「スカイアイより各艦へ。これよりバンカ-ショット作戦を開始する!」
<<こちら上陸船団A隊のコリンズ!横須賀の提督だな?よろしく頼む!>>
海兵隊の妖精から無線が入る。向こうは艦娘は存在しないが、身長が人間とほぼ変わらないので既存の兵器の運用が可能だ。
アメリカの兵力はMBTが約150以上、イ-ジス艦が20以上、LCACが80以上いる。
日本側は横須賀の艦娘が待機してる者を除きほぼ全員参加している。
<<ようイ-グル!指揮は任せるぞ!>>
「任せ・・・いや待て、お前なんちゅうもんで戦場に来てんだ」
<<どうだ?イカすだろ?>>
「いや・・・お前・・・どこでデロリアンなんか作った・・・」
何故かデロリアンが飛んでいた。
<<何か俺も大型開発とかいうのやってみたんだがなぁ・・・すげぇな>>
「ああ・・・良かったウチのが壊れてたんじゃなかった・・・」
何故か安心感が湧き上がってきた。
「さてと・・・空母隊へ。作戦開始!」
<<了解!第一次攻撃隊、発艦してください!>>
<<・・・鎧袖一触よ。心配いらないわ。>>
<<ウォ-ドック、出撃!>>
<<攻撃隊、発艦はじめっ!>>
<<友永隊、頼んだわよ!>>
レ-ダ-に小さな点が約100以上表示される。
またレ-ダ-外から接近する航空機もあった。
<<こちら、リッジバックス1。そちらの管制下に入る>>
「了解リッジバックス」
<<スラッシュから全機、妖精なんか負けるな>>
妖精なんかに負けるな・・・ねぇ
~零戦妖精(リボン付き)~
「メビウス1から各機!やるわよぉ!!」
<<二番機りょーかい!>>
<<はいは~い!三番機了解!>>
うん!みんな調子よさそう!
<<オメガ11行っきまーす!>>
「ちょっとオメガ!あんた先にいったらダメでしょ!」
<<えぇ~・・・大丈夫だよ~>>
「大丈夫じゃないわよ!!この被弾姫!」
<<ちょっ!その言い方はないでしょ!>>
なんて無線で喧嘩していると後ろからアメリカ側の戦闘機が迫ってきた。
<<邪魔だ>>
<<こんにちわ妖精さん>>
「あっぶな!!」
<<おわああああ!!!だ、脱出ー!イジェクトオオオ!!!>>
「・・・あんた何しにきたの」
側を通過された衝撃波で何故かオメガが撃墜(?)されていた・・・
ホント何しに来たの・・・
するとさっきの戦闘機の一番機から無線がまた来た。
<<お前らが横須賀の妖精か?>>
「そうだけど、あんたジェットでレシプロ機の横を通り過ぎるってどんな神経してるの!?」
下手すりゃ落ちるわ!!
<<ふん・・・遊んでるだけなら帰れ>>
「ぐるるるるるるる・・・」
<<スラッシュより各機。お遊びに来た妖精連中は無視しろ。リッジバックス隊は散開して攻撃を開始する>>
無視しろですってえええええ!?なによあの堅物!!!レ-ザ-で焼かれて氏ね!
「はぁ・・・メビウス1より各機・・・やるわよ!あんなクソ野朗に負けたら龍田さんのお仕置き120分コ-スだからね!オメガは確定!!」
<<い、いやああああ!!!戻ってくる!戻ってきますからそれだけはやめてええええ!!>>
「いやだ☆」
<<うわああああああああああああああん!!!!>>
なんて事いいながら進路上に存在する2つの島の要塞に向かう。
機体はラジコン機程度だけど耐久力も攻撃力も本当のゼロ戦と変わらないんだから!!むしろ被弾面積が減ってるからいいことずくし!
・・・え、防弾?何ソレおいしいの?
<<こちら強襲揚陸艦オキナワ!まもなく島の間を通過する!援護頼む!>>
「まかせて!」
<<まかせろ>>
まさかのあのリッジバックスと被った。
<<悪いな妖精。いただくぞ>>
「やるもんですかあああ!!」
やらせはせんぞ!!
