横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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電とお買い物

中部海域の第一海域の突破が成功した。

横須賀の提督は来週、敵泊地への侵攻作戦が通達された。

作戦名「バンカ-ショット」

 

「バンカ-ショットねぇ・・・ユ-ジア戦争のときもそんな作戦あったな」

 

懐かしい思いに浸っていた。

今日は書類整理も終わりとても暇だ。

本当にすることがない

 

「あの・・・司令官さん・・・」

 

「ん~?どした?」

 

「午後はお暇・・・ですか?」

 

「暇だけど?いや、現在進行形で暇だよ」

 

「その・・・あのっ・・・!」

 

「どした?」

 

顔真っ赤にして何かを言おうとしている。

すごい可愛い

 

「お、お買い物行きたいのです!」

 

「買い物?」

 

「そ、そうなのです!」

 

「そういえば鎮守府の近くにショッピングセンタ-できたしなぁ・・・行くか!」

 

「なのです♪」

 

「あ、でも鎮守府はどうするんだ?シンファクシたちは明日帰ってくるけど他の連中は明後日まで演習に行ってるぞ?」

 

「あ・・・」

 

それを聞いた瞬間ショボンとなってしまう・・・

うっ・・・失言だった・・・

 

「明々後日に・・・行くのです・・・」

 

声に元気ないし目が死んじゃったんですけどぉぉぉぉ!!!

やばい!!

 

「きょ、今日行こう!警備は憲兵に任せる!」

 

「ほ、ホントなのです?」

 

「おう!」

 

「やったのです♪」

 

「どうせなら今から行くか?」

 

「いいのですか?」

 

「いいのいいの」

 

「じゃあ着替えてくるのです!」

 

電は廊下を急いで走っていく。

やだもう可愛い。

 

「さてと・・・俺も・・・」

 

着替えて準備するかぁ~・・・

持っていくものは・・・うん、これでいいな

財布とM92Fと免許証とスマホっと・・・

え?何か今変な物持っていこうとしてた?

はっはっは!!目の錯覚だよ!

・・・・・・誰に話してるんだ俺。

 

「さて、準備も出来たし行こうかな」

 

部屋を出て外に向かった

そして2分ほどで電も来た。

白基調で青ラインに胸元にリボンのついたセーラ-のような服と服と同じ柄の帽子を被っていた。

何気に髪を降ろしていてこれがまた可愛い。すごく可愛い。セミロングの電マジで可愛い。

 

「お待たせなのです!」

 

「今来たところだよ」

 

すると電は顔を真っ赤にしながら笑って言った

 

「今の・・・恋人同士みたい・・・なのです」

 

「そ、そそそそうだな!!!」

 

あまりの可愛さにどもりまくる俺氏

いやもう電可愛い。嫁、マジで嫁。

ああ!?ロリコン!?ケツの穴の処女を.50CAL弾で奪うぞ!!

・・・・・・いやだから誰に話してるんだろうね僕。

 

「さて、どこ行く?」

 

「まずは・・・商店街のほうにおいしいラーメン屋さんがあるって利根さんが言ってたのです!」

 

「おし!じゃあちょうどいいし昼飯はそこにいこうか」

 

「なのです!」

 

鎮守府をでて最寄の駅に向かう。

そこから電車で約10分のところに俺の艦隊の艦娘達が良く行く商店街がある。

もちろん人も行くのだがどうもここが艦娘たちにとってお気に入りらしい。

電もその中の一人で商店街の人からも顔なじみのようだ

 

「あら、電ちゃん。今日は提督さんとデ-トかい?」

 

「で、デ-ト!?!?」

 

駄菓子屋のおばあさんにそう言われてぼふん!と効果音の出そうな勢いで顔を真っ赤にする

可愛い。

 

「ちちち違うのです!!・・・いや・・・違わないのです・・・」

 

「ふふ・・・相変わらず可愛いわねぇ・・・あ、そうだ、これ電ちゃんの好きなアイスクリ-ムが入ったよ。食べていくかい?」

 

すると電は食べてもいい?と言う感じでこっちを見てくる

 

「提督さんも一緒にどうだい?安くするよ。電ちゃん達艦娘はここの商店街のアイドルだからね」

 

「じゃあ・・・お言葉に甘えて・・・」

 

「いいのですか!?」

 

「ああ、好きなだけ食べていいぞ。」

 

「でも・・・お金が・・・」

 

