日のご飯なんだ?」
「比叡特製カレ-だヨー!愛情たっぷりネ!」
「お!そいつは楽しみだ!・・・といいたいところだがこのアンモニア臭はなんだ・・・」
「そ、それは・・・特製スパイスだと思う・・・ヨ?」
「毒殺スパイスの間違いじゃないのか・・・?」
「そんなこと言ったら比叡さんに失礼なのです!」
「そうネ!比叡も頑張ったんだヨ!?」
「ああ・・・その・・・すまん」
「分かればいいのです!」
「分かればいいのヨ!」
ま、とりあえず食堂に行くか~・・・
「あ、そういえば今日着いた海外艦はどこだ?」
「マックスちゃんですカ?」
「そうそう」
「あそこでレーベレちゃんと一緒にい・・・ファッ!?」
「ん?どし・・・ファッ!?」
「はわわわわわ!!!!!!」
食堂の扉を開けた瞬間見た光景・・・
それはカレ-を食べて天国の扉を開けた者たちの残骸であった。
「ちょっ!おい!衛生兵!ええええせえええへえええええ!!!!!」
「明石さんん!!!司令官!明石さんもカレ-で・・・!」
「なんですとぉ!?」
「バケツ!バケツ持ってくるネ!!」
阿鼻叫喚な地獄絵図が・・・
そのなか
「ひええええええ!!!わ、私のカレ-そんなにおいしくなかったですかー!?!?」
「犯人はお前かあああああああ!!!!!」
「わ、私はカレ-を作っただけですよー!!」
「おまっ・・・カレーに一体何入れたんだ!トリカブトか?スイセンか!?」
「普通の材料だけですううううう!!!!」
とりあえず・・・俺と電と金剛は・・・外で済ませてくるか・・・
「比叡・・・責任もって全部食え」
「ひええええええええええええ!!!!!!」
「あ、あはは・・・これは仕方ないヨ・・・比叡・・・」
「そんなぁ!お姉さまぁぁ!!」
とりえあえず・・・中華街にでも行こうかな・・・
あぁ・・・70人入渠したせいで資源がグロ画像だ・・・
「電・・・金剛・・・あいつは置いといて俺らは中華でも食いに行こう・・・」
「さ、賛成ネ・・・」
「賛成なのです・・・」
~数多の屍を乗り越え、次の日~(みんな生きてるけどね☆)
「さてと・・・じゃ、電。金剛達と留守番よろしくな」
「司令官さん、事故には気をつけて・・・なのです」
「おう!」
妖精たちに無理を言って建設してもらった3000m級の滑走路。
使うことはめったにないけどな・・・
ま、車で陸路を行ってたら1日はかかるし音速で行けば3時間程度か?
「とりあえず8時ごろには帰ってくる。ご飯は俺の机の上にあるお金使ってどっかで食べて来い。それと・・・もう比叡に飯を作らすなよ・・・」
「そ、それは分かってるのです・・・」
「さてと・・・んじゃ言ってくるよ。」
「いってらっしゃいなのです!」
久々だな~・・・この機体も・・・
「エンジンスタ-ト・・・よし音も良いな。燃料もよし」
外で電が少し心配そうに見ている。
雷も少し送れて見送りに来てくれた。
手を振る雷に俺は空軍式の敬礼を思わずしてしまった
「あの二人は可愛いもんだな~・・・」
なんてことを思いながらスロットルを全開にし離陸した
「そういや式風のヤツは先に行ってるのかな」
なんてこと思っていると機首レ-ダ-に航空機の反応が
「97艦攻で行ってるのアイツは・・・」
挨拶でもしてやるか・・・
そう思い俺は失速ぎりぎりまで減速し翼を振って飛び去ってやった
「さて10000ftに上がって巡航するかね」
すると無線が
<<お前危ないだろうが!!>>
「あら?危なかった?」
<<危うく接触するところだったぞバ-ロ->>
「そりゃすまん」
<<今どこ飛んでんだ?>>
「知らん」
<<・・・・>>
「オートパイロットに任せてるからな」
<<脆弱乙>>
「・・・マスタ-ア-ムオン」
<<え、何?>>
ちょっと脅かしたろか
オ-トパイロットを切って反転、式風のほうへ向かった
<<え、何!?何なの!?>>
「バルカンとサイドワインダ-どっちがお好き?」
<<ちょ、ちょっ待ったあああああ!!!>>
97艦攻は急降下する
・・・逃がさん
<<落ち着け!落ち着けください!!>>
「ガンの射程内」
<<やめろおおおおおお!!やめんかこのロリコン!>>
「おっしゃ絶対撃墜する」
<<いやあああああああああああ!!!!>>
まぁ撃墜したら俺も死刑だからしないけどね
背面飛行で97艦攻の真上をとおりながら写真を撮ってやった。
トップガンで見てから一度はしたかったんだよな~
<<はぁ・・・はぁ・・・>>
「よう相棒、まだ生きてるか?」
<<死ぬわボケェ!!!>>
そんなことをしながら飛んでいると目の前の鎮守府が見えてきた。
「お前先に下りろ。滑走路空けててくれ」
<<へいへい>>
さてさて、久々にアイツに会うが・・・どんな提督になってるかな
<<降りたぞ。滑走路クリア>>
「あいよ~」
滑走路が短いからギリギリまで減速しよう・・・
「50・・・40・・・30・・・20・・・タッチダウン」
久々の着陸だが上手く行ったな
機体から降りると式風が待っていた
「よう、空の旅はどうだった?」
「・・・お前のせいで最悪じゃアホ!!」
「そうキレんなって~」
滑走路で話していると
「あ、来たんですか!」
「今ついたぜ。こいつに撃墜されそうになったけど」
「あんなのお遊びだって~」
「お前の遊びで殺されかけたぞコノヤロウ!!!」
「ま、まぁ・・・喧嘩しないで・・・」
「そうだ、お前今暇なのか?」
「ええまぁ・・・建造に行く途中ですが・・・」
「建造・・・?」
これは・・・やるしかありませんなぁ・・・ふはははは
「おい・・・イ-グル・・・お前目が光ったぞ」
「はっはっは!何の話だね式風くん!」
「・・・こいつ絶対なんか企んでる・・・」
「そうか建造か・・・よし!良いレシピを教えてやろう!」
「本当ですか!?」
あっひゃっひゃっひゃっひゃ!!
若造が!見事に引っかかりおって!!
「all999でやってみろ!五航戦とか出るぞ」
「ふおおおおお!!マジですか!!やるっす!!」
バァカめぇ!!嘘ではないがたいてい水上機母艦だぜ!!
「・・・お前ホントゲスいな・・・」
「え、何の話?」
「・・・・・」
2分後、工廠にいった友人が帰ってきた
「何が来た?」
ニヤニヤ・・・
「それがですね・・・」
お、水上機母艦か?駆逐艦か?
これだから新米にall999を強y・・・すすめるのはやめられませんなぁ・・・
「で、何が来たんだ?」
「蒼龍って言う空母がキタっす!」
・・・え
「え?」
「だから蒼龍っていう空母なんですよ!これ強いですか?」
・・・・・・・・・・・ジャキン☆(M9A1を抜く音
「ヤロオオオオオぶっ殺してやらああああああああ!!!!」
「ちょっ!!落ちつけ!!!」
「離せええええ!!!こいつを殺して俺は逃げる!!!」
「死なねぇのかよ!!!!!」
ヤロオオオオオオオブクラッシャアアアアア!!!!
はは・・・神様は見てるんだね・・・ちなみにall999させて蒼龍来たのは実話です。式風提督に必死で止められましたよ・・・