と心の中で叫び急降下する。
だが、ジェットとレシプロ。速さが違いすぎる。
<<まずは1キルだ。>>
「くやしいいいい!!!」
<<あ、あの・・・隊長・・・落ち着いて・・・>>
「これが落ちついていられるかあああ!!」
しかもさっきの攻撃の当たり所がよかったようで要塞が大爆発を起こした。
・・・もうやだお家かえる
<<おいおい、リボン付きの零戦の力はこんなもんじゃないだろ?>>
「そんなこといったてぇ・・・」
<<だってお前・・・式風のヤツ見てみろ・・・>>
「え?」
ふとその式風提督が居る場所を見る。
<<ヒャッハアアアアアア!!!汚物は消毒だあああああああああああああ!!!>>
「ええええ・・・」
何か空飛ぶ車でどんどん敵を落としてる・・・
「あ、あれは・・・まぁ・・・」
とりあえず・・・やろう。
<<メビウス各機、敵艦載機が接近中だ。>>
「りょうかいっ!叩き落としてやるんだからあああ!!」
<<熱くなるなよ>>
しかし向こうの実戦経験が薄いのかすぐに撃墜できた。
対地攻撃はぜんぶリッジバックスに取られちゃったけど・・・
そして第一次揚陸船団がビーチに着いたころだった・・・
「ん・・・あれ?なにあの光・・・」
地上から空に向かって一直線に青い光が伸びている。
その光が途切れた瞬間、ものすごい轟音が・・・それこそ音速の戦闘機が真上を通り過ぎたような音がする。
「何この音!」
<<なに!?>>
すると提督から・・・
<<まずい・・・!航空機はただちに退避!接近する艦船もすべて退避急げ!!>>
「何!?どうしたの提督!」
<<ユリシ-ズ来るぞ!!>>
ユリシ-ズ・・・!?と思った瞬間・・・
<<うわああああああああ!!!>>
<<こちらハルシオン!沈没する!>>
<<ぎゃああああああああああ!!!!あきつ丸がああああああ!!!>>
米軍や横須賀の提督の悲鳴が聞こえてきた。
「いったい何が・・・」
あの光が何かしたの・・・?
<<・・・スカイアイより各機、司令部より緊急入電だ>>
「どうしたの?」
<<・・・隕石の軌道を変えるための施設、それが深海側に渡っていたらしい。司令部はこの事実を隠してたみたいだがな>>
~提督~
隕石の落下軌道を変更するための施設・・・「シャンデリア」が深海側に渡るとは・・・
「それと・・・この施設は冷却装置が5つあり4つを破壊するとのこり一つの非常用冷却システムが働くようになっているようだ。」
しかも・・・その非常用の位置は不明とのことだ。
「長門、艦砲射撃は可能か?」
<<・・・無理だ。水偵を飛ばしたが撃墜された。正確な位置は不明>>
「シンファクシはどうだ?」
<<ニンバスで攻撃できなくもない。・・・・味方を殺していいならの話だが>>
「くそっ・・・」
ニンバスはダメ・・・艦砲射撃も難しい・・・
「どうする・・・」
<<てーとく、こんなときの航空隊じゃん!>>
<<そうそう!>>
「お前ら・・・やれるか?」
<<やってやるよー!!>>
<<イーグル、俺も攻撃に参加させてくれ。>>
「式風までどうした?」
<<さっきの隕石でうちの利根が怪我しちまってよぉ・・・ちょっと借りを返してくるわ>>
「お、おう」
航空隊は十分・・・
<<こちらコリンズ!MBT含め戦力は十分だ!>>
航空隊にかけるか・・・
「よし!作戦続行!航空隊は海兵隊の援護をしつつシャンデリアを破壊せよ!」
<<りょうかい!>>
<<いくぜ深海引きこもり棲艦がああああ!!!>>
式風も一緒に突っ込んで行った。
そして散(ry
だが何気に改造された式風の機体が強い。
どっからそんな兵装出てくんだってくらい重武装な・・・
なんて事思っていると・・・
<<提督!長門だ、水偵での偵察が成功した!艦砲射撃開始する!>>
「了解した!味方にだけは当てるな!」
<<任せろ!>>
戦艦からの艦砲射撃・・・そして航空隊の攻撃によってシャンデリアは冷却装置をほぼ全部破壊された。
・・・非常用を除いてだが
<<ああもう!!弾幕が激しくて非常用の場所なんて分からないよおお!!>>
<<あっヤバ!!メビウス3離脱しますうううう!!!>>
すると再び軌道変更レーザ-が照射される
「クソ・・・長門!逃げろ!隕石はそっちに落ちてくる!!」
<<くっ・・・卑怯な真似を・・・!>>
隕石は長門たちの居たところを直撃し大破した艦もいた。
<<・・・イ-グル、デ-タリンクは可能か?>>
「出来るが・・・何をする気だ?」
<<・・・俺が単機で突っ込みデ-タを転送する>>
「無茶だ!撃墜されるぞ!」
だが式風のデロリアンはシャンデリアに向かっていく。
<<・・・天使とダンスだ!>>
そしてシャンデリアに突入していく
<<まだだ・・・もう少し・・・!>>
<<式風・・・頑張るのじゃ!!>>
<<提督・・・!>>
祈るような艦娘の声も聞こえる
<<捕らえた!!!>>
その声と同時に冷却装置のデ-タが送られてくる。
「確認した。早く高度を取れ」
式風は海上をかなり低高度で飛行していた。
<<・・・・>>
警報の音だけがむなしく聞こえる
・・・被弾したのか・・・
「聞こえてるだろ!早く高度を取れ!!」
すると式風から・・・
<<・・・無理だ・・・もう、推力がない・・・だけど・・・もうそんなもの要らないかも知れない>>
「脱出しろ!早く!」
<<ほら、フロントガラスの向こうに天使の羽が・・・>>
そして衝撃音と共に無線がプツリと切れる
<<式風提督・・・レ-ダ-から・・・ロスト・・・>>
<<そんな・・・提督が・・・落ちた・・・>>
そんなバカな話があるか!!