「んなもん俺が出してやる」

 

「でも・・・」

 

「はい、つべこべ言わずに食べる!」

 

俺は強引におばあさんに500円渡して500円ぶんのアイスとお菓子を購入した。

 

「・・・ありがとう司令官さん」

 

「いいのいいの。おいしいか?」

 

「おいしいのです!」

 

満面の笑顔でアイスを頬張っている。可愛い。

 

「よし、ラーメン屋行くか。」

 

「また寄ってね~。こんどはもっとおいしいの用意しておくから」

 

「ありがとうなのです!」

 

「電ちゃんの笑顔は元気もらえるわ~。」

 

「な、なのです・・・」

 

電はまた顔を赤くして下を向いた。

そしてラーメン屋につくまでの道のりでいろんな人に電は呼び止められていた。

買出しでよく間宮と来るからな・・・

そして目的のラーメン屋についた。

 

「ここか?」

 

「たぶんそうなのです!」

 

「よし入るか!」

 

らーめんとシンプルに書かれた暖簾をくぐる。

中から出汁のいいにおいがする

 

「へいらっしゃい!お、珍しい。カップルかい?」

 

「カカカカカップル!?」

 

なんでそんなにあせるの。まったく可愛いよホント。

 

「違うのです!司令官さんは・・・その・・・」

 

「ん?司令官?もしかして海軍の方かい?」

 

「はぁ・・・まあ・・・」

 

「おお!!そうか!実は家の息子が海軍に言っててな!確か呉だったかな・・・あったらよろしく言ってくれ!」

 

まさかの同業者の親父さんか・・・

呉か~・・・行く事ないな

 

「さてと何食べる?」

 

「ん~と・・・みそラーメンとチャーハンお願いなのです!」

 

「おお、嬢ちゃんよく食べるな!司令官!あんたは何にする?」

 

「何故司令官・・・じゃぁ、俺もみそラーメンの大盛りで」

 

「あいよ!」

 

「楽しみなのです♪」

 

そんなに楽しみか・・・連れてきて良かったよ。

 

「電、このあとどこに行く?」

 

「ええっと・・・わがまま・・・いいですか?」

 

「うん、いいよ。」

 

「その・・・ぬいぐるみショップ行きたいのです・・・」

 

「ぬいぐるみか・・・よし!次はそこに行こう!」

 

「ありがとうなのです♪」

 

すると電の注文したチャーハンが出てきた

 

「へいチャーハンお待ち!」

 

「ありがとうなのです!司令官さん、おさきにいただきますなのです!」

 

「うん、ゆっくり食べればいいからね」

 

電はチャーハンを幸せそうに食べている。

 

「おいしいのです!」

 

「お、うれしいこと言うねぇ!」

 

ニコニコしながらチャーハンを頬張っていた。

 

「へい司令官!みそラーメン大盛りお待ち!嬢ちゃんも少し待ってな!」

 

「おお!これは美味そう!」

 

目の前に置かれたラーメンからものすごいおいしそうな香りが・・・

たまらん。

 

「いただきます!」

 

さっそく一口食べるとなんともいえないおいしさが。もうなんだこれ。美味すぎ。

 

「へい嬢ちゃんもお待ち!」

 

「ありがとうなのです!」

 

電もラーメンを頬張る。

美味い。ほんとうまい。なんだこのラーメン。隠れた名店にもほどがあるぜ

10分もしないうちに完食した。

 

「ふぅ~・・・食べた食べた~・・・じゃあ、お勘定お願いします」

 

「はいよ~!ええっと・・・1800円ね!」

 

「ほい」

 

「あいちょうどお預かりね!また来てね~!」

 

「あ、あの!!司令官さん!!私もお金出すのです!!」

 

「いいのいいの!俺のおごり!」

 

「・・・むぅ・・・」

 

「はは、すねんなって」

 

「お金払わしてばかりじゃ悪いのです!」

 

「はいはい、次行くよ」

 

頭を撫でながら次の店に向かう

 

「はぅぅ・・・」

 

頭撫でられるのがそんなに好きか・・・可愛い。

商店街を抜け、大きなショッピングモ-ルに向かった。

電とデ-トも楽しいな。そろそろ可愛すぎて悶え死にそうだけど。




電といちゃいちゃデ-ト話だぜ!ああ、妄想がはかど(ry


さてこの小説中に何回可愛いが出てきたでしょうか。(2点)

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