横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

13 / 131
イエス、ケストレル

第二艦隊を第4海域に出撃させたのはいいが一発で小破が出てしまった・・・まぁ、デイリ-消化だからいいんだけどね(震え声

あ、ちなみにこの前電話して用意してたのは・・・なんとトマホ-ク対艦ミサイルだったのでした!

追撃してきたヤツにぶち込んでやろうと思ったんだがな・・・ケッ

 

「金剛の小破以外の損害は無しか?モルガンが落ちたとか・・・」

 

「それは無いって連絡を受けたのです」

 

「なら良かった・・・」

 

モルガンが撃墜されたらシャレにならんぜ・・・ただでさえいくら資源を持っていかれるか分からないTLS(戦略レーザーシステム)積んでるのに・・・

 

「あ、司令官さん、明日の午後にお客さん来られるみたいなのです」

 

「客?」

 

「ええっと・・・武御雷提督なのです。お知り合いの方なのです?」

 

「あ~・・・まぁ、先輩って感じかな」

 

「付き合い長いのです?」

 

「いんや、俺も向こうも忙しくて会ったのは1~2回かな?」

 

もう少将殿だっけかな

 

「さて、せっかく先輩も来ることだしいっちょ大型建造を3回くらい行ってみるか」

 

「え・・・大丈夫なのです?」

 

「資源はある(キリッ」

 

「・・・ま、まぁ・・・司令官がそういうなら・・・」

 

「おーし!工廠いくぜ我が嫁よ!」

 

「なので・・・!?今なんておっしゃいました!?!?」

 

「なんでもないよ?」

 

「な、なのです・・・」

 

やだ可愛い。

とりあえず工廠に行けですよね。はい。

 

「おお!てーとく!今日も開発?」

 

「いや、大型建造で」

 

「ほうほう・・・何作るの?」

 

「とくに目的は無いな・・・3隻分お願いできるか?」

 

「OK!」

 

ああ・・・資源の残りが2万程度になってしまった・・・

 

「よーし!一隻目の建造時間は・・・なんと10時間!」

 

「ファッ!?大和型ですら8時間だぞ!?」

 

「わ、分かんないよ~・・・二隻目は・・・7時間!」

 

「だからそんな建造時間の艦は無いだろ!!!」

 

「でも・・・出たし・・・しかも最後にいたっては・・・!」

 

ああ・・・もう何でも来い・・・

 

「24時間!」

 

「ありえねぇよ!!!」

 

何で!?何で24時間!?アホか!!!

 

「ああ・・・もう何でもいいや・・・高速建造でやっといてくれ・・・」

 

「りょーかい!」

 

ああ・・・うちの工廠は壊れてる・・・絶対そうだ・・・

 

「あ、あの司令官さん・・・もし大和さん来たら・・・秘書艦って・・・」

 

「ん?どした?電のままだけど?」

 

「は、はぅう・・・////」

 

書類で顔を隠している電が可愛すぎる。

 

「新しい艦が出来たよー!!!」

 

妖精が呼びに着てくれた。

 

「お、どんなのだ?」

 

やっぱり気になる

すると出てきたのは・・・煙で見えないが空母・・・か?

何か・・・アングルドデッキ持ってね?

すると煙が晴れて・・・

 

「初めまして。オーシア連邦海軍所属、航空母艦ケストレルです。」

 

・・・・け、ケストレル!?!?!?!?

 

「え・・・もしかして・・・あの・・・ケストレルか・・・?」

 

「?はい、ヒュ-バ-ド級航空母艦の7番艦です。」

 

「・・・すまない、もうひとつ質問させてくれ・・・イーグリン海峡での同伴空母は?」

 

ケストレルは少し顔を曇らせたが・・・

 

「・・・姉の・・・ヴァルチャーと・・・バザ-ドです」

 

やっぱり・・・あのケストレルだ

 

「ケストレル、俺のことは分かるか?」

 

「?ここの提督さんですよね?」

 

「・・・ブレイズ。これで分かるか?」

 

「・・・!隊長!!」

 

ケストレルはいきなり抱きついてきた。

・・・空母のパワ-半端ない・・・

 

「はにゃぁ!?し、司令官さんん!!!!」

 

電はあわててた。

 

「隊長・・・!隊長!」

 

「あ、あの・・・司令官さん・・・一体どういう関係なのです?」

 

俺の腕の中で泣いているケストレルを見て電が激おこになりかけてる

 

「ああ、俺の空軍時代の母艦だよ。まぁ、実はいろいろあってな・・・本来空軍は母艦なんて持たないからな。」

 

「はい、いろいろありまして・・・隊長はたったの23日間でしたが私と共に戦場を駆けてました。」

 

「まさかの乗艦だったのですか・・・」

 

何か電が微妙にしょぼんってなってる。

 

「あ、そうだ、2隻目は?」

 

「ほい!」

 

工廠の扉が開いた先には・・・

 

「・・・あ、あの・・・じょ、情報収集艦アンドロメダです・・・よ、よろしくお願いしますっ!」

 

「・・・アンドロメダ」

 

「け、ケストレルさん!?」

 

「久しぶりね!」

 

二人とも抱きあっていた。そういえばあの時もケストレルの仇を討ったのはアンドロメダだっけかな

 

「あの・・・司令官さん・・・何か顔が緩んでますよ・・・」

 

「あ、すまん・・・懐かしくてな・・・」

 

「もう!や、やきもち焼いちゃうのです・・・」

 

「ははっ。よしよし」

 

「はぅぅ・・・」

 

ケストレルもアンドロメダもかなり可愛いがやっぱり電が一番!

 

「そうだ、最後の艦は?」

 

「お、そうだった!潜水艦なの!」

 

扉が開いて出てきたのは・・・

 

「シンファクシ級潜水空母のネームシップ、シンファクシだ。よろしく頼む。広域制圧は任せてくれ」

 

「シ、シンファクシ!?」

 

その名前を聞いた瞬間ケストレルがものすごい形相でこっちを向いた

 

「シ、シンファクシィィィ・・・」

 

「な、何だ?」

 

「ここで沈めてやる・・・!イ-グリン海峡の姉の仇!!」

 

「ちょ!待て!ここで艦載機を上げるな!!シンファクシもシンファクシで散弾ミサイル撃つな!!」

 

やばい、鎮守府を高度5000ftまで上げねば・・・ああ・・・そうだ・・・ア-クバ-ド造らないと・・・どうなるんだこれ・・・

 

「あ、てーとく、取り込み中悪いんだけど、ハイこれ」

 

「何だこれ?」

 

「運用資源表」

 

「司令室でじっくり見るよ。」

 

一応ここで少し目を通してみると・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「し、司令官さん!?」

 

「あ、あれ!?隊長どうしたの?」

 

「て、提督!」

 

「どうした提督!?」

 

力が抜けてぶっ倒れかけた・・・

運用資源がLv99で大破で残りHP1の状態の大和型10隻分だ・・・入渠時間もな・・・あ、あはははははははは・・・・シンファクシにいたっては弾薬消費量が大和型20隻分はあるぞおい・・・

 

「と、とりあえずみんな帰ろうか・・・か、歓迎パ-チ-だ・・・」

 

「あの・・・司令官さん・・・大丈夫なのです?」

 

「大丈夫大丈夫・・・」

 

今にも死にそうだけどね・・・

 




ケストレルの最期は泣いたぜ・・・
ちなみに知らない人はエースコンバット5で検索!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。