「全部隊救助に向かえ!まだ生きている!ヤツはまだ生きている!!」
<<そんな・・・嫌じゃ・・・お別れなんていやなのじゃああああああ!!>>
利根の悲鳴も聞こえる・・・
<<落ちつけ提督>>
「落ち着いていられるか!」
<<まだジャンデリアは生きているんだぞ!>>
クソ・・・でもやるしかない・・・ヤツはあんな程度では死ぬはずない!
「・・・全機、シャンデリアを破壊せよ!」
そしてそこに居た全ての航空機がシャンデリアに向かって突っ込んでいく。
<<・・・よくも零斗を・・・許さんのじゃあああ!!>>
利根はありえない速度で主砲をぶっ放していた。
戦姫級を2秒かからずに沈めてる・・・
<<もう!!弾幕激しすぎぃ!!!>>
<<我輩が・・・じきじきに殺ってやるのじゃ・・・>>
<<え・・・ちょっ!姉さん!!>>
「何があった!?」
<<姉さんが・・・!!>>
<<ぶっとぶのじゃあああああああああ!!!!>>
<<姉さんが酸素魚雷をぶん投げましたああああ!!!>>
「・・・・・・・・・・・ええええええええ!?!?」
レーダーにちゃっかりアンノウン表記されとる・・・
<<え・・・ちょ!あれ魚雷!?>>
<<これが本当の航空魚雷?>>
<<ふざけてる場合じゃないでしょ!>>
しかも吸い込まれるように非常用冷却装置をぶっ壊していた。
<<はぁはぁ・・・>>
<<姉さん・・・大丈夫?>>
<<あれを壊しても・・・零斗は戻ってこんのじゃ・・・>>
<<・・・姉さん・・・>>
・・・今回のバンカ-ショット作戦は成功に終わった。
多大なる損害もでた。
提督の一人を失うという事態だった・・・
「・・・全部隊へ・・・今作戦は成功した。これで深海棲艦に対する戦闘も減るだろう。・・・彼は最期まで模範的提督であった。」
<<・・・うぅ・・・ぐすっ・・・>>
「式風提督へ、敬礼」
墜落地点の上空をミッシングマン フォーメ-ションでリッジバックス隊、メビウス隊が飛行した。
「・・・全部隊へ・・・帰還しよう」
そして全ての艦娘と提督が帰途に着いた。
<<おーい!待ってくれ!!ちょっとぉぉぉ!!おーい!!待ってくれええええ!!>>
ふと無線が入る。
この声は・・・
「・・・とんでもねぇ、待ってたんだ。」
<<やめて撃たないで>>
「空中管制機で撃てるか!!」
<<この声・・・零斗か・・・!?>>
<<お、利根!お前置いて死ぬかよ!>>
艦隊から利根が急速反転して式風の元に向かっていく。
<<零斗・・・零斗・・・!もう会えないかと思ったのじゃあああ・・・>>>
<<あ、あはは・・・そんなに泣くなよ・・・>>
<<うわあああああああ!!零斗おおおおお!!>>
<<ああもう・・・よしよし>>
<<旦那を失くす妻の気持ちが分からんのかあああああ・・・・>>
<<ぶふっ!!!>>
<<今夜は寝かせんのじゃあああ!!!>>
<<ちょっ!!待て!!一応カッコカリだぞアレ!!>>
<<関係ないのじゃ!!もう夜戦なのじゃああああああ!!!>>
「・・・・ああ・・・その・・・お取り込み中悪いんだが・・・これオ-プンチャンネルだから・・・・」
<<うるさいのじゃ!!>>
「えっ」
利根から発射された砲弾が俺の機体を直撃する
「うわああああああああ!!!メ-デ-メ-デ-!!!!!!」
ちなみに俺はこのあと3日後くらいに救助されましたとさ・・・
電が一人で探しに来てくれたよ・・・
・・・・ううん・・・微妙・・・文章めちゃくちゃじゃないと信じたい
#私の小説嫌いじゃないよって人